仙北市議会 > 2014-03-12 >
03月12日-05号

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  1. 仙北市議会 2014-03-12
    03月12日-05号


    取得元: 仙北市議会公式サイト
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    平成26年  3月 定例会          平成26年第1回仙北市議会定例会会議録議事日程(第5号)                 平成26年3月12日(水曜日)午前10時開議第1 議案第1号 総務部及び教育委員会に係る消費税法及び地方税法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について第2 議案第2号 市民生活部及び福祉保健部に係る消費税法及び地方税法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について第3 議案第3号 観光商工部、農林部、建設部及び企業局に係る消費税法及び地方税法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について第4 議案第4号 仙北市行政組織条例の一部を改正する条例制定について第5 議案第5号 仙北市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について第6 議案第6号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定について第7 議案第7号 仙北市税外収入金の督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例制定について第8 議案第8号 仙北市障害程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例の一部を改正する条例制定について第9 議案第9号 仙北市自然ふれあい温泉館条例の一部を改正する条例制定について第10 議案第10号 仙北市森林総合利用施設条例の一部を改正する条例制定について第11 議案第11号 仙北市温泉条例の一部を改正する条例制定について第12 議案第12号 仙北市病院事業使用料及び手数料徴収条例の一部を改正する条例制定について第13 議案第13号 仙北市教育職員住宅条例を廃止する条例制定について第14 議案第14号 平成26年度仙北市下水道事業特別会計への繰入れについて第15 議案第15号 平成26年度仙北市集落排水事業特別会計への繰入れについて第16 議案第16号 平成26年度仙北市浄化槽事業特別会計への繰入れについて第17 議案第17号 平成26年度仙北市簡易水道事業特別会計への繰入れについて第18 議案第18号 平成26年度仙北市一般会計予算第19 議案第19号 平成26年度仙北市集中管理特別会計予算第20 議案第20号 平成26年度仙北市下水道事業特別会計予算第21 議案第21号 平成26年度仙北市集落排水事業特別会計予算第22 議案第22号 平成26年度仙北市浄化槽事業特別会計予算第23 議案第23号 平成26年度仙北市国民健康保険特別会計予算第24 議案第24号 平成26年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算第25 議案第25号 平成26年度仙北市介護保険特別会計予算第26 議案第26号 平成26年度仙北市生保内財産区特別会計予算第27 議案第27号 平成26年度仙北市田沢財産区特別会計予算第28 議案第28号 平成26年度仙北市雲沢財産区特別会計予算第29 議案第29号 平成26年度仙北市簡易水道事業特別会計予算第30 議案第30号 平成26年度仙北市病院事業会計予算第31 議案第31号 平成26年度仙北市温泉事業会計予算第32 議案第32号 平成26年度仙北市水道事業会計予算第33 議案第33号 平成25年度仙北市集落排水事業特別会計への繰入れ額の変更について第34 議案第34号 平成25年度仙北市水道事業会計資本剰余金の処分について第35 議案第35号 平成25年度仙北市病院事業会計資本剰余金の処分について第36 議案第36号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第13号)第37 議案第37号 平成25年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第2号)第38 議案第38号 平成25年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第2号)第39 議案第39号 平成25年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)第40 議案第40号 平成25年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)第41 議案第41号 平成25年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)第42 議案第42号 平成25年度仙北市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)第43 議案第43号 平成25年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第3号)第44 議案第44号 平成25年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第3号)第45 議案第45号 平成25年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第2号)第46 議案第46号 平成25年度仙北市雲沢財産区特別会計補正予算(第1号)第47 議案第47号 平成25年度仙北市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)第48 議案第48号 平成25年度仙北市病院事業会計補正予算(第2号)第49 議案第49号 平成25年度仙北市温泉事業会計補正予算(第2号)第50 議案第50号 平成25年度仙北市水道事業会計補正予算(第3号)第51 議案第51号 市道の変更認定について第52 議案第52号 市道の認定について第53 議案第53号 仙北市監査委員選任につき同意を求めることについて第54 議案第54号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて第55 諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて第56 閉会中の継続調査について第57 閉会中の継続審査について追加日程第1 議案第55号 仙北市定年前に退職する意思を有する職員の募集等に関する条例制定について第2 議案第56号 仙北市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定について第3 議案第57号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について第4 議案第58号 仙北市教育委員会教育長の給与及び旅費並びに勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例制定について第5 議案第59号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について第6 議案第60号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について第7 議案第61号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第14号)第8 議員提出議案第1号 仙北市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について第9 議員提出議案第2号 意見書の提出について(特定秘密保護法の廃止を求める意見書)第10 議員提出議案第3号 意見書の提出について(地方自治体の臨時・非常勤職員の処遇改善と雇用安定のための法改正に関する意見書)第11 議員提出議案第4号 新潮社創始者佐藤義亮の遺志を引継ぐことに感謝の意を表する決議について第12 議員提出議案第5号 教育委員会教育長による指導監督の徹底強化を求める決議について---------------------------------------出席議員(21名)      1番 高橋 豪君       2番 熊谷一夫君      3番 門脇民夫君       5番 狐崎捷琅君      6番 田口寿宜君       7番 阿部則比古君      8番 佐藤直樹君       9番 黒沢龍己君     10番 小田嶋 忠君     11番 荒木田俊一君     12番 安藤 武君      13番 小林幸悦君     14番 伊藤邦彦君      15番 青柳宗五郎君     16番 八柳良太郎君     17番 田口喜義君     18番 藤原助一君      19番 高久昭二君     20番 稲田 修君      21番 真崎寿浩君     22番 佐藤峯夫君---------------------------------------欠席議員(1名)      4番 平岡裕子君---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長      門脇光浩君     副市長     田邉浩之君  教育長     熊谷 徹君     総務部長    高橋俊一君  市民生活部長  羽川茂幸君     福祉保健部長  高藤久晴君  観光商工部長  佐藤 強君     農林部長    佐々木公雄君                    会計管理者  建設部長    金谷正美君             黒沢隆悦君                    兼会計課長  教育部長    田中宣男君     医療局長    藤村好正君                    総合産業  企業局長    新山敦晃君             高橋新子君                    研究所長  市民生活部次長兼          総務部次長兼          加古信夫君             大石誠亮君  危機管理監             田沢湖地域センター所長  総務部次長兼            総務部次長兼          高村省弘君             高橋昇治君  角館地域センター所長        西木地域センター所長  総務課長    運藤良克君     企画政策課長  平岡有介君  財政課長    冨岡 明君---------------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長  太田和彦君     書記      三浦清人君  書記      藤岡 純君--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(佐藤峯夫君) ただいまの出席議員は21名で会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 欠席届は4番、平岡裕子さんであります。 広報及び報道関係者の撮影を許可いたします。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 なお、総務部より耐震問題に関する調査結果が皆さんの机の上に資料としてあげさせていただいておりますので、御了承のほどを願います。                             (午前10時02分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) なお、議長一任事項の確認のため会派代表者会議を開きますので、暫時休憩いたします。 会派代表者会議の後に、追加日程協議のため議会運営委員会を開きます。暫時休憩いたします。                             (午前10時03分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前10時41分)--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(佐藤峯夫君) 議会運営委員長の報告を求めます。 10番、小田嶋忠君。 ◆10番(小田嶋忠君) 本会議において議長から要請がありました議会運営委員会を、先ほど第4・5会議室において開催いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席委員は6名であります。佐藤議長には職務出席、また、青柳副議長には委員外議員として出席をいただき、オブザーバーとして熊谷議員が出席しております。説明のための参与として門脇市長、田邉副市長、高橋総務部長、運藤総務課長、平岡企画政策課長、冨岡財政課長が出席しております。書記には三浦参事、藤岡係長を任命し、職務のため太田議会事務局長が出席しました。 議会運営委員会では、議事日程の追加について慎重に協議した結果、当局から追加提案された条例関係6件及び予算関係1件、議員提出の条例関係1件、同じく意見書関係2件並びに決議関係2件の計12件を本日の議事日程に追加することに決定いたしました。 なお、富士河口湖町議会へ、さきの豪雪被害に対し本市議会から議員1人当たり5,000円のお見舞いをすることを全会一致で決定いたしました。 以上、議員各位には円滑な議事運営に御協力をお願い申し上げ、また、議長にはよろしくお取り計らいくださいますようお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(佐藤峯夫君) お諮りいたします。ただいま議会運営委員長報告のとおり、当局から議案7件、議員提出議案5件、計12件を本日の日程に追加することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員長報告のとおり、当局から議案7件、議員提出議案5件、計12件を本日の日程に追加することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第1号~議案第52号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(佐藤峯夫君) 日程第1、議案第1号 総務部及び教育委員会に係る消費税法及び地方税法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから日程第52、議案第52号 市道の認定についてまでの各案を一括して議題といたします。 各常任委員長の報告を求めます。 初めに、総務文教常任委員長の報告を求めます。19番、高久昭二君。 ◆19番(高久昭二君) おはようございます。きょうは最終日の本会議でございます。どうかよろしくお願いいたします。 総務文教常任委員会委員長報告をさせていただきます。 平成26年第1回定例会において、2月28日、総務文教常任委員会に付託になりました議案につきましては、3月4日、5日、7日の3日間、午前10時から仙北市役所田沢湖庁舎3階第1会議室において委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は、3月4日は田口寿宜副委員長、狐崎委員、小田嶋委員、小林委員、伊藤委員、真崎委員、佐藤峯夫委員と私高久の8名全員であります。5日は小林委員、7日は佐藤峯夫委員が公務のため欠席で、7名の出席でありました。 説明のため参与として出席を求めたものは、門脇市長、田邉副市長、安部教育委員会委員長、熊谷教育長、戸澤代表監査委員、高橋総務部長、黒沢会計管理者、大石田沢湖地域センター所長高村角館地域センター所長高橋西木地域センター所長、田口教育次長兼教育指導課長、運藤総務課長、平岡企画政策課長、佐川管財課長、加藤監査委員事務局長成田選挙管理委員会事務局長、畠山教育総務課長、成田生涯学習課長、田口スポーツ振興課長、小松文化財課長ほか関係職員であります。 会議の書記には、高階議会事務局係長を任命いたしました。 案件は、本会議において付託されました議案13件であります。 それでは案件ごとに御報告申し上げます。 議案第1号 総務部及び教育委員会に係る消費税法及び地方税法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について。 議案については当局から詳細な説明がありました。 委員からは、消費税法上、一般会計で扱う事業は納付義務が生じないことになっているが、国や県の指導はどうなっているのか。また、ほかの自治体ではどのように対応しているのかとの質問に対し、当局からは、施設を維持管理するにあたって費用の負担には消費税が発生している。消費税本来の趣旨からして、適正な受益者負担、適正な転嫁をすべきという国の指導もあり、その方向で転嫁していく。また、12月議会現在で聞き取りした範囲では、ほとんどの市町村で料金改正を予定しているとの答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 続いて、議案第4号 仙北市行政組織条例の一部を改正する条例制定について。 議案については当局から詳細な説明がありました。 委員からは、この条例案に関連して、平成26年度の組織再編の中で新たに医療連携政策監を配置している。これは医療局も同じ目的で設置されたものと考える。医療局長が兼務することに意味があるのかとの質問に対し、当局からは、病院事業を担っている医療局と医療政策を担う市長部局との連携をとることにより、より一層の充実強化を図った体制をつくることができるとの考えで、医療局長が兼務することが適切と判断したものであるとの答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定しました。 続いて、議案第5号 仙北市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について、続いて、議案第7号 仙北市税外収入金の督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例制定について及び議案第13号 仙北市教育職員住宅条例を廃止する条例制定について。以上の3議案については当局から詳細な説明がありました。 以上の3議案については、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定いたしました。 続いて、議案第19号 平成26年度仙北市集中管理特別会計予算。 議案については当局から詳細な説明があり、主なものとしては、人件費集合支払収入は昨年度当初と比較して、普通会計の職員数が475人から459人と16人減少し、金額としては1億7,928万3,000円の減額、総額では37億6,474万円となっており、物件費等集合支払収入は、電気料金の値上げや消費税率の関係で、前年度当初より、光熱水費振替収入16.8%、通信運搬費振替収入3.8%増加しているとの説明がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定いたしました。 続いて、議案第26号 平成26年度仙北市生保内財産区特別会計予算、議案第27号 平成26年度仙北市田沢財産区特別会計予算、議案第28号 平成26年度仙北市雲沢財産区特別会計予算、議案第37号 平成25年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第2号)、議案第44号 平成25年度仙北市生保内財産区特別会計補正予算(第3号)、議案第45号 平成25年度仙北市田沢財産区特別会計補正予算(第2号)及び議案第46号 平成25年度仙北市雲沢財産区特別会計補正予算(第1号)、以上7議案については当局から詳細な説明がありました。 以上の7議案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で可とすべきものと決定いたしました。 以上をもちまして総務文教常任委員会の審査の経過と結果の報告を終わります。 私の私信ではございますが、このたび御勇退される3名の議員の皆様、本当に長い間御苦労さまでございました。今後ともの御活躍を御祈念申し上げますとともに、市当局におかれましてもいろいろお世話になりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 総務文教常任委員長、不適当発言です。今、委員長報告ですから。忠告をいたします。 総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 質疑を終わります。 これをもって総務文教常任委員長の報告を終わります。 次に、市民福祉常任委員長の報告を求めます。9番、黒沢龍己君。 ◆9番(黒沢龍己君) おはようございます。それでは、市民福祉常任委員会の審査の報告をいたします。 平成26年2月28日、市民福祉常任委員会に付託になりました議案につきまして、3月4日から同月7日まで、いずれも午前10時より仙北市田沢湖保健センター2階会議室において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は、3月4日、同月5日は八柳副委員長、高橋委員、平岡委員、阿部委員、田口喜義委員、私の6名で、藤原委員は欠席であります。3月6日と同月7日は7名全員の出席であります。 説明のため参与として出席を求めたものは、門脇市長、宮川病院事業管理者、羽川市民生活部長、高藤福祉保健部長、藤村医療局長、加古市民生活部次長兼危機管理監、雲雀市民生活部次長兼環境防災課長、伊藤福祉保健部次長兼子育て推進課長、佐藤市民課長、能美環境保全センター所長佐川由紀子神代診療所事務長、佐川厚子長寿支援課長兼包括支援センター所長、嶋村社会福祉課長、赤坂にしき園事務長、浦山保健課長、藤原健康管理センター所長ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局藤岡係長を任命いたしました。 案件は、本会議において付託された議案13件であります。 それでは案件ごとに御報告いたします。 最初に、議案第2号 市民生活部及び福祉保健部に係る消費税法及び地方税法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について報告申し上げます。 議案については関係当局の詳細な説明に続き、質疑は、クリオンの入湯料が消費税率引き上げ後も現在と同じ400円なのはなぜかとの問いに、当局からは、入湯料には150円の入湯税が含まれているため、まず400円から150円を引き、さらに現在の消費税額5%分を引き、その額に増税後の8%分を足しても増額が10円未満で切り捨てとなることから、入湯料は400円のままであるとの答弁がありました。 本案につきましては質疑の後、次の反対討論があります。 消費税法第60条第6項により消費税の納付義務がないこと。また、増税の中止を求める運動も展開していることから本案には反対であるとの討論がありました。 本案につきましては、採決の結果、賛成多数で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第6号 仙北市基金条例の一部を改正する条例制定について及び議案第8号 仙北市障害程度区分認定審査会の委員の定数等を定める条例の一部を改正する条例制定についての報告を申し上げます。 議案については関係当局の詳細な説明がありました。 両議案とも、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第12号 仙北市病院事業使用料及び手数料徴収条例の一部を改正する条例制定について報告いたします。 議案については関係当局の詳細な説明がありました。 本案につきましては、議案第2号同様の反対討論があり採決の結果、賛成多数で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第23号 平成26年度仙北市国民健康保険特別会計予算について御報告いたします。 議案については関係当局の詳細な説明がありました。 本案については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第24号 平成26年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算について報告申し上げます。 議案については関係当局の詳細な説明に続き、主な質疑応答は次のとおりであります。 平成26年度は保険料の改正時期にあたるようだが、改正後の保険料の見込みについての質問に、当局からは、平成25年度の決算見込みによる剰余金は約14億7,800万円。それに県の財政安定化基金9,500万円を活用することによって、現行の保険料率を維持できる見込みのようであるとの答弁がありました。 本案については、質疑の後、反対討論がありました。 秋田県後期高齢者医療広域連合の特別会計では51億円を超える収支差引残額がありながら保険料の負担軽減につながっていないので、本案には反対であるとの討論がありました。 本案につきましては、採決の結果、賛成多数で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第25号 平成26年度仙北市介護保険特別会計予算について報告いたします。 議案については関係当局の詳細な説明がありました。 本案については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 次に、議案第30号 平成26年度仙北市病院事業会計予算について御報告申し上げます。 議案については関係当局の詳細な説明に続き、主な質疑は次のとおりであります。 公営企業法の会計制度見直しにより、平成26年度から退職される方を除く全職員の退職給付引当金繰入額等が計上され、予算の支出額が大幅に膨らんでいる。引当金の計上を義務化した理由は何かとの質問がありました。当局からは、できるだけ民間の会計手法に近づけることと、将来の特定費用を含め、自治体で運営する事業の経営状況を住民へ開示することが大きな目的であるとの答弁がありました。さらに委員からは、2款角館総合病院資本的支出1項1目建設改良工事費の35億3,000万円の内訳はとの質問に、当局からは、本体工事と外構工事を合わせて34億8,394万8,000円。それ以外は設計管理費、各種工事に伴う負担金等であるとの答弁がありました。 また、病院建設にあたり一般会計からの持ち出しは幾らになるのかとの質問に、当局からは、病院事業債は元利償還の2分の1、過疎債は元利償還の7割が交付税算入となる。残りの2分の1、3割は病院事業で支払うため、一般会計からの負担はないとの答弁がありました。 討論では、田沢湖病院と角館総合病院の経営改善に対する反対討論と、病院の理念を不退転の覚悟で徹底する要望を付した賛成討論があり、採決は可否同数となり、委員長の裁決の結果、原案を否とすべきものと決定いたしました。 最後に、議案第35号 平成25年度仙北市病院事業会計資本剰余金の処分についてから議案第48号 平成25年度仙北市病院事業会計補正予算(第2号)について報告を申し上げます。 各議案については関係当局の詳細な説明がありました。 各案については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 以上をもちまして市民福祉常任委員会の報告を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 市民福祉常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。3番。 ◆3番(門脇民夫君) おはようございます。常任委員会での審議、御苦労さまでした。 議案第30号 病院事業会計予算について委員長にお伺いいたします。 角館総合病院の建設費についてお伺いしたいと思います。市民の方々の命の砦ということで今病院が新しく建設されるわけでありますけれども、この病院の建設というのは市民の方々が大きな期待と夢を寄せております。それは病院の建設によって、今まで以上に病院の利用の利便性が増すとともにスタッフの対応がすばらしくなると、こういうことを市民の方々が非常に要望しているわけであります。そうでなければ病院建設の意味がありません。この点について当局からの説明等があったか等についてお伺いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 市民福祉常任委員長。 ◆9番(黒沢龍己君) 今、3番にお答えいたします。 当局からの説明があったかという前に、この点について定例会ごとに病院の案件がなされた場合は、委員から常に両病院との接遇問題、いわゆる医療スタッフ含めて非常に皆さん委員の方々が心配して、いわゆる接遇が一番やはり市民からいろんな声が来ているということで、委員から毎回のようにその質疑が出ております。それで当局からの答弁では、今回もその委員の言葉で当局の答えとしては、意見箱とかそういうのは前々からやっているし、そして今回はかなり意見箱に入る数も少なくなったし、それからそういうのを踏まえながら徹底した改善をしている、そしてまた、改善が見られるという当局からの答弁はありました。 以上です。
    ○議長(佐藤峯夫君) 他にありませんか。10番。 ◆10番(小田嶋忠君) これ、30号について否決ということになっていますけれども、内容を見ますとちょっと確認したいんですけれども、討論の中で、経営改善、あるいは経営に対して不退転の覚悟であるという決議が採択されたやつで、これは否決になったというような説明をされましたけれども、それで間違いないのか。それともう一つは、当初予算が否決されたということは、病院そのものの経営が必要ないというような解釈してよろしいのか。その辺どういう議論がなされたのか。そういうふうに理解していいのかちょっと御説明をお願いしたいと思います。議論の内容。 ○議長(佐藤峯夫君) 市民福祉常任委員長。 ◆9番(黒沢龍己君) 1点目の不退転の文言については、これは賛成討論の中の不退転、そのいわゆる病院、これから新しい病院建設にあたっては、いわゆる今言った不退転の心で医療、先生方初めスタッフ、そういうものが、先ほど3番議員からも言われたけれども、そういうもろもろのことを踏まえて不退転という、反対のほうの言葉ではありませんので、そこ御理解お願いします。 あとは、今の反対討論の中で建設を進めるか進めないかというそういう思いで各委員の方々発言したと思いますが、建設そのもののストップというか進めないというかそういう反対の文言ではないと、私、委員長の立場で解釈はしました。ただ、この事業を進める上で反対の方々の思いは、今10番議員が言ったような、何という、建設を中止というような私自身の判断はしませんでした。 ○議長(佐藤峯夫君) 10番。 ◆10番(小田嶋忠君) 私聞いているのは、病院建設特別委員会も設置されまして今後の病院の運営のあり方等、十分議論し、最終報告書を提出されていることは御存じだろうと思うんですけれども、私が聞きたいのは賛成討論のほうでいわゆる病院運営を否定するものではないという中でも否決されたということだと思うんですけれども、結論から言いまして当初予算が否決されたということは両病院の運営そのものを否定されたんだと私は解釈しましたけれども、そういうような方向での結論だったのか確認したいだけなんですけれども。 ○議長(佐藤峯夫君) 市民福祉常任委員長。 ◆9番(黒沢龍己君) そういう、今10番議員言ったのとはまた違うと思います。その予算、もう一度。 ◆10番(小田嶋忠君) これのやつは、平成26年度仙北市病院事業会計予算が否決になっていますよね、委員会で。というのは私考えるに、両病院の運営そのもの、病院そのものが否定された内容だった、意見があったためにこの予算が否決されたのか、その点を伺っているところでございます。 ○議長(佐藤峯夫君) 市民福祉常任委員長。 ◆9番(黒沢龍己君) そういう文言で否決された内容ではないと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 他に質疑ありませんか。2番。 ◆2番(熊谷一夫君) 今の議論を聞いてますと、どうしても病院経営がだめだったのか、もしくは病院建設を否としての否決だったのか、そういう議論がなされたのか。委員会の中でのその否決の要するに内容に鑑みますけれども、その点明確にしていただきたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 市民福祉常任委員長。 ◆9番(黒沢龍己君) この2つの点には、経営の面でもやはり反対の意見は出ました。それとあと建設の面でも反対の意見は出ました。この2つのやはり意見は出ております。反対の意見として。 ○議長(佐藤峯夫君) あとありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) これをもって市民福祉常任委員長の報告を終わります。 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。11番、荒木田俊一君。 ◆11番(荒木田俊一君) おはようございます。それでは、産業建設常任委員会委員長報告を申し上げます。 平成26年2月28日、産業建設常任委員会に付託になりました議案につきまして、3月4日から7日までの4日間、それぞれ午前10時から田沢湖総合開発センター大集会室において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告を申し上げます。 出席委員は、3月4日、6日、7日の3日間は熊谷副委員長、門脇委員、佐藤直樹委員、安藤委員、青柳委員、稲田委員と私の7名全員であります。3月5日は委員6名が出席し、私が欠席しております。 説明のため参与として出席を求めた者は、門脇市長、田邉副市長、佐々木農林部長、後藤農林部次長兼農山村活性課長、高橋総合産業研究所長、佐藤観光商工部長、草なぎ観光課長、黒澤商工課長、金谷建設部長、武藤建設部次長兼建設課長、高橋建設部次長兼下水道課長、簗田都市整備課長、新山企業局長、高橋企業局次長兼業務課長、山田工務課長、田口農業委員会事務局長ほか関係職員であります。 会議の書記には、議会事務局堀川主任を任命いたしました。 案件は、本会議において付託された議案24件と継続審査としておりました請願1件であります。 それでは案件ごとに御報告をいたします。 議案第3号 観光商工部、農林部、建設部及び企業局に係る消費税法及び地方税法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから議案第10号 仙北市森林総合利用施設条例の一部を改正する条例制定についてまでを報告申し上げます。 各議案については関係当局より詳細な説明を受けました。 各案については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 議案第11号 仙北市温泉条例の一部を改正する条例制定について。 議案については関係当局より詳細な説明を受けました。 委員からは、条例を改正することに伴うメリットやデメリットについて質疑が出されました。 これに対し、これまで温泉と施設がワンセットでなければ温泉の権利を譲ることができなかった。その場合に限り、特別供給料金として20万円としてきた。新規に始めたいとなると特別供給料金として200万円かかっており、新規参入が見込めない状況であったことから、やめる方の権利を流動化することにより、普通供給料金収益の安定と特別供給料金の収益を見込んだ条例改正であるとの答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 議案第14号 平成26年度仙北市下水道事業特別会計への繰入れについてから議案第20号 平成26年度仙北市下水道事業特別会計予算までの報告を申し上げます。 各議案については関係当局より詳細な説明を受けました。 各案については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 議案第21号 平成26年度仙北市集落排水事業特別会計予算。 議案については関係当局より詳細な説明を受けました。 委員からは、加入率の状況について質疑が出されました。 これに対し、当局から、農業集落排水施設の加入率は平成25年度末で70.1%の見込であり、前年度と比較すると1.5%の増となっている。農業集落排水と公共下水道ともに年々上昇しており、農業集落排水、公共下水道、合併処理浄化槽の全てにおける水洗化率は約75.5%程度であるとの答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 議案第22号 平成26年度仙北市浄化槽事業特別会計予算。 議案については関係当局より詳細な説明を受けました。 委員からは、市設置型の浄化槽が平成26年度で終了し、平成27年度から個人設置型の浄化槽へ移行するにあたり、これまで市で設置した浄化槽については今後とも市で管理するのか質疑が出されました。 これに対し、当局から、市で設置した浄化槽については、市の財産であり、最後まで責任をもって維持管理にあたるとの答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 議案第29号 平成26年度仙北市簡易水道事業特別会計予算。 議案については関係当局より詳細な説明を受けました。 委員からは、将来構想基本調査業務の予算が計上されていることから、将来構想についてどのような内容を予定しているのか。また、拡張事業に伴う加入促進の取り組みについて質疑が出されました。 これに対し、将来構想については、多額の費用により水道の拡張事業を実施しており、拡張することによりメンテナンスにも費用がかかる。そのようなことを踏まえ、財政運営の適正化を図るため、事業にかかる起債の償還額等を計算した上で、将来的にどの程度の費用が必要になるのかを検討するためのものである。水道の拡張と適正な財政運営を実施するため、予算を計上したものである。加入促進については、説明会等を実施しているほか、資料を配付しながら訪問して対応している。強制的に加入させることはできず、協力と理解を求めているとの答弁がありました。 委員から、財政運営の適正管理も必要であることは理解するが、情報の収集に努め、加入意向調査等を精査しながら、水道で困っている人への配慮をお願いするとの意見がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 議案第31号 平成26年度仙北市温泉事業会計予算。 議案については関係当局より詳細な説明を受けました。 委員から、1点目としてモニタリング調査について、2点目として、今後、温泉事業は継続可能か、質疑が出されました。 これらの質疑に対し、当局から次のような答弁がありました。 1点目のモニタリング調査については、平成25年度でも予算措置しており、同意をいただくことに苦労したものの昨年12月に覚書を交わすことができたことにより、ことし1月から調査を実施している。調査については最低2年以上とする覚書であることから、覚書に沿って平成26年度も引き続き調査を進める。 2点目については、温泉事業の予算は収支が同じくらいの予算であり、配湯している施設も平成7年ごろよりも20軒以上も減少し、厳しい経営状況に置かれている。温泉の安定供給を望まれている企業局として、温泉事業については市長部局でも考える必要があるとして話をしているところである。モニタリング調査は主力源泉である2号源泉の修復のための調査であり、調査終了後には2号源泉の修復に係る予算が必要になる。修復後において湯量が少ないのであれば、新たに源泉を掘ることの想定も必要である。そうした場合には、さらに予算が必要になることから、現在の温泉事業会計の予算では事業展開は難しいと考える。一般会計予算での対応をお願いすることになるかと思う。一般財源で賄うことがふさわしいのか、そこから話し合う必要があると考えているとの答弁がありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 議案第32号 平成26年度仙北市水道事業会計予算から議案第38号 平成25年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第2号)までを報告申し上げます。 各議案については関係当局より詳細な説明を受けました。 各案については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 議案第39号 平成25年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)。 議案については関係当局より詳細な説明を受けました。 討論では、賛成の立場から、制御するメインコンピュータの修繕で、5月中の完成予定であるが、早期の完成に向けて取り組むことの意見を付して賛成するとの討論がありました。 議案については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 議案第40号 平成25年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)から議案第52号 市道の認定についてまでを報告申し上げます。 各議案については関係当局より詳細な説明を受けました。 各案については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定いたしました。 平成25年請願第4号 久保川第二本流改良促進に関する請願書。 継続審査としておりました本請願につきましては、受益者及び地域住民と請願者の考えに相違があるなど、さらに慎重な審査を必要とするため、継続審査としております。 以上をもちまして産業建設常任委員会の報告といたします。終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 産業建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。17番。 ◆17番(田口喜義君) 同じ会派で申しわけないです。議案第31号について、このたび私も一般質問の中に取り上げたわけですけれども、このモニタリングが、今、委員長2年かかるという報告をされました。いずれ今の温泉の現状からいけば、まず一口も分けてやれる状況にない。加温して供給しているという状況で、このモニタリングを2年かけて果たして今後の、いわばあしたからの供給が大丈夫なのかと。そのモニタリングの結果、いわば影響がない、あるいは少ないとかといった場合に、またその同意が当然ボーリングするとき必要で、新たなボーリングは必要でないかという当局に質問したわけですけれども、今現状、温泉の供給にそのぐらい厳しい状況であって2年間猶予できるのかという、そういう委員会で委員の方々から質問等出されて協議されたのかどうか、その点について伺いたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 産業建設常任委員長。 ◆11番(荒木田俊一君) 委員会の中でも、非常に温泉事業は厳しい状況であるし、2号源泉もだんだん細くなって、御存じのとおりボイラーでお湯をわかしている状況であるし、2年間が本来はもっと早く、同意が得られればもっと早く受けられたけれども、覚書でどうしても2年間ということで非常に危機的な状況であるというのは確認、懸念しておりますけれども、その後のボーリングする箇所においても、範囲が500メートル以上離れてなければならないとかいろいろこれまでの審査の結果では言われてますけども、今できることはまずこのモニタリングを早期に、早期というか2年間かかるわけですけども、それに全力をあげて並行しながら次の箇所についても内部で検討を進めていくということでありました。 ○議長(佐藤峯夫君) 他にありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 産業建設常任委員長の質疑を終わります。 これをもって各常任委員長の報告を終わりますが、次に予算常任委員長の報告を求めます。17番、田口喜義君。 ◆17番(田口喜義君) おはようございます。私から報告をさせていただきます。 2月28日に本会議におきまして予算常任委員会に付託されました、議案第18号 平成26年度仙北市一般会計予算及び議案第36号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第13号)を審査するため、同日及び3月11日の2日間にわたり、田沢湖庁舎第1会議室において予算常任委員会を開催いたしました。 出席委員は両日とも21名全員で、2月28日には佐藤議長に職務出席をいただいております。 説明のため出席を求めた参与は、門脇市長、田邉副市長、熊谷教育長、高橋総務部長、羽川市民生活部長、高藤福祉保健部長、佐藤観光商工部長、佐々木農林部長、高橋総合産業研究所長、金谷建設部長、黒沢会計管理者、田口教育次長、藤村医療局長、新山企業局長、運藤総務課長、平岡企画政策課長、冨岡財政課長、畠山教育総務課長ほか関係職員であります。 会議の書記は、議会事務局の藤岡係長、高階係長、堀川主任を任命いたしました。 2月28日には、議案質疑の後に、総務文教、市民福祉、産業建設の各常任委員会を予算常任委員会の分科会として設置し、所管する款項ごとに分担して審査することを決定いたしました。各分科会の審査は3月4日から7日までの4日間、分科会審査も含めた予算の審査期間は延べ6日間であります。翌日3月11日には、各分科会の審査報告、分科会報告に対する質疑、会派質疑の後、討論・採決を行っております。 各分科会報告の概要を報告いたします。 総務文教分科会の概要は次の4点に要約されます。 1つ、電源立地地域対策交付金の充当先について。 決算審査時に使途を見直すべきと議会から指摘されましたが、保育士の給与への充当割合が大きい。来年度の実施計画の策定段階で、さらに協議を進めたい。 2つ目、地域力ステップアップ事業と地域運営体活動推進費交付金について。 運営体の提案型特別交付金は、各運営体や複数の運営体が連携して広域的に取り組む事業、あるいは先導的で他の運営体のモデルに成り得る事業、その他市長が認める事業としている。まちづくり提案型補助金は、個人・団体を対象にして、運営体は補助対象にはしていない。まちづくりのための自治基本条例の制定は、事例、事案を調査・研究し、検討する。 3、公共交通体系について。 仙北市公共交通体系ビジョン策定にあたり、利便性の向上を図るためどうあるべきかをまず職員で協議する。西木地区の公共交通については、地域の足として、複走している部分を勘案しながら少しずつ改善を図っていきたい。生活バス路線対策では、ニーズに応えられる柔軟な対応ができるように関係機関と協議する。 秋田内陸縦貫鉄道の運営にあたり、補助金を交付している。四者合意には、いつまでという有効期間は明記されていない。県と両市での事務レベル協議では、平成27年度までに次のステップへ向けた検討が必要と協議している。 4つ目、補正予算のあり方と繰越明許について。 企業誘致対策事業費は補正予算で措置され、さらに繰越明許という補正であるが、今後、大きな事業に対する予算措置のあり方を検討すべきである。 次に、市民福祉分科会の報告の概要は次の5点に要約されます。 1点目、子供への医療費助成について。 適用範囲の拡充は、中学生の通院分に対する助成を検討したが、財源の確保が難しかった。中学生は歯科に通う頻度が多いことから、まず歯科通院分に対象を広げることを考えたい。財源の課題もあるが少子高齢化対策の一環として、県・国への要望や過疎債の充当も視野に入れ、平成26年度中に検討をしたい。 2つ目、公共施設再生可能エネルギー等導入事業について。 環境省の100%補助事業であり、災害時の避難施設となる公共施設に対し、再生可能エネルギーを活用した設備を導入する事業である。上桧木内の紙風船館や花葉館に太陽光パネルを設置してきた経緯がある。県の指導により平成27年度までの事業を前倒しして平成26年度に行う。市内12の小中学校に対し、夜間避難誘導のためのハイブリット街灯、神代出張所には太陽光パネル、角館交流センターのホールの照明のLED化を計画している。体育館の内部への設置も検討したが、同じようなLED照明をつけるとなると増設ということとなり、この事業の対象外となってしまう。その他補助事業等を研究検討したい。 3点目、消防費について。 火災時などの消防団員の招集は、平日の日中は、消防署から連絡があり、市が必要と判断した際はサイレンを鳴らして周知している。夜間や休日については、広域消防の判断でサイレンを鳴らしている。 いたずらなどの通報による混乱を避けるため、消防署との打ち合わせにより、火災を実際に確認してからサイレンを鳴らすルールにしている。広域消防は現在3部制となっており、火災の通報があっても消防署でサイレンを鳴らす人が誰もいないという状況が発生する場合もある。災害時は必ずサイレンの前に分団長などに電話連絡がいくことになっており、多少の時間はかかるが御理解をいただきたい。市の職員の対応も含め、消防団の招集を素早く行う方法を検討したい。 4点目、高齢者世帯等除雪支援事業費 について。 高齢者世帯の除排雪等の支援として、1世帯あたり2万円の利用券を交付するという新制度の周知は、7月から8月にかけて市の広報や担当窓口等で周知する。平行して業者の方々を対象とした説明会を開催し、業者の登録を進める。 身内の方々の手伝いがない方を対象とする事業であるため、今のところ、市から直接案内することを想定していない。近隣の方々や民生委員、社会福祉協議会などの協力を得ながら進めたい。制度について精査中であるが、余り縛りのない利用しやすい制度にしていきたい。 障害者住宅、高齢者住宅整備資金貸付金について。 高齢者に対する貸付金は、介護保険関連の制度や県と市の住宅リフォーム補助金などを利用する方々が多いので、貸付を利用しない方々がふえている。来年度は1件の申し込みを予定している方がいる。 障害者住宅整備資金貸付金については、生活しやすいような住宅の増改築を目的とするものであり、現在利用中の方が3名いる。限度額が150万円である。手続については、住宅整備計画を準備していただいて申請してもらうが、連帯保証人の市内に限定要件の緩和については今後検討をしていきたい。 次に、産業建設分科会の報告概要は次の4点に要約されます。 1点目、企業誘致対策事業について。 昨年10月の臨時議会で予算を認めていただき、昨年末から用地交渉を進め、水源調査、筆界の確定、水利組合との交渉も順調に進んでいる。3月に水質の結果が出れば、社長はすぐにでも会社を立ち上げたいとしている。用地交渉については、まだ完全に決着がせず、繰り越しさせていただきたいとなったことはおわびを申し上げます。 今までは、企業誘致については窓口が違ったり、説明が違ったりしたが、その反省を踏まえて窓口を一本化し商工課に置き、市全体で支え合う仕組みを構築したい。 2点目、岩瀬北野線整備事業の進捗状況について。 国からの平成26年度予算が満額配分になると、平成27年度で完成可能である。工事費と用地保障費を含めて、あと7億円程度である。 3点目、農業政策について。 経営所得安定政策については、今まで10アール当たり1万5,000円の補助金が7,500円になった。水田フル活用については、飼料用米の作付を重点的課題としてやることになる。5万5,000円から10万5,000円の範囲で数量に応じて実施していく内容である。日本型農業直接支払制度については、農地・水対策にかわるものとして現在進められている。 夢プランについて。 夢プランについては認定農業者を対象にしたもので、予算的には若干減少傾向にあるものの、毎年実績を上げている状況があり、今後もさらに強化を続けていく。昨年の種苗交換会を機に講習会を実施したり、少しずつ強化してきている。昨今の子牛市場の高値が農家所得につながってきていると思う。元気な仙北青年農業者育成推進事業費補助金について、新規就農者は別枠であるがそれ以外の方へも対応し、事業を創設して所得確保へつなげていきたいと思う。 4点目、木質バイオマス施設管理運営費について。 この件については、委員長からの質疑応答形式による報告をそのまま報告をいたします。 検証委員会の報告段階で、国・県やメーカーに対して具体的な支援策を強く働きかける必要がある。いつまで運転するのか。期日を明確にしなければならないのではないか。税金を垂れ流しするような予算は認めることはできないとの意見もあり、市長の考えを伺う。 農林省、総務省、財務省等、地元選出国会議員を通して各官僚副大臣等へ「バイオマス発電に対する国の予算を、既存施設に対する改修、改良等において、財源措置を講じてもらえないか」と要望している。現状では、既存施設等の不具合における改修・改良に対する事業・メニューの造成は困難なのではないかという情報があった。一方、県では林野庁関係へ働きをかけているが、非常に厳しい状況である。国、県は改修・改良の事業目的は、運転をしていくという前提でなければ無理ということである。だから今回、当初予算でフルサイズの予算を盛り込んだ。国へは市として前向きな予算を盛り込んだと思っている。1つは国に対する対応、もう1つは月島機械に対する対応である。報告書が提出されたあかつきには、協議を行う日程調整に入っている。 中間報告では「改善して継続する」という表現があったが、継続することを前提としての予算措置をお願いするという理解でよいのか。国や県にとって前例がないという不透明な中で、市長は何をどのように判断するのか。 市長の答弁ですけれども、日本で最高の技術と知識を持つ方々が客観的に判断した結果、継続に値するものであれば、そのような形で提案されたいと思っている。判断材料として正式な報告書をいただくことが第1点である。その報告書を見て、国・県にも共有していただきたいと思っている。報告書の精査を行うと同時に、当然、メーカーへも諮り、さらによいものに改善する立場での協力する旨の認識が得られなければ、私たちだけで賄えるものではないと判断するしかない。メーカーが、このシステムが安定稼働に耐え得るものにつくっていくスタンスで向かうとすれば、仙北市は7,600万円の血税をつぎ込んで稼動させる決意を示している。 当初計画では500万円の営業利益との試算と説明されたが、現状は年間四、五千万円の赤字である。この事業の存廃は検証委員会を通じて判断するとしながらも、報告が出てこない。このままズルズルとなってしまうのではないか。 検証委員会をもっと早く立ち上げるべきだったと思う。ズルズルと引きずることは毛頭ない。国への財源要望に対する見解と報告書を持ってメーカーと交渉する。その結末として、返答によって決断しなければならない。例えば、これが具体的に6月補正予算の時期にお話できることであればいいが、自分たちだけでない状況が外部にもあることから、時期の返答は差し控えさせていただきたい。 議会としては、市長へ協力しつつも、成果の見えない状況が2年、3年と先に伸びてしまうと市民に対して申しわけがない。国・県による補助の見通しもつかない状況で、改善に要する財源はどこから出すのか。引くのか進むのか、市長の決断は辛いと思うが、金額的な判断は幾らなのか。 中間報告でも、お金のかかる改修だけではない。ガス化炉内の温度を上げる手法として水分を与えたり、炭酸カリウムを吹き込むことであったり、いろいろな提案がある。それは、ほとんどお金がかからないことである。 いずれにしても、当初予算に計上している予算約7,600万円については、お認めいただきたい。これを計上することで、国・県の事業メニューの造成にもプラス効果だと思っている。仮にこの予算が認められないとなると、臨時・正職員合わせた4人の雇用もできなくなってしまい、これまでの技術やチップの購入等の経済的なこと、山の手入れのこと、施設休業という状況報告に基づく会計検査院の対応等々を考えても、不利益が想定される。以上のことから認めていただきたい。 なお、メーカーに対しては、報告書を持ってしっかりとした協議を重ね、議会の議論もしっかりと伝えたい。決して遠慮することなく、尻込みすることなく、メーカーと対峙していきたいと考えている。 会派質疑では、木質バイオマス事業について「決断の時期」を問う質疑応答がありました。 議案第18号 平成26年度 仙北市一般会計予算の討論では、「木質バイオマス事業は休止すべき」、「学校給食費の保護者負担を軽減する努力をすべき」との理由から、反対の立場での討論がありました。 以上の討論の後、採決の結果、賛成多数により原案を可とすべきものと決定いたしました。 議案第36号 平成25年度 仙北市一般会計補正予算(第13号)は、採決の結果、賛成多数により原案を可とすべきものと決定いたしました。 以上で予算常任委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 予算常任委員会は議長を除く議員全員による委員会ですので、質疑は省略いたします。 これをもって予算常任委員長の報告を終わります。 以上をもって各常任委員長の報告は終わりました。 議案第18号及び議案第25号に対する修正動議が議長宛てに提出されております。 資料配付のため暫時休憩いたします。                             (午前11時47分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                             (午前11時49分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 議案第18号に対して高橋豪君ほか4名から、議案第25号に対しても高橋豪君ほか4名から、お手元に配付いたしました修正動議が提出されました。 これを議題としてそれぞれ提案者の説明を求めますが、その前に一言申し上げます。 本修正案は、朝、議長宛てに提出されました。御承知のとおり、委員会の採決の結果はどうあれ、議会の意思決定機関はこの本会議であります。したがって、この本会議諸般の変化により、委員会採択と本会議の採択は違うことは当然あり得ると、個々の議員の権利だという考えで私は受理いたしております。さらにもう一つは、会派制をとっておる本議会において会派からこの修正案が提出されております。これも重く受けとめまして私は受理いたしました。それに伴って議案の説明を求めるわけですが、予算常任委員会との関連性から見て非常にこれからの今後の議会運営に非常に問題が生じかねない現象も問われております。したがって、議会運営委員会の意見も承ってから正式に提出者の説明を受けたいと思いますので、そういう運営委員会開催のために13時まで休憩いたします。 なお、予算常任委員長並びに副委員長並びに仁政クラブの代表は、参考人としての意見を伺うことがあるかもしれませんので待機してください。 以上です。                             (午前11時51分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後1時03分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 議会運営委員長の報告を求めます。10番。 ◆10番(小田嶋忠君) 本会議において議長から要請がありました議会運営委員会を、先ほど第4・5会議室において開催いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 出席委員は6名であります。佐藤議長には職務出席、また、青柳副議長には委員外議員として出席をいただき、オブザーバーとして熊谷議員が出席、さらに委員外議員として佐藤直樹議員、田口喜義議員が出席しております。書記には三浦参事、藤岡係長を任命し、職務のため太田議会事務局長が出席しました。 議会運営委員会では、予算常任委員会審査終了後の修正動議について協議し、そのあり方については今後の議会運営委員会で協議することを確認いたしました。 以上、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 以上をもって議会運営委員長の報告を終わります。--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 議題となっております議案第18号並びに25号について誤字等の誤りが見られましたので、これを精査させますので暫時休憩いたします。                              (午後1時05分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時08分)--------------------------------------- △修正案の差しかえ ○議長(佐藤峯夫君) 配付いたしました修正案の中で訂正の箇所等がありましたので、お諮りいたします。修正案の差しかえに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。速やかに差しかえを行います。--------------------------------------- △議案第18号及び議案第25号に対する修正動議の説明、質疑 ○議長(佐藤峯夫君) これから議案第18号に対する提案者の説明を求めます。1番、高橋豪君。 ◆1番(高橋豪君) まずもって、先ほど来、大変長い時間お待たせをいたしまして大変申しわけございませんでした。一部に誤字等ございまして、ただいま直したものの資料を提出をさせていただきました。 それでは、改めまして議案第18号 平成26年度仙北市一般会計予算につきまして、会派を代表して修正案の提出の御説明をさせていただきたいというふうに思います。 一般会計当初予算のうち、6款2項1目のうち木質バイオマス施設に関連する予算についての修正であります。 木質バイオマス施設については、設置後これまで多くの問題を抱え、計画どおりの稼働をすることなく現在に至っており、議会においてもこれまで何度も議論されてきた次第でございます。そうした中、昨年は施設の存廃の判断材料とするべく施設の問題点等についての検証事業が予算化され、大学教授等により検証作業が行われた経緯についても既に皆様が御承知のとおりであります。 さて、本来であれば、こうした検証作業を通じながら市として今ごろは既に、継続か廃止かの判断がなされていることが市民にとって最も望ましいことではありましたが、本定例会でもたくさんの議論がなされた中で、いまだ最終の検証結果も出ておらず、また、月島機械への今後の具体的な対応や国・県の動向も定かではない状況が明らかになっております。市としては今後、これまでのようにずるずると決断を遅らせることはないというふうに言いますけれども、一方では国・県を初めとした関係機関との交渉中であり、意思決定の時期を明確にすることはできないとも言えます。そのため、これまで同様の考え方に基づき、平成26年度の当初予算には木質バイオマス施設に関連する予算として1年分7,661万6,000円が計上されております。このことは、市民の目線からは状況はこれまでと全く変わっておらず、しかも発電所でありながら使用電力料金の値上がり等により前年と比べて大幅に増額された予算は、財政が大変厳しく市民にも我慢を強いる部分も多い中、これだけの額の血税をどこまで投下していくのか、本当にこれが必要な事業なのか、今後について全く見えずに、また今後1年間についてもやはりずるずると進むのかと捉えられかねないものであります。そのため、先日の会派代表質疑においては、市民の納得を得るためにも継続か廃止かについて一体いつまでに決断するのかについて何度も伺いましたが、それが明確に示されるということはなく、また逆に、市では示せない状況であるために1年間の予算を認めていただきたいという趣旨の考えのようでございました。当会派といたしましては、この決断が先延ばしされることなく速やかに行われるよう求めるものでありますが、きのうの会派代表質疑を通じ、市民の理解を得るためにも1年分の予算をそのまま認めるわけにはいかないという結論に至り、検証結果の検討期間や存廃の判断に必要であろう期間を市が示すことができないものであれば、議会が意思表示をする必要があると判断をし、本日の本会議において修正案を提出するものであります。 市では今から6カ月の間に検証結果をよく検討し、その上で議会と協議をし、さらに国・県、メーカー、その他関係機関との交渉を行い、存続、廃止の判断をすることを強く要請します。 修正予算案については、お手元にお配りの事項別明細書をごらんになっていただきたいと思います。木質バイオマス施設に関連する予算について、原案の1年分の予算から6カ月分の予算に減額修正し、減額分は予備費に組み替えをしてあります。内容については配付の資料のとおりでありますが、主な内容としては、6款2項1目のうち、木質バイオマス施設管理運営費の原案総額7,661万6,000円を修正案総額として3,830万8,000円とするものなどであります。よって、歳入歳出総額181億6,200万円を181億5,192万4,000円に改める修正案となっております。 市民の大切な血税は市民が納得のいくように使われるべきでありまして、市民の声の多くは、この事業の現状に懐疑的である点に議会としても十分応えていく必要があるものと考えております。議員の皆様におかれましては、何とぞ趣旨を御理解いただきまして御賛同いただきたくお願い申し上げるものでございます。 以上で提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(佐藤峯夫君) ただいま議案第18号の修正案に対する説明がありました。これより質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) なしと認めます。 次に、議案第25号の修正案に対する説明を行います。趣旨説明を求めます。6番、田口寿宜君。 ◆6番(田口寿宜君) まずもって、先ほど来たくさんの休憩時間をとらしていただきまして誤記の修正等をしたことに対しまして皆様をお待たせしたことをおわび申し上げたいと思います。 それでは、議案第25号 平成26年度仙北市介護保険特別会計予算に対する修正案について説明をさせていただきたいと思います。 本予算にあります老健にしき園では、木質バイオマス施設より発電されました熱源が供給されており、これまでの議会におきましてもこの部分に関する問題点についてさまざまな議論がされてきました経緯がございます。当会派といたしましては、これまでの議論、そして先ほどの平成26年度仙北市一般会計予算案の修正案に対します趣旨説明で高橋議員が申し述べました当会派の考えのもと、当該施設におきましても木質バイオマス施設と関係する事業として関連があることから本予算の組み替えをするのが筋であると判断をし、お手元に配付の資料のとおり修正をするものでございます。 内容といたしましては、歳入歳出総額、変わりはございません。4款にあります一般会計繰出金を半額いたしまして、半額をして残った分を3款1項1目の一般管理費のほうに、需要費のほうに充当する形にさせていただきたいというふうに考えております。 市民の皆様、そして利用していらっしゃる皆様からいただいております大切なお金である以上、それぞれの皆様のためになるように使われるようにしなければいけないと考えておるものでございます。議員の皆様には何とぞ御理解をいただきまして御賛同賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 議案第25号の修正案に対する質疑を行いますが、質疑ありませんか。17番。 ◆17番(田口喜義君) この歳出の一般会計繰出金を半額にするということですけれども、この半額というのは熱量にしてどういう区分をしてこういう数字になったのかと。例えば、4月から何月まではこういうことですということだとしての半額なのか。そうすれば、その熱量がきちっと半分で均等にできるのかどうか。 ○議長(佐藤峯夫君) 田口寿宜君。 ◆6番(田口寿宜君) 熱量のただいまの御質問に対する答弁でございますけれども、時期的には4月からその報告書が出まして市長が判断される時期であろう期間までを見ております。そしてその間の熱量に対しましても、それぞれきちっと分配されるような形で考えておるところでございます。こちらの考えといたしましてはそう考えておるものでございます。 ○議長(佐藤峯夫君) 17番。 ◆17番(田口喜義君) それは基本的な考えでしょうけれども、そういうふうにあなたが今答弁されたようにできるのかどうか。そういうふうにできないと思うんですよ。そこを聞いているとこです。 ○議長(佐藤峯夫君) 6番。 ◆6番(田口寿宜君) 大変申しわけございません。その部分までは検討はしておりませんでした。 ○議長(佐藤峯夫君) 他にありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 質疑なしと認めます。 これをもって修正案に対する質疑を終わります。 先ほど休憩中に、この修正案に対する会派の中での協議をする時間を与えていただきたいという申し入れが2会派以上からあります。よって、ただいまから暫時休憩いたしまして会派の皆さん方の御協議を願います。                              (午後2時22分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時32分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) これより討論を行います。 日程第1、議案第1号 総務部及び教育委員会に係る消費税法及び地方税法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから日程第17、議案第17号 平成26年度仙北市簡易水道事業特別会計への繰入れについてまでの各案の討論を一括して行いますが、通告がありませんので、これで討論を終わります。 日程第18、議案第18号 平成26年度仙北市一般会計予算の討論を行います。 初めに、修正案についての討論を行います。修正案に対する討論はありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 修正案に対する討論なしと認めます。 次に、議案第18号、原案に対する討論を行います。 通告により発言を許します。19番、高久昭二君。 ◆19番(高久昭二君) それでは、議案第18号 平成26年度仙北市一般会計予算について反対の討論をさせていただきます。 今回の高齢者世帯等の歳出3款民生費1項3目一般管理費の中での高齢者世帯除雪支援事業費1,806万6,000円と、これまでより前向きに前進している予算も盛り込まれておるわけではございますけども、次の点について私は反対の意味で意見を述べさせていただきます。 今回の平成26年度当初予算の歳出10款学校給食費944万6,000円、このたび増額補正となったわけではございますし、また、13節委託料1億9,163万7,000円でありましたが、これは新年度から、4月から消費税が3%アップすることによりまして296万7,000円増額補正されてございます。学校給食につきましては、仙北市中川小学校がこのたび農林水産省の東北農政局が主催する平成25年度東北地域食育コンクール食育活動の努力の成果が実り、審査部長会長賞を受賞されました。このように学校給食というものは、単にお昼に御飯を食べさせるということにとどまらず、食育教育としての仙北市の学校給食がこれまでの成果が実り、高く評価されたことだと思うわけでございます。 このたびの安倍内閣の消費税の4月1日からのアップ、さらに今後予測される10月からの2回目の連続アップが行われれば、ますます給食を賄う方々の給食材料費等のその分が跳ね返ることは明白ではありますけれども、県内25市町村中、横手市を含め、現在の時点ではっきりしている7市町村が据え置きをするということを表明してございます。仙北市は1食分、小学校8円、中学校9円アップすることを提案されました。仙北市の財政事情はかなり厳しいわけではございますけれども、上記市町村と同様にいろいろ予算のやりくり、そして節減を図りながら、このたびの給食費の値上げは見合わせると、据え置くべきではないかと思います。なぜならば、景気が低迷して厳しい雇用事情にある給食費を納める義務者である保護者の方々の今非常に家計が苦しいんでいる立場を考え、そして給食の意義をもう一度見直しを図る中で、努力して今後の学校の給食業務委託について見直しを図りながら据え置くべきではないかということの意見を述べさせていただきまして、私は甚だ残念ではありますが、議案第18号 平成26年度仙北市一般会計予算については反対をいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 19番、高久昭二君の討論を終わります。 日程第19、議案第19号 平成26年度仙北市集中管理特別会計予算から日程第24、議案第24号 平成26年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算までの各案の討論を一括して行いますが、通告がございませんので、これで討論を終わります。 日程第25、議案第25号 平成26年度仙北市介護保険特別会計予算の修正案に対する討論を行います。修正案に対する討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 修正案に対する討論なしと認めます。 日程第26、議案第26号 平成26年度仙北市生保内財産区特別会計予算から日程第29、議案第29号 平成26年度仙北市簡易水道事業特別会計予算までの各案の討論を一括して行いますが、通告がありませんので、これで討論を終わります。 日程第30、議案第30号 平成26年度仙北市病院事業会計予算の討論を行います。 通告により発言を許します。17番、田口喜義君。 ◆17番(田口喜義君) それでは、議案第30号 平成26年度仙北市病院事業会計予算に対しての討論を申し上げます。 田沢湖病院では、障害者病棟と一般病棟との2本立てでの経営方針でありますが、今後、障害者病棟の会計基準の見直しにより、さらに厳しい経営が迫られております。現在のあり方を見直し、危機的な経営の抜本的な改善を進めるべきであります。 角館総合病院の移転新築は、平成25年度で用地費が計上され、平成26年度には本体工事費が計上されております。建設後の経営がさらに悪化する要因として次の点が挙げられます。1つ、建設費が当初の約41億円から58億円と増大し、総事業費で73億6,000万円もの大事業であること。2つ目、年間400人ペースでの人口の減少による患者数の減少。3つ目、仙北組合病院が平成26年5月に開院することにより、患者の流出が懸念されること。4つ目、都市圏への診療流出がとまらないこと。5つ目、医師及び医療スタッフの充足確保には、少なくても四、五年の歳月を要すること。6つ目、2025年の医療制度の改編によると、7対1看護が厳しい情勢に追い込まれること。7つ目、赤字を一般会計から繰り出しすることは、すなわち市民への大きな負担を押しつけること。以上により、新たに建設予定の角館総合病院のベッド数は、さらに40から50床を削減し、診療科目の見直しも含め、身の丈に合ったコンパクトな規模の病院が望ましいと考えます。 2つの市立病院の経営を改善するためには、両市立病院の連携強化が不可欠であります。同時に、医師及び看護スタッフの一元的な管理体制が求められます。経営改善という名目で真っ先に人件費の削減をやり玉として挙げられます。しかし事務職員も含めたこれ以上のスタッフの削減は、もはや限界であり、こなしきれないほどの業務に追われている日々からは負の連鎖しか生み出されません。むしろ十分な数の医療スタッフを確保することで、より良質なサービスの向上に最大限の努力をするという逆転の発想も必要ではないか。そうすることにより、年々増加する救急の対応にも充実につながるものではないか。 市長が理想とする医療資源の有効活用のための医療局は、完全に機能不全に陥っております。逆に医療局の存在自体が、市長が理想とする体制の構築にブレーキとなり、スタッフの閉塞感をも増長させているのではないか。私は決して病院がいらないと主張しているものではありません。むしろコンパクトでも市民の安心のために、いつでも市民に信頼される病院が絶対に必要であると認識をいたしております。だからこそ、市民の命を守る政策と人材を育む教育は、一体型庁舎の建設、あるいは内陸線や木質バイオマス、地域運営体の事業よりも何よりも最優先に取り組むべき極めて重要な課題ではないか。総花的な政策に終止符を打ち、ターゲットを絞った実行性のある政策への転換を今こそ決断するべきであります。しかしながら、平成26年度の仙北市の当初予算、とりわけ病院事業会計においては、これまでに議会から幾度となく指摘されている病院経営に対する危機感を払拭できる予算編成ではないという判断であります。平成26年度の仙北市病院事業会計予算においては、以上の課題を打開するための明確な方針や使命感、具体策が示されていないと言わざるを得ません。よって、速やかに経営改善の具体手法を明確に打ち出した予算へと組み替えるべきであることを強く強く訴え、本案に対しては反対するものであります。 以上で反対討論といたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 17番、田口喜義君の討論を終わります。 日程第31、議案第31号 平成26年度仙北市温泉事業会計予算から日程第52、議案第52号 市道の認定についてまでの各案の討論を一括して行いますが、通告がありませんので、これで討論を終わります。 これをもって全ての討論を終わります。 これより採決を行います。 日程第1、議案第1号 総務部及び教育委員会に係る消費税法及び地方税法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案を可とするものであります。 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 日程第2、議案第2号 市民生活部及び福祉保健部に係る消費税法及び地方税法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案に対する委員長の報告は原案を可とするものです。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 日程第3、議案第3号 観光商工部、農林部、建設部及び企業局に係る消費税法及び地方税法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから日程第11、議案第11号 仙北市温泉条例の一部を改正する条例制定についてまでの各案を一括して採決いたします。 以上の各案に対する各委員長の報告は原案を可とするものです。 お諮りいたします。以上の各案は各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案は委員長報告のとおり可決されました。 日程第12、議案第12号 仙北市病院事業使用料及び手数料徴収条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案に対する委員長の報告は原案を可とするものです。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立多数であります。よって、委員長報告のとおり可決されました。 日程第13、議案第13号 仙北市教育職員住宅条例を廃止する条例制定についてから日程第17、議案第17号 平成26年度仙北市簡易水道事業特別会計への繰入れについてまでの各案を一括して採決いたします。 以上の各案に対する各委員長の報告は原案を可とするものです。 お諮りいたします。以上の各案は各委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案は委員長報告のとおり可決されました。 日程第18、議案第18号 平成26年度仙北市一般会計予算を採決いたします。 本案については修正動議が提出されておりますので、初めに修正案について採決いたします。 この採決は起立によって行います。 なお、着席者は否とみなすことに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 それでは、修正案に賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 賛成多数であります。よって、修正案は可決されました。 次に、ただいま修正可決いたしました部分を除く原案について採決いたします。 お諮りいたします。修正議決をした部分を除く部分については原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立多数であります。よって、修正議決した部分を除く原案は可決されました。 日程第19に入ります。議案第19号 平成26年度仙北市集中管理特別会計予算から日程第23 議案第23号 平成26年度仙北市国民健康保険特別会計予算までの各案を一括して採決いたします。 以上の各案に対する委員長の報告は原案を可とするものです。 お諮りいたします。以上の各案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案は委員長報告のとおり可決されました。 日程第24、議案第24号 平成26年度仙北市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案に対する委員長の報告は原案を可とするものです。本案は委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。 日程第25、議案第25号 平成26年度仙北市介護保険特別会計予算を採決いたします。 本案については修正動議が提出されております。 初めに修正案について採決いたします。 この採決は起立によって行います。 それでは、修正案に賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立多数であります。よって、修正案は可決されました。 次に、ただいま修正可決いたしました部分を除く原案について採決いたします。 お諮りいたします。修正議決した部分を除く部分については原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立多数であります。よって、修正議決した部分を除く原案は可決されました。 日程第26、議案第26号 平成26年度仙北市生保内財産区特別会計予算から日程第29、議案第29号 平成26年度仙北市簡易水道事業特別会計予算までの各案を一括して採決いたします。 以上の各案に対する委員長の報告は原案を可とするものです。 お諮りいたします。以上の各案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案は委員長報告のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。                              (午後2時56分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後2時57分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 日程第30、議案第30号 平成26年度仙北市病院事業会計予算を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案に対する委員長の報告は原案を否とするものです。したがって、原案について採決いたします。 よろしいですか。本案に対する委員長の報告は原案を否とするものです。したがって、原案について採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第31、議案第31号 平成26年度仙北市温泉事業会計予算から日程第52、議案第52号 市道の認定についてまでの各案を一括して採決いたします。 以上の各案に対する委員長の報告は原案を可とするものです。 お諮りいたします。以上の各案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案は委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第53号~諮問第1号の採決 ○議長(佐藤峯夫君) 次に、日程第53、議案第53号 仙北市監査委員選任につき同意を求めることについてから日程第55、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてまでの採決をいたします。 まず、議案第53号 仙北市監査委員選任につき同意を求めることについて採決をいたします。 議案第53号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号は同意されました。 次に、議案第54号 仙北市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて採決をいたします。 教育長、退席願います。          (教育長 熊谷 徹君 退席) ○議長(佐藤峯夫君) この採決は、会議規則第73条第1項により無記名投票によって行います。 投票準備のため、暫時休憩いたします。                              (午後2時59分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後3時02分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 議場の閉鎖を命じます。          (議場閉鎖) ○議長(佐藤峯夫君) ただいまの出席議員は議長を除き20人であります。 会議規則第32条第2項の規定により立会人を指名いたします。 1番、高橋豪君、2番、熊谷一夫君の2名を指名いたします。 投票箱を改めます。立会人の方は投票箱を点検願います。          (投票箱点検) ○議長(佐藤峯夫君) 異常なしと認めます。 念のため申し上げます。本案を可とする方は「賛成」、否とする者は「反対」と記載してください。 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第75条第2項の規定により否とみなします。 投票用紙の配付漏れは名簿対照により確認いたします。 事務局長が議席番号を氏名を呼び上げますので、順次投票願います。          (点呼・投票) ○議長(佐藤峯夫君) 投票漏れはありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 これより開票を行います。立会人の方は開票の立ち会いを願います。          (開票) ○議長(佐藤峯夫君) それでは投票の結果を発表いたします。 投票総数20票。有効投票中、賛成15、反対5票。 よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。 議場の閉鎖を解きます。 教育長。          (教育長 熊谷 徹君 出席) ○議長(佐藤峯夫君) 次に、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。 本案は原案のとおり答申することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、原案のとおり答申することに決定いたしました。--------------------------------------- △閉会中の継続調査について ○議長(佐藤峯夫君) 日程第56、閉会中の継続調査についてを議題といたします。 議会運営委員長からお手元に配付いたしております調査事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △閉会中の継続審査について ○議長(佐藤峯夫君) 日程第57、閉会中の継続審査についてを議題といたします。 産業建設常任委員長からお手元に配付いたしております審査事項について、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。産業建設常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、産業建設常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第55号~議案第61号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(佐藤峯夫君) 追加日程第1、議案第55号 仙北市定年前に退職する意思を有する職員の募集等に関する条例制定についてから追加日程第7、議案第61号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第14号)までを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 議案第55号から議案第61号までについて、高橋俊一総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 追加議案でございます。議案第55号について提案理由の御説明を申し上げます。 追加の議案つづりの3ページをお開き願います。 仙北市定年前に退職する意思を有する職員の募集等に関する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 制定の理由につきましては、定年前早期退職特例措置の拡充と新たな早期退職募集制度の導入を目的に国家公務員退職手当法が改正され、地方公務員に対しても同様の措置を講ずるよう、職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例案が示されました。その中の退職手当の支給に関する事項は、当該事務を所管する秋田県市町村総合事務組合において秋田県市町村職員の退職手当に関する条例を国に準じた内容で改正し、平成25年11月8日に改正条例が公布されているところでございます。これを受けまして、早期退職募集制度に関する事項は人事管理に関することであり、各構成団体において規定を整備する必要があることから、当市においても国に準じた早期退職募集制度を導入するため、必要な事項を定めるものでございます。 退職手当制度の改正の概要といたしましては、従来、要綱等でございました勧奨の制度を廃止いたしまして、職員が自発的に応募した場合に退職手当が優遇される早期退職募集制度を導入するものでございます。現行の勧奨制度でいきますと、定年前10年までの者に対してが割り増しの対象になるわけでございますけれども、改正後は定年前15年までの者に対し割り増し制度が適用されるものでございます。 制定条文につきましては、4ページから記載になります。 4ページ、最初に早期退職募集制度の手続等を示した内容でございますけれども、まず第2条に職員の募集ということで、早期退職希望者の募集に関しまして、1号募集、2号募集、それぞれ2つの範囲に分けまして募集することとしてございます。1号募集につきましては、年齢別構成の適正化を目的とする募集でございます。2号募集につきましては、制度の改廃または勤務公署の移転を円滑に実施することを目的とする募集でございます。 続きまして第3条でございますけれども、募集実施要綱の作成及び周知ということで、募集の範囲、期間、人数、それから退職すべき期日、期間等を定めたものでございます。 続きまして、次のページ5ページでございますが、第5条では募集の期間の延長と満了というふうなことで、応募や応募の取り下げは職員の自発的な意思に委ねられるものであって、任命権者はこれを強制してはならないというような内容のものを定めたものでございます。 続きまして6ページの認定、第6条でございますけれども、この内容は、任命権者は応募による退職予定者であることの認定をするという規定を定めたものでございます。 続きまして7ページ中段、第7条でございますが、これは任命権者は応募者に対し認定通知書を交付するという定めを規定したものでございます。 条例の概要つきましては以上でございますが、この条例は平成26年4月1日からの施行を予定するものでございます。 続きまして、議案第56号について御説明申し上げます。 つづりの9ページをお開き願います。 仙北市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正理由につきましては、今回の議案の60号のところで改めて御説明申し上げますが、一般職の職員の給与改定に伴いまして特別職等の期末手当の額を引き下げる必要が生じたことに伴いまして改正するものでございます。 改正内容につきましては10ページにございますが、仙北市一般職の任期付職員につきまして、6月に支給する期末手当の支給割合を現行の「100分の140」から「100分の135」に改めます。それから、12月に支給する期末手当の支給割合を現行の「100分の155」から「100分の150」に引き下げることということで、第8条になってございます。期末手当を合わせまして0.1カ月分引き下げる内容になっているものでございます。 この条例も平成26年4月1日からの施行を予定しているものでございます。 続きまして、議案第57号について御説明申し上げます。 議案つづりの11ページをお開き願います。 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正理由につきましては、市長、副市長の給与月額について、引き続き平成27年3月31日まで減額措置を講ずるとともに、一般職の職員の給与改定により改定になりました期末手当の額を引き下げるという内容のものでございます。 この部分につきましては関連の説明資料をA4横長のものを配付させていただいておりますので、そちらも合わせてごらんいただければというふうに思います。 まず最初に、条例の本文につきましては12ページをお開きいただきたいと思いますけれども、第4条の関係でございますが、これは先ほどの任期付職員の方と同じ状況でございまして、市長、副市長の6月に支給する期末手当及び12月に支給する期末手当につきまして、先ほどと同様に0.1カ月分を引き下げることの内容になっているものでございます。 それから、附則の第16項関係でございますけれども、こちらにつきましては、この説明資料にございますとおり平成26年5月1日から平成27年3月31日までの間、市長の給料月額を17万円減額をするものでございます。それから、その下の附則の第17項関係でございますが、こちらにつきましては、平成26年4月1日から平成27年3月31日までの間、副市長の給料月額を8万3,000円減額する内容のものでございます。適用期間、市長と副市長1カ月差があるわけでございますけれども、この部分につきましては今議会の初日にお認めいただきました市長の給与月額の引き下げの部分につきましては3月と4月いっぱい適用になるというような部分を考慮しての月の割合というふうになっているものでございます。 こちらの条例の施行期日につきましても、平成26年4月1日から施行をお願いするものでございます。 続きまして、議案第58号について御説明申し上げます。 13ページをお開き願います。 仙北市教育委員会教育長の給与及び旅費並びに勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正理由につきましては、教育長の給料月額について、引き続き平成27年3月31日まで減額措置を講ずるとともに、一般職の職員の給料改定により期末手当の額を引き下げる必要があるというものでございます。 改正内容につきましては14ページに記載してございますけれども、説明資料と合わせてごらんいただきたいんですが、教育長の6月に支給する期末手当の支給割合、それから12月に支給する期末手当の割合を、前に御説明しました特別職の皆様と同じく0.1カ月分を引き下げるものでございます。こちらが4条関係でございます。 それから、給与の減額につきましては、附則の11でございますが、平成26年4月1日から平成27年3月31日までの間、教育長の給料月額を4万7,000円引き下げることとするものでございます。 なお、この条例も平成26年4月1日からの施行をするものでございます。 続きまして、議案第59号について御説明申し上げます。 15ページをお開き願います。 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。 改正理由につきましては、前の条例と同じでございますけれども、特別職の期末手当を一般職の職員の給与改定等に伴いまして引き下げるという内容のものでございます。 内容につきましては、16ページをお開き願いたいと思います。 病院事業管理者の6月、それから12月に支給されます期末手当の支給割合を、先ほどと同様、合わせまして0.1カ月分の引き下げを行うものでございます。 この条例も平成26年4月1日からの施行をするものでございます。 続きまして、議案第60号について御説明申し上げます。 17ページをお開き願います。 改正理由にございますけれども、秋田県人事委員会の給与等に関する報告及び勧告に鑑み、また、国及び他の地方公共団体の給与との均衡を確保するため、55歳を超える職員について、その者の勤務成績が標準である場合には昇給を行わないこととする措置を講ずるとともに、期末手当及び勤勉手当の額を引き下げる必要があることから条例改正をするものでございます。 改正内容につきましては、18ページからになります。 まず改正内容の最初でございますけれども、第5条の関係から最初に御説明申し上げたいと思います。50歳代後半層における給与水準の上昇を抑制するために、55歳に達した日以後の最初の3月31日を超えて在職する職員について、その者の勤務成績が標準である場合には昇給を行わないこととする。いわゆる定期昇給を抑制するという内容のものでございます。 続きまして24条関係でございますが、期末手当の支給割合を引き下げる内容のものでございます。6月の部分につきましては、現行「100分の122.5」でございますが、改正後「100分の117.5」に引き下げると。それから、12月につきましては「100分の137.5」から「100分の132.5」に引き下げると。0.1カ月分引き下げるというものでございます。同じく、再任用職員につきましては0.75カ月分を引き下げる内容になっているものでございます。 次に、27条関係でございますが、こちらは勤勉手当の支給割合に関して引き下げの内容でございますが、「100分の67.5」を6月支給分につきましては「100分の32.5」を「100分の30」、それから、12月につきましては「100分の32.5」に、合わせて0.05カ月分を引き下げるもの。再任用職につきましては0.25カ月分引き下げる内容のものでございます。 続きまして、第2条と第28条の2の関係でございますけれども、こちらにつきましては暴風、豪雪等、洪水等のいわゆる災害または大規模災害が発生したときに、その災害応急対策もしくは災害復旧または復興計画の作成等のために国の行政機関または他の地方公共団体から仙北市へ派遣された職員に対し、災害手当を支給することとする内容のものでございます。 支給額等につきましては19ページのほうに、それぞれこの期間に応じまして支給額が定められるものでございます。 施行期日につきましては、平成26年4月1日から施行する内容のものでございます。 あと、附則の部分につきましては、育児休業等に関する条例について所要の規定の整備を行う内容のものでございます。 続きまして、議案第61号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第14号)について御説明申し上げます。 別冊の平成25年度仙北市一般会計補正予算書、平成26年3月12日付のものでございますが、1ページをお開き願います。 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第14号)は、次に定めるところによるものでございます。 第1条の歳入歳出予算の補正では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億4,019万7,000円を追加し、総額をそれぞれ196億142万8,000円とするものでございます。 繰越明許費の補正は、第2条、第2表繰越明許費補正によるものでございまして、地方債の補正につきましては、第3条、第3表地方債補正によるものでございます。 歳入歳出の主なものにつきましては事項別明細書で御説明申し上げます。 初めに歳入ですが、7ページをお開きいただきたいと思います。7ページ歳入、9款1項1目地方交付税の部分でございますが、普通交付税に755万6,000円を追加しております。これは2月18日の追加交付額の決定によるものでございます。特別交付税1億2,500万円を追加しています。こちらにつきましては、冬期交通対策関係の見合い分を補正をお願いするものでございます。 それから、13款国庫支出金、国庫補助金、それから、14款県支出金、県補助金でございますけれども、それぞれ説明欄にございますように社会資本整備総合交付金の追加でありましたり、雪害復旧支援対策事業費の県補助金でございます。 16款1項2目につきましては、災害救助費寄附金として東成瀬村から新たに寄附金が30万円届いてございますので、その部分を追加させていただくものでございます。 市債につきましては、社会資本整備交付事業の補助事業の追加に伴いまして都市計画街路整備事業債を追加するものでございます。 次に歳出ですが、8ページをお開き願います。 なお、別紙A4縦長の説明資料も配付させていただいておりますので、そちらのほうでも合わせてごらんいただきたいと思います。 3款、それから6款、7款、8款に補正をお願いしているものでございますが、主な事業一覧につきましてはこの説明資料の一番下の部分でございますが、こちらで御説明申し上げたいと思います。 3款5項1目豪雨災害復興支援事業費といたしまして、先ほど歳入で御説明申し上げました30万円の追加の寄附金を扶助費に追加をお願いするものでございます。 続きまして、6款1項3目雪害復旧支援対策事業費補助金分でございます。こちらにつきましては、12月以降の降雪により被災したパイプハウス復旧への助成でございまして、これは県が3分の1、市が3分の1助成するものでございまして、被災棟数として7棟を見込んでいるものでございます。 続きまして、7款1項2目商工業企業等応援事業費補助金30万円の追加でございますが、新規の申請1件がございますので、その部分につきまして追加の補正をお願いするものでございます。 続きまして、8款2項2目冬期交通対策費でございます。1億2,726万6,000円の追加でございますけれども、この部分につきましては既定予算で予定しておりました冬期交通対策、除雪等の部分を上回る部分が予測されること、それから、石油関係、燃料費等の高騰に伴いまして、あるいは今後、現在降雪ございますけれども、そういったものに備えての除排雪経費の補正をお願いするものでございます。 続きまして、8款4項2目岩瀬北野線整備事業費でございますが、こちらにつきましては、国の補正予算の1号によりまして事業費の追加補正がございましたので、その部分をお願いするものでございます。 歳入歳出の主なものは以上でございますが、次に第2表の繰越明許費の部分でございますが、4ページをお開きいただきたいと思います。 第2表繰越明許費補正でございますが、追加といたしまして、先ほど説明しました雪害復旧支援対策事業費分を追加でお願いするものでございます。変更といたしましては、都市計画費の岩瀬北野線整備事業費分の今般追加になりました部分を変更させていただくものでございます。 続きまして5ページ、第3表地方債補正でございます。変更といたしまして、都市計画街路事業の部分につきまして限度額に所要の変更をお願いするものでございます。 以上で議案第60号の提案理由の説明を終わらせていただきます。 以上、追加議案につきまして御審議いただきまして御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
    ○議長(佐藤峯夫君) これより質疑を行います。 議案第55号 仙北市定年前に退職する意思を有する職員の募集等に関する条例制定について質疑ありませんか。19番。 ◆19番(高久昭二君) 2つだけちょっと簡潔にお伺いしたいと思います。 先ほどの議案説明、高橋総務部長からの御説明の中に、首長、つまり市長が任命権者としてこの早期退職を募集するにあたり強要してはならないというふうなことになっておりますし、それは、ごく常識、当たり前のことなわけですけれども、門脇市長にあっては間違ってもそういうことはないわけですけども、もし万が一、首長になる方がそういうことをなさった場合は何か罰則とかあるものでしょうか。この規定の中に。国の、または関係する法律の中で。 それから、もう一つお伺いします。早期退職を本人が求めてそれに応じた場合、例えば3月31日で早期退職した場合、さらに任期付職員か臨時職員というふうなことで採用されるということもできるのかどうか、その点についてちょっとお伺いしたいと思います。 2つの点、よろしくお願いします。 ○議長(佐藤峯夫君) 高橋総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 高久議員の御質問にお答えしたいと思います。 まず最初に早期退職希望者について、いわゆる任命権者の恣意的な部分が入る余地はないのかというようなことであったかと思いますけれども、この募集条例の中に実施要綱を定めると。例えば募集の範囲、それから期間、人数、それから期日期間ということを定めて職員の皆様に条件を提示して応募をしていただくという前提でございますので、恣意的ないわゆる肩たたき的な募集はこの募集制度にはそういったことは生じないものというふうに理解してございます。 それともう一つ、そういった場合の罰則規定があるかということでございますけれども、私どものほうのこの募集制度の中には、そういった今申しましたように範囲を定めてもつということでございますので、そういった部分に関する恣意的な部分の罰則規定はこの条例の中には規定はされてございません。 それからもう一つ、これに応じた場合のその後のいわゆる任用の体系というふうなお話でございましたけれども、今現在あります再任用制度というのは定年後の再任用制度でございますので、仮にこの早期退職をして60歳前に退職された方の場合は、60歳、いわゆる現在の定年60歳以降の場合につきましては再任用制度分に関しての適用は対象になるというふうに理解してございます。それから、臨時職員等としての雇用につきましては、それはあくまでも臨時職員の雇用でございますので、それも十分そういった適用は可能かというふうに認識しております。 以上でございます。 ○議長(佐藤峯夫君) 19番。 ◆19番(高久昭二君) よくわかりました。それで、早期退職に応じてその募集期限で募集され、本人がその期日をもって退職された場合、早期退職ですね、60歳以前、15年以上該当になるわけですけども、そういう場合は社会福祉法人の福祉協議会とか第三セクターまたは市が関連する施設等は、それは一向に構わないわけですね。再任用されても、または再就職しても。それは構わないというふうに理解してよろしいでしょうか。これとは全く関係ないと、無関係であるというふうに理解してよろしいでしょうか。 ○議長(佐藤峯夫君) 総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 早期退職であっても定年後でも同じだと思うんですけども、退職後の例えばそういったほかの民間の団体、あるいは会社に就職することについては何ら問題は発生しないというふうに認識をしております。 ○議長(佐藤峯夫君) これで議案第55号の質疑を終わります。 次に、議案第56号 仙北市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定についての質疑を行いますが、質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 質疑なしと認めます。これで議案第56号の質疑を終わります。 議案第57号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についての質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) これで議案第57号の質疑を終わります。 議案58号 仙北市教育委員会教育長の給与及び旅費並びに勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例制定についての質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) これで議案第58号の質疑を終わります。 議案第59号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についての質疑を行います。質疑ありませんか。19番。 ◆19番(高久昭二君) 一つだけ、1点だけお伺いしたいと思います。 今回の条例改正は、よくわかるわけでありますけれども、民間企業であればですね、その会社会社によってもちろん、または民間の医療機関でも違うわけでありますけども、非常に最近シビアになってですね、年間を通した、つまり勤務実績、会社によっては精勤賞なんていうのを出す会社もあるんですけども、によっていろいろ勤務評価する場合もあるわけです。民間の場合ですよ。それがいいとか悪いとかということで私聞いているんでなくて、それに基づく期末勤勉手当というのを、名称は違うんですけども民間企業では支給する場合があるんですよ。そういうことを病院事業管理者の場合は、つまり月額定められ、全て旅費等も定められておるわけですので、勤務実績とは関係ないといえばそれまでですけども、その点はどのように御判断されるものでしょうか。ここは公営企業であるし、民間ではないと言われればまたそれまでですけども、その点だけについてお伺いしたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 今、議案第59号、病院管理者の部分につきまして勤務評定をなされているのかというふうな御質問であったかと思いますけれども、特別職の場合につきましては期末手当で勤勉手当等はございませんので、勤務評定等の査定は行ってございません。 ○議長(佐藤峯夫君) 19番。 ◆19番(高久昭二君) 確かに勤勉手当はないわけでございますけれども、やはり民間の場合はいろいろなその評価をしながら最終的な、給料はそれを保障する場合は当然あるわけですけども、手当等についてはやはりそれなりの形で減額するケースがあるわけですよね。それのほうがいいというふうに私、それを強調するわけではないんですけども、やはりもうちょっとその辺を検討する必要は、もしほかの他自治体のことをもうちょっと調査しながら検討なさるべきではないかなと思うんですが、その点だけはいかがでしょうか。他の自治体を、地方自治体、県でも市町村その他の自治体でこういうケースがあるとすれば、どのように扱っているか調査する必要あるんじゃないかなと私は思うんですが、いかがなものでしょうか。 ○議長(佐藤峯夫君) 総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 先ほども申しましたように現在当市のほうではそういった制度はございませんけれども、今言われましたように他自治体の例、実例等について調査研究をする必要性はあるかと思いますので、今後検討させていただきたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) これで議案第59号の質疑を終わります。 議案第60号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についての質疑を行います。質疑ありませんか。19番。 ◆19番(高久昭二君) 失礼です。19ページのところに災害派遣手当と書かれておるわけでございますが、一覧表になっていますが、真ん中ほどの2、災害派遣手当の額は次の表に掲げる額とするということで、左に滞在期間30日、30日超え、60日以内、60日を超える期間ということで、公用の施設またはこれに準ずる施設、またもう一つの一覧がその他の施設ということは、具体的にはどういうことがあり得るんでしょうか。仙北市の場合は。公用の施設といえば、ここの庁舎、3庁舎もそれに当てはまるかもしれないし、企業、病院、公営企業の関係あるのかもしれないんですけども、その他の施設というのは具体的にどのような施設を指しているんでしょうか。 ○議長(佐藤峯夫君) 高橋総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) その他の施設につきましては、例えば民間の施設等を利用した場合のことを想定されているようです。 ○議長(佐藤峯夫君) 19番。 ◆19番(高久昭二君) そうすれば、特別養護老人ホームとか清流苑とか具体的には社会福祉法人、県南ふくし会等に委託しているところ、寿楽荘、桜苑、社協が経営なさっているところは、これは公用の施設ということで理解してよろしいわけですね。その点だけ確認します。 ○議長(佐藤峯夫君) 総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 今の部分につきましては、例えばそういった民間等の施設を借り上げをいたしましてそういう救援の活動の場として使っている場合のことを想定して、その他の施設という規定をしているものというふうに理解してございます。 ○議長(佐藤峯夫君) 19番。 ◆19番(高久昭二君) 私具体的に施設の名前を挙げたんですが、これは前が市が直接経営なさってましたけども、いろんな経緯でもって社会福祉法人、社会福祉協議会、または県南ふくし会等に委託している寿楽荘、桜苑並びに清流苑等は、これは公の公用施設ということで理解してよろしいんでしょうかということをお伺いしたわけです。 ○議長(佐藤峯夫君) 総務部長。 ◎総務部長(高橋俊一君) 今おっしゃられたようなそういった施設がそういう利用に準ずる施設と認められた場合は、適用になるというふうに考えております。 ◆19番(高久昭二君) この場合は認められると思います。 ◎総務部長(高橋俊一君) というふうに考えております。 ◆19番(高久昭二君) 私が発言した施設。 ◎総務部長(高橋俊一君) はい。 ○議長(佐藤峯夫君) これで議案第60号の質疑を終わります。 議案第61号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第14号)の質疑を行います。質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) これで議案第61号の質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第55号から議案第61号までについては、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号から議案第61号までは、委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより討論を行います。 議案第55号 仙北市定年前に退職する意思を有する職員の募集等に関する条例制定についての討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) これで討論を終わります。 次に、議案第56号 仙北市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定についての討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) これで討論を終わります。 議案第57号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) これで討論を終わります。 議案第58号 仙北市教育委員会教育長の給与及び旅費並びに勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例制定についての討論を行いますが、討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) これで討論を終わります。 議案第59号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についての討論を行います。討論ありませんか。19番。 ◆19番(高久昭二君) 議案第59号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について、一言討論に意見を述べさせていただきます。 病院事業管理者のあり方についていろいろ議論も議会内部等もあるわけでございますけれども、やはり勤勉手当は出されてないというわけでございますけれども、いろいろ疾病等いろんなことでどうしても長期休まざるを得ないということがあった場合は、やっぱり、どなたでも人間ですから生身の体ですから、いつどのようなことが起こり得るか、これはわからないわけですね。万人とも人間であれば。ですからそういう場合はどうするのかということをやっぱりケース・バイ・ケース、細かくなくてもいいんですがやっておかないと、今後やっぱりいろいろそのふぐあいが生じる場合があるんじゃないかなと思いますので、そういう点を十分今後、他の自治体、市町村と県なりを調査なさって、そういうふうなよりよい方向に改められるものであれば改めるべきではないかということを意見を述べさせていただきまして、私はこの議案第59号に条件つきで賛成するものであります。 ○議長(佐藤峯夫君) これで討論を終わります。 議案第60号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についての討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) これで討論を終わります。 議案第61号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第14号)の討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) これで討論を終わります。 16時10分まで休憩いたします。                              (午後3時55分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後4時10分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) これより採決を行います。 議案第55号 仙北市定年前に退職する意思を有する職員の募集等に関する条例制定についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第56号 仙北市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第57号 仙北市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。 議案第58号 仙北市教育委員会教育長の給与及び旅費並びに勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第59号 仙北市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。 議案第60号 仙北市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。 議案第61号 平成25年度仙北市一般会計補正予算(第14号)を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員提出議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(佐藤峯夫君) 追加日程第8、議員提出議案第1号 仙北市議会委員会条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。10番、小田嶋忠君。 ◆10番(小田嶋忠君) それでは、仙北市議会委員会条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 仙北市議会委員会条例の一部を次のように改正する。 第2条第1号中「8人」を「7人」に改め、同条第2号中「7人」を「6人」に改め、同条第3号中「7人」を「6人」に改め、同条第4号中「21人」を「18人」に改め、同号ア中「属する」を「関する」に改め、同号に次のように加える。 イ、一般会計決算認定議案に関する事項。 第2条第5号を削る。 提案理由としては、平成23年12月21日に可決された仙北市議会議員の定数を定める条例の改正及び平成26年2月10日付議会改革推進協議会の提起に伴い、常任委員会の構成を改正するものであります。 下のほうには改正の新旧対照表を添付しておりますので、ごらんになっていただきたいと思います。 なお、この条例は、公布の日から施行するものとする。 以上、提案します。 ○議長(佐藤峯夫君) これより質疑を行いますが、質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第1号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。本案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これより討論を行います。討論ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) これで討論を終わります。 議員提出議案第1号 仙北市議会委員会条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員提出議案第2号及び議員提出議案第3号の上程、採決 ○議長(佐藤峯夫君) 追加日程第9、議員提出議案第2号 意見書の提出について(特定秘密保護法の廃止を求める意見書)及び追加日程第10、議員提出議案第3号 意見書の提出について(地方自治体の臨時・非常勤職員の処遇改善と雇用安定のための法改正に関する意見書)を一括して議題といたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書の提出については、総務文教常任委員会の発議であり、提案者の説明を省略し、質疑、討論を打ち切り、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、直ちに採決することに決定いたしました。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員提出議案第4号の上程、説明、質疑、採決 ○議長(佐藤峯夫君) 追加日程第11、議員提出議案第4号 新潮社創始者佐藤義亮の遺志を引継ぐことに感謝の意を表する決議についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。10番、小田嶋忠君。 ◆10番(小田嶋忠君) 議員提出議案第4号 新潮社創始者佐藤義亮の遺志を引継ぐことに感謝の意を表する決議について。 この決議については、地元出身者であることから議長の強い要望もあり、また、議会運営委員会においても全会一致であることを報告しておりますことから、別紙のとおり決議するものとする。 新潮社創始者佐藤義亮の遺志を引継ぐことに感謝の意を表する決議(案)。 仙北市角館町出身で新潮社創始者である「佐藤義亮」が文壇に身を託する決意を固め、明治28年に上京したのは、わずか17歳のときであります。秀英社、大日本印刷株式会社の前身であります、の印刷工を経て「新聲社」を創立後、数々の苦難を乗り越え、明治37年5月文芸雑誌「新潮」創刊、今日の「新潮社」を創設しました。その新潮社としての最初の出版から、平成26年の本年は110年目の年となっております。 義亮は生涯文壇の興隆に尽力し、多くの作家を世に送るとともに、「世界文学全集」の出版による翻訳文学の確立や「新潮文庫」の出版などにより出版人として大きな成功を果たしています。 また、義亮の郷土に対する思いは深く、大正11年より仙北市(旧角館図書館)に対し、新潮社の出版物を寄贈しており、その遺志は歴代社長にも受け継がれ、現在も寄贈は続いております。 少年時代の義亮は、父の影響もあり、学問、本に対しての強い羨望を感じていました。その思いがやがては新潮社の創設までにつながっています。 子供たちや市民が勉強する場所や機会があることと身近に本があることが自身の学力向上や知識の広がりにつながり、私たち市民の心の豊かさを形成する一助となっています。 私たち仙北市民は、新潮社の明治年間より続く出版による日本人の知識向上に対しての努力貢献に敬意を表し、今後において貴社のますますの御発展と日本国の道しるべとなることを願い、これまでの仙北市に対する御好意に深く感謝の意を表します。 以上、決議する。 平成26年3月12日、仙北市議会。 ○議長(佐藤峯夫君) これより質疑を行いますが、質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 質疑なしと認めます。 本案は議会運営委員会で発議されたものでありますので、委員会への付託及び討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、直ちに採決することに決定いたしました。 追加日程第11、議員提出議案第4号を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 全員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員提出議案第5号の上程、説明、質疑、採決 ○議長(佐藤峯夫君) 追加日程第12、議員提出議案第5号 教育委員会教育長による指導監督の徹底強化を求める決議についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。15番、青柳宗五郎君。 ◆15番(青柳宗五郎君) 議員提出議案第5号 教育委員会教育長による指導監督の徹底強化を求める決議についての説明を申し上げます。 教育委員会教育長による指導監督の徹底強化を求める決議(案)について。 教育委員会を主宰する教育委員会委員長交代という重要な事案にもかかわらず、議会へ報告を欠いたことは、議会に対して一片の誠意も示す姿勢もなく、議会軽視の一語に尽きるものであり、極めて遺憾である。 非常勤の教育委員が月に一、二回集まり、合議制で運営される現行制度は意思決定が遅く、責任もあいまいになりやすいとはいえ、教育委員会教育長の責任の欠如と指摘せざるを得ない。 よって、市議会では、教育委員会教育長に対し、いま一度、みずからの姿勢を正し、教育基本法を掲げる理念にのっとり、教育委員会事務局職員の指導監督の徹底強化を強く求めるものである。 以上、決議する。 平成26年3月12日、仙北市議会。 ○議長(佐藤峯夫君) これより質疑を行いますが、質疑ありませんか。          (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 質疑なしと認めます。 本案は会派代表者会議で発議されたものでありますので、委員会への付託及び討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。          (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。よって、直ちに採決することに決定いたしました。 追加日程第12、議員提出議案第5号を採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。          (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 全員起立であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 以上をもって本定例会の日程は全部終了いたしました。 なお、昨年の8月9日の供養仏地区土石流災害に際し、全国市議会議長会、東北市議会議長会並びに秋田県市議会議長会より見舞金が寄せられておりますので、私から門脇市長にお渡しいたします。 暫時休憩いたします。                              (午後4時25分)--------------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                              (午後4時26分)--------------------------------------- △市長あいさつ ○議長(佐藤峯夫君) 市長から発言の要請がありますので、これを許可いたします。門脇市長。 ◎市長(門脇光浩君) 2月18日開会の平成26年第1回仙北市議会定例会の閉会にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。 まず、今しがた議長からいただいたお見舞金であります。大切に使わせていただきたいと思っております。ありがとうございます。 本定例会に提案をした平成26年度予算、条例案等及び本日追加提案の案件等々多数の議案について、活発かつ慎重な審議をいただき、まことにありがとうございました。 議案第18号 平成26年度仙北市一般会計予算、また、議案第25号 平成26年度仙北市介護保険特別会計の木質バイオマス関連予算の一部が修正となりました。進むことも退くことも、どちらにしてもでき得る限り市民の利となる手法で取り組むことが重要と認識をしております。そのために検証作業が行われてきたと考えております。予算の修正は、作業成果が出た後に講じる一連のアクションのその後ではなかったかという思いもありますが、議会の議決というものを重く受けとめております。もちろん方向性については一日も早くの判断に努力をいたします。一方で当初予算は、その性質上、1年度間、通年の設計図という原則があります。今後の当初予算の考え方、あり方にどんな影響が出るのか、じっくりと考えを巡らせる必要があると考えております。 本事案を含め、会期中に議員の皆様からいただいた多くの貴重な御意見は、これを最大尊重し、よりよきものとするための再構築を図るなどして市政運営に全力であたります。 続きまして、議会の皆様に御報告を申し上げます。 初めに、予防接種事故の発生についてであります。 市で実施している予防接種事業で、有効期限の切れたワクチンを接種した事例が発生をしました。3月7日午後3時30分ごろ、市立田沢湖病院を訪れた1歳の幼児一人に対し、麻疹風しん混合ワクチンの予防接種を実施しました。午後5時ごろ、委託料請求事務担当者が予診表のシールを見て有効期限が本年2月26日であることに気がつき、直ちに保護者に事情を説明し謝罪をしました。今後の対応として、保護者と連絡を取りながら健康状況を確認し、秋田県健康福祉部からの指導も受けながら適正に対処していきたいと思っております。今後このようなことが二度と起こらないよう、薬剤在庫管理、事前チェックの徹底等、再発防止を指示しました。 また、定期接種実施要領、これは厚生労働省の健康局長の発するものであります、の規定に基づき、事故の顛末等を整理し、秋田県健康福祉部を通じて厚生労働省に事故報告をします。所管課の保健課では、3月10日に病院と連絡を取り、厚生労働省へ提出をする事故報告の内容等を指示し、3月11日に秋田県健康福祉部健康推進課から手続等について指導を受けております。 次に、子育て支援並びに定住促進に関する協定についてであります。 子育て家庭が仙北市内に住宅を取得し、地元に定住し、子育てしやすい環境づくりを目的とした子育て支援並びに定住促進に関する協定を、来週3月19日に仙北市と株式会社秋田銀行との間で締結をする予定となっております。子育てしやすいまちづくりを目指す仙北市と、それを応援し地域社会への貢献を目指す秋田銀行との思いが一致したことで、本協定の締結となります。現在多くのメニュー造成を行っておりますが、第1段としては住宅ローン金利を優遇する支援策を予定しております。 次に、フリースタイルスキー秋田田沢湖モーグル競技会についてであります。 秋田県内で初めてとなるモーグルの国内大会が、たざわ湖スキー場を会場に3月14日に開会式、15日から16日の2日間にわたり競技会が開催されます。来年から3期連続でモーグルのワールドカップ開催も予定をされていて、今回の競技会をワールドカップに向けたプレ大会と位置づけ、準備をしてきました。鈴木洋一スキー連盟会長から、たざわ湖スキー場をモーグルの聖地にしたいという言葉もいただきました。議員並びに市民の皆様にも、ぜひ御観戦くださいますようよろしくお願い申し上げます。 また、本日議員の皆様に配付をさせていただいた庁舎等耐震診断結果報告でわかるように、即時対応が必要な箇所は角館庁舎の一部であります。庁舎の渡り廊下には一般市民の出入りはできないこととし、北浦教育文化研究所の事務室は角館庁舎2階教育委員会事務室に移転をします。食堂については既に2月末日で営業を終了しております。安全対策でありますので、御理解をよろしくお願い申し上げたいと思います。 なお、そのほかについては適時説明の機会をいただければと考えております。 迎える新年度は、施政方針で述べた各種施策の実現に向け、議会、市民、職員と力を合わせ、事業遂行に全力を傾注します。また、重要課題が山積している中でも先送りをしない市政運営に頑張ります。議員の皆様、市民の皆様方の一層の御指導、御助言を切にお願い申し上げます。 これまで長きにわたり議員として仙北市発展に御尽力をいただいた方々に厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。どうかお体を大切に、この後も御活躍をください。また、改選に向け準備を進めておられる皆様には、首尾よく成果を遂げられますよう御祈念を申し上げます。 最後に、これまで1年9カ月間、副市長としてさまざまな課題解決に御尽力をいただいた田邉浩之副市長が退任をすることになりました。大変に御難儀をおかけした田邉副市長に、議長どうか退任のごあいさつの機会をお与えくださいますようお願いいたします。 私からは以上であります。--------------------------------------- △副市長あいさつ ○議長(佐藤峯夫君) 田邉副市長、退任のあいさつを求めます。 ◎副市長(田邉浩之君) 発言の機会をいただきましたことに対しまして、議会の皆様に御礼申し上げます。 私事で大変恐縮でございますけれども、一身上の都合によりまして3月末をもちまして仙北市副市長職を辞職することにいたしました。議会の皆様、市職員の皆様、市民の皆様、今まで大変お世話になりました。心より深く感謝申し上げます。 4月からは国に戻ることになりますけれども、皆様のますますの御活躍と仙北市のさらなる発展を切に願っております。今まで本当にありがとうございました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(佐藤峯夫君) これで本定例会任期中の最後の定例会を終わるわけですが、再度挑戦をする議員各位並びに勇退される議員各位に一言申し上げます。 この4年間、私どもはこの議場という戦場においていろんな切磋琢磨しながら多くの蓄積をあげてまいりました。そうした蓄積の上に、なお一層の理論の究明と社会的実践等を通じて発展してやまない日本国家並びに社会の進運に寄与されんことを切に願い、平成26年第1回仙北市議会定例会を閉会いたします。どうもありがとうございました。                              (午後4時36分) 以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。    平成  年  月  日           仙北市議会議長           仙北市議会議員           仙北市議会議員...