由利本荘市議会 2022-08-29 08月29日-02号
秋田魁新報8月7日に掲載された記事では、秋田大学大学院医学科系研究科と県総合保険事業団が県内11のがん診療拠点病院のデータを調べたところ、2020年に最も進行度の高いステージ4の食道がんや胃がんと診断された件数は、それ以前の4年間の平均に比べて7.2%多かったとのことです。この年は3月に県内でのコロナ感染が初めて確認されて以降、流行が本格化していった頃であります。
秋田魁新報8月7日に掲載された記事では、秋田大学大学院医学科系研究科と県総合保険事業団が県内11のがん診療拠点病院のデータを調べたところ、2020年に最も進行度の高いステージ4の食道がんや胃がんと診断された件数は、それ以前の4年間の平均に比べて7.2%多かったとのことです。この年は3月に県内でのコロナ感染が初めて確認されて以降、流行が本格化していった頃であります。
続いて、リンパ浮腫ケア体制の整備については、前回「市民の負担軽減のため、がん診療拠点病院である山本組合総合病院に体制整備の可能性についての検討をお願いしたい」との答弁でありました。がんの手術や放射線治療により、リンパの流れが悪くなり、リンパ液が皮下にたまる状況で御苦労されている方が大変多くいらっしゃいまして、いろいろな実情や具体的な情報をいただきました。
また、リンパ浮腫ケアを行っている医療機関は、県内では中通総合病院のみとなっており、能代山本圏域では、がん診療拠点病院に指定されている山本組合総合病院に緩和ケアチームは設置されておりますが、リンパ浮腫ケアは研修を履修した理学療法士等の配置体制が整っていないため、相談には対応しておりますが、実際のケアはほかの医療機関を紹介しているとのことであります。