鹿角市議会 > 2021-05-14 >
令和 3年第3回定例会(第1号 5月14日)

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  1. 鹿角市議会 2021-05-14
    令和 3年第3回定例会(第1号 5月14日)


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    最終取得日: 2022-12-30
    令和 3年第3回定例会(第1号 5月14日)     令和3年5月14日(金)午前10時開会   開会   開議   議長報告  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 市長行政報告  第4 議案の上程      報告第4号から報告第6号まで       説明、質疑      議案第42号から議案第44号まで       説明、採決      議案第45号から議案第50号まで       説明、質疑  第5 議案及び請願・陳情の付託   散会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 会議録署名議員の指名
      2 会期の決定   3 市長行政報告   4 議案の上程      報告第 4号 繰越明許費繰越計算書について(鹿角市一般会計)      報告第 5号 予算繰越計算書について(鹿角市上水道事業会計)      報告第 6号 予算繰越計算書について(鹿角市下水道事業会計)      議案第42号 監査委員の選任について      議案第43号 教育委員会委員の任命について      議案第44号 固定資産評価審査委員会委員の選任について      議案第45号 土地の処分について      議案第46号 鹿角市児童クラブ条例の一部改正について      議案第47号 鹿角市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を             定める条例の一部改正について      議案第48号 令和3年度鹿角市一般会計補正予算(第3号)      議案第49号 令和3年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号             )      議案第50号 令和3年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第1号)   5 議案及び請願・陳情の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(18名)        1番  笹 本 真 司 君     2番  湯 瀬 弘 充 君        3番  湯 瀬 誠 喜 君     4番  丸 岡 孝 文 君        5番  戸 田 芳 孝 君     6番  成 田 哲 男 君        7番  金 澤 大 輔 君     8番  舘 花 一 仁 君        9番  栗 山 尚 記 君    10番  児 玉 悦 朗 君       11番  安 保 誠一郎 君    12番  兎 澤 祐 一 君       13番  浅 石 昌 敏 君    14番  倉 岡   誠 君       15番  宮 野 和 秀 君    16番  中 山 一 男 君       17番  田 村 富 男 君    18番  黒 澤 一 夫 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       畠 山 義 孝 君    総務部長      佐 藤 康 司 君  総務部付部長待遇  奈 良 巧 一 君    市民部長      黒 澤 香 澄 君  健康福祉部長    金 澤   修 君    健康福祉部保健医療専門官                                   村 木 真智子 君  産業部長      花 海 義 人 君    建設部長      中 村   修 君  教育部長      加 藤   卓 君    総務部次長     大 里   豊 君  産業部次長     阿 部 正 幸 君    会計管理者     佐 藤 千絵子 君  教育次長      花ノ木 正 彦 君    財政課長      渡 部 裕 之 君  監査委員事務局長  畠 山   修 君    農業委員会事務局長 金田一 延 寿 君  選挙管理委員会事務局長            相 馬   天 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      佐羽内 浩 栄 君    主幹        小田嶋 真 人 君  副主幹       海 沼 雄 一 君    主査        青 山 智 晃 君      午前10時00分 開会 ○議長(中山一男君) ただいまから、令和3年第3回鹿角市議会定例会を開会いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     開議 ○議長(中山一男君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(中山一男君) これより議長報告をいたします。  監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書及び同法第199条第9項の規定による定期監査及び財政援助団体等監査結果報告書、また市長より地方自治法第243条の3第2項の規定による法人の経営状況等説明書が提出されております。  次に、5月13日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、別紙、請願・陳情一覧表のとおりであります。  次に、2月25日から5月13日までの議会閉会中における会議開催状況及び会議出席状況については、別紙報告書のとおりであります。  以上で議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(中山一男君) 次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により3番湯瀬誠喜議員、4番丸岡孝文議員を指名いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 会期の決定 ○議長(中山一男君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期については、お配りしております会期・議事日程表のとおり、本日から6月4日までの22日間と決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、会期は本日から6月4日までの22日間と決定いたしました。  ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第3 市長行政報告 ○議長(中山一男君) 次に、日程第3、市長の行政報告を受けます。市長。     (市長 児玉 一君 登壇) ○市長(児玉 一君) おはようございます。  令和3年第3回鹿角市議会定例会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ち、諸般の報告を申し上げます。  初めに、総務関係についてでありますが、第7次鹿角市総合計画前期基本計画の推進につきましては、暮らしを守る5つの基本戦略と都市経営の視点で攻める3つの経営戦略により、市民の確かな暮らしの実現と将来にわたり安定的な市民サービスの提供を目指す取組をスタートさせたところでありますが、政策間連携をより一層強化し、目標達成に向けた積極的な事業展開と着実な前進を図ってまいります。  過疎計画につきましては、本年4月1日に新たな過疎対策法である「過疎地域持続的発展支援に関する特別措置法」が施行され、その中において、過疎地域の自立に向け、地域における持続可能な社会の形成及び地域資源等を活用した地域活力のさらなる向上が極めて重要であるとの考えが明示されました。  これを踏まえ、第7次総合計画との整合性を図りつつ、本市における過疎地域持続的発展と地方創生を実現していくため、新法に基づく「過疎地域持続的発展計画」を9月までに策定し、過疎対策の取組を計画的に推進してまいります。  新型コロナウイルス感染症対策につきましては、国では首都圏及び大都市を中心とした急激な感染拡大や変異株の感染者が急速に増加している状況を踏まえ、4月25日に3度目の緊急事態宣言を4都府県に発出し、その後、さらに2県が追加されております。  本市では、県と足並みをそろえ、市民に対し、県外との往来は、真にやむを得ない場合を除いて避けていただくよう、市ホームページメール配信サービスで呼びかけておりますが、県内では、連日、多くの感染者が確認されており、一部警戒レベルが引き上げられていることから、決して気を緩めることなく、感染防止対策に取り組んでまいりますので、引き続き市民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。  ふるさと鹿角応援寄附につきましては、令和2年度の実績は1万5,660件、金額にして1億9,872万3,030円となり、前年度と比較し、件数で3%の増加、金額で2%の減少となっております。  新たなポータルサイトの追加や、コロナ禍における巣籠もり需要により、寄附件数は増加しましたが、比較的安価な返礼品である家庭用リンゴの人気が高かったことから、寄附金額は件数に比例して増加しなかったものと分析しております。  今年度は新たに、JR東日本が運営するポータルサイト「JRE MALL」を追加し、全国に向けて本市特産品等情報発信拡大を図っていくほか、地域商社と連携し、協力事業者の新規開拓と魅力的な返礼品の造成を行うことで、より多くの方々から本市を応援いただけるよう取り組んでまいります。  移住・定住の促進と関係人口の拡大につきましては、令和2年度の移住実績は、過去最多の39世帯61人で、うち6割が首都圏からの移住者となっており、年齢別では40代以下が約8割を占めております。  コロナ禍により、首都圏で開催を予定していた移住フェアや相談会の中止が相次いだことから、対面による相談の機会は減少しましたが、移住コンシェルジュによる動画配信や、NPO法人との連携によりSNSを活用した仕事や子育てに関する情報発信のほか、オンラインによる相談を強化したことが、移住者の増加につながったものと捉えております。  今年度は新たに、進学や就職などで都市圏へ転出した若者を対象に、地元への愛着とつながりを深めながら、将来の本市へのUターン志向を育んでいくことを目的に、若者世代ふるさとネットワーク構築事業を実施し、関係人口のさらなる拡大を図ってまいります。  次に、民生関係についてでありますが、新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、市が実施する住民接種については、国から自治体に供給するワクチンの数に限りがあることから、国が定める接種順位に基づき順次接種を進める計画とし、4月19日からは高齢者施設の入所者と施設従事者への接種を開始し、今月10日現在で、延べ620人の接種を終了しております。現在、75歳以上の高齢者の方を対象に接種券を郵送し、対象者数6,130人に対し、10日現在で3,771人、率にして61.5%の方の予約を受け付けております。  接種方法については、かかりつけ医の下で実施する「個別接種」と、日時と場所を指定して行う「集団接種」の併用型で進めることとしており、昨日13日より個別接種を開始いたしております。引き続き74歳から65歳の高齢者の方など、順次接種を行ってまいりますが、希望者が安心してワクチン接種ができるよう関係機関と連携を図りながら、きめ細やかな対応と周知に努め、適切に実施してまいります。  国の「子育て世帯生活支援特別給付金」につきましては、長期化するコロナ禍において、低所得のひとり親世帯の生活を支援するため、児童扶養手当受給者204人に対し、児童1人につき5万円の給付を完了いたしております。また、所得制限により児童扶養手当を受給していないひとり親であっても、コロナ禍により家計が急変し、収入が児童扶養手当を受給している方と同水準となった方については、給付金の対象となる場合があることから、引き続き制度の周知を図ってまいります。  さらに、ひとり親世帯以外で、令和3年度の住民税均等割が非課税である子育て世帯に対する支援を行うこととしており、対象世帯が確定し次第、速やかに給付できるよう準備を進めてまいります。  医師確保対策事業につきましては、現在本市では、将来本市で医師として従事することを希望している6人に対し医師修学資金を貸与しておりますが、このうち3月に医学部を卒業した4人は医師国家試験に合格し、4月からは全国の研修指定医療機関で2年間の初期臨床研修を開始しており、残る2人は医学部最終の6年次に進級しております。  市といたしましては、貸与者が本市で医療に従事できるよう、引き続き貸与者と逐一連絡を取りながら、研修医の状況や今後専攻する診療科目の把握、医学生の学業状況など情報収集を行い、きめ細やかなフォローアップを継続してまいります。  また、将来本市で医師として勤務する人材を確保し、育成していくため、高校等へ直接訪問などを行い、医師修学資金貸与制度等について積極的に情報発信してまいります。  自治会活動の充実につきましては、今年度から自治会活動を支援する制度を集落活動応援事業費補助金に改めるとともに、支援対象自治会の要件を会員30世帯以下から50世帯以下に拡大しており、集落支援員による地域の状況に応じた取組等へのサポートのほか、自治会が抱える課題の解決や活性化に向けた取組をさらに推進してまいります。  次に、農業関係についてでありますが、主食用米の生産につきましては、需要に見合った生産の目安である1,992ヘクタールに対し、農家から提出された現段階の計画面積は2,061ヘクタールで69ヘクタールの超過となっておりますが、昨年と比較し主食用米から飼料用米など新規需要米へ約143ヘクタールの転換が図られており、今後も需要に応じた生産となるよう産地交付金などの制度をPRしながら取り組んでまいります。  キュウリやトマト、シンテッポウユリなどの野菜や花卉類につきましては、播種や定植作業なども順調に進んでおり、品質向上と収量の増加が図られるよう、適期防除等について周知してまいります。
     果樹につきましては、2月下旬からの気温上昇の影響により、生育が平年より1週間から10日ほど早かったものの、4月中旬以降に低気温の日が多かったことにより、リンゴの花芽に霜害の発生が確認されております。被害状況については、品種や園地によって異なりますが、被害を免れた花芽の確実な結実に向けた人工授粉の徹底や過剰な摘果を行わないように、関係機関と協力しながら周知を図ってまいります。  また、果樹農家の労働力を支援する果樹栽培サポーターの育成については、今年度も新たに10人の受講生を迎えスタートしておりますので、正規サポーターへの育成と本格的なマッチングを進め、北限の桃や鹿角りんごのさらなる栽培拡大につなげてまいります。  有害鳥獣被害防止対策につきましては、4月に市内でのイノシシの出没報告があったことから、生息実態調査や被害の状況把握を行っているほか、鳥獣被害対策実施隊の隊員を対象に、捕獲技術習得講習会を実施することとしております。また、熊の活動が活発になり、目撃情報も寄せられてきていることから、市民への迅速な情報提供や被害防止対策の啓発などの注意喚起を図るとともに、実施隊による機動的な駆除体制を確保し、関係機関と連携しながら被害の防止に努めてまいります。  次に、観光関係についてでありますが、鹿角観光ふるさと館あんとらあにつきましては、昨年度までに実施した大規模改修工事によりリニューアルし、去る4月24日にグランドオープンいたしました。オープニングイベントとして、記念式典の開催や、祭り展示館での花輪ばやしの生演奏のほか、直売スペース売店コーナーレストランオープン記念のイベントや特別メニューの提供が行われ、多くの来場者にお楽しみいただいております。また、ゴールデンウイーク期間中には春の食彩フェアも開催され、大型連休中の祭り展示館観光客数は一昨年比で約40%の増加となっております。今後につきましても、観光拠点である道の駅かづので本市の魅力を効果的に発信しながら、観光客の滞留時間の拡大につなげてまいります。  大型連休中の観光客の入り込み状況につきましては、主な観光施設宿泊施設利用者数は約2万3,000人で、日の並びがよく10連休となった一昨年と比較すると3分の1程度まで落ち込んでおり、中でも八幡平山頂駐車場での大型バスの減少が大きく、一昨年比で約80%の減少となるなど、コロナ禍の影響を強く受けたものと考えております。  一方で、2つの道の駅の入り込み客数は、約40%の減少にとどまっていることから、イベント開催などにより、コロナ禍にあっても近隣から一定程度の入り込みを確保できたものと捉えております。  次に、商工関係についてでありますが、雇用の状況につきましては、ハローワーク鹿角管内における3月末の有効求人倍率は1.35倍となり、2月末から0.15ポイント、昨年同月から0.30ポイント下回っております。  鹿角管内3高校の令和2年度の卒業者の就職希望者数は、前年より2人増の72人でありましたが、内定の辞退により就職率は98.6%となりました。県内就職率は63.4%で、昨年を0.8ポイント、鹿角管内就職率は43.7%で、前年を5.6ポイント下回っております。  昨年度は、求人事業所数、求人数の減少に加え、会社説明会面接会等リモート開催など、コロナ禍の影響を受ける形となりましたが、依然として人手不足が続いていることから、引き続き関係機関と連携を図り取組を進めてまいります。  中心市街地中核ホテル再生支援につきましては、新しい経営体による改修工事が進められ、「感動!鹿角パークホテル」として、去る4月3日にレストラン・宴会部門がプレオープンし、4月30日には宿泊部門を含めてグランドオープンしております。コロナ禍により、宿泊及び宴会は伸び悩んでいるものの、レストランは地元客を中心に平日・休日とも順調に稼働しているとのことであります。  今後、5月末にはホテルの外壁改修工事が完了する見込みであるほか、これまでに正社員20人、パート社員18人が雇用されておりますが、ケータリングやテイクアウトなどのサービスの拡充を図るため、さらにスタッフを増やしていく意向があるとのことでありますので、さらなる雇用の拡大と、再生したホテルを核とした地域経済の活性化が図られることを期待しております。  コロナ禍における経済対策につきましては、消費喚起による事業者の事業継続支援と市内経済の回復を図るため、昨年度に引き続きプレミアム付商品券を発行いたします。  全ての加盟店で使用できるプレミアム率20%の「つかエール券」と、大型店等を除く加盟店で使用できるプレミアム率30%の「超つかエール券」の2種類を合わせて4万8,000セット、約6億円分を発行することとしております。今月6日から16日まで購入申込みを受け付け、24日から販売を開始し、利用期間は6月1日から来年1月末までとしております。  また、観光応援事業として、北東北3県の居住者を対象としたプレミアム観光券1万セットを発行いたします。市内宿泊施設で利用可能な宿泊券8,000円分とお土産の購入や観光施設などで利用可能な観光券2,000円分をセットにした合計1万円分を、4,000円で販売するもので、昨日から来週21日までの間で購入申込みを受け付け、利用期間は6月11日から9月末までとしております。  さらに、プレミアム観光券の利用と合わせ、誘客拡大と観光客の市内周遊を促すため、地域の特産品が当たるスタンプラリーを6月1日から10月末まで毎月実施いたします。  引き続き、緊急事態宣言発出等に伴う観光客の動向を的確に把握しながら、コロナ禍の影響を最小限に食い止める取組を効果的に実施してまいります。  次に、建設関係についてでありますが、鹿角市景観計画につきましては、昨年度取りまとめた計画案を基に、先般、景観行政団体への移行に向けた県との協議を終え、市が6月1日から景観法に基づく景観行政事務の処理を開始することについて告示いたしました。  市が景観行政団体に移行することにより、景観計画を策定し公表するほか、今後、景観条例を制定し、「ふるさと鹿角」の美しい景観を守り、魅力ある景観の形成を図ってまいります。  次に、教育関係についてでありますが、柴平小学校の開校につきましては、通学における安全を確保するため現地を確認し、通学時におけるバスの乗り降りの状況や通学路の安全上の課題を把握するなど、適切な改善策を講じているほか、校内生活に関する新しいルールに基づき、順調に新年度の学校生活がスタートしております。  明日15日には、統合後初の運動会が行われる予定となっており、児童同士の交流がさらに深まる機会になるものと期待しております。  ICT活用教育事業につきましては、昨年度末までに、校内LAN整備と電子黒板や1人1台のタブレットパソコン端末の配備が完了し、今年度からICT環境を活用した取組が開始されております。今後は、実践や研修等を重ねるとともに、ICT活用の先進校の取組などを参考にしながら、児童生徒の情報活用能力と学力の向上を図ってまいります。  コミュニティ・スクールの導入につきましては、学校運営における地域住民との共通理解と課題解決を図るため、学校及び地区を単位とした8つの学校運営協議会を設置し、去る4月28日に保護者や地域の方々99人を委員に任命いたしております。これにより、学校と地域住民等が目標を共有して連携を深めながら、学校教育に地域の力を取り入れていくことにより、地域の元気となる学校づくりを目指してまいります。  大湯環状列石を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録につきましては、昨年9月に実施されたユネスコの諮問機関であるイコモスによる現地調査の評価結果が今月下旬に勧告される予定となっております。今後、7月16日から31日にかけて、ユネスコ世界遺産委員会オンラインにより開催される予定であり、審議対象を含めた詳細については今後の発表となりますが、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の登録についても審議されることが見込まれておりますので、縄文遺跡群世界遺産登録推進本部と連携して状況を確認しながら、登録実現に向けた準備を進めてまいります。  次に、本定例会に提案する補正予算の概要についてでありますが、一般会計については、まちづくり基金積立金子育て世帯生活支援特別給付金、強い農業・担い手づくり総合支援事業費補助金企業立地助成金道路補修工事費公営住宅整備工事費等の追加のほか、定期人事異動に伴う人件費の調整などを計上しております。  その結果、補正額は2億9,160万2,000円の追加となり、補正後の予算総額は176億8,548万4,000円となりました。  特別会計及び企業会計については、国民健康保険事業特別会計では、定期人事異動に伴う人件費の調整のほか、上水道事業会計では、人件費の調整、給水装置受託工事費及び配水管等移設工事費の追加等を行っております。  本定例会には、報告案件3件、人事案件3件、土地の処分案件1件、条例案件2件、補正予算案件3件、合わせて12件のご審議をお願いいたしております。  詳細につきましては、それぞれの担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いいたします。     (市長 児玉 一君 降壇) ○議長(中山一男君) 市長の行政報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第4 議案の上程 ○議長(中山一男君) 次に、日程第4、議案を上程いたします。  初めに、報告第4号繰越明許費繰越計算書について(鹿角市一般会計)から報告第6号予算繰越計算書について(鹿角市下水道事業会計)までの3件について、一括して議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(佐藤康司君) それでは、報告第4号繰越明許費繰越計算書についてであります。  令和2年度鹿角市一般会計予算の繰越明許費について、繰越明許費に係る歳出予算の経費を、別紙のとおり翌年度に繰り越したので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告する。  令和3年5月14日提出。鹿角市長。  次のページをお願いいたします。  繰越計算書になりますが、一般会計の繰越明許費は全18件で、翌年度への繰越額は6億3,245万8,000円です。いずれも事業が令和2年度から令和3年度に及ぶことから、あらかじめ繰越明許費を設定したものですが、その額が確定しましたので報告いたします。  国の補正予算に関連するものが、2款1項地籍調査事業、4款1項新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業、新型コロナウイルスワクチン接種事業、6款1項県営ほ場事業〔末広地区〕、花輪大堰改修事業、8款2項花輪小坂線ほか舗装補修事業、10款2項及び3項の普通教室等空調設備設置事業の8件、また、県が事業を繰り越したことにより市の負担金も翌年度に繰り越すこととなったものが、6款1項農業水利施設整備事業など3件です。そのほか、年度内で事業完了が見込めないものとして、2款1項ホストタウン推進事業、6款1項雪害復旧支援事業、7款1項地域新エネルギー利活用推進事業、中心市街地中核ホテル再生支援事業などの7件となっております。  財源内訳は記載のとおりであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(中山一男君) 建設部長。 ○建設部長(中村 修君) 報告第5号をお願いします。  予算繰越計算書について。  地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、令和2年度鹿角市上水道事業会計の繰越額の使用に関する計画について、別紙のとおり報告する。  令和3年5月14日提出。鹿角市長。  次のページをお願いします。  建設改良費の繰越しの内容ですが、他事業関連施設整備事業で、秋田県が行っている県道根瀬尾去沢線八幡平松館工区の道路改良工事及び福士川河川改修工事に関連するもので、県の事業が繰り越されたことから、これに伴って執行する配水管移設工事を令和3年度に実施するものであります。繰越しの金額は1,699万5,000円です。  次に、報告第6号をお願いします。  予算繰越計算書について。  地方公営企業法第26条第3項の規定に基づき、令和2年度鹿角市下水道事業会計の繰越額の使用に関する計画について、別紙のとおり報告する。  令和3年5月14日提出。鹿角市長。  次のページをお願いします。  建設改良費の繰越しの内容ですが、流域下水道鹿角処理区建設費負担金で、秋田県の事業が年度内に完了せず、繰り越すこととしたため、相応の建設費負担金2,119万1,000円を繰り越したものであります。  以上で報告第5号及び第6号の説明を終わります。 ○議長(中山一男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。  報告第4号から報告第6号までの3件について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山一男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本報告3件につきましては、地方自治法施行令並びに地方公営企業法の規定による報告事件でありますので、報告をもって終わります。  ここでお諮りいたします。本日上程されます議案第42号から議案第44号までの3議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  初めに、議案第42号監査委員の選任についてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定によりまして、宮野和秀議員の退席を求めます。     (15番 宮野和秀議員 退席) ○議長(中山一男君) それでは、提案理由の説明を求めます。市長。 ○市長(児玉 一君) 私から、議案第42号について提案理由をご説明申し上げます。  監査委員の選任についてでありますが、黒澤一夫委員が去る3月31日をもちまして任期満了となり、現在、議員のうちから選任する委員が欠員となっておりますことから、宮野和秀氏を監査委員に選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定によりご提案申し上げる次第であります。  お手元に配付しております別紙履歴書を併せてご覧いただきたいと思います。  宮野氏は、会社役員を経て平成13年4月に鹿角市議会議員に当選され、6期目となる今日まで市政の発展にご尽力され、豊富な知識を有している方でございます。また、平成23年6月から平成28年9月まで鹿角市監査委員を務めていただいており、監査委員として同氏が適任であると確信いたしておりますので、ご審議の上、ご同意くださいますようお願い申し上げまして、提案の説明といたします。 ○議長(中山一男君) 提案理由の説明を終わります。  これより採決いたします。議案第42号について、原案に同意することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第42号については、原案に同意することに決しました。  暫時休憩いたします。     午前10時35分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前10時36分 再開 ○議長(中山一男君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第43号教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。 ○市長(児玉 一君) 議案第43号について提案理由をご説明申し上げます。  教育委員会委員の任命についてでありますが、田中喜昭委員が来る5月25日をもちまして任期満了となりますが、引き続き同氏を再任いたしたいと考え、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、ご提案申し上げる次第であります。  お手元に配付しております別紙履歴書を併せてご覧いただきたいと思います。  田中氏は、昭和60年に合資会社協和ランドリーに入社され、平成17年からは同社代表社員として会社を経営される傍ら、鹿角市公民館運営審議会委員のほか、市の各種会議の委員を歴任されるとともに、市民活動にも幅広く活躍されております。平成17年から鹿角市教育委員会委員を務められ、教育に関する見識が高く、地域住民の信望も厚い方であり、鹿角市教育委員会委員として適任であると確信いたしておりますので、ご審議の上、ご同意くださいますようお願い申し上げまして、提案の説明といたします。 ○議長(中山一男君) 提案理由の説明を終わります。  これより採決いたします。議案第43号について、原案に同意することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第43号については、原案に同意することに決しました。  次に、議案第44号固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。 ○市長(児玉 一君) 議案第44号について提案理由をご説明申し上げます。  固定資産評価審査委員会委員の選任についてでありますが、馬渕大三委員が来る5月25日をもちまして任期満了となりますが、引き続き同氏を再任いたしたいと考え、地方税法第423条第3項の規定により同意を得たく、ご提案申し上げる次第であります。  お手元に配付しております別紙履歴書を併せてご覧いただきたいと思います。  馬渕氏は、平成元年から株式会社丸久呉服店代表取締役として会社を経営される傍ら、市の附属機関の委員をはじめ、コナンカード協同組合や商工会の要職を歴任されるとともに、数多くの地域団体に参加され、リーダー的存在としてご活躍されており、市民の信望も大変厚い方でございます。また、平成22年5月から固定資産評価審査委員会委員を務められており、知識、経験の豊かな方でございますので、ご審議の上、ご同意くださいますようお願い申し上げまして、提案の説明といたします。 ○議長(中山一男君) 提案理由の説明を終わります。
     これより採決いたします。議案第44号について、原案に同意することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山一男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第44号については、原案に同意することに決しました。  次に、議案第45号土地の処分についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。産業部長。 ○産業部長(花海義人君) 議案第45号をお開きください。  議案第45号土地の処分について。  地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、下記の土地を処分することについて、議会の議決を求める。  令和3年5月14日提出。鹿角市長。  土地の処分でありますが、当該土地は本市の地の利を生かした物流拠点としての企業誘致を目的に、鹿角市産業団地として平成29年に取得したものです。議案資料の1ページに位置図を掲載しておりますので、併せてご覧ください。  土地の所在地は、鹿角市十和田末広字下屋布1番地1、同じく十和田末広字和田15番地1の2筆であります。地目は全て宅地で、地積の合計は1万5,316.42平方メートル、処分価格は4,058万8,513円となります。  契約の相手方は、岩手県奥州市江刺稲瀬字沼舘69番地、白金運輸株式会社、代表取締役社長海鋒徹哉氏であります。  提案理由ですが、産業団地の一部を処分するものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(中山一男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。  議案第45号について質疑ございませんか。安保議員。 ○11番(安保誠一郎君) この価格なんですけれども、ちょっと安いような感じが自分ではしておりますけれども、この売買価格の根拠をお知らせください。  それと、参考までにお聞きしたいんですけれども、当初市で買取りしたときの金額ですね、それにプラス造成も含めて、市でどのぐらいその取得にかかっているのか。その差というものはどのぐらいあるのか、分かっているのであればお聞きしたいなと思います。 ○議長(中山一男君) 産業部次長。 ○産業部次長(阿部正幸君) 1つ目のご質問の今回の処分価格ですけれども、不動産鑑定士に依頼しておりまして、その結果、1平方メートル当たり2,650円という鑑定結果でございましたので、それに基づいた売却価格となっております。  それから、産業団地を整備する際の取得ですけれども、細かい資料が手元にございませんが、土地購入費で約2.4ヘクタールですけれども、6,700万円弱という額で購入をしております。  それと、今回の産業団地の整備に当たった道路の整備ですとか、造成もしておりますけれども、全体としては7,900万円ほどとなっております。それで整備をしております。 ○議長(中山一男君) 産業部長。 ○産業部長(花海義人君) 補足させていただきます。土地の値段でありますけれども、当時は1平方メートル2,550円で買いましたけれども、今回の売却価格は2,650円となっております。 ○議長(中山一男君) 安保議員。 ○11番(安保誠一郎君) 分かりました。ありがとうございます。  それで、隣にバイテックがありますよね。あそこと、今の白金運輸の契約内容というものは若干違うような気がするんだけれども、例えばバイテックのほうは貸与であると。今回は売買であると。これは何でそうなったのか。何かありましたか、これは。今回は貸与ではなくて売買ということであれば、ちょっとそれもお知らせ願えれば。 ○議長(中山一男君) 産業部次長。 ○産業部次長(阿部正幸君) 貸付けしておりますバイテックさんのほうは、誘致するに当たりまして、産業団地については貸付けも売却も予定している、そういった産業団地でありますが、貸付けでお願いしたいというような希望がありましたので、貸付けで対応しております。  今回の白金運輸さんにつきましては、売却、取得で結構だということでしたので、市としては、この鑑定価格で売却するということにしております。 ○議長(中山一男君) 安保議員。 ○11番(安保誠一郎君) 最後にちょっとお聞きしたいんですけれども、市の土地を売るということに関しては、市のほうで、例えば白金運輸さんが地域に対する貢献度、社会的なもの、地域に対してどのような貢献をするかということを検証したと思うんですけれども、白金運輸さんの事業計画というものの概要でよろしいので、ちょっとお知らせ願います。 ○議長(中山一男君) 産業部次長。 ○産業部次長(阿部正幸君) 売却理由でありますけれども、議案の説明理由のところでありましたが、産業団地ですので、十和田インターに近いところ、単なる工業団地ではなくて、物流の拠点も含めた、そういった用途として産業団地を整備しました。今回、白金運輸さんは、まさにその物流を担うところでありますので、鹿角の地の利を生かした新たな配送センター、それから倉庫を整備されるという計画でありましたので、産業団地を売却するにふさわしい企業であるということで、このような契約をしたいと考えております。 ○議長(中山一男君) ほかにございませんか。笹本議員。 ○1番(笹本真司君) 先ほど産業部次長からの説明で、取得に6,700万円、造成に7,900万円ということですけれども、これは産業団地全体2.4ヘクタールのものなのか、それとも1.5ヘクタール分に関してのものなのか、ちょっと確認させてください。 ○議長(中山一男君) 産業部次長。 ○産業部次長(阿部正幸君) 産業団地全体に関わる費用であります。造成につきましての7,900万円と言いましたのは、土地の取得費用、それから道路の整備もろもろ含めて、この産業団地を貸し付けたりと、そういう提供に当たっての全体の経費ということで7,900万円と申し上げました。 ○議長(中山一男君) 笹本議員。 ○1番(笹本真司君) ありがとうございます。 ○議長(中山一男君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山一男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第46号鹿角市児童クラブ条例の一部改正について及び議案第47号鹿角市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての2議案について、一括して議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。健康福祉部長。 ○健康福祉部長(金澤 修君) 議案第46号をお開き願います。  議案第46号鹿角市児童クラブ条例の一部改正について。  鹿角市児童クラブ条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  令和3年5月14日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、鹿角市大湯児童クラブの設置場所を変更するため、条例を改正するものです。  次のページをお開き願います。  改正案ですが、大湯児童クラブは現在、大湯小学校内で放課後児童健全育成事業を実施していますが、平成30年度からの全学年受入れ以降、登録児童数が定員を上回ることもあり、手狭な状態が続き、かつ大湯小学校内にはこれ以上の余裕教室や空きスペースがなく、現状のままでは待機児童が発生する見込みであることから、今年3月をもって閉園した近隣の民間施設である旧わかば保育園を改修後、新たな大湯児童クラブとして使用するため条例を改正するものです。  詳細は新旧対照表で説明いたしますので、議案資料の2ページをご覧願います。  別表第1は、各児童クラブの名称と位置について規定していますが、大湯児童クラブの項、位置の欄中、鹿角市十和田大湯字権現堂15番地1を、鹿角市十和田大湯字上ノ湯61番地3に改めます。  議案書に戻っていただき、附則として、この条例は公布の日から起算して1月を超えない範囲内において規則で定める日から施行します。  続きまして、議案第47号をお開き願います。  議案第47号鹿角市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について。  鹿角市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  令和3年5月14日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、放課後児童健全育成事業における放課後児童支援員の資格要件の経過措置期間を変更するため、条例を改正するものです。  次のページをお願いいたします。  放課後児童クラブに従事する支援員の資格要件は、保育士の資格等を基礎資格とし、かつ都道府県などが実施する研修の修了者とされています。  令和元年の第9次地方分権一括法により児童福祉法が改正され、国の定める基準が、従うべき基準から参酌すべき基準に変更され、各自治体の実情に応じて定めることが可能となったことから、放課後児童支援員の資格要件に関わる経過措置を条例で定めてきておりました。  本条例の経過措置の期間は終了いたしましたが、令和2年の児童福祉法及び厚生労働省基準省令の一部改正により経過措置の期間が延長されたことから、資格を有する支援員をより多く確保し、放課後児童クラブの安定した運営の継続と、運営の質の向上を図るべく、支援員に関わる経過措置期間を変更するため、条例を改正するものです。  詳細は新旧対照表で説明いたしますので、議案資料の3ページをお願いいたします。  附則第3条は、職員の経過措置に関する規定ですが、同条中令和2年3月31日を令和5年3月31日に改めます。  議案書に戻っていただき、附則として、この条例は公布の日から施行します。  説明は以上です。 ○議長(中山一男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。  議案第46号及び議案第47号について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山一男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第48号令和3年度鹿角市一般会計補正予算(第3号)から議案第50号令和3年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第1号)までの3議案について、一括して議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(佐藤康司君) 補正予算書の1ページをお願いいたします。  議案第48号令和3年度鹿角市一般会計補正予算(第3号)。  令和3年度鹿角市の一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億9,160万2,000円を追加し、総額をそれぞれ176億8,548万4,000円とする。  第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  第2条は、地方債の変更です。  令和3年5月14日提出。鹿角市長。  今回の補正予算の主な内容は、定期人事異動に伴う人件費の調整と、国・県補助金等の内示に伴う事業費の増額などであります。  6ページ、7ページをお願いいたします。  第2表地方債補正ですが、自治会館建設事業は、2自治会の会館改修補助金の追加、公営住宅建設事業は、国の社会資本整備総合交付金の交付内示に伴う事業費の増に対応して、それぞれ借入れ限度額を変更するもので、起債額は4,320万円増の計9億3,010万円となります。  11ページ、12ページをお願いいたします。  歳入です。14款2項1目1節総務管理費補助金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1,534万5,000円は、非接触型レジの導入、観光施設の感染症対策等に係る経費に充当いたします。2節戸籍住民基本台帳費補助金の個人番号カード交付事務費補助金346万4,000円は、補助対象項目の追加や会計年度任用職員の増員に係るもので、経費全額が交付されます。  2目3節児童福祉費補助金の新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金1,148万円は、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業の事業費全額が交付されます。  4目2節住宅費補助金の社会資本整備総合交付金4,745万6,000円は、公営住宅整備に対し交付されるもので、国の交付内示が当初計上額を上回ったことから追加するものであります。  6目1節商工費補助金の地方創生テレワーク交付金500万円は、当初予算に計上したリモートワーク推進事業を対象に交付されるもので、国の交付内示に伴い計上いたします。  15款1項1目6節災害救助費等負担金の災害弔慰金等負担金375万円は、令和3年豪雪による災害が災害弔慰金の支給等に関する法律の対象災害に該当したことにより、市条例に基づき支給する弔慰金の2分の1を国が、4分の1を県が負担するものであります。  2項4目2節農業費補助金の強い農業・担い手づくり総合支援交付金1,127万5,000円は、人・農地プランの中心経営体に位置づけられた経営体が融資を受けて農業用機械等を導入する場合に、事業費の10分の3を限度に融資残額を支援する補助金が県を通して交付されるものであります。  9目1節労働費補助金の地域就職氷河期世代支援加速化交付金75万円は、歳出に計上した就職氷河期世代活躍促進事業に対して交付されるもので、補助率は4分の3です。  16款2項1目1節の土地売払収入4,058万8,000円は、議案第45号に係る産業団地の売却収入であります。  18款2項1目1節財政調整基金繰入金9,028万8,000円は、今回の補正財源として、次のページの6目1節企業立地促進基金繰入金1,109万円は、企業立地助成金の財源として、それぞれ基金から繰り入れます。  21款市債については、地方債補正で説明したとおりであります。  次のページをお願いいたします。  歳出になりますが、各款計上の人件費につきましては、定期人事異動に伴う給与、手当等の増減調整などでありますので省略をし、以下、人件費以外の事項について説明をいたします。  次のページ、17ページ、18ページをお願いいたします。
     2款1項7目企画費の0205まちづくり基金積立金4,058万9,000円は、産業団地の売却収入を基金に積み立てます。0560若者世代ふるさとネットワーク構築事業13万2,000円は、移住・定住支援のウェブサイト内に、ネットワークへの入会手続を行うページを追加するものであります。  10目防災諸費の0215自主防災組織育成事業75万円は、当初予算において2自治会分を計上したところ、昨年度、新規設立が3自治会となったことから、資機材等整備に係る補助金、1自治会分を追加いたします。  2項1目共動推進費の0101自治会振興事業900万円は、2自治会の会館建設事業費補助金を追加するほか、自治総合センターのコミュニティ助成事業の採択を受け、3自治会の会館用備品整備に係る補助金を計上いたします。  次のページをお願いいたします。  3項3目徴収費の0101徴収事務費433万円は、新型コロナウイルス感染症対策として、釣銭等の受渡しによる接触機会の低減と利便性の向上を図るため、キャッシュレス決済対応の非接触型レジを導入するための経費を計上いたします。  このほか、2款4項1目の戸籍住民基本台帳費、10款5項5目の大湯環状列石費においても同様の経費を計上し、レジ計5台を導入いたします。  次のページをお願いいたします。  3款1項1目社会福祉総務費の0101社会福祉総務事務費536万9,000円は、県の民生委員・児童委員活動費の単価改正による補助金の追加のほか、今年2月に屋根の雪下ろし作業中の事故で亡くなられた方の遺族に対する弔慰金を計上いたします。  次のページをお願いいたします。  2項2目児童措置費の0201認可保育園費1,174万円の減額と、0202認定こども園費1,174万円の追加は、あおぞらこども園の3歳未満児の受入れ人数の増による保育士の配置変更に伴い、人件費分について指定管理料を増減調整するものであります。0232子育て世帯生活支援特別給付金給付事業1,148万円は、4月補正予算で計上した児童1人当たり5万円の給付事業の対象に、ひとり親世帯以外の低所得の子育て世帯等を加え、同様の給付を行うものであります。  次のページをお願いいたします。  5款1項1目労働総務費の0215就職氷河期世代活躍促進事業100万円は、雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った、いわゆる就職氷河期世代のうち、現在も正規雇用を希望していながら非正規雇用で働く方や、正規雇用を求めて求職活動を行っている方を対象に、資格取得費用を助成するもので、補助率は10分の10、上限は5万円としております。  次のページをお願いいたします。  6款1項6目農業経営基盤強化促進対策費の0330農地集積促進事業1,127万5,000円は、金融機関から融資を受けて農業用機械等を導入し、地域の担い手育成や先進的農業経営を確立しようとする3経営体に対し、事業費の10分の3を限度に融資残額を助成するものであります。  次のページをお願いいたします。  7款1項2目商工振興費の0210企業立地促進事業1,109万円は、新たに認定した事業高度化に取り組む2事業所に対する助成金の追加です。0219起業・創業支援事業239万円は、起業・創業の件数が当初見込んだ件数を上回る見込みであるため、補助金5件分を追加いたします。  次のページをお願いいたします。  2項2目観光振興費の0350国立公園八幡平魅力アップ事業225万5,000円は、昨年度策定した八幡平魅力アップ構想のアドベンチャープロジェクト実現のための調査設計に係る経費を支援するため、補助金を計上いたします。0370ヘリテージ・ツーリズム推進事業106万6,000円は、外務省が主催する駐日外交団の地方視察ツアーを招聘し、市内の観光コンテンツの視察や体験、交流等を通じ、本市の資源をPRし誘客につなげるため、市内観光やレセプション開催に係る委託料を計上しております。  3目観光施設費の0301観光施設管理費546万3,000円は、市内観光施設新型コロナウイルス感染症対策として、食事場所等に設置するアクリル板や多数の観光客に対応したサーマルカメラの導入に係る経費のほか、鹿角観光ふるさと館の消防用設備点検に係る経費を指定管理料として計上いたします。  8款2項2目道路橋りょう維持費の0110道路橋りょう維持管理費5,519万9,000円は、次のページになりますが、道路補修工事費を追加するほか、路肩補修工事に伴う上水道管移設補償費を計上いたします。  6項2目住宅建設費の0505公営住宅建設事業9,298万4,000円は、社会資本整備総合交付金の増額に伴い施設整備工事費等を追加し、今年度の住宅着工数を4棟16戸から7棟20戸に変更いたします。  次のページをお願いいたします。  10款2項1目学校管理費の0305小学校施設管理費299万2,000円は、八幡平小学校の放送設備を交換する等のための修繕料の追加であります。  6項2目体育振興費の0255はばたけアスリート鹿角コーチング事業150万円は、第77回国民体育大会冬季スキー競技会の開催に向け、オリンピック選手と市内小中学生との交流事業を実施し、開催に向けて機運の醸成を図るため、委託料を計上いたします。  4目体育施設費の0505体育施設整備事業726万5,000円は、花輪スキー場の第2高速ペアリフトの制御基盤の更新と水晶山スキー場第1リフトの支曳索切詰めに係る工事費等を追加するものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(中山一男君) 市民部長。 ○市民部長(黒澤香澄君) 43ページをお開き願います。  令和3年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)。  令和3年度鹿角市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ80万6,000円を減額し、総額を歳入歳出それぞれ32億8,412万円とする。  第2項として、予算補正の款項の区分及び金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  令和3年5月14日提出。鹿角市長。  49ページをお願いいたします。  歳入でございますが、3款1項1目保険給付費等交付金64万3,000円は、歳出の一般被保険者傷病手当金の財源として予算措置するものです。この手当金は、昨年度制度化された新型コロナウイルス感染症に係る手当金で、全額が国の特別調整交付金として財政支援されるものです。  5款1項1目一般会計繰入金の減額は、歳出の人件費に係る財源調整によるものです。  次のページをお願いいたします。  歳出でございますが、1款1項総務管理費及び2項徴税費は、定期人事異動に伴う職員人件費の調整です。  2款6項1目一般被保険者傷病手当金64万3,000円は、歳入で説明しました新型コロナウイルス感染症に係る手当金ですが、適用期間が令和3年6月30日まで延長されたことから、今年度の支出見込分について予算措置するものです。  以上です。 ○議長(中山一男君) 建設部長。 ○建設部長(中村 修君) 55ページをお願いいたします。  議案第50号です。令和3年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第1号)であります。  第1条、令和3年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第2条は、業務予定量の補正で、主要な建設改良事業の配水施設整備の予定額を5,537万7,000円に、他事業関連施設整備の予定額を3,459万5,000円に改めます。  第3条は、収益的収入及び支出の補正で、収入は第1款水道事業収益を199万1,000円減額し、6億3,679万7,000円に、支出は第1款水道事業費用に245万6,000円を追加し、6億2,311万9,000円とするものです。  第4条は、資本的収入及び支出の補正で、収入は第1款資本的収入に1,430万5,000円を追加し、1億4,257万9,000円に、支出は第1款資本的支出に1,796万3,000円を追加し、4億630万1,000円とするものです。  また、予算第4条の括弧書きの記載のとおり改めるものであります。  次のページをお願いします。  第5条は、企業債の補正で、配水施設整備事業について、限度額を3,950万円に改めるものです。  第6条は、議決を要する経費の補正で、職員給与費に217万円を追加し、6,421万8,000円とするものです。  令和3年5月14日提出。鹿角市長。  今回の補正の内容ですが、花輪大堰改修工事及び市道下川原南陣場線道路維持工事に伴う水道管移設補償工事の追加と、国道282号道路改良工事に伴う水道管移設工事費の組替え及び定期人事異動に伴うものであります。  67ページ、68ページをお願いします。  収益的収入及び支出です。収入の1款1項2目受託工事収益199万1,000円の減額は、秋田県が実施している花輪大堰改修工事に伴う給水管移設に係る受託工事収益の追加のほか、当初予定しておりました毛馬内小比泥地区の国道282号道路改良工事に伴う水道管移設について、移設補償の対象外となったことから減額するものです。  次に、支出の1款1項1目原水及び浄水費、2目配水及び給水費、4目総係費については、定期人事異動に伴う人件費の調整です。  3目受託工事費の工事請負費22万円は、花輪大堰改修工事に伴う給水装置の受託工事費を追加するものです。  2項1目支払利息及び企業債取扱諸費の企業債利息10万円は、令和2年度の企業債借入額確定に伴う償還利息の追加であります。  次のページをお願いします。  資本的収入及び支出です。収入の1款1項1目補償金350万5,000円は、国道282号道路改良工事に伴う補償金の減額のほか、花輪大堰改修工事及び市道下川原南陣場線道路維持工事に伴う配水管移設補償金であります。  3項1目企業債1,080万円は、配水施設整備事業債の追加です。  次に、支出の1款1項3目配水施設整備費1,089万3,000円でありますが、手当の1万4,000円は定期人事異動に伴う人件費の調整です。  工事請負費の1,087万9,000円は、当初予算において、次の4目他事業関連施設整備費として、国道282号道路改良工事に伴う配水管移設工事費を計上しておりましたが、収益的収入の受託工事収益でご説明したとおり、移設補償の対象外となったものの、配水管の老朽化が進んでいる箇所であることから、配水施設整備費へ予算を組み替え、国道改良工事に合わせて更新工事を行うものであります。  4目他事業関連施設整備費の工事請負費742万5,000円は、予算の組替えのほか、大堰改修工事及び市道の維持工事に伴う配水管の移設工事費であります。  2項1目企業債償還金35万5,000円の減額については、令和2年度の企業債借入額の確定に伴う償還元金の減額であります。  以上で議案第50号の説明を終わります。 ○議長(中山一男君) 提案理由の説明を終わります。  これより順次、質疑を受けます。  初めに、議案第48号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山一男君) ないものと認めます。  次に、議案第49号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山一男君) ないものと認めます。  次に、議案第50号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中山一男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第5 議案及び請願・陳情の付託 ○議長(中山一男君) 次に、日程第5、議案及び請願・陳情の付託を行います。  議案第45号土地の処分についてから議案第50号令和3年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第1号)までの議案6件及び陳情1件につきましては、お手元に配付しております議案及び請願・陳情付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。  以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。  明5月15日から5月24日までは議案精査及び休日のため、本会議は休会といたします。  ただいまの時刻をもって散会いたします。     午前11時17分 散会...