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平成24年第1回定例会(第1号 2月24日)

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  1. 鹿角市議会 2012-02-24
    平成24年第1回定例会(第1号 2月24日)


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    最終取得日: 2022-12-30
    平成24年第1回定例会(第1号 2月24日)     平成24年2月24日(金)午前10時開会   開会   開議   議長報告  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 市長施政方針及び行政報告  第4 教育委員長教育方針  第5 議案の上程      議案第1号       説明、質疑、討論、採決      議案第2号から議案第39号まで       説明   散会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 会議録署名議員の指名   2 会期の決定   3 市長施政方針及び行政報告
      4 教育委員長教育方針   5 議案の上程      議案第 1号 専決処分の承認を求めることについて             (平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第6号))      議案第 2号 財産の貸付けについて      議案第 3号 指定管理者の指定について             (鹿角市先人顕彰館)      議案第 4号 指定管理者の指定について             (水晶山スキー場)      議案第 5号 指定管理者の指定について             (鹿角市定期市場)      議案第 6号 指定管理者の指定について             (鹿角市交流プラザ)      議案第 7号 指定管理者の指定について             (鹿角市二本柳農村公園)      議案第 8号 市道路線の認定について      議案第 9号 市道路線の変更について      議案第10号 鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについて      議案第11号 鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについて      議案第12号 鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れについて      議案第13号 鹿角広域行政組合規約の一部変更について      議案第14号 予算の執行に関する市長の調査等の対象とする法人を定める条             例の制定について      議案第15号 鹿角市市税条例の一部改正について      議案第16号 鹿角市立図書館条例の一部改正について      議案第17号 鹿角市花輪児童クラブ館条例の一部改正について      議案第18号 鹿角市介護保険条例の一部改正について      議案第19号 墓地、埋葬等に関する法律施行条例の制定について      議案第20号 鹿角市暴力団排除条例の制定について      議案第21号 鹿角市農地災害復旧事業分担金徴収条例の制定について      議案第22号 鹿角市道路占用料徴収条例の一部改正について      議案第23号 鹿角市都市公園条例の一部改正について      議案第24号 鹿角市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について      議案第25号 平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第7号)      議案第26号 平成23年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3             号)      議案第27号 平成23年度鹿角市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号             )      議案第28号 平成23年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)      議案第29号 平成23年度鹿角市大湯財産区特別会計補正予算(第1号)      議案第30号 平成23年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第4号)      議案第31号 平成24年度鹿角市一般会計予算      議案第32号 平成24年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算      議案第33号 平成24年度鹿角市後期高齢者医療特別会計予算      議案第34号 平成24年度鹿角市介護保険事業特別会計予算      議案第35号 平成24年度鹿角市下水道事業特別会計予算      議案第36号 平成24年度鹿角市農業集落排水事業特別会計予算      議案第37号 平成24年度鹿角市簡易水道事業特別会計予算      議案第38号 平成24年度鹿角市大湯財産区特別会計予算      議案第39号 平成24年度鹿角市上水道事業会計予算 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(20名)        1番  遠 藤 浩 二 君     2番  兎 澤 祐 一 君        3番  栗 山 尚 記 君     4番  田 口   裕 君        5番  和井内 貞 光 君     6番  児 玉 政 明 君        7番  倉 岡   誠 君     8番  吉 村 ア イ 君        9番  栁 舘 一 郎 君    10番  阿 部 博 文 君       11番  浅 石 昌 敏 君    12番  髙 杉 正 美 君       13番  宮 野 和 秀 君    14番  福 島 壽 榮 君       15番  大 里 恭 司 君    16番  黒 澤 一 夫 君       17番  中 西 日出男 君    18番  阿 部 佐太郎 君       19番  田 村 富 男 君    20番  米 田 健 一 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育委員長     安 倍 良 行 君    教育長       吉 成 博 雄 君  総務部長      木 村 忠 好 君    市民部長      佐々木 忠 臣 君  産業部長      畠 山 義 孝 君    建設部長      髙 杉 恭 二 君  教育部長      青 澤 敏 博 君    会計管理者     阿 部   薫 君  総務部次長     安 保 一 雄 君    総務部付次長待遇  沢 田   正 君  市民部次長     菅 原   勤 君    建設部次長     兎 澤   優 君  教育次長      熊 谷 純 二 君    農業委員会事務局長 田 中 康 明 君  財政課長      佐 藤 康 司 君    監査委員事務局長  今 泉   修 君  選挙管理委員会事務局長            総務課長      児 玉   晃 君            畠 山 行 雄 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      髙 橋 安 弘 君    主幹        金 澤   修 君  主査        阿 部 厳 祐 君    主任        田 原 智 明 君      午前10時00分 開会 ○議長(髙杉正美君) ただいまから平成24年第1回鹿角市議会定例会を開会いたします。  阿部佐太郎議員より、身体の都合上、途中、起立及び着席を繰り返すことがある旨申し入れがありましたので、これを許可したいと思います。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     開議 ○議長(髙杉正美君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(髙杉正美君) これより議長報告をいたします。  初めに、監査委員より地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が提出されております。  次に、2月16日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、別紙、請願・陳情等一覧表のとおりであります。  次に、12月15日から2月23日までの議会閉会中における会議開催状況及び会議出席者については、別紙のとおりであります。  以上で議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(髙杉正美君) 次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により1番遠藤浩二君、2番兎澤祐一君を指名いたします。
    ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 会期の決定 ○議長(髙杉正美君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期については、お配りしております会期議事日程表のとおり、本日から3月15日までの21日間と決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、会期は本日から3月15日までの21日間と決定いたしました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第3 市長施政方針及び行政報告 ○議長(髙杉正美君) 次に、日程第3、市長の施政方針及び行政報告を受けます。市長。    (市長 児玉 一君 登壇) ○市長(児玉 一君) おはようございます。  平成24年第1回鹿角市議会定例会の開会に当たり、市政運営に関する私の所信並びに主要施策の概要を申し上げます。  昨年3月11日に発生した東日本大震災は、我々の想像をはるかに超える未曾有の被害をもたらしました。また、経済面では、震災の影響に加え、ユーロ圏の信用不安やタイの洪水の影響など、幾多の難局に直面しております。国においては震災からの復旧・復興策のほか急速な円高の進行や世界経済の減速への対策など景気回復策が講じられてはおりますが、物価は依然としてデフレ状況が続いているなど、一刻も早い景気の回復、雇用の安定が求められているところであります。  こうした中、本市では昨年、市政運営の指針となる第6次総合計画を策定いたしました。共動のまちづくりを基本理念とし、地域のつながりによってだれもが安心して住み続けられる地域力の向上、さまざまな主体とのつながりによって活力を創出する産業力の向上、そして将来都市像「笑顔がつながり活力を生むまち・鹿角」の実現に向けてスタートを切ったところであります。平成23年度予算では、産業力の強化につながる事業に重点を置くとともに、定住力の強化を盛り込んだ「地域活性化戦略予算」として編成し、いきいきと安心して暮らせるまちづくりに取り組んでまいりました。  前期基本計画の実施2年度目となる平成24年度では、戦略的かつ重点的に取り組むこととした「産業の活性化と雇用の創出」、「総合的な子育て支援」、「高齢者福祉サービスの充実と健康づくりの推進」、「中心市街地の活性化」、「自治会等コミュニティ活動への支援」の五つのプロジェクトを中心に、鹿角に住んでいてよかったと思えるような元気なふるさとづくりに向けた各施策を着実に、スピード感をもって実行してまいります。  また、ことし4月には市制施行から40年の節目を迎えます。総合計画に基づく中期的な戦略をもって各政策を推進する一方、市制施行40周年の喜びを多くの市民と分かち合い、市のさらなる発展の契機とし得るような記念事業を実施してまいります。加えて、40周年と期を同じくして来年2月には、国民体育大会冬季大会スキー競技会が2年ぶりに本市で開催されます。成功裏に終わった前回の大会以上に地域が一丸となって大会運営と選手団の歓迎に当たり、スキーのまち鹿角の名を今以上に高めていきたいと考えておりますので、市民及び議員各位のご理解とご協力をお願いいたします。  予算編成についてでありますが、国の平成24年度予算案は平成23年度当初予算の水準が維持されており、歳入では租税等は回復を見込むものの、その他の収入が落ち込み、新規国債発行額は今年度と同規模となっております。地方財政全体については、地方財政収支見通しにおいて地方税及び地方譲与税の増、地方交付税においても国税5税の回復により増加となりますが、臨時財政対策債の減少により、実質的な交付税額では前年同規模とされております。また、歳出においては扶助費等の社会保障経費が年々増大する中で、給与関係、投資的経費が今年度以上に厳しく抑制されております。  こうした財政状況を踏まえ、本市の平成24年度予算編成に当たりましては「地域活力強化予算」と位置づけ、前期基本計画における五つの重点プロジェクト推進のための予算配分を行い、一般会計は183億934万7,000円、対前年度比6.1%増の予算規模としました。また、上水道事業会計を除く特別会計予算の総額は100億7,006万3,000円としております。以下平成24年度の主要施策について、総合計画の体系に沿い、その概要を申し上げます。  初めに、基本目標1の「活力や賑わいを生むまちづくり」についてでありますが、農林業の振興では生産組織体制の強化や農業基盤の整備を推進して生産性を高め、農業所得と自給率の向上を目指してまいります。  担い手対策については、これまでに設立された集落営農組織や農業法人の体力強化を図るとともに、新たな組織の設立も支援をしてまいります。また、認定農業者の育成・指導を行うとともに、新規就農者を確保するため、就農後の営農経費を支援する営農奨励制度を引き続き実施してまいります。また、20ヘクタールから30ヘクタール規模の経営体を育成するために、国の農地集積協力金を活用して農地の集積を図ってまいります。  生産振興については、生産調整が全県的に若干緩和されますが、引き続き水田機能のフル活用と耕作放棄地解消への積極的な取り組みが必要と考えております。このため、そばの里プロジェクト推進事業を柱に、農業者戸別所得補償制度の規模拡大や再生利用に係る加算措置などを有効活用しながら、継続的な支援を進めてまいります。また、淡雪こまちについては作付転換に対する助成を新たに創設して産地拡大を図りながら、特別栽培米の普及とあわせ販売促進を強化してまいります。  野菜や果樹等については、収益性の高い作物や高齢者に適した省力型の作物の普及を図るとともに、「かづの北限のもも」の面積拡大に努め、高品質のすぐれた産地形成を図ってまいります。  畜産については、あきた総合家畜市場の開設に伴い鹿角家畜市場が平成24年度から日本短角種を主体とする市場になりますが、畜産農協との連携を図りながら、畜産農家の経営支援を行うとともにかづの短角牛の増頭を目指してまいります。  農地の保全については、国の農地・水保全管理支払交付金事業が第2期対策として5年間継続されることになり、市のふるさと鹿角農村環境保全活動支援事業とあわせて、農村集落活動の活性化や農村環境の保全と機能向上を図ってまいります。  林業振興では、森林整備地域活動交付金や県水と緑の森づくり税を活用しながら、間伐の促進や路網の整備、広葉樹林の再生を継続的に行うほか、鹿角市産秋田スギ利用促進事業による住宅の構造材・内装材としての地元産材の有効活用を進めてまいります。  商工業の振興では、企業への融資枠の確保や中小企業振興資金の保証料の助成制度を継続実施し、中小企業者の資金調達の円滑化と経営の安定確保に努めてまいります。また、新たな産業の創出や雇用の拡大に向け、鹿角ブランドアップ戦略に基づき、ヒト・モノ・情報が行き交うプラットホームの機能強化のため、農商工観連携のコーディネートなどを行う専門的な人材の育成や多様な情報の収集・発信によるネットワークの形成を進め、市民や企業が新たな事業や分野へ積極的にチャレンジできる環境の整備を進めてまいります。特に製造業分野においては産学官連携や企業間連携による共同開発を促進し、技術開発力の強化と一体的なものづくり体制の確立を図ってまいります。また、かづの産業見合市の充実を図るとともに、地域資源のブランド化に取り組む事業者に対する商品開発助成や首都圏バイヤーとの商談会の開催など、販路の拡大を支援してまいります。  商業振興につきましては、かづの商工会によるプレミアム付商品券発行事業や商店街のにぎわい創出と空き店舗の利活用に対する支援を継続するとともに、商店街既存店舗のリニューアルに対する支援制度を新たに設け、商店街への集客力の向上を図ってまいります。また、毛馬内地区商店街については、歴史あるこもせを生かしたまちづくりとにぎわいのある商店街の再生に向けた取り組みを引き続き支援してまいります。  雇用環境の充実では、管内の有効求人倍率が0.6倍台で推移し、前年より高い水準を示しており、引き続き地域経済の活性化と雇用の確保に向けて国の緊急雇用対策を積極的に活用するとともに、新規学卒者を採用する企業の助成や、県やハローワーク鹿角などの関係機関との連携を強化してまいります。また、企業の進出を促進するため、立地情報の収集に努め、すぐれた立地条件や支援制度のPRを強化するとともに市内企業の事業高度化支援を継続し、内発的な産業の拡大を促進してまいります。  観光の振興では、いわてDCと秋田プレDCの二つのデスティネーションキャンペーンの実施を絶好の機会ととらえ、誘客を図ってまいります。具体的には、着地型観光のメニューの創出として地域内での滞在時間と観光消費額の増大を目的とした鹿角総合泊覧会、宿泊という字をあてた博覧会の開催やレンタカーキャンペーンの実施、国内外からの団体客の誘客事業などを進めてまいります。また、3月から1年間開催される観光庁主催の東北観光博では、本市は周辺市町とともに十和田八幡平ゾーンとして位置づけられており、観光客に対する情報提供や割引サービスを受けられる観光パスポートの発行などを実施してまいります。  教育旅行については、震災の影響により主力である北海道からのコースが道内に振り向けられていると伺っておりますが、今年度、岩手県南部や宮城県北部、秋田県内の小中学校などが十和田八幡平まなび旅創生事業を活用して来訪しておりますので、この事業の継続により、北海道のみならず多方面からの誘客に向けて取り組んでまいります。  広域的な観光連携については、今年度から観光圏に認定された盛岡・八幡平広域観光推進協議会鹿角広域観光推進会議との事業連携を中心として、十和田八幡平エリアへの誘客を関係団体とともに進めてまいります。  大湯温泉地区観光拠点整備事業については、今月の2日に住民説明会を開催しおおむね合意形成に至ったことから、官民共同の策定委員会を組織し、基本構想及び基本設計に一体となって取り組んでまいります。  交流居住の推進については、中滝ふるさと学舎及びゆららの二つの森林セラピーステーションを拠点として、自然、農業、食などの交流体験メニューの提供やワーキングホリデー企業向けヘルスツーリズムの実施などにより、「森と水の癒し里かづの」としてのブランド確立を目指してまいります。  次に、基本目標2の「誰もが生き生きと暮らせるまちづくり」についてでありますが、子育て支援の充実につきましては、大湯保育園の改築に対する支援を行うとともに、利用が年々高まってきているファミリーサポートセンターの充実を初め多様な保育ニーズに対応したサービスの提供を継続し、引き続き安心して子供を産み育てることができる環境整備を進めてまいります。また、福祉医療制度について、平成24年8月から、これまで未就学児を対象としていた医療費助成を小学6年まで拡充するとともに、あわせて所得制限も緩和し、子育て環境のさらなる充実を図ってまいります。なお、平成24年度の保育実施状況については、入園希望者が少なかった米代保育園の休園を決定したほかは入園希望者全員の入園を承諾しており、今年度に続き年度当初での待機児童の解消が図られる見込みであります。  高齢者福祉の充実につきましては、ひとり暮らし高齢者等が自宅に引きこもることなく、地域社会の一員として、心身の健康を保ちいきいきと生活できる場を提供するため、市内4カ所で市民が運営する高齢者交流サロン推進事業を進めてまいります。  障害者福祉の充実につきましては、今年度第3期障害福祉計画を策定中でありますが、法改正に伴う利用計画作成対象者の拡大に対応した相談支援体制の充実など、障害福祉サービスが円滑に提供されるよう、事業者と連携し体制の整備に努めてまいります。  健康づくりの推進につきましては、健康づくり事業への参加者や各種検診を受けた市民へポイントを付与する健康ポイント事業の定着を図るとともに、ラジオ体操の習慣化など市民の健康づくりを支援してまいります。  地域医療体制の充実につきましては、引き続き医師確保に向けた要望活動を実施するほか、鹿角地域の中核病院であるかづの厚生病院に対し医師確保に係る助成を行い、安心して医療が受けられる体制の確保に努めてまいります。  次に、基本目標3の「安心して住み続けられるまちづくり」についてでありますが、交通基盤の整備につきましては、道路橋長寿命化修繕計画に基づく橋梁の修繕として谷内橋の修繕工事に着手してまいります。  住環境の整備につきましては、花輪駅西住宅建設事業が3年目を迎え、5月末には鉄筋コンクリート造り6階建ての2棟、34戸の建設が完了する見込みであります。入居手続の開始は外構工事終了後の秋ごろに予定しており、まちなかでの安心・快適な住環境を提供できるものと考えております。また、好評であった民間住宅リフォーム支援事業を引き続き実施して市民の居住環境の向上と市内経済の活性化を図るとともに、木造住宅の耐震化診断、耐震改修についても支援を継続してまいります。  公園については、公園施設長寿命化計画に基づき、老朽化した公園の遊具やベンチなどの設備の更新、修繕を順次行い、安全で快適な市民の憩いの場としての環境整備を進めてまいります。  さらに、農業集落排水事業では、末広地区において平成27年中の一部供用開始を目指し、管渠築造工事等に着手してまいります。  自然環境の保全と低炭素社会の推進につきましては、公共施設へのクリーンエネルギー設備の積極的な導入を進めるとともに、再生可能エネルギーを活用した地域の活性化を図るため、メガソーラーや小水力など地域内資源の有効活用の方策について検討を進めてまいります。  防災体制の充実につきましては、現在約43%の組織率となっている自主防災組織の育成強化に引き続き取り組むとともに、市民並びに関係団体との連携のもと、秋田県総合防災訓練の開催を通じて災害に強いまちづくりを進めてまいります。また、再生可能エネルギー等導入地方公共団体支援基金を活用し、第1避難所等の防災拠点の機能維持対策を進めてまいります。  次に、基本目標4の「豊かな心と文化を育むまちづくり」についてでありますが、教育に関する部分は教育委員長が後ほど申し述べますが、(仮称)学習文化交流施設整備事業については、基本設計における市民参加型ワークショップや市民説明会の開催、さらには基本設計案に対するパブリックコメントを実施し、これまで多くの市民の皆様からいただいた意見や提案を設計に反映させながら進めてまいりましたが、平成24年中に設計を終え建築工事に着手し、平成27年度の開館を目指してまいります。  次に、基本目標5の「参加と連携を促進するまちづくり」についてでありますが、共動のまちづくりの理念のもと、各地域づくり協議会等による市民センターの指定管理が5年目を迎えます。各協議会で企画・実施している市民のチカラ事業も3年目となることから、これまで培った経験を生かし、たくさんの市民の参加と連携のもとで地域を盛り上げていただきたいと考えており、今後も自立した体制のもとで運営を進めることができるようサポートを継続しながら、地域が主体性を持って進める地域づくりを支援してまいります。  また、自治会とコミュニティの活性化につきましては、地域力再生支援事業を今年度行った3集落で継続し、活性化に向けた計画づくりを進めてまいりたいと考えており、集落が目指す方向性や取り組みに対してより専門的な視点で助言してもらえるよう、秋田看護福祉大学等の協力を得ながら計画づくりをサポートしてまいります。  以上、平成24年度の市政運営に対する私の所信を申し上げました。  次に、諸般の報告について申し上げます。  初めに、今冬の雪害に関する状況についてでありますが、全国的に平成18年豪雪を上回る大雪に見舞われておりますが、本市においては、積雪量こそ少ないものの、屋根の雪下ろし作業中の事故が相次ぎ、これまでに死亡事故を含め5件発生しております。また、物的被害についても住家、公共施設の被害は生じておりませんが、農業用施設につきましては年末からの降雪によりパイプハウス2棟、堆肥舎1棟に被害が生じており、被害額は331万1,000円となっております。これまで広報誌や臨時回覧、メール配信などで除雪作業中の安全確保の徹底を呼びかけているほか、県との合同によるなだれ危険箇所のパトロール、果樹被害防止作業を行うための樹園地内の作業道の除雪などを行ってまいりましたが、引き続き対策を講じてまいります。  次に民生関係についてでありますが、いとく鹿角ショッピングセンター内に開設した市民サービス窓口の1月末までの利用状況は、諸証明の発行が2,804件、市税等の納付の取り扱いが5,095件で収納額では約5,539万円となっており、多くの市民からご利用いただいております。全取扱件数のうち夜間や休日など本庁や支所の閉庁時間帯の利用割合は約35%であり、利便性の高い行政窓口として定着してきたものと考えております。今後においても各種問い合わせ対応や担当課への取り次ぎを行いながら、より市民に密着した行政サービスと利便性の向上に努めてまいります。  介護保険につきましては、介護保険運営協議会での審議結果をもとに1月31日から2月3日まで4地区での第5期事業計画の説明会を開催し、介護保険制度の現状と保険料改定についてご理解をいただいたところであり、今定例会に介護保険条例の改正案を提案しております。  次に観光関係についてでありますが、観光客入込数及び宿泊者数は、震災後の3月から5月までの平均で入込数が前年の同期間と比べて31.5%の減少、宿泊者数に至っては50.7%の減少と大きく低迷いたしましたが、5月後半から実施した被災地支援企画義援金キャンペーンなどのさまざまな誘客事業の展開により、昨年1月から12月までの入込客数で約187万人、前年比87.7%となり、宿泊者数につきましても約23万人で前年比82.4%まで回復し、厳しいながらもこれまでの対策による効果のあらわれと考えております。冬季の観光振興として実施している「鹿角 de ウィンター アクティビティ プログラム」につきましてはスノーモービルやスノーシューを活用し新たな冬季体験メニューの創出を行っており、1月に開催されたスノーフェスティバルin Kazunoを初め、今月1日には大館国際情報学院と姉妹校の交流をしている韓国の光明(グァンミョン)高校の生徒30名から体験いただき、大変好評を得ております。今月27日には法政大学の学生も体験する予定となっており、今後も冬季観光の大きな素材として利用を促進してまいります。  次に商工関係についてでありますが、雇用情勢につきましては、ハローワーク鹿角管内の12月の有効求人倍率は0.62倍で前月比0.01ポイントの減とはなりましたが、前年より高い水準で推移している状況にあります。県内他地域との比較では、県南と比べ県北地域が若干高い数値を示しておりますが、依然として厳しい雇用状況に変わりはなく、今後も引き続き社会・経済情勢の動向を注視するとともに、関係団体との連携を強化しながら雇用の維持・創出に取り組んでまいります。また、新規学卒者の就職内定状況でありますが、1月末現在の縁故、公務員等を除いた就職希望者は県内89人、県外55人の合わせて144人となっており、このうち就職内定者は141人で、内定率は97.9%となっております。引き続きハローワーク鹿角など雇用関係機関、団体等との連携を図り、内定率100%の早期達成を目指してまいります。  昨年7月にかづの商工会が発行した「がんばろう東北!かづのde元気アップ プレミアム商品券」につきましては、販売から35日目の9月6日に総額5億5,000万円分を完売し、1月31日をもってすべての換金を終えております。換金総額は5億4,892万8,000円で99.81%の換金率となっており、震災後の消費の冷え込みの改善と経済効果に一定の成果があったものと認識しております。なお、このプレミアム商品券の換金手数料を原資として、震災により本市に避難された方に対して一人当たり1万円分の商品券を配布する被災者支援事業も行われており、12月10日までに被災者500人の方々に商品券が配布され、99.78%の使用率となっております。  鹿角ブランドアップ戦略につきましては、去る2月1日に今年度2回目のブランドアップ戦略関係機関・団体代表者意見交換会を開催いたしました。意見交換会には県や商工会、JAなどの支援機関・団体の代表者のほか戦略に位置づけられている米粉、鹿角桃花・コミュニティFMの各プロジェクトメンバーからも出席をいただき、取り組み状況の報告を受けるなど、戦略の推進に当たり活発な意見交換や情報共有が図られ、市全体が一丸となり地域ブランド化の実現に向け取り組んでいくための共通認識を深めたところであります。今後も関係機関・団体等との連携を密にしながら、地域ブランド化の実現に向け積極的な活動を展開してまいります。  次に、本定例会に提案する補正予算の概要についてでありますが、一般会計では各種事業費の精算見込に基づく歳入歳出予算の調整を中心に編成しており、補正額は2億4,566万3,000円の減額となりました。また、新年度当初から業務を円滑に進めるために必要な施設管理委託料などについて、債務負担行為を設定しております。特別会計及び上水道事業会計では、精算見込みに基づく歳入歳出予算の調整を中心にそれぞれ補正しております。  本定例会には専決処分の承認案件1件、財産の処分案件1件、指定管理者の指定案件5件、市道案件2件、特別会計への繰り入れ案件3件、広域行政組合の規約変更案件1件、条例案件11件、補正予算案件6件、当初予算案件9件、合わせて39件のご審議をお願いいたしております。  詳細につきましてはそれぞれの担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いいたします。     (市長 児玉 一君 降壇) ○議長(髙杉正美君) 市長の施政方針及び行政報告を終わります。  ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第4 教育委員長教育方針 ○議長(髙杉正美君) 次に、日程第4、教育委員長の教育方針を受けます。教育委員長。     (教育委員長 安倍良行君 登壇) ○教育委員長(安倍良行君) 本日、平成24年第1回鹿角市議会定例会の開催に当たり、これまでの教育行政に対する皆様の温かいご指導、ご支援に深く感謝申し上げます。  現在、我が国では、さまざまな分野でかつてない変革の時を迎えております。教育においても、時代を通じて変わらない不易の部分も大切にすることはもちろんのこと、社会の移り変わりに新しく挑戦していかなければならないことが求められており、教育行政の果たす役割はますます重要となっております。  市教育委員会といたしましては、何よりも鹿角の地域に根差した教育を展開していくことを基本に据え、子供たちが輝く学校教育の推進、地域をつくる生涯学習の推進、生きがいと活力を生み出すスポーツの推進を三つの柱に、「豊かな心と文化を育むまちづくり」の実現を目指し、これまで以上に体制の充実を図り、自主・自立性を発揮し、より高い使命感をもって責任を果たしてまいります。  平成24年度においては、本市の教育目標を「心豊かで たくましく 郷土を愛し その発展に尽くす市民を育む教育を進める」と掲げ、教育方針について、その基本的な考え方と重要な施策についてご説明申し上げます。  学校教育の充実についてですが、基本的には、平成23年度の取り組みを継続する必要性があると判断し、重点項目はすべて引き継いでおります。その上で新たに三つの事柄について施策の充実や改善を図るために、重点目標に追加いたしました。  追加した項目の一つ目は、昨年3月11日に発生した東日本大震災を受けた災害への備えの徹底です。二つ目は、近年の増加している携帯電話やインターネットにかかわるトラブルの未然防止に向けた教育への取り組みです。また、平成23年度には、市教育委員会の職員と市内小学校の事務職員の不祥事が相次いで発生しました。日ごろより不祥事防止に取り組んでいるさなかのことであり、まことに残念でありました。そこで三つ目として、不祥事防止に向けた取り組みを追加いたしました。  それでは、学校教育にかかわる方針全体について説明させていただきます。  基本方針として、「幼児・児童・生徒一人一人の個性と能力を伸ばし、心豊かで自主・自立の態度を育む学校教育の充実を図る」を掲げ、みずからの志や目標の実現に向かって積極的に、しかも粘り強く努力し続ける子供の育成を目指して、次の重点目標を定め施策を講じてまいります。  初めに、「豊かな人間性と社会の中でたくましく生き抜く力の育成、確かな学力の向上」についてでありますが、新たに「豊かな人間性」という文言を入れました。平成23年度の方針では「たくましく生き抜く力の育成」の中に「豊かな人間性の育成」も含むというとらえ方をしておりましたが、あえて「豊かな人間性」という文言を加えることで重要性を強調するねらいがあります。これまでどおり基礎学力の定着に全力を尽くすことはもちろん、本市の子供たちの課題でもある読解力や応用的な学力の向上も目指してまいります。また、いじめ・不登校問題の根絶に向けた取り組みを強化するとともに健康教育や食育の推進、ふるさと教育の一層の充実を図るなど、心の教育の充実に努めてまいります。さらに、国際理解やコミュニケーション能力を養う外国語活動への支援、「夢の教室」開催による夢をはぐくむ教育、発達段階に応じたキャリア教育、望ましい情報発信態度を身につけるため情報モラル教育の推進などに積極的に取り組んでまいります。また、学校における災害への対応はもちろんのこと、将来にわたって役立つ防災教育の充実を図ってまいります。  次に、「児童生徒、保護者及び家庭から信頼され、地域の元気の源となる学校の創造」についてであります。学校の担う役割は時代とともに変遷しており、変化の激しい社会を生き抜き、本市の将来を担う人材を育成するためには、学校や教師が保護者や地域から信頼され、互いに手を携えて教育を行うことが必要です。そのために、学校評価制度の効果的な運用による学校の活性化、教師の実践的指導力向上のための研修活動の推進、教職員が児童生徒と触れ合う時間の確保、教育公務員としての自覚と意欲を喚起する職場づくりに取り組むことなどにより、地域の元気の源となる学校づくりを目指します。  次に、「学校・家庭・地域の連携による学校の活性化」についてであります。鹿角の将来を担う人材育成を学校だけが担うことは困難であり、学校・家庭・地域がそれぞれの役割と責任を自覚した上で、具体的な取り組みを定着させなければなりません。そこで、学校支援地域本部事業を核とした地域の教育力を生かす取り組みや校種間の連携と協力体制を強化しながら、学校の活性化を図ってまいります。  最後に、「学校教育環境の整備・充実による、安全性の向上と質の高い教育の実現」についてであります。児童生徒が安心して学び、教育効果を高めるための条件整備は、教育にとって不可欠なものであります。中でも安全で快適な学校施設、学校内外の環境の整備、一人一人のニーズに応じた指導などについては計画的・総合的に推進する必要があります。このため、防災に配慮した環境整備と避難訓練の充実、屋外環境の整備並びに関係諸機関との連携による特別支援教育の充実や学校生活サポーターなどの配置による一人一人を生かす教育の充実などについて重点的に取り組んでまいります。  続いて生涯学習の推進につきましては、基本方針として「市民一人一人が自己の人格を磨き、心豊かで充実した生活を送ることができるよう、生涯にわたって、いつでも、どこでも学習できる環境づくりを進め、その成果を生かした人づくり、まちづくりを目指す」を掲げ、次の重点目標を定め、施策を展開してまいります。  初めに、「生涯学習推進体制の整備と地域づくり協議会などとの連携」についてでありますが、市民の多様な学習ニーズや現代的課題に対応した学習機会の提供と、学んだ成果を地域に還元することで社会全体の教育力の向上を目指す「循環型生涯学習社会」の確立のため、市民センター、地域づくり協議会、生涯学習奨励員などの連携強化に引き続き努めてまいります。また、地域の活動やボランティア活動のきっかけづくりに努め、地域づくり活動のための人材を育成することで地域の活性化の推進を図ってまいります。さらに、多種多様な生涯学習を効果的に展開していくために、広報「まなびぃウインドウ」による学習情報の提供など広範囲なPRに努めてまいります。  次に、「子どもたちの育ちと学びを支援する体制づくり」については、子供たちの育ちを社会全体で支援するという時代の要請にこたえるため、市内全小中学校で導入した学校支援地域本部事業を中心に、学校教育活動に地域のさまざまな人がかかわり、体験交流活動を通したコミュニケーション能力の向上を図る学習支援体制づくりの充実を図ってまいります。また、家庭教育が子供たちの基本的倫理観や社会的なマナー、自制心、自立心の形成などすべての教育を行う上での出発点として重要な役割を果たしていることから、情報の共有や子育ての仲間づくり、保護者の学習機会の確保などの支援に努めてまいります。  最後に、「地域特性や各世代に対応した学習と活動の支援」については、生涯各期における質の高い学習機会の充実を図るとともに世代間の交流を進め、学習効果を還元する機会の充実を引き続き推進してまいります。そのために、少年期においては地域の教育力を活用した多様な学習の充実に努めるとともに、異世代との交流の場の充実を図ってまいります。青年期では地域意識・ボランティア意識の高揚と主体的な地域活動への参画を支援し、成人期では地域づくりの主体となる成人の社会参加を推進するための地域づくり事業の運営支援と地域間ネットワークづくりを支援します。高齢者世代では、心と体の健康づくりと生きがいを高める学習機会の充実に努めてまいります。  続いて文化振興につきましては、基本方針として「市民一人一人が、生涯にわたりふるさと鹿角の優れた文化に親しむ環境を整えるとともに、郷土の貴重な文化遺産の保護・保存と有効活用を図る」を掲げ、次の重点目標を定め、施策を展開してまいります。  初めに「芸術文化活動の推進」についてでありますが、芸術への理解と豊かな感性をはぐくむため、すぐれた芸術文化の鑑賞機会の提供として公演やコンサートを開催するとともに、市が所蔵する美術品の展示公開を実施してまいります。また、市民の芸術文化活動への支援と、関係団体との連携による芸術文化の振興に努めてまいります。さらに、こうした活動の拠点となる(仮称)学習文化交流施設の建設に向けた取り組みを進めてまいります。  次に「文化財の保護伝承」につきましては、文化財が本市の歴史と風土の中で培われた市民共有の貴重な財産であるとの認識に立ち、文化財の調査研究と地域文化を伝承するための郷土、歴史、民俗資料の保護・保存に努めてまいります。最終年度となる花輪ばやしの記録作成事業は、国の重要無形民俗文化財指定に向け調査報告書をまとめます。また、民俗芸能の保存伝承と後継者の育成支援に努めてまいります。  最後に、大湯環状列石の「世界遺産登録推進と国内外への情報発信」については、環境整備事業を継続するとともに、世界文化遺産登録に向け関係道県、市町村と連携し、登録に向けた問題解決に努めてまいります。さらに引き続き市民の理解と支援が得られるよう講座や見学会を開催するほか、広く市内外に大湯環状列石の魅力の発信に努めてまいります。また、ユネスコ無形文化遺産である大日堂舞楽を広く国内外にアピールするため、さまざまな媒体を利用して情報発信を行うとともに、この貴重な文化遺産の保存伝承の支援に努めてまいります。  続いてスポーツ振興につきましては、基本方針として「市民一人一人が、自らスポーツに親しみ、心身ともに健康で豊かな生活を営むことができる、心豊かで活力ある地域社会の実現を目指すスポーツの振興と充実を図る」を掲げ、次の重点目標を定め、施策を展開してまいります。  初めに「生涯スポーツの普及推進」についてでありますが、生涯各期におけるスポーツ活動の充実を図るため、タートルマラソン大会やスノーフェスティバルなどを開催し、だれもが気軽に親しめる生涯スポーツを推進するとともに、総合型地域スポーツクラブの育成支援を継続し、地域のスポーツ環境の充実を図ります。また、スポーツによる健康づくりに対する意識の醸成のため、関係機関と協力しながら広報などを活用し定期的な啓蒙活動を推進してまいります。さらに、多様化するスポーツ活動を支援するボランティアの人材活用に取り組んでまいります。  次に「スポーツによるまちづくりの推進」については、「スキーのまち鹿角」の推進のため、全日本ローラースキー選手権大会を初め各種スキー大会の開催などにより競技力の向上を目指すとともに、小中学校スキー授業への指導者の派遣やスキークーポン券発行事業、ジュニアスキーヤーシーズン券購入支援事業などを継続しながら、スキー人口の底辺拡大を図ってまいります。  また、「駅伝のまち鹿角」の推進については、十和田八幡平駅伝競走全国大会や浅利純子杯争奪鹿角駅伝の開催など、地域の特性を生かした事業をより一層推進してまいります。  さらに、全国の青少年があこがれ訪れるスポーツ拠点づくりの推進のため、全国ジュニアサマーノルディックスキー大会を開催するとともに、スポーツ合宿奨励事業や合宿誘致によりスポーツを通じた交流人口の拡大を図ります。また、楽天イーグルス野球教室の開催や浅利純子さん派遣事業の実施など、スポーツ選手との触れ合いを通じた子供たちの夢と希望をはぐくむ機会の充実を図ってまいります。  次に、「指導体制の確立と指導者の育成」については、市民のスポーツニーズに対応するため、体育協会の組織強化と加盟団体の活動の充実を図るとともに、スポーツ推進委員の研修会などへの参加を促進し、活動の活性化に努めてまいります。また、多様化・高度化するスポーツ活動に対応した指導者の育成・活用を図るため、指導者育成講座やスポーツ講演会の内容の充実に努め、生涯スポーツの推進と競技力向上を目指してまいります。  最後に、「スポーツ施設の利用促進と整備」については、本市のスポーツ拠点である東山スポーツレクリエーションエリアを中心とした施設の活用を促進し、関係機関と連携しながら、市民が気軽にスポーツ活動に親しみ、健康づくりにも取り組むことができるよう努めてまいります。また施設の整備については、冬季国体の開催も視野に入れ、圧雪車の購入やジャンプ台の建設工事を行うほかランニングコースの整備事業にも取り組み、利用者に安全快適な施設を提供してまいります。  以上、平成24年度の教育方針と重点施策について申し述べましたが、これらの施策を進めるに当たりましては、市民が積極的に参画し、市民と行政が一体となって推進してこそ、その成果が期待できるものであります。教育委員会といたしましては、本市の特性、先人がはぐくんできた歴史や伝統、美しい自然を生かし、広く市民のご意見を伺いながら、市民と行政が共動し、将来を担う子供たちのたくましい成長と、市民一人一人の生涯にわたる学習の支援に最善の努力を傾注してまいります。  議員の皆様並びに市民の皆様の深いご理解と一層のご支援・ご協力を心からお願い申し上げ、私からの説明とさせていただきます。     (教育委員長 安倍良行君 降壇) ○議長(髙杉正美君) 教育委員長の教育方針を終わります。  ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第5 議案の上程 ○議長(髙杉正美君) 次に、日程第5、議案を上程いたします。  お諮りいたします。本日上程されます議案第1号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  それでは、議案第1号専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 議案第1号専決処分の承認を求めることについて。  地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり平成24年1月31日をもって専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  別冊の専決処分書、予算書をごらんいただきたいと思います。  平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第6号)について、別紙のとおり専決処分するものであります。平成24年1月31日。鹿角市長。  1ページをお開き願います。  今回の補正の内容でありますが、除雪対策費において、ことしの冬は全国的に例年を大きく上回る降雪量が記録される中、本市の積雪量は1月末現在では例年を下回っているものの、12月中旬からの連続的な降雪や1月全般にわたる断続的な降雪により、出動回数が大幅に増加している状況となっております。さらに平均気温が例年より2度ほど低く、積雪深も例年より6割程度多くなっていることから、排雪等に要する経費も増加する状況となっております。今後も幅出し、排雪などきめ細かな除排雪に対応するために、除雪委託経費が不足する見込みから追加補正したものであります。  平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第6号)についてであります。歳入歳出予算の補正でありますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ182億3,260万3,000円とするものであります。平成24年1月31日。鹿角市長。  7ページをお開き願います。  2歳入でありますが、9款1項1目1節の地方交付税ですが、今回の補正財源として、普通交付税5,453万7,000円を措置するとともに、17款2項1目1節の財政調整基金から4,546万3,000円を繰り入れるものであります。  次のページをお開きいただきたいと思います。  3歳出でありますが、8款2項3目除雪対策費ですが、13節委託料の除雪委託料として1億円を追加補正したものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第1号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第1号専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり可決されました。  次に、議案第2号財産の貸付けについてから、議案第39号平成24年度鹿角市上水道事業会計予算までの38議案について、一括して議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。産業部長。 ○産業部長(畠山義孝君) 議案第2号財産の貸付けについて。  下記のとおり財産を貸し付けることにつき、地方自治法第96条第1項第6号の規定により議会の議決を求める。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  次のページをお開きください。  貸し付けの財産は、このページに記載してありますとおり、建物が管理棟を含め4棟、1,812.02平方メートル、構築物が東屋、水飲み場、テニスコート、多目的広場であり、土地が5筆、1万3,224平方メートルであります。  前のページにお戻りください。  貸し付けの目的でございますが、観光施設経営。貸し付けの相手方は、株式会社山麓管理サービス代表取締役関 重征。貸付料は、財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例第4条第1項第1号の規定により無償であります。貸付期間は、平成24年4月1日から平成27年3月31日までの3年間でございます。  提案理由でありますが、旧鹿角市八幡平サン・スポーツランドを観光施設として活用することにより、地域の活性化を図るとともに市の産業振興に資するため、財産の無償貸付を行うものであります。  以上であります。 ○議長(髙杉正美君) 教育部長。 ○教育部長(青澤敏博君) 議案第3号指定管理者の指定について。  地方自治法第244条の第2第6項の規定により、下記のとおり指定管理者を指定することについて、議会の議決を求める。平成24年2月24日提出。鹿角市長  管理を行わせようとする公の施設の名称は、鹿角市先人顕彰館。指定管理者となる団体の名称は、内藤湖南先生顕彰会。指定の期間は、平成24年4月1日から平成27年3月31日までであります。  提案理由でありますが、同顕彰会は鹿角が生んだ先人の業績を調査研究し、その知識が豊富であり、来館者へのより深いサービス向上が見込まれること。また、会員数は114の個人・団体を擁しており、人的にも施設の効率的管理運営に資すると認められることから、指定管理者として指定するものであります。  次のページをお願いいたします。  議案第4号指定管理者の指定について。  地方自治法第244条の2第6項の規定により、下記のとおり指定管理者を指定することについて、議会の議決を求める。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  管理を行わせようとする公の施設の名称は、水晶山スキー場であります。指定管理者となる団体の名称は、株式会社ゴールデン佐渡。指定の期間は、平成24年4月1日から平成27年3月31日までであります。  提案理由でありますが、同社は平成18年からこれまでの6年間、運営実績や関係団体との良好な協力関係を構築しており、スキー人口が減少する傾向にある中で経営努力が評価できます。施設の効率的管理運営に資すると認められるため、指定管理者として指定するものであります。  以上であります。 ○議長(髙杉正美君) 産業部長。 ○産業部長(畠山義孝君) 議案第5号指定管理者の指定について。  地方自治法第244条の2第6項の規定により、下記のとおり指定管理者を指定することについて、議会の議決を求める。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  指定管理を行わせようとする公の施設は、鹿角市定期市場。指定管理者となる団体の名称は、特定非営利法人関善賑わい屋敷。指定の期間は、平成24年4月1日から平成27年3月31日までの3年であります。  提案理由でありますが、施設の効率的管理・運営に資するため、鹿角市定期市場の指定管理者を指定するものでございます。  指定に当たりましては、鹿角市の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例第2条の規定により公募によるものであり、公募期間は昨年12月1日から26日まででございました。応募者は今回指定する団体1法人であり、1月16日に開催いたしました指定候補者選考委員会で当該団体からのプレゼンテーションを受け、審査の結果、指定候補者と選定され、今議会への提案となったものでございます。  次のページをお願いいたします。  続きまして、議案第6号指定管理者の指定について。  地方自治法第244条の2第6項の規定により、下記のとおり指定管理者を指定することについて、議会の議決を求める。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  指定管理を行わせようとする公の施設は、鹿角市交流プラザ。指定管理者となる団体の名称は、株式会社東北ダイケン秋田支店。指定の期間は、平成24年4月1日から平成27年3月31日までの3年であります。  提案理由でありますが、施設の効率的管理・運営に資するため、鹿角市交流プラザの指定管理者を指定するものでございます。  指定に当たりましては、議案第5号でもご説明しましたとおり、市指定管理条例の規定によりまして公募によるものであります。公募期間は議案第5号と同じであり、応募者は今回指定する団体を含めて2つの法人でございます。指定候補者選考委員会で2つの法人からプレゼンテーションを受け、審査の結果、株式会社東北ダイケン秋田支店が指定候補者として選定され、今議会への提案となったものでございます。  続きまして、次のページ、議案第7号指定管理者の指定について。  地方自治法第244条の2第6項の規定により、下記のとおり指定管理者を指定することについて、議会の議決を求める。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  指定管理を行わせようとする公の施設は、鹿角市二本柳農村公園。指定管理者となる団体の名称は、二本柳自治会。指定の期間は、平成24年4月1日から平成29年3月31日までの5年であります。  提案理由でありますが、施設の効率的管理・運営に資するため、鹿角市二本柳農村公園の指定管理者を指定するものであります。  指定に当たりましては、市指定管理関連条例の第3条の規定により、公募によらないものでございます。  以上であります。 ○議長(髙杉正美君) 建設部長。 ○建設部長(髙杉恭二君) 議案第8号市道路線の認定について。  道路法第8条第2項の規定により、市道路線を別紙のとおり認定することについて、議会の議決を求める。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、道路の新設に伴い、市道路線に認定するものであります。  次のページと、議案資料1ページの位置図もあわせてご参照いただきたいと思います。  整理番号3797の長土路4号線でありますが、起点・終点はそれぞれ十和田山根字長土路37番地3から39番地に至る路線であります。当路線は延長が32.8メートル、平均幅員については5.67メートルで、長土路地内を通過する毛馬内高清水線と集落内の長土路3号線を単独的に結ぶ路線として、市単道路整備事業により新設したものであります。  次のページをお開き願います。議案第9号市道路線の変更について。  道路法第10条第3項の規定により、市道路線を別紙のとおり変更することについて、議会の議決を求める。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、道路の改良等に伴い、路線の一部を変更するものであります。  次のページと、議案資料2ページの位置図もあわせてご参照いただきたいと思います。  整理番号3104の神田下屋布2号線でありますが、変更内容は終点の十和田末広字下屋布53番地を52番地に変更するものであり、これに伴う延長は58.1メートルから44メートルに減少するものであります。この変更要因につきましては、当該路線の終点が接続する路線番号3103の神田下屋布1号線の市単道路改良工事に伴い終点としての接続位置が変更となるため、議決を要する変更路線に該当するものであります。  次のページをお開き願います。  議案第10号鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについて。  鹿角市下水道事業特別会計は鹿角市公共下水道事業推進のため、平成24年度鹿角市一般会計から4億2,900万円以内を繰り入れる。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、鹿角市公共下水道事業の推進を図る上で、経費の一部を平成24年度鹿角市一般会計から繰り入れる必要があるため、議会の議決を求めるものであります。  次のページをお開き願います。  議案第11号鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについて。  鹿角市農業集落排水事業特別会計は事業推進のため、平成24年度鹿角市一般会計から5,700万円以内を繰り入れる。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、鹿角市農業集落排水事業の推進を図る上で、経費の一部を平成24年度鹿角市一般会計から繰り入れる必要があるため、議会の議決を求めるものであります。  次のページをお願いします。議案第12号鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れについて。  鹿角市簡易水道事業特別会計は事業推進のため、平成24年度鹿角市一般会計から3,900万円以内を繰り入れる。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、鹿角市簡易水道事業の推進を図る上で、経費の一部を平成24年度鹿角市一般会計から繰り入れる必要があるため、議会の議決を求めるものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 議案第13号鹿角広域行政組合規約の一部変更について。  地方自治法の規定に基づき、関係地方公共団体で協議の上、鹿角広域行政組合規約の一部を別紙のとおり変更するものとする。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、鹿角広域行政組合の処理する事務の変更に伴い、同組合の規約を変更する必要があるため、規約の変更に関する関係地方公共団体との協議について、議会の議決を求めるものであります。  現在、液化石油ガス関係の事務については、市と町が処理する液化石油ガス設備業者等からの設備工事の届け出の受理事務を広域行政組合で処理しておりますが、権限移譲により液化石油ガス器具等の販売業者に報告を求めたり立入調査できるように拡大されたことから、この事務も広域行政組合で処理できるようにするものであります。  次のページをお願いいたします。  変更の内容につきましては、議案資料の新旧対照表によりご説明申し上げます。  議案資料の3ページをごらんいただきたいと思います。  第3条の「組合の処理する事務」の5号ですが、液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律に関し、法定移譲並びに県からの権限移譲された事務を処理することに伴って一部変更するものであります。  議案にお戻り願います。  附則として、この規約は、知事の許可を受け、平成24年4月1日から施行するものであります。  続きまして、議案第14号予算の執行に関する市長の調査等の対象とする法人を定める条例の制定について。
     予算の執行に関する市長の調査等の対象とする法人を定める条例を別紙のとおり制定するものとする。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、地方自治法施行令の一部を改正する政令の交付に伴い、予算の執行に関する市長の調査等の対象とする法人を定めるため、条例を制定するものであります。  対象となる出資法人について、これまでは2分の1以上となっておりましたが、4分の1以上2分の1未満の出資法人も条例により対象とすることができることから、4分の1以上に拡大するものであります。  次のページをお開き願います。  予算の執行に関する市長の調査等の対象とする法人を定める条例(案)でありますが、地方自治法施行令に規定する条例で定める法人は、市が資本金その他これらに準じるものの4分の1以上2分の1未満を出資している一般社団法人及び一般財団法人並びに株式会社とする。  附則として、この条例は、公布の日から施行するものであります。  次のページをお願いします。  続きまして、議案第15号鹿角市市税条例の一部改正について。  鹿角市市税条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための地方税法及び地方法人特別税等に関する暫定措置法の一部を改正する法律、また、東日本大震災からの復興に関し地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律が平成23年12月2日に公布されたことに伴い、条例を改正するものであります。あわせて入湯税課税免除の適用範囲の明確化と文言の整理を図るものであります。  次のページをお開き願います。  改正の内容につきましては、平成25年から退職所得の分離課税に係る所得割について、その所得割の額の10%に相当する金額を控除する措置の廃止、たばこ税の税率を平成25年4月1日以後に売り渡し等が行われた製造たばこから、市たばこ税については1,000本につき644円引き上げ、旧3級品の紙巻きたばこ税については1,000本につき305円引き上げるものであります。また、平成26年から平成35年までの各年度分の個人の市民税において、均等割の標準税率に500円を加算するものであります。入湯税については、課税の免除条件として対象となる学校行事や大会を市長が特に定めるものとして免除適用範囲を明文化する改正と、字句の整理を行うものであります。  議案資料の4ページから5ページの新旧対照表をあわせてごらんいただきたいと思います。  第71条のたばこ税の税率の改正は、1,000本につき4,618円を5,262円に改正するものであります。  第109条は、入湯税の課税免除についての明文化と文言の整理改正であります。  附則でありますが、第6条は市民税の分離課税に係る所得割の額の特例等について、措置の廃止により削除するものであります。  第11条の2のたばこ税の税率の特例ですが、旧3級品の紙巻きたばこにかかるたばこ税の税率は第71条の規定にかかわらず、当分の間、1,000本につき2,190円を2,495円に改正するものであります。  第18条は個人の市民税の税率の特例等でありますが、東日本大震災からの復興に必要な財源として、平成26年度から平成35年度までの10年間、個人の市民税に限り均等割額現行3,000円を500円加算して3,500円に改正するものであります。  議案にお戻り願います。  改正附則として、この条例は、平成24年4月1日から施行するものであります。ただし、退職所得の分離課税に係る所得割の控除措置の廃止に関する規程については平成25年1月1日から、たばこ税に関する規定については平成25年4月1日からとするものであります。また、第2条及び第3条では、市民税に関する経過措置と市たばこ税に関する経過措置を規定しております。  以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 教育部長。 ○教育部長(青澤敏博君) 続きまして、議案第16号についてご説明申し上げます。鹿角市立図書館条例の一部改正について。  鹿角市立図書館条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の公布に伴い、図書館法が一部改正されました。これまで図書館協議会委員の任命基準は、後で出てきますが、法第15条にうたわれておりました。この部分が削除され、新たに第16条で任命の基準を条例で定めることとされたため条例を改正するものであります。  次のページをお開きください。  鹿角市立図書館条例の一部を改正する条例(案)であります。  議案資料の6ページをお開き願いたいと思います。こちらの方でご説明いたします。  まず、第2条(名称及び位置)でありますが、位置について、これまで〇〇番地の〇という表現でありましたけれども、間の「の」をとり、それぞれ「中花輪114番地2」「上陣場19番地5」とするものです。  次に、5条の次に5条の2(協議会の委員の任命)を加え、「協議会の委員(以下「委員」という。)は学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者並びに学識経験のある者の中から委員会が任命する」とします。  続いて第6条は文言の整理でありまして、第5条の2と重複する協議会の部分と「(以下「委員」という。」を削除するものです。また、同条第3項で「法第15条に」該当しなくなったときを「前条に」と条例の方に当てて改めるものです。  条例(案)の方に戻っていただきたいと思います。  附則といたしまして、この条例は、平成24年4月1日から施行する。  以上であります。 ○議長(髙杉正美君) 市民部長。 ○市民部長(佐々木忠臣君) 議案第17号をご説明いたします。鹿角市花輪児童クラブ館条例の一部改正について。  鹿角市花輪児童クラブ館条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて、障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律の公布に伴い、条例を改正するものでございます。  次のページと、資料の7ページをごらん願います。  条例案でありますが、前ページの提案理由にありますいわゆる整備法において、その中の児童福祉法の一部改正が行われ、放課後児童健全育成事業を定義した条項が繰り下げ移動となっております。そのため、花輪児童クラブ館条例の中で児童福祉法の条項を引用している部分について、新旧対照表のとおり改正するものであります。  附則でございますが、この条例は、平成24年4月1日から施行する。  以上で終わります。  次のページをお願いいたします。議案第18号でございます。鹿角市介護保険条例の一部改正について。  鹿角市介護保険条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、介護保険料を改定するため、条例を改正するものでございます。  次のページをお願いいたします。  改正する条例(案)につきましては議案資料でご説明いたしますので、8ページの方をごらんいただきたいと思います。  平成24年度から平成26年度までの第5期介護保険事業計画における第1号被保険者に係る保険料でありますが、表の左側の改正案のとおり、保険料率は第4条4号であります(4)の額が基準額となっており、年額6万6,630円、月額にしますと5,553円となるものであります。世帯の課税状況や所得によって(1)から(6)までの6段階に負担割合が定められており、あわせて改正するものでございます。  議案に戻りまして、附則でございますが、この条例は、平成24年4月1日から施行する。適用区分でございますが、改正後の鹿角市介護保険条例第4条の規定は、平成24年度以降の年度分の保険料から適用し、平成23年度以前の年度分の保険料については、なお従前の例による。  以上でございます。  次のページをお願いいたします。議案第19号でございます。墓地、埋葬等に関する法律施行条例の制定について。  墓地、埋葬等に関する法律施行条例を別紙のとおり制定するものとする。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律が公布され、墓地等の事務の権限が市へ移譲されることに伴い、墓地等の設置基準等を定めるため、条例を制定するものでございます。  次のページをお願いします。  提案理由の補足説明になりますが、この条例は、墓地等の設置基準等を規定する事務が、平成24年4月1日よりすべて市へ移譲されることから制定するものでございます。  主な内容は、墓地、埋葬等に関する法律第10条、これは墓地等の経営の許可、18条立入検査、報告の聴取、19条許可の取り消し等に基づく事務となります。  それでは条文の方をご説明いたします。  第1条では、本条例の趣旨を定めております。墓地、埋葬等に関する法律第10条の規定により、墓地、納骨堂または火葬場を経営しようとする者は都道府県知事の許可を受けなければならないと規定されていたものが、市長の許可となりますので、許可の基準など必要な事項を定めるものとしています。なお、実務上では昭和56年から県の委任事務として実質市が許可事務を行ってきておりますので、これまでと大きく変わることはないものと考えております。  次に第2条では、墓地または火葬場の設置場所の基準を、第1号から3号までという形で定めております。  次に第3条では、墓地等の施設の基準を定めております。1号では面積1ヘクタール未満の墓地について規定し、アからウまでの基準を定めております。  次に第4条では、都市計画事業等により整備された墓地等の届け出義務を定めております。  次に第5条では、工事の完了届について定めております。  第6条では、委任規定ということで、必要な事項は規則で定めるということとしております。  最後に附則ということで、本条例は平成24年4月1日施行としています。  なお、各種届け出書類の様式等を定めた墓地、埋葬等に関する施行規則も同日施行予定としております。  以上で終わります。  次のページをお願いいたします。議案第20号でございます。鹿角市暴力団排除条例の制定について。  鹿角市暴力団排除条例を別紙のとおり制定するものとする。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、暴力団の排除について基本理念を定め、市及び市民等の責務を明らかにし、市民生活の安全と平穏の確保及び市民経済の健全な発展への寄与を目的として条例を制定するものでございます。  次のページをお願いいたします。  初めに、今回この条例を制定することとなった経緯についてでございますが、秋田県暴力団排除条例が昨年7月に施行されております。これを受けて秋田県警が県条例を補完するとともに、一層の暴力団排除効果を高めるために、県内の全市町村に条例制定の協力を要請しております。本市におきましても、秋田県下の市町村が足並みをそろえ、一丸となって暴力団排除に取り組むことによる効果や重要性にかんがみ、条例を制定することとしたものでございます。  それでは条文を説明いたします。  第1条は、本条例の目的について定めております。暴力団の排除について基本理念を定め、市や市民等の責務を明らかにすることにより暴力団の排除を推進し、市民生活の安全と平穏の確保及び社会経済活動の健全な発展に寄与することを目的としております。  次に第2条は、本条例における用語の定義でございます。  第3条では、基本理念を定めております。暴力団を恐れず、暴力団を利用したり資金を提供しないことを基本に、市民や関係機関等が連携して暴力団排除に取り組むこととしております。  次に第4条では、市の責務を定めております。暴力団の排除に関する施策を策定し、実施するものとしています。また、第2項では暴力団排除に資する情報の県への提供について定めております。  次に第5条では、市民等の責務を定めています。第1項では市民の責務、第2項では事業者の責務について、自主的な暴力団排除活動とともに市の施策に対する協力について定めております。また、第3項では暴力団排除に資すると認められる情報について、市等へ情報提供に努める旨を定めております。  次に第6条では、市の事務及び事業における措置を定めております。この条項においては、公共工事入札に関しましては既に入札参加資格に関する要綱を制定しておりまして、暴力団関係者は参加できない旨を規定し、必要な措置を講じているところでございます。  7条では、啓発活動について定めております。  8条では、行事からの暴力団の排除について定めております。  最後に、本条例の施行日を定めておりますが、議決後速やかに施行するということになっております。  以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 産業部長。 ○産業部長(畠山義孝君) 続きまして、議案第21号についてご説明を申し上げます。議案第21号鹿角市農地災害復旧事業分担金徴収条例の制定について。  鹿角市農地災害復旧事業分担金徴収条例を別紙のとおり制定するものとする。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、農地災害復旧事業に係る受益者の分担金について定めるため、条例を制定するものでございます。  次のページをお開き願います。  条例(案)は全7条で構成をしており、第1条は条例の趣旨を規定してございます。  第2条は、事業の範囲といたしまして、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定法に規定する災害復旧事業のうち、対象事業を農地に限定してございます。  第3条及び第4条は、受益者からの分担金徴収及び分担金の額について規定をしてございます。下段の別表に事業費及び金額を規定いたしております。事業費が100万円未満の場合は5万円を、100万円以上の場合は事業費に5%を乗じて得た額を徴収するものでございます。  第5条は分担金の一括徴収。  第6条は、市長の特任事項として分担金の納付期限延長、分割納付、減免もしくは免除をそれぞれ規定したものでございます。  第7条は規則への委任規定となってございます。  附則といたしまして、条例の施行日を平成24年4月1日とするものであります。  以上でございます。 ○議長(髙杉正美君) 建設部長。 ○建設部長(髙杉恭二君) 続きまして、議案第22号についてご説明申し上げます。議案第22号鹿角市道路占用料徴収条例の一部改正について。  鹿角市道路占用料徴収条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、都市再生特別措置法の一部を改正する法律の一部の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令の交付により道路法施行令等も改正され、道路空間を活用してまちのにぎわい創出等に資するための道路占用許可の特例制度の創設及び食事、購買施設等、該当するものとしてはオープンカフェあるいはキヨスク等の売店設備等でございます。この専用許可対象物件への追加のほか、建築基準法の道路内建築制限の緩和や特定都市道路の上空に設ける建築物等の占用許可、対象物件への追加など、一定の条件のもとで道路占用許可基準を緩和できることとした制度改正に伴い、本市の市道に係る道路占用料を改定するため、本条例を改正するものであります。  次のページとあわせて、議案資料の9ページから11ページをご参照いただきたいと思います。
     条例(案)の改正内容でありますが、占用料の額を定める条例第2条の別表は、道路法施行令の占用物件あるいは占用料等を定める別表に準じているものでございますが、同法施行令第7条の各号ごとの表の整理、細分化とともに、先ほどの道路占用許可対象物件の追加については、令第7条第6号及び第8号にそれぞれその内容が盛り込まれているものであります。また、令第7条及び第6号及び第8号、第9号、次のページの第11号に掲げる道路上空に設ける施設等の占用料についての引き上げを行っているものでございます。さらに、別表の整理に伴い、第7条の各号にずれが生じるため、関連部分の改正を行ったものであります。令第7条第9号を令第7条第10号に改めております。  附則として、この条例は平成24年4月1日から施行することとしております。  続きまして、次のページの議案第23号鹿角市都市公園条例の一部改正について。  鹿角市都市公園条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成24年2月24日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、鹿角市総合運動公園内の総合競技場について、12月補正で市単独の経済対策として予算計上いたしました夜間照明の設置工事に伴い、利用時間を延長するため、条例を改正するものであります。  次のページとあわせ、議案資料の12ページをご参照いただきたいと思います。  条例(案)の改正内容でありますが、条例第8条関係の別表第1で規定しております総合競技場の利用時間を、これまで午前9時から午後7時までとしていたものを、既に夜間照明設置済みのテニスコートと同じく終了時間を午後9時までとするものであります。  また、附則として、この条例は公布の日から起算して3月を超えない範囲内において規則で定める日から施行するものであります。  次のページをお開き願います。議案第24号鹿角市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について。  鹿角市水道事業の設置等に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる地域主権改革関連法でございますが、この交付に伴う地方公営企業法等の関係法令の改正により、当該法令における資本剰余金の処分規定等が削除され、議会の関与のもと地方公営企業を運営する各自治体の決定にゆだねられたことに伴い、この資本剰余金の処分に関する規定を条例内に新たに定めるため条例を改正するものであります。  次のページとあわせ、議案資料の13ページの方もご参照いただきたいと思います。  条例(案)の改正内容でございますが、第3条の次に第3条の2として資本剰余金の1条を加えるものでございます。第1項につきましては、資本剰余金、建設工事等の財源、補助金、負担金、寄附金等でございますが、この積立方法について規定したものでございます。第2項は、欠損金の補てんにおいて、利益剰余金の補てんをもってしてもなお不足する場合の資本剰余金の取り崩し処分について規定しております。第3項につきましては、資本剰余金をもって取得した資産の減価償却を行わなかった部分に相当する資産の滅失や廃棄した場合などにより生じた損失に対する資本剰余金の取り崩し処分について規定したものでございます。  また、附則として、この条例は平成24年4月1日から施行することとしております。  以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 続きまして、議案第25号を説明いたしたいと思います。  補正予算書の1ページをお願いいたします。  平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第7号)についてご説明申し上げます。  初めに条文でありますが、歳入歳出予算の補正は歳入歳出からそれぞれに2億4,566万3,000円を減額し、総額をそれぞれ179億8,694万円とするものであります。第2条から第5条につきましてはこの後ご説明申し上げます。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  7ページをお開き願います。  第2表継続費補正でありますが、8款5項住宅費の公営住宅建設事業は設計単価の置きかえによる事業費の増に伴うもの、また、10款3項中学校費の八幡平中学校改築事業は入札差額による事業費の減に伴うものであります。  第3表繰越明許費補正1追加でありますが、6款1項農業費の農地集積加速化基盤整備事業高屋地区55万円と、戦略作物生産拡大緊急基盤整備事業350万円は県営事業に対する負担金でありますが、事業の一部において年度内に完了できないものがあることから、当該負担金について繰越明許費の追加をお願いするものであります。  次のページをお願いします。  第4表債務負担行為補正でありますが、平成24年度当初から業務を円滑に行うために、3月中に契約する必要がある37件の管理業務等について債務負担行為の設定をお願いするものであります。  次のページ、11ページをお願いします。  第5表地方債補正であります。1変更については、それぞれの事業において契約による請負差額等に対する事業費の変更、社会資本整備総合交付金の交付額の減少に伴う借入額を調整するもので、(仮称)学習文化交流施設整備事業など10件でありますが、八幡平中学校改築事業については義務教育施設整備事業債から過疎債に切りかえたことから充当率が上がったものであります。トータルでは300万円の増となります。2廃止については、ため池等整備事業において、事業の縮小により借り入れる必要がなくなったものであります。  16ページをお願いします。  2歳入であります。今回の歳入の補正は、事業の実績見込みによる補助金や交付金の補正が主なものであります。  1款4項1目の市たばこ税でありますが、税率引き上げに伴い見込んでいた販売量の減少が想定を下回ったことから、2,700万円を追加するものであります。5項1目入湯税は、東日本大震災の影響が尾を引いたこと、また、大規模宿泊施設の半休業により930万6,000円を減額するものであります。  次のページ、18ページをお願いします。  13款1項2目災害復旧費国庫負担金の公共土木施設災害復旧費負担金45万3,000円は、大雨による市道滝ノ畑線道路災害応急本工事に対する3分の2の国負担金であります。  13款2項5目教育費国庫補助金の2節中学校費補助金は、安全・安心な学校づくり交付金の名称が学校施設環境改善交付金に変更されたことに伴う組み替えであります。  次のページ、20ページをお願いします。  14款1項1目民生費県負担金の6節災害救助費等負担金の災害救助費繰替支弁費負担金653万6,000円は、東日本大震災に係る被災者支援に要した経費に対する被災県からの負担金であります。  次のページをお願いします。22ページです。  9目教育費県補助金3節及び5節の災害児童生徒就学支援事業費補助金は、東日本大震災により就学困難となった児童生徒に対する学用品等の支給について全額補助されるものであります。  26ページをお願いします。  17款2項1目財政調整基金繰入金は、財政調整のため計上していた繰入金について、特定財源の決定見込みと歳出事業費の執行見込みから、財政調整基金について2億514万2,000円を減額するものであります。6目教育施設整備基金繰入金は、地方債補正で説明したとおり、義務教育施設整備事業債と過疎債の充当率の差などにより1億1,100万円を減額するものであります。  32ページをお願いします。  3歳出であります。歳出につきましても、歳入同様に事務事業の実績見込みによる減額が主なものであります。特に額の大きいものは東日本大震災被災者支援費、(仮称)学習文化交流施設整備事業等であります。  2款1項3目職員管理費の19節負担金、補助及び交付金93万8,000円は、職員の懲戒処分に対する不服申し立てに係る公平事務経費を負担金として措置するものであります。7目企画費の25節積立金は、歳入で計上するふるさと鹿角応援寄附金について基金に積み立てるもので、補正後の基金残高見込額は422万7,000円となります。  38ページをお願いします。  3款5項1目災害救助費26節寄附金の400万円でありますが、東日本大震災の被災者に対する市民、団体からの義援金を歳入において災害救助費寄附金として計上しておりますが、これをスポーツこころのプロジェクトに200万円、学校図書館げんきプロジェクトに200万円を充てるものであります。  46ページをお願いします。  10款2項1目学校管理費の公用備品購入費30万円は、歳入で計上する教育費寄附金を充て、大湯小学校の図書室用書架を購入するものであります。  以上で一般会計補正予算の説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 市民部長。 ○市民部長(佐々木忠臣君) 続いて、57ページをお願いいたします。  議案第26号平成23年度鹿角市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の総額からそれぞれ3,882万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ41億9,697万7,000円とするものでございます。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  63ページをお願いいたします。  2の歳入でございますが、今回の補正は実績見込み等による調整でございますので、主なものをご説明申し上げます。  まず、3款1項1目療養給付費等国庫負担金は、補助対象額変更によりそれぞれ調整しているほか、2目高額医療費共同事業負担金は国保連合会の拠出金誤算定による事故処理での過誤相殺による減額補正でございます。  2項1目の財政調整交付金は、先ほどの1項1目と同様の理由による調整でございます。  下の5款1項1目前期高齢者交付金は、65歳から74歳の被保険者数の減に伴う交付決定額による減額補正でございます。  65ページをお願いいたします。  6款1項1目高額医療費共同事業負担金につきましても、さきの3款1項と同様の理由による減額補正でございます。  67ページをお開き願います。  3の歳出でございますが、ここも実績見込みによる調整での補正が主なものでございます。  一番下の方の3款1項1目の後期高齢者支援金は、交付決定による減額補正でございます。  69ページをお開き願います。  7款1項共同事業拠出金につきましては、歳入でも申し上げましたが、国保連合会の拠出金誤算定に伴うもので、それぞれ減額補正となっております。  8款2項1目特定健康診査等事業費は、実績見込みによる不用額の減額補正でございます。  71ページをお開き願います。  9款1項積立金は、3月補正予算調整後の余剰金見込額を計上しております。  以上で説明を終わります。  続いて、73ページをお開き願います。 ○議長(髙杉正美君) ここで、昼食のため午後1時まで休憩いたします。     午前11時58分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午後 1時00分 再開 ○議長(髙杉正美君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  市民部長。 ○市民部長(佐々木忠臣君) 補正予算書の73ページをお願いいたします。  議案第27号平成23年度鹿角市の後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の総額にそれぞれ69万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億3,189万8,000円とする。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  79ページをお開き願います。  2の歳入でございます。  3款1項1目事務費繰入金、4款1項1目繰越金は、歳出の後期高齢者医療広域連合納付金の財源として前年度繰越金の一部を充て、余剰額を一般会計繰入金で財源調整したことによる増減補正でございます。  次の81ページをお開き願います。  3の歳出でございますが、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、保険基盤安定分として低所得者の負担軽減分の納付金額が確定したことにより、その増額分を計上しております。  以上で終わります。  次に、83ページをお開き願います。  議案第28号平成23年度鹿角市の介護保険事業特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。  第1条保険事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ47万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ38億3,919万4,000円、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ37万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,342万2,000円とするものでございます。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  91ページをお開き願います。  保険事業勘定の2歳入であります。  3款2項4目介護保険事業費補助金は、4月からの介護報酬改定に伴うシステム改修事業に対する補助率2分の1の国庫補助金の追加補正であります。  7款1項4目その他一般会計繰入金は、同じく2分の1の市費負担財源分として追加補正であります。  93ページをお願いいたします。  3の歳出でございますが、1款1項1目一般管理費は、介護報酬改定等に伴うシステム改修事業の委託料の追加補正であります。  98ページをお開き願います。  介護サービス事業勘定2の歳入です。  1款1項1目予防給付費収入は、実績見込みによる減額補正です。  2款1項1目一般会計繰入金は、歳入と歳出の増減額を財源調整しまして、一般会計からの繰入金を増額補正するものでございます。  次の100ページをお開き願います。  3の歳出でございます。介護予防サービス計画作成委託料を実績見込みにより減額補正するものでございます。  以上で介護保険の説明を終わります。
    ○議長(髙杉正美君) 総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 102ページをお開き願います。  議案第29号平成23年度鹿角市大湯財産区特別会計補正予算(第1号)であります。  歳入歳出予算でありますが、総額を歳入歳出それぞれ43万5,000円を減額し、744万円とするものであります。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  108ページをお開き願います。  2歳入でありますが、2款1項1目1節林業費補助金の森林環境保全整備事業費補助金は、下折戸造林地の植栽事業について、補助内示により11万円を追加するものであります。  3款2項1目2節被害木売払収入2万6,000円は、大雪による被害木を売却したものであります。  4款1項1目1節財政調整基金繰入金の減額は、当初予算において不足財源として基金繰入を行っておりましたが、次の第5款繰越金の計上や歳出予算の事業費の実績見込みによる減額などから基金繰入をやめるものであります。  6款2項1目1節造林事業受託収入の減額は、北野地区分収造林の除伐作業に係る森林総合研究所からの受託収入について、事業実績見込みによる減額であります。  次のページをお開き願います。  3歳出であります。  2款1項1目13節委託料の減額は、森林総合研究所からの委託を受けて実施する北野一団地の除伐と作業道設置事業について、現地調査により除伐面積を31.83ヘクタールから20.47ヘクタールに減少したことにより事業費が減額となったものであります。  3項1目基金積立金は、前年度繰越金の計上や収支残余金の見込額を財政調整基金に積み立てるものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 建設部長。 ○建設部長(髙杉恭二君) 続きまして、112ページをお願いします。  議案第30号平成23年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。  今回の補正内容でありますが、収益的収支及び資本的収支ともそれぞれ実績見込みに伴う減額が主な内容であります。  次のページをお願いします。  第5条の債務負担行為の補正につきましては、浄水場の運転管理業務委託について、年度当初から継続的な運転管理を行うため3月中に契約する必要があることに伴い、債務負担行為を設定するものであります。  平成24年2月24日提出。鹿角市長。  121ページをお開き願います。  収益的収支のうち収入の1款1項3目その他の営業収益につきましては、臨時職員の雇用保険料個人納付分の精算に伴い3,000円を減額するものであります。  次に、支出の1款1項1目原水及び浄水費から3目受託工事費の減額につきましては、それぞれ負担金の確定に伴う精算分や発注差額分の減額でございます。また、4目総係費の臨時職員賃金、保険料等の減額につきましても、精算に伴う減額であります。  次のページをお開き願います。  資本的収支のうち収入の1款2項1目国庫補助金は、9月に追加補正を行いました石綿管更新に対する補助金の確定に伴い、300万円を減額するものであります。また、1款3項1目企業債のうち設備改良事業債については、十和田の取水電磁流量計設置工事費分として借り入れ予定の2,000万円を内部留保資金で充当対応したことによる減額であります。また、老朽管更新事業債につきましては、9月に追加補正を行った石綿管更新工事の実績見込みに伴い900万円を減額するものであります。  次に、支出の1款1項2目設備改良費の水道施設耐震診断業務委託料は、実績に伴う発注差額294万円を減額するものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 平成24年度予算書・事項別明細書の1ページをお開きいただきたいと思います。  議案第31号平成24年度鹿角市一般会計予算であります。  歳入歳出予算でありますが、総額を歳入歳出それぞれ183億934万7,000円とするものであります。継続費、債務負担行為及び地方債については後ほど説明させていただきます。  第5条は、一時借入金の限度額を15億円と定めるものであります。  第6条は、歳出予算の流用について、人件費に限り同一款内での各項の間の流用ができるものとするものであります。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  8ページをお願いします。  第2表継続費であります。  2款総務費1項総務管理費の(仮称)学習文化交流施設事業について、平成24年度から26年度までの3カ年、総額36億6,042万4,000円の継続費を設定するものであります。平成24年度の事業費は年割額欄の13億5,214万9,000円、25年度は6億3,527万4,000円、26年度は16億7,300万1,000円とするもので、24年度から26年度の3カ年でRC造2階建の図書館、ホール、市民センター、子育て支援施設、交流広場で構成する複合施設を建設するものであります。  第3表債務負担行為であります。果実対策特別資金利子補給費補助金は、借入利率2.7%のうち市、JAかづのが0.7%ずつ、合わせて1.4%を補助するものでありますが、平成24年度の借入見込み1,838万6,000円について、25年度から28年度までの補助金の限度額として24万7,000円を設定するものであります。平成24年度農業経営基盤強化資金利子助成費補助金は、借入利率0.7%のうち県、市が0.07%ずつ、合わせて0.14%を補助するものでありますが、平成24年度の借入見込み1,783万3,000円について、25年度から29年度までの補助金の限度額として6万1,000円を設定するものであります。  第4表地方債でありますが、24年度の借り入れは15件、23億9,190万円で、前年度と比較して2億2,180万円の増であります。新たな起債事業はふるさと鹿角農村環境保全活動支援事業、公園整備事業、体育施設整備事業、公共土木施設災害復旧事業の4件で、大幅に増額となる事業は(仮称)学習文化交流施設整備事業であります。臨時財政対策債は、地方財政見通しにより23年度と同額としております。  なお、251ページ以降に継続費、債務負担行為、地方債に関する調書を添付しておりますので、ご参照いただきたいと思います。  13ページをお願いします。  事項別明細書の歳入であります。  1款の市税でありますが、市税総額は28億3,909万6,000円で、前年度に比較し7,037万1,000円、2.4%の減と見込んでおります。1項市民税は、景気回復のおくれから所得の増加は見込めないものの、年少扶養控除の廃止等により3.8%の増、法人分は全体的な業績の回復傾向を反映し4%増と見込んでおり、合計では3.8%増としております。  2項固定資産税は、評価替えによる下落を反映し、6.8%の減と見込んでおります。  3項軽自動車税については、引き続き微増と見込んでおります。  15ページをお願いします。  4項市たばこ税でありますが、販売数の減少は続くものの、平成22年10月の税率改正により2.4%の増と見込んでおります。  5項入湯税は、東日本大震災の影響から、前年度予算額を大きく下回ると見込んでおります。  2款地方譲与税から次のページの8款地方特例交付金と19ページの10款交通安全対策特別交付金については、23年度の実績見込みと地方財政見通しによる伸び率を参考にして算出しております。  19ページをお願いします。  9款地方交付税であります。地方財政見通しでは0.5%増でありますが、普通交付税は地方財政収支見通し、市税の収支見込み及び23年度の交付実績を勘案し前年度比2.3%増と見込み、特別交付税は前年度と同額の6億円としており、トータルでは2.2%増の67億6,983万2,000円を計上しております。  25ページをお願いします。  13款1項1目民生費国庫負担金の減少は、3節児童福祉費負担金の子ども手当負担金の制度改正が予定されていることに伴うものであります。  次の27ページをお願いします。  4節生活保護費負担金4億3,757万5,000円は、310世帯400人分に係る国の4分の3の負担を計上しております。  2項1目総務費国庫補助金1節総務管理費補助金の社会資本整備総合交付金5億8,290万円は、(仮称)学習文化交流施設整備事業ほか2件に係る40%補助の交付金であります。  ページの下段になりますが、4目土木費国庫補助金1節道路橋りょう費補助金の社会資本整備総合交付金7,200万円は、道路橋長寿命化対策事業と花輪小坂線ほか舗装補修事業に係る交付金で、補助率は60%となっております。  2節都市計画費の補助金の社会資本整備総合交付金2,950万円は、公園長寿命化対策事業として行う17公園の施設整備事業に係る交付金で、補助率は50%であります。  次のページをお願いします。  3節住宅費補助金の社会資本整備総合交付金2億6,793万9,000円は公営住宅建設事業に係る交付金で、補助率は45%です。  5目教育費国庫補助金の2節中学校費補助金の学校施設環境改善交付金1億8,065万8,000円は、八幡平中学校改築事業に係る交付金であります。  次のページをお願いします。31ページになります。  14款1項1目総務費県負担金の秋田県総合防災訓練負担金100万円は、本市で開催される第50回秋田県総合防災訓練の県負担分であります。  2項1目総務費県補助金がふえておりますが、これは国民体育大会会場地市町村交付金9,822万4,000円が主なものであります。  次のページをお願いします。  4目労働費県補助金の減は、ふるさと雇用再生臨時対策基金事業が23年度で終了したこと、緊急雇用創出臨時対策基金事業の事業数が減少したことによるものであります。  45ページをお願いします。  17款2項1目の財政調整基金繰入金は財政調整として5億円を、2目のまちづくり基金繰入金3億円は(仮称)学習文化交流施設事業に充当するものであります。  次の47ページをお願いします。  7目1節教育施設整備基金繰入金1億4,900万円は、八幡平中学校改築事業に充当するものであります。  53ページをお願いします。  20款の市債でありますが、第4表地方債で説明したとおりであります。  次に、歳出についてご説明申し上げます。  57ページをお願いします。  初めに職員数についてご説明申し上げます。一般会計の職員数は233人となっており、昨年に比較して9人減少しております。金額では9,053万7,000円の減であります。特別会計と広域行政組合派遣を含めた全職員数は263人となり、前年に比較しますと9人の減となっております。  なお、247ページ以降に給与費明細書を添付しておりますので、ご参照いただきたいと思います。  69ページをお願いします。  2款1項総務管理費7目企画費ですが、前年度と比較して9億円以上ふえております。(仮称)学習文化交流施設整備事業に係る予算13億5,419万1,000円を計上したことによる増で、13節委託料の工事監理委託料、次のページ、72ページの設計監理委託料、15節工事請負費、17節公有財産購入費の土地購入費等及び22節補償補てん及び賠償金の支障物件移転補償費などであります。また、市制施行40周年記念式典に姉妹都市であるショプロン市及び涼州区の公式訪問団を招聘する経費も計上してございます。  77ページをお願いします。  13目国民体育大会推進費の19節負担金、補助及び交付金は、第68回国民体育大会冬季大会スキー競技会の開催に係る経費について、実施主体となる鹿角市国体実行委員会に交付するものであります。  次のページをお願いします。  14目諸費19節負担金、補助及び交付金の市制施行40周年元気創出補助金250万円は、市民団体が近く実施する市民の一体感の醸成につながるイベント等の開催に要する経費の一部を助成するものであります。  85ページをお願いします。  2項市民共動費4目市民センター費の4億円以上の減は、十和田市民センター体育場改築事業と大湯地区市民センター耐震補強事業が終了したことによるものであります。  91ページをお願いします。  4項戸籍住民基本台帳費1目戸籍住民台帳費の減は、法改正による外国人登録事務の変更に伴うシステム改修委託料の減によるものであります。  111ページをお願いします。  3款1項3目老人福祉費19節負担金、補助及び交付金の高齢者交流サロン推進事業費補助金200万円は、高齢者が交流できる環境を整備することにより地域の人間関係の再構築に寄与し、地域社会の一員として生き生きと生活できるよう、モデル事業として市内の4カ所の拠点に助成を行うものであります。  129ページをお願いします。  4款衛生費1項保健衛生費1目保健衛生総務費13節委託料のあんしん医療連携事業委託料は、在宅当番医制事業委託料から名称を変更するものであります。  次の131ページをお願いします。  19節負担金、補助及び交付金のかづの厚生病院医師確保対策支援補助金1,500万円は、かづの厚生病院における常勤医の不在は地域における安全安心な医療サービスを提供するという病院としての基本的な機能であることから、産科医、小児科医、精神科医の確保等に要する経費の一部を助成するものであります。  133ページをお願いします。次のページになります。  3目環境衛生費15節工事請負費1,000万円は、大湯温泉総合振興プラザ駐車場内に公衆トイレを新設するものであります。  次の135ページをお願いします。  4目環境保全対策費13節委託料の環境調査委託料210万円は、権限委譲となる自動車騒音常時監視業務に係るものであります。また、河川水質調査業務委託料では、市民の安心感醸成のため、従来の調査に加え放射線スクリーニング検査を実施することとしております。  147ページをお願いします。  6款1項3目農業振興費の19節負担金、補助及び交付金の「そばの里」産地確立交付金でありますが、「そばの里」産地確立交付金と耕作放棄地再生補助金を統合し助成単価を見直したほか、連作障害対策にも助成することとしております。  149ページをお願いします。次のページになります。  4目園芸振興費の全国モモ研究大会運営費補助金70万円は、第49回全国モモ研究大会が6月に本市において開催されますが、その開催経費について助成するものであります。
     5目水田農業対策費19節負担金、補助及び交付金の淡雪こまち生産拡大対策事業補助金240万円は、淡雪こまちへの作付転換を促すため、慣行栽培から直播栽培に切りかえた場合に必要となる種子作成及び播種作業における経費の増額分の2分の1相当を助成するものであります。  151ページをお願いします。  6目農業経営基盤強化促進対策費では、集落ごとの話し合いにより今後の地域の中心となる経営体を決定し、農地の集積を含めた地域農業のあり方等を取りまとめる地域農業マスタープランを作成する経費を計上しております。  165ページをお願いします。  7款1項2目商工振興費の13節委託料の鹿角ブランドPR強化事業委託料925万5,000円は、夢の教室開催の縁から日本サッカー協会と連携し、地域資源のPR事業を展開するための経費を計上するものであります。  次のページをお願いします。  19節負担金、補助及び交付金の新日本スーパーマーケット協会負担金24万円は、商品力・営業力強化セミナーや首都圏バイヤー等との個別相談、現地商談会等を実施するため、協会に加入するものであります。商店街店舗リニューアル事業費補助金50万円は、商店街の集客力と地域住民の買い物利便性の維持向上を目的に、商工会等による経営診断等第三者の助言を得ることを条件に市内商店街の個人店舗のリニューアルを支援するものであり、補助率は2分の1、上限50万円であります。市制施行40周年記念商品券発行事業費補助金2,000万円は、かづの商工会が発行する2億円規模の商品券発行事業について、プレミアム分を助成するものであります。  174ページをお願いします。  2項2目観光振興費13節委託料の基本構想・基本計画策定業務委託料630万円は、大湯温泉地区観光拠点施設整備事業に係るものであります。また、鹿角総合泊覧会開催事業委託料871万1,000円は、通称オンパクと呼ばれる小規模の体験交流型イベントをたくさん集めて短い期間で開催する手法により、鹿角観光のハイシーズンである紅葉期にイベント、体験プログラム、特産品の試験販売等を集中的に実施し、効果的なPRと新たな観光素材の掘り起こしを行うものであります。  次のページをお願いします。  19節負担金、補助及び交付金の鹿角デスティネーションツアー造成促進事業費補助金800万円は、いわてDC、秋田プレDCの開催を好機ととらえ、小坂町と歩調を合わせ、旅行代理店に招客実績に応じ一人当たり2,000円の助成を行うことで団体ツアー商品の造成を促すものであります。条件は、1ツアー当たり15名以上で、行程に市内宿泊1泊以上、観光施設2カ所以上を組み込むこととしております。  179ページをお願いします。  5目交流推進費13節委託料の森林セラピーステーション機能活用促進事業委託料602万6,000円は、森林セラピー利用者の増を図るため、緊急雇用創出臨時対策基金事業を活用し、鹿角森林セラピーステーションの機能を活用したイベントを定期的に実施することにより森林セラピーを効果的にPRするものであります。  189ページをお願いします。  8款2項5目道路新設改良費17節公有財産購入費の土地購入費962万5,000円、22節補償、補てん及び賠償金の支障物件移転等補償費9,738万1,000円は、組合病院1号線道路整備事業に係るものであります。  次のページをお願いします。  4項1目都市計画総務費13節委託料の都市計画図作成業務委託料6,900万円は、作成から10年以上が経過している都市計画図について、都市状況の変化を反映し更新するものであります。2目街路事業費13節委託料の基本計画調査委託料724万5,000円は、鹿角花輪駅前の広場、駅舎整備事業を推進するに当たり、測量、整備案の検討、基本設計図の作成等の基本計画調査に係る委託料であります。  次のページをお願いします。  19節負担金、補助及び交付金の都市計画街路久保田古舘線整備事業費負担金60万円は、久保田古舘線の一部について県において実施する街路整備事業費、横丁区間でありますが、一部を市が負担するもので、路線測量、道路詳細設計事業費1,000万円の6%を計上するものであります。  3目公園費15節工事請負費の施設整備工事費1億450万円は、公園施設長寿命化計画に基づく17公園の整備等のほか、スキーと駅伝のまちづくりプロジェクト推進事業として選手の強化のほか、陸上や多くのスポーツ合宿等を誘致する環境を整備するため、総合運動公園内にウッドチップを使用のランニングコース整備工事費を計上しております。  199ページをお願いします。  9款1項消防費3目消防施設費であります。次のページ、201ページの15節工事請負費2,552万7,000円は、谷内消防活動拠点施設を新設する工事費等であります。  219ページをお願いします。  10款3項3目学校建設費であります。15節工事請負費は八幡平中学校改築事業に要する経費の計上で、24年度は校舎が完成し、18節備品購入費はこれに伴う備品購入費を計上いたします。  231ページをお願いします。  5項7目先人顕彰館費13節委託料では、先人顕彰館に指定管理者制度を導入することに伴う指定管理料を計上しております。  239ページをお願いします。  6項3目体育施設費であります。15節工事請負費では、花輪スキー場スモールヒル建設工事、Aネット設置工事、水晶山スキー場ナイター照明工事及び高圧受電設備等修繕工事などの経費を計上しております。18節備品購入費では、今後のスキー大会の運営に万全を期すため、圧雪車1台、スノーモービル3台の購入経費を計上しております。  以上で、平成24年度一般会計予算の説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 市民部長。 ○市民部長(佐々木忠臣君) 258ページをお願いいたします。  議案第32号平成24年度鹿角市の国民健康保険事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ41億4,617万7,000円と定める。  第2条地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は2億円と定める。  第3条地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は次のとおり定める。  (1)各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。  (2)保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用であります。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  予算総額は、前年度予算との比較で1億3,966万2,000円減の約3.3%減となっております。  266ページをお開き願います。  2の歳入でありますが、主なものについてご説明申し上げます。  1款1項国民健康保険税でありますが、一般被保険者につきましては、今年度の実績数値を参考に被保険者数、世帯数及び前年度の所得金額の95%をベースに算出しております。前年度当初予算より約0.4%減の6億6,666万8,000円となっております。  次の268ページをお開き願います。  4款1項1目の療養給付費交付金でございますが、社会保険診療報酬支払基金からの交付金で、退職被保険者分の療養給付見込額を計上しております。前年度当初予算より17.3%増となっております。  次の270ページをお願いします。  7款1項1目の共同事業交付金でございますが、レセプト1件80万円を超える高額医療費分に対する共同事業交付金と30万円以上80万円未満の医療費に保険財政共同安定化事業交付金として国民健康保険団体連合会から交付されるもので、前年度より約7.8%減の額で計上しております。  次の272ページをお願いします。  9款1項1目の一般会計繰入金でございますが、法律により定められているいわゆる法定分としましては人件費、事務費、保険者支援分などの所要額を、法定外分としては1億845万3,000円とし、合わせた額で計上しております。2項1目財政調整基金繰入金は、3月補正の説明で申し上げましたように、23年度で発生した余剰金を基金積立としておりましたが、24年度当初予算で取り崩し、繰り入れる形としております。  276ページをお開き願います。  3の歳出について、主なものをご説明いたします。  続いて280ページをお願いします。  2款の保険給付費につきましては、平成21年度、22年度の実績と平成23年度の見込額を参考にいたしまして伸び率を算出しております。その結果、1項の療養諸費と、次のページになります2項の高額療養費の合計額では、前年度より2.5%減となっております。  290ページをお願いします。  8款2項1目の特定健康診査等事業費でございますが、これまでの実績などから推計して、予算では45%の受診率で見込んでおります。40歳から74歳までの国民健康保険被保険者を対象に、生活習慣病に着目した検査項目による特定健康診査費用で、3,506人分を予算計上しております。  以上で、国民健康保険特別会計の説明を終わります。  次に、298ページをお願いいたします。  議案第33号でございます。平成24年度鹿角市の後期高齢者医療特別会計予算は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の総額は、それぞれ3億6,231万1,000円と定める。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  予算総額は前年度予算との比較で3,110万4,000円増、比率で約9.4%増となっております。  304ページをお願いいたします。  歳入の主なものについてご説明いたします。  1款1項1目の後期高齢者医療保険料ですが、秋田県後期高齢者医療広域連合の保険料算定についての通知に基づき、平成24年度被保険者数を6,599人と見込んで算定しております。  308ページをお願いします。  3の歳出でございますが、下段の2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、徴収する保険料に合わせまして保険基盤安定分を広域連合に納付する額としての予算計上でございます。  以上で説明を終わります。  続いて、316ページをお開き願います。  議案第34号でございます。平成24年度鹿角市の介護保険事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条保険事業勘定の歳入歳出予算の総額は、それぞれ42億786万6,000円、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額は、それぞれ3,397万5,000円と定める。  第2条地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおり定める。  (1)保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  予算総額は、前年度予算額との比較で4億7,606万8,000円増の、12.6%増となっております。  325ページをお願いします。  介護保険事業における2の歳入の主なものについてご説明いたします。  1款1項1目第1号被保険者保険料につきましては、第5期介護保険事業計画に基づいて、65歳以上の3カ年平均の高齢者人口を1万1,594人と見込み、介護保険料は第4段階の基準額を月額5,553円とする改定額を見込んで、現行の所得階層区分の適用を参考に算出しております。その結果、1目1節の現年度予算額は、前年度より8,313万2,000円増の7億375万7,000円を計上しております。なお、1節現年度分については、これまでの実績をもとに、年金引き去りの特別徴収保険料は賦課総額の92%相当額を、普通徴収保険料は賦課総額の8%相当額をそれぞれ計上しております。  3款1項1目の介護給付費負担金につきましては、標準給付費の施設分を15%、その他の分を20%相当額で見込んで計上しております。  327ページをお願いします。  4款1項1目の介護給付費交付金につきましては、40歳から64歳までの第2号被保険者における社会保険診療報酬支払基金からの交付金で、給付費の30%相当額を計上しております。  329ページをお願いします。  7款1項1目の介護給付費繰入金ですが、介護給付費の市負担分として12.5%を一般会計から繰り入れするもので、前年度より約12.1%増の計上となっております。  次に、333ページをお願いいたします。  3の歳出の主なものについてご説明いたします。  337ページをお願いいたします。  後段の2款1項の介護サービス等諸費につきましては、今年度の実績をもとに算定しておりますが、要支援から要介護への重度化傾向により、1目の居宅介護サービス給付費と2目の地域密着型介護サービス給付費などが前年度より大きく伸びております。  次に、339ページをお願いします。  2款2項の介護予防サービス等諸費につきましては、主に要支援者が居宅において受けた介護予防サービスの給付費でございますが、要支援者から介護サービスへの移行により、特に1目の介護予防サービス給付費が前年度より20.5%減と計上しております。2項全体といたしましても16.5%減の額での計上となっております。  次に、352ページをお願いいたします。  2の歳入です。介護サービス事業勘定における歳入、1款1項1目の介護予防サービス費収入につきましては、要支援者の状態に合わせた介護予防プラン作成に係るものですが、継続・新規を合わせて4,160件の作成を見込み計上しております。前年度よりも9.7%の減となっております。  次の354ページをお願いします。  3の歳出について説明いたします。  1款1項1目の介護予防サービス事業費につきましては、プラン策定に係る人件費や調査員の賃金のほか、介護予防サービス計画作成委託料等事務費を計上しております。  以上で、介護保険特別会計の説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 建設部長。 ○建設部長(髙杉恭二君) 予算書360ページをお願いします。  議案第35号平成24年度鹿角市下水道事業特別会計予算は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の総額は、それぞれ8億9,215万5,000円と定める。  第2条債務負担行為をすることができる事項と第3条の地方債の方法は、それぞれ第2表及び第3表による。  第4条一時借入金の借入れ最高額は4億円と定める。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  363ページをお願いします。  第2表の債務負担行為でありますが、事項は平成24年度鹿角市水洗便所改造資金あっせん利子補給費補助金とその損失補償とし、期間は平成29年度までとするものであります。  第3表地方債の借入れ限度額の合計は2億4,840万円で、利率は6.5%以内とするものであります。  367ページをお願いします。
     歳入の主な内容でありますが、1款1項1目下水道受益者負担金の現年度分につきましては、平成23年度までの賦課分と平成24年度賦課分を合わせ893万1,000円を見込んでおります。  下段の3款1項1目下水道費国庫補助金につきましては、鹿角、湯瀬処理区にかかわる管渠等の汚水処理施設整備交付金として4,000万円を見込んでおります。  371ページをお願いします。  歳出の1款1項1目一般管理費につきましましては、米代川流域下水道関連、公共下水道の鹿角処理区及び単独公共下水道の湯瀬処理区にかかわる管理経費でございます。  13節の施設管理委託料2,732万2,000円につきましては、大湯、湯瀬の真空ステーションやマンホールポンプ及び湯瀬浄化センター等の施設、設備の保守管理委託料が主な内容であります。  次のページをお願いします。  2目事業費の主な内容でありますが、13節の実施設計委託料1,000万円は、尾去沢と錦木地区にかかわる管渠等の設計委託料であります。15節の下水道整備工事費9,275万円は、尾去沢、錦木、湯瀬地区にかかわる管渠工事約1,000メートルを予定しているものであります。19節負担金のうち流域下水道鹿角処理区建設費負担金2,042万6,000円につきましては、鹿角処理センター内の自家発電設備設置に係る負担金でございます。22節支障物件移設等補償費235万円は、尾去沢、錦木、湯瀬地区における管渠工事等に伴う上下水道及び簡易水道の配水管等移設補償費であります。  375ページをお願いします。  2款1項公債費は、起債の償還元金と利子及び一時借入金に伴う利子を計上しております。  以上で、下水道事業特別会計予算の説明は終わります。  次に、383ページをお開き願います。  議案第36号平成24年度鹿角市農業集落排水事業特別会計予算は、次に定めるところによる。  第1条の歳入歳出予算の総額は、それぞれ2億9,577万7,000円と定める。  第2条債務負担行為をすることができる事項と第3条の地方債の方法は、それぞれ第2表及び第3表による。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  386ページをお願いします。  第2表の債務負担行為でありますが、事項は平成24年度鹿角市水洗便所改造資金あっせん利子補給費補助金とその損失補償とし、期間は平成29年度までとするものであります。  第3表地方債の借入れ限度額の合計は1億980万円で、利率は6.5%以内とするものであります。  次に、390ページをお願いします。  歳入の主な内容でありますが、2款1項1目農業集落排水使用料は、小豆沢地区と谷内永田地区の使用料として1,162万7,000円を見込んでございます。  3款1項1目の汚水処理施設整備交付金1億350万円は、末広地区の農業集落排水施設整備事業費に対する2分の1の交付金であります。  次に、394ページをお願いします。  歳出の1款1項1目一般管理費は、小豆沢地区及び谷内永田地区にかかわる施設等の管理経費であります。11節の光熱水費552万3,000円につきましては、処理センター2棟及びマンホールポンプ等25カ所の電気料金でございます。また、13節の施設管理委託料1,319万3,000円は、両地区の汚水処理施設、設備や緊急通報システム等の保守点検委託料でございます。  396ページをお願いします。  2目事業費の主な内容でありますが、13節委託料の計2,615万円は末広地区整備事業に伴う処理場や管渠等の実施設計及び処理場の地質調査委託料などであります。15節農業集落排水整備工事費1億7,175万円は、末広地区の約2,800メートルの管渠整備工事が主なものでございます。22節支障物件移設等補償費1,200万円は、末広地区の管渠整備等に伴う上水道の配水管等移設補償費であります。  次に、3款1項公債費につきましては、起債の償還元金と利子の計上でございます。  以上で、農業集落排水は終わります。  次に、406ページをお願いします。  議案第37号平成24年度鹿角市簡易水道事業特別会計予算は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の総額は、それぞれ1億2,452万円と定める。  第2条の地方債の方法は第2表による。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  409ページをお願いします。  第2表地方債の借入れ限度額は4,580万円とし、利率は6.5%以内とするものであります。  次に、413ページをお願いします。  歳入の主な内容でありますが、1款1項1目の水道料金につきましては、湯瀬ほか簡易水道3施設の分として1,650万6,000円を見込んでおります。  2款1項1目の簡易水道施設整備費補助金2,000万円は、松館地区統合施設整備事業費に対する3分の1の補助金であります。  次のページをお願いします。  6款1項1目雑入のうち他事業関連配水管移設補償費100万円は、湯瀬の公共下水道事業に伴う配水管等の移設補償費であります。  7款1項1目の簡易水道整備事業債4,580万円は、松館地区統合施設整備及び水沢簡易水道各配水池のテレメータ交換に伴う起債額でございます。  次のページをお願いします。  歳出の主な内容でありますが、1款1項2目施設管理費のうち13節の施設管理委託料642万7,000円は、湯瀬浄水場の電気、計装保守点検や施設管理のほか除雪の委託料などが主なものであります。15節の施設整備工事費7,706万円は、松館地区の統合施設整備のほか水沢簡易水道配水池のテレメータ交換や湯瀬簡易水道の沈澱池ミキサー交換及び下水道関連配水管移設工事を行うものでございます。  次のページをお願いします。  2款1項公債費につきましては、簡易水道事業債の償還元金と利子の計上であります。  以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 425ページをお開きいただきたいと思います。  議案第38号平成24年度鹿角市大湯財産区特別会計予算であります。  歳入歳出予算でありますが、総額は歳入歳出それぞれ728万2,000円であります。平成24年2月24日提出。鹿角市長。  431ページをお開き願います。  2歳入でありますが、2款1項1目財産貸付収入は、区有地の貸し付け49件分、419万1,000円を計上しております。  次のページ、433ページをお願いします。  4款1項1目受託事業収入でありますが、北野地区分収造林の除伐作業に係る森林総合研究所からの受託収入として225万9,000円を計上しております。下段の県支出金は、切り捨て間伐が補助対象から外れたことから事業を実施しないため、次のページの繰入金は24年度において繰り入れが必要でないため、それぞれ廃款とするものであります。  437ページをお願いします。  3歳出であります。  1款1項1目財産管理費では、財産区管理会経費等のほか、造林地3.97ヘクタールの間伐を行う経費を計上しております。  次のページをお願いします。  2款2項1目造林費でありますが、13節委託料226万円は、歳入で説明しました森林総合研究所からの受託事業に係る経費であります。2項1目繰出金は一般会計繰出金でありますが、大湯温泉まつり事業への助成分を計上しております。  以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 建設部長。 ○建設部長(髙杉恭二君) 442ページをお願いします。  議案第39号平成24年度鹿角市上水道事業会計予算は、次に定めるところによる。  条文の主な内容でありますが、第3条収益的収支の予定額は、水道事業収益が5億2,903万9,000円、水道事業費用5億2,262万5,000円としております。  第4条資本的収支の予定額は、次のページをお開き願います。資本的収入が1億1,529万7,000円、資本的支出を2億9,436万6,000円と定めております。  第5条の債務負担行為をすることができる事項等は、平成24年度水道給水装置等設備資金利子補給費補助金とその損失補償とし、期間は平成29年度までとしております。  第6条企業債の目的、方法等は表のとおりと定め、限度額の合計は1億円であります。  次のページの第9条他会計からの補助金は、簡易水道施設の統合整備に伴い上水道に編入した甚兵ェ川原地区にかかわる起債償還分の補助金額を定めたものであります。  平成24年2月24日提出。鹿角市長。  459ページをお願いします。  収益的収支の主な内容でありますが、収入の1款1項1目給水収益は、給水件数1万859件分の5億971万8,000円を計上しております。  下段の1款2項3目雑収益のうち下水道使用料等徴収事務費用負担金883万6,000円は、徴収事務の一元化に伴う下水、農集、簡易水道会計からの負担金であります。  次のページをお願いします。  支出の1款1項1目原水及び浄水費につきましては、浄水場ほか浄水施設に係る経費でございますが、主な経費としては、委託料2,292万3,000円のうち電気、計装設備の保守点検業務282万2,000円、浄水施設等の運転管理業務1,760万円のほか、各浄水場の動力用電気料2,028万6,000円、浄水用薬品費1,440万3,000円が主な経費でございます。  2目配水及び給水費は、配水施設の管理経費でございますが、次のページをお願いします。委託料のうち尾去沢地区管洗浄業務委託料1,239万円は、濁り水発生防止のため、花輪地区同様に尾去沢地区内の配水管等のほか八幡平送水管の管洗浄を行う予定であります。修繕料は検定期間満了に伴うメーター取りかえ修繕料2,233戸分の5,487万円及び管洗浄に関連した仕切弁修繕料720万円が主な経費でございます。  3目受託工事費560万円は、公共下水道や末広地区農業集落排水事業関連のほか石綿管更新に伴う給水装置の受託工事費であります。  4目総係費は、経営業務の関係経費でございますが、次のページをお願いします。  委託料のうち水道料金等徴収業務委託料3,664万5,000円は、昨年10月に開設いたしました鹿角市水道お客様センターへの委託料のほか、賃借料の上下水道料金調定システム借上げ料283万9,000円が主な経費となっております。  次のページをお願いします。  資本的収支の主な内容でありますが、収入の1款1項1目補償費1,340万円は、公共下水道や末広地区の農業集落排水及び福士川河川改修事業関連の配水管移設補償費であります。  1款3項1目企業債につきましては、電磁流量計設置及び送水ポンプ場の自家発電機設置に伴う設備改良事業債として6,000万円、また、石綿管更新に伴う老朽管更新事業債3,000万円のほか、上水道給水区域内の配水管等施設拡張に伴う施設拡張事業債として1,000万円の借り入れを予定しているものであります。  次のページをお願いします。  支出の1款1項2目設備改良費につきましては、十和田浄水場関係の耐震診断委託料1,000万円のほか、花輪浄水場の電磁流量計設置及び大湯と東山ポンプ場への自家発電機設置工事費として6,900万円、さらに石綿管更新工事費として4,024万円を計上しております。  3目施設拡張費は、石鳥谷、松館地区の簡易水道統合施設の整備を進める上で、供給施設となる八幡平配水池の移設更新に伴う設計、地質調査委託料700万円のほか、花輪地区の配水管等拡張工事費として1,310万円、さらに八幡平配水池の移設用地購入費の100万円が主な経費となっております。  最後に、4目他事業関連施設整備事業費3,773万円は、公共下水道や末広地区の農業集落排水及び福士川河川改修事業関連の配水管移設工事費となっております。  以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 提案理由の説明を終わります。  以上で、本日予定いたしました議事はすべて終了いたしました。  明25日から27日までは、議案精査及び休日のため、本会議は休会といたします。  ただいまの時刻をもって散会いたします。     午後2時7分 散会...