令和 2年 9月 定例会(第3回) 令和2年第3回
四街道市議会定例会 第30日 令和2年9月29日(火曜日)午後1時開議 議 事 日 程 (第9号) 日程第1 議案第1
号~議案第18号、請願第3号、請願第4号 総括審議 ・
委員長報告 ・質疑 ・討論 ・採決 日程第2 議案第19
号~議案第21号 ・提案理由の説明 ・採決 日程第3 発議案第4号 ・提案理由の説明 ・質疑 ・討論 ・採決 日程第4 市民からの
四街道市議会議員に対する告発内容に関する
調査特別委員会の中間報告の件 〇本日の会議に付した事件 1、開 議 1、議事日程の報告 1、諸般の報告 1、議案第1
号~議案第18号、請願第3号、請願第4号の
委員長報告、質疑、討論、採決 1、議案第19
号~議案第21号の上程、説明、採決 1、発議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 1、市民からの
四街道市議会議員に対する告発内容に関する
調査特別委員会の中間報告の件 1、閉 会午後1時開議 出席議員(20名) 1番 久 保 田 敬 次 郎 2番 本 田 良 3番 阿 部 百 合 子 4番 田 中 徳 彦 5番 坂 本 弘 毅 6番 成 田 芳 律 7番 栗 原 直 也 8番 大 越 登 美 子 9番 保 坂 康 平 10番 西 塚 義 尊 11番 関 根 登 志 夫 12番 戸 田 由 紀 子 13番 石 山 健 作 14番 広 瀬 義 積 15番 山 本 裕 嗣 16番 森 本 次 郎 17番 高 橋 絹 子 18番 岡 田 哲 明 19番 長 谷 川 清 和 20番 清 宮 一 義 欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人 市 長 佐 渡 斉 副 市 長 武 富 裕 次 教 育 長 府 川 雅 司
危機管理監 澤 畠 博 経 営 企画 永 易 正 光 総 務 部長 鈴 木 雅 雄 部 長 福 祉 齋 藤 千 裕
健康こども 小 島 淳 一 サ ー ビス 部 長 部 長 環 境 経済 麻 生 裕 文 都 市 部長 林 田 和 洋 部 長 上 下 水道 外 谷 茂 行
会計管理者 齊 藤 宏 一 部 長 消 防 長 齊 藤 信 行 教 育 部長 濱 田 宗 孝 本会議に出席した
事務局職員 事 務 局長 塩 田 直 樹 係 長 金 親 敬 子 主 査 補 植 草 俊 幸
△開議の宣告 (午後1時)
○
森本次郎議長 ただいまの出席議員20名、定足数に達していますので、本日の会議は成立しました。 直ちに本日の会議を開きます。 ◇
△議事日程の報告
○
森本次郎議長 本日の日程については、お手元に配付の日程表のとおりです。 ◇
△諸般の報告
○
森本次郎議長 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。 市長から議案の追加が3件送付され、お手元に配付してあります。 次に、発議案1件が提出され、お手元に配付してあります。 次に、各
常任委員会委員長及び
決算審査特別委員会委員長から
委員会審査報告書が提出され、お手元に配付してあります。 次に、保坂康平さんより資料配付の申出があり、これを許可しましたので、お手元に配付してあります。 次に、
教育委員会教育長から令和2年度
教育委員会事務の点検・
評価報告書の送付がありましたので、お手元に配付してあります。 ◇
△議案第1
号~議案第18号、請願第3号、請願第4号の
委員長報告、質 疑、討論、採決
○
森本次郎議長 日程第1、議案第1号から議案第18号まで並びに請願第3号及び請願第4号を一括議題とし、これより総括審議を行います。 お諮りします。議案第12号から議案第17号までに対する
委員長報告は、会議規則第39条第3項の規定により省略することとします。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
森本次郎議長 ご異議なしと認め、そのように決定します。 各
常任委員会の審査の経過並びに結果について、各委員長の報告を求めます。 初めに、
総務常任委員会委員長、西塚義尊さん。 〔
西塚義尊総務常任委員会委員長登壇〕
◎
西塚義尊総務常任委員会委員長 ただいまより
総務常任委員会の報告を申し上げます。 本委員会は、9月8日午前10時から、議場において、執行部から
危機管理監、
経営企画部長、総務部長、消防長、その他関係職員の出席を得て、本
委員会委員全員出席の下、開催いたしました。 では、本委員会に付託されました議案2件について、審査の経過と結果を報告いたします。 議案第2号 四街道市
手数料条例の一部を改正する条例の制定について、議案第7号 令和2年度四街道市
一般会計補正予算(第4号)のうち
総務常任委員会所管事項、以上2議案については、慎重審査の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、審査の過程において、執行部より詳細な説明があり、質疑が行われましたが、その主なものを要約して申し上げます。 初めに、議案第2号 四街道市
手数料条例の一部を改正する条例の制定については、質疑はありませんでした。 次に、議案第7号 令和2年度四街道市
一般会計補正予算(第4号)のうち
総務常任委員会所管事項、地域災害
対策事業、
防災行政無線改修委託料2億9,342万5,000円について、新たな
防災行政無線システムを導入するとのことだが、詳細な説明をとの質疑に対し、現在使用している
防災行政無線は、機器の不具合など老朽化が進んでおり、災害時における庁舎の被害程度によっては使用できなくなることが考えられることから、
インターネット環境があれば、どこからでも情報発信が可能な
携帯電話網を活用した可搬性に優れた
IP無線システムを導入するものですとの答弁がありました。 また、消防車両整備事業、
災害対応特殊救急自動車購入費3,905万円について、国から補助金が交付されるとのことだが、その内訳について説明をとの質疑に対し、
緊急消防援助隊設備整備費補助金から
補助基準額3,113万8,000円の2分の1に当たる1,556万8,000円及び
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金から681万4,000円の交付を見込んでいますとの答弁がありました。 また、
庁舎等維持管理事業、
文化センター使用料1,078万4,000円について、
新型コロナウイルス感染拡大防止策として分散勤務を実施する際に、
文化センターの会議室を使用するための費用とのことだが、積算の内訳はとの質疑に対し、
文化センター会館棟3階の7室を朝9時から夜9時まで使用する費用として、1日当たり5万9,250円を6か月分見込んだものですとの答弁がありました。 また、
グリーンスローモビリティ推進事業、
車両購入費1,980万円について、車両1台分の費用とのことだが、金額の内訳について説明をとの質疑に対し、車体価格約1,600万円に加え、オプションとして
バッテリー代が約100万円で、その他レインガード、
車椅子スロープ、車内電源、
車内アナウンス、車両の
ラッピング等の費用を含んだ金額ですとの答弁がありました。 また、
窓口証明交付事業、
住民基本台帳システム改修委託料217万8,000円について詳細な説明をとの質疑に対し、
国外転出者による
マイナンバーカード利用のため、
住民基本台帳システムに
戸籍附票システムとの連携を図る機能を追加するための費用ですとの答弁がありました。 また、議案第7号について、賛成討論が1件ありました。 以上で
総務常任委員会の報告を終わります。
○
森本次郎議長 以上で
総務常任委員会委員長の報告を終わります。 次に、
都市環境常任委員会委員長、坂本弘毅さん。 〔
坂本弘毅都市環境常任委員会委員長登壇〕
◎
坂本弘毅都市環境常任委員会委員長 ただいまより
都市環境常任委員会の報告を申し上げます。 本委員会は、9月4日午前10時から議場において、議長並びに執行部から
環境経済部長、都市部長、
上下水道部長、その他関係職員の出席を得て、本
委員会委員全員出席の下、開催いたしました。 では、本委員会に付託されました議案3件について審査の経過と結果を報告いたします。 議案第1号 四街道市
生産緑地地区の区域の規模に関する条例の制定について、議案第7号 令和2年度四街道市
一般会計補正予算(第4号)のうち
都市環境常任委員会所管事項、議案第11号 令和2年度四街道市
水道事業会計補正予算(第1号)、以上3議案については、慎重審査の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、審査の過程において、執行部より詳細な説明があり、質疑が行われましたが、その主なものを要約して申し上げます。 初めに、議案第1号 四街道市
生産緑地地区の区域の規模に関する条例の制定について、
生産緑地地区が今後どのくらい必要か、市の見解はとの質疑に対し、
生産緑地制度については、令和4年に
特定生産緑地という新たな制度がスタートします。これまで30年間の営農が義務づけられていましたが、期間満了による一斉解除が懸念されており、
生産緑地を
既成市街地内に残していくため、今回面積の引下げを行い、緑を保全していく観点からこの条例を制定するものです。今後は
特定生産緑地の状況を見極めながら検討していきたいと考えていますとの答弁がありました。 また、面積を引き下げた
生産緑地について、制限を受ける年数は何年かとの質疑に対し、更新後の期間が10年となる
特定生産緑地と混同しやすいのですが、面積の引下げは、
特定生産緑地ではなく
生産緑地についてですので、今回300平方メートルに引き下げられたことにより、新たに
生産緑地指定を受けた方については、制限を受ける年数は30年となりますとの答弁がありました。 次に、議案第7号 令和2年度四街道市
一般会計補正予算(第4号)のうち
都市環境常任委員会所管事項、
宅配ボックス購入支援事業補助金は、
戸建て住宅を想定していると思われるが、アパート、
マンションなどに住んでいる方に対してはどのように対応するのかとの質疑に対し、アパート、
マンションなどに住んでいる方については、大家や管理会社から設置の同意を得られた方から申請があれば、その方を補助の対象としますとの答弁がありました。 また、
キャッシュレス決済普及促進事業では、
ペイペイを決済手段とするとのことだが、
ペイペイのみを決済の対象とした経緯はとの質疑に対し、補正予算を作成した時点ではこの事業は
ペイペイしか行っておらず、全国的に見ても市町村と契約しているのは
ペイペイのみであるためですとの答弁がありました。 また、
ごみ処理施設周辺対策事業の
用地購入費666万4,000円の積算根拠と
移転補償費207万6,000円について説明をとの質疑に対し、吉岡4号線について、当初予算では3名の地権者からの用地購入を予定していましたが、購入が可能な地権者が5名に増え、合計の面積が約1,800平方メートルとなりました。また、移転補償として樹木約30本を予定していますとの答弁がありました。 また、
交通安全施設整備工事1,067万円には、
カーブミラーの設置工事が含まれているとのことだが、何基を設置する予定か。また、映りが悪くなっているところも数多く見られるが、それらの修繕についてはどうかとの質疑に対し、
カーブミラーの更新は5か所を予定しています。このうち2か所は、映りが悪くなったものの鏡面の交換ですとの答弁がありました。 次に、議案第11号 令和2年度四街道市
水道事業会計補正予算(第1号)、
新型コロナウイルス対策で、手洗いの自動水栓と
サーマルカメラを設置するとのことだが、それぞれの設置台数と設置場所はとの質疑に対し、自動水栓は、
企業庁舎内トイレの11か所の水栓に設置を予定しています。また、
サーマルカメラは、企業庁舎1階の
窓口カウンター3か所に1台ずつ、計3台設置したいと考えていますとの答弁がありました。 なお、討論はありませんでした。 以上で
都市環境常任委員会の報告を終わります。
○
森本次郎議長 以上で
都市環境常任委員会委員長の報告を終わります。 次に、
教育民生常任委員会委員長、
大越登美子さん。 〔
大越登美子教育民生常任委員会委員長登壇〕
◎
大越登美子教育民生常任委員会委員長 ただいまより
教育民生常任委員会の報告を申し上げます。 本委員会は、9月7日午後1時30分から議場において、議長並びに執行部から
福祉サービス部長、
健康こども部長、
教育部長、その他関係職員の出席を得て、本
委員会委員全員出席の下、また9月16日午後3時20分から議場において、議長並びに執行部から
教育部長、その他関係職員の出席を得て、本
委員会委員全員出席の下、開催いたしました。 では、本委員会に付託されました議案9件及び請願2件について、審査の経過と結果を報告いたします。 議案第3号 四街道市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第4号 四街道市
ひとり親家庭等医療費等助成条例の一部を改正する条例の制定について、議案第5号 四街道市
特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議案第6号 四街道市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、議案第7号 令和2年度四街道市
一般会計補正予算(第4号)のうち
教育民生常任委員会所管事項、議案第8号 令和2年度四街道市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第9号 令和2年度四街道市
介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第10号 令和2年度四街道市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議案第18号 財産の取得について、請願第3号 「
義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願書、請願第4号 「国における2021年度
教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願書、以上のうち9議案については、慎重審査の結果、議案第6号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと、その他の8議案については、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと、また請願第3号及び請願第4号については、
全員異議なく採択すべきものと決定いたしました。 なお、審査の過程において、議案については執行部より、また請願については紹介議員より詳細な説明があり質疑が行われましたが、その主なものを要約して申し上げます。 初めに、議案第3号 四街道市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、現時点における
介護保険料の減免について、昨年度と比較するとどのような状況かとの質疑に対し、現時点で窓口相談が2件、電話相談が1件、合計3件の相談がありました。また、昨年度の実績としては、台風の関係で3件ありましたとの答弁がありました。 次に、議案第4号 四街道市
ひとり親家庭等医療費等助成条例の一部を改正する条例の制定について、四街道市
ひとり親家庭等医療費等助成条例の一部を改正する条例の改正内容について詳細な説明をとの質疑に対し、千葉県
ひとり親家庭等医療費等助成事業補助金交付要綱等の一部改正に伴い改正するもので、主な内容は、本年11月診療分から
ひとり親家庭等に対する医療費について、
自己負担額の変更及び助成方法を、現在の償還払いによる助成から受給券を発行する現物給付による助成に変更するものですとの答弁がありました。 次に、議案第5号 四街道市
特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、質疑はありませんでした。 次に、議案第6号 四街道市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、
基礎課税額の限度額を61万円から63万円、
介護納付金課税額の限度額を16万円から17万円に改正するとのことだが、引上げによる影響を受ける世帯数はとの質疑に対し、対象世帯を令和2年度の本算定時において試算したところ、世帯数は227世帯になりました。 なお、割合としては、
国保加入世帯の1.7%に当たりますとの答弁がありました。 次に、議案第7号 令和2年度四街道市
一般会計補正予算(第4号)のうち
教育民生常任委員会所管事項、電子書籍の選定について、ふだんは図書館に行かない中高生等でも電子図書であれば読むという可能性も考えられるが、そのような対象者にも配慮した選定となるのかとの質疑に対し、
電子図書館サービスの導入に当たり、図書館をふだん利用しない世代や中高生等が好むコンテンツをそろえることで、現在の利用状況において弱いところを補っていきたいと考えておりますとの答弁がありました。 また、
高校生家庭等給付金200万円について、40世帯分を予定しているとのことだが、対象者への周知方法はとの質疑に対し、対象者を把握することが困難なことから、市のホームページや市政だより等によって周知を行いますとの答弁がありました。 また、
住居確保給付金や生活保護の
申請状況等について、今年度において何か変化はあったのかとの質疑に対し、
住居確保給付金について、
新型コロナウイルス感染症の影響により相談及び申請件数が非常に増えており、5月補正の増額でも予算が足りなかったため、今回さらに追加補正をしました。 また、生活保護の
申請状況等については、
新型コロナウイルス感染症の影響による申請がかなり増えている状況ですとの答弁がありました。 次に、議案第8号 令和2年度四街道市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、
国民健康保険制度関係業務準備事業費補助金について、社会保障・
税番号制度システム整備費補助金へ名称が変更されるとのことだが、補助金の内容に変更はあるのかとの質疑に対し、国の補助要綱の変更に伴い予算科目を更正するもので、補助金の内容に変更はありませんとの答弁がありました。 次に、議案第9号 令和2年度四街道市
介護保険特別会計補正予算(第2号)、
介護保険保険者努力支援交付金について、概略の説明をとの質疑に対し、本年から新設された交付金で、市町村が実施する介護予防や
健康づくりに資する取組に対して国が財政的な支援を行うというものです。主な内容としては、高齢者の自立支援、
重度化防止等に対する施策の推進等が交付対象となっていますとの答弁がありました。 次に、議案第10号 令和2年度四街道市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、質疑はありませんでした。 次に、議案第18号 財産の取得について、
市内小中学校の児童生徒に1人1台の
タブレット端末を整備するとのことだが、1台当たりの金額はとの質疑に対し、
画面保護フィルム等を加えたほか、
ソフトウエアライセンスとして、ウェブフィルタリングソフト、
オフィスソフト、
学習支援ソフトの費用を加えると、総額は1台当たり5万円程度ですとの答弁がありました。 また、納入期限が令和2年12月28日までとなっているが、
タブレット端末の使用開始の時期はとの質疑に対し、使用を開始するに当たり必要な
設定作業等を行った後、小学校6年生及び中学校3年生の整備を皮切りに、令和3年3月末までに市内全小中学校へ順次導入する予定ですとの答弁がありました。 次に、請願第3号 「
義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願書については、質疑はありませんでした。 次に、請願第4号 「国における2021年度
教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願書については、質疑はありませんでした。 なお、討論はありませんでした。 以上で
教育民生常任委員会の報告を終わります。
○
森本次郎議長 以上で
教育民生常任委員会委員長の報告を終わります。 以上で各委員長の報告を終了します。 暫時休憩します。 休憩 午後 1時23分 再開 午後 1時23分
○
森本次郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより各委員長の報告に対する質疑を行います。 各委員長の報告に対する質疑に当たっては、通告を省略します。 なお、発言時間については、答弁を含めて60分以内としますので、ご了承願います。 初めに、
総務常任委員会委員長の報告に対する質疑を許します。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
森本次郎議長 質疑なしと認めます。 以上で
総務常任委員会委員長の報告に対する質疑を終結します。 次に、
都市環境常任委員会委員長の報告に対する質疑を許します。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
森本次郎議長 質疑なしと認めます。 以上で
都市環境常任委員会委員長の報告に対する質疑を終結します。 次に、
教育民生常任委員会委員長の報告に対する質疑を許します。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
森本次郎議長 質疑なしと認めます。 以上で
教育民生常任委員会委員長の報告に対する質疑を終結します。 以上で各委員長の報告に対する質疑を終結します。 次に、ただいま議題となっています議案第1号から議案第18号まで並びに請願第3号及び請願第4号について、これより討論を行います。 討論の発言時間は、20分以内としますので、ご了承願います。 9番、保坂康平さん。 〔
保坂康平議員登壇〕
◆
保坂康平議員 議席番号9番、れいわ輝、保坂康平、議案第7号並びに第12号について賛成の立場から、請願第3号並びに第4号について反対の立場から、それぞれ討論させていただきます。 まず、議案第7号並びに第12号につきまして、3点お願いと提案をさせていただきます。 1つ目、今回の
市独自支援第二弾も国の
臨時交付金を主な財源としておりますが、来年度以降補充された設備の維持には固定的な支出となり、今後市財政を圧迫することが考えられます。担当課の見解を伺ってまいりましたが、十分に考慮されているとは思えませんでした。補助金で購入した設備の維持が
自治体財政を圧迫した例は、30年前の
ふるさと創生事業をはじめ多々ございます。その教訓を忘れてはいけません。市長が施政概要で示されたとおり、
コロナウイルスによる自粛の影響を受け、来年度以降の税収は厳しくなることが予想されます。本来でしたら予算を立てる前によくよく考えるべきでしたが、今後の考慮を期待します。 2つ目、事業を行う際には、成果目標を立て、政策の有効性を見極め活用すべきです。もちろん目標を立てることが適さない事業もあるかとは思いますが、その点は柔軟に捉えるべきですが、政策は
執行そのものが目的ではございません。結果を出し、市経済と市民の生活の向上に寄与することが目的です。結果を評価するためにも目標の設定は有効です。限られた予算、人員、設備を有効に活用するためにも前向きにご検討ください。 最後に、財源を交付金とする場合、必ずしも市民の要望、ニーズに沿った予算の執行ができないことに若干の疑問を感じずにはいられませんでした。交付金といえども市民を含む国民の税金です。助成があるなら使わなければもったいないという理由で必要性の低い事業に予算を費やしていても、市民を含む国民の税金を無駄遣いしていることにほかなりません。例えばトイレの自動洗浄機の入替えについても、3年前に入れ替えたばかりの洗浄機が補助の対象となり、今回も交換すると伺っております。交付金、補助金の在り方について、受け取るばかりではなく、市や議会の考えを国に訴えていくことを提案させていただきます。 請願第3号並びに第4号につきましては、請願の趣旨には賛同いたします。しかし、国庫負担制度の堅持と教育予算の拡充は、現段階では必ずしも適切ではないと考え、反対させていただきます。 現在、小学校、中学校、公教育の場は、過剰設備と言うべき状況にあると感じております。例えばお手元に配付させていただいた資料を御覧ください。これは栗山小学校の今年の入学式の様子ですが、丸で囲ったはしごが何のためのものだか、ご存じでしょうか。これは肋木といって、戦前まで多くの学校で採用されていた体操に使われていたものです。戦後は採用されなくなり、指導できる方もほとんどいなくなったにもかかわらず、昭和56年に落成された栗山小学校にもまだ配置されております。これはほんの一例ですが、まずは必要性の低い設備への見直しを十分に行うべきです。それがない中で国庫負担金制度の堅持、予算拡充という量の確保がされていても、期待どおりの結果が得られるとは思えません。堅持すべき援助、補助すべき内容を明確にしてから、ふさわしい量の確保を請願すべきと考えます。請願者、紹介議員のお気持ち、教育に対するお気持ちは、私も2児の父として大変理解できる分残念ですが、以上の理由から今回は反対させていただきます。 以上でございます。
○
森本次郎議長 ほかに討論はありませんか。 暫時休憩します。 休憩 午後 1時29分 再開 午後 1時30分
○
森本次郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ほかに討論はありませんか。 阿部百合子さん。 〔阿部百合子議員登壇〕
◆阿部百合子議員 席次番号3番、日本共産党の阿部百合子です。議案第12号、令和元年度一般会計決算の認定について、反対の意見を述べます。 市役所職員の皆さん、この1年間の業務お疲れさまでした。私は、この決算に反対ということで、皆さんの仕事ぶりを否定するものではありません。私は、急がなくてもよい大型工事でなく、貧困と格差の進んでいる市民の暮らしに有効にお金が使われているかの視点で意見を述べます。引き続き、四街道市民に向かい合って、その力を注いでいただきますようお願いいたします。 40年も前に計画された都市計画道路は、現状に合わせ全面的に見直しをすべきです。特に都市計画道路3・3・1号線の2工区は凍結し見直しし、税金の使い道を市民の暮らしを支える施策に回す努力が不十分です。令和元年度の決算では、次期ごみ処理施設汚染残土裁判は、業者の力量を見れば損害賠償金の回収が不可能に近いものです。それに税金を充てたのは妥当な選択ではないと考えます。そして、公民館の有料化について触れないわけにはまいりません。予想したとおり、有料化によって市民の利用は減っています。その検証はどのようにしているのでしょうか。現在、公益法人地域振興財団に委託されており、財団の事業報告として委託の範囲での出来事の報告という形で全員協議会でなされています。 私は、1番、有料化が市民の活動にどのように影響を与えているか、2番、市役所から仕事を遠ざける委託の考え方について意見を述べます。 1、市民の活動にどう影響を与えているか。コロナ禍で公民館を使っている皆さんから、コミュニケーションの大事さ、文化の大事さ、よりどころがあることの大事さの話が出ています。昨年の台風で一部公民館を使ったこと、今年に入ってコロナ関係で利用中止の期間があったことを割り引いても、利用が約2割減っています。有料化で講師の先生が、月謝との関係で公民館を去っていった事例も聞いています。利用が2割減の深掘りの検証が必要です。公民館有料化問題は、市民の文化活動の活性化の視点からもつくり直していただきたい。 2、地域振興財団は、市役所が100%出資のところですから、民間委託というより親戚に仕事を出したような関係ですが、委託は委託です。有料化の説明会では、受益者負担という言葉が頻繁に出てきました。受益者負担とは利潤追求の民間で使われる言葉であり、自治体運営にはなじまないのではありませんか。政府の言う小さな政府にして、自治体業務を少しずつ民間委託にして、民間にもうけさせるやり方は間違っています。その結果、市役所や教育委員会の専門性部分が削り取られています。国や県に対して盾突くと補助金で仕返しが来ることは、やっと私も分かってきました。だからといって国や県の言いなりの市政に甘んじているだけでは、駄目ではないでしょうか。他市と一緒に意思や主張を出して仕事をしてほしいものです。今回コロナ感染でのPCR検査など、市独自に取り組む自治体の動きが出てきています。市民にとって今何が一番必要かを考えて、仕事をしていただきたいものです。地方自治体は、一番市民に近い職場であり、市民から文句も評価もじかに伝わり、人と人をつなぐ職場でもあります。四街道市は、面積も小さく目配りができるまちです。今年、来年にかけてコロナ感染の影響で税収の伸びは難しいでしょうが、四街道の経済や暮らしに対してどう対応していくのかは、市民の本当の要求を見極めながら、その実行力が問われています。委託化しないで自前で仕事ができるだけの人員配置を、私も声を上げていきます。これらの点から議案第12号、令和元年度一般会計決算の認定に反対します。
○
森本次郎議長 ほかに討論はありませんか。
大越登美子さん。 〔
大越登美子議員登壇〕
◆
大越登美子議員 議席番号8番、会派市民くらぶ、
大越登美子です。これより反対討論を行います。議案第12号 令和元年度四街道市一般会計歳入歳出決算の認定についてを不認定、議案第6号 四街道市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場から討論を行います。 議案第12号 令和元年度四街道市一般会計歳入歳出決算の認定について、不認定の理由を申し上げます。令和元年度の普通会計決算は267億3,024万9,000円、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は95.5%でした。経常経費充当一般財源の中で、人件費はマイナス1億4,533万9,000円の削減をしておりますが、物件費2.8ポイント増の9,109万6,000円であり、扶助費も右肩上がりです。公債費は、マイナス1億409万3,000円となっております。これまで公債費負担比率は上がり続けておりましたが、こうして見ると平成30年度に発覚した49億円の財源不足、市庁舎建設の凍結をしましたが、これまで基金積立て1億円を公債費に回しているため、経常費比率そのものが下がっているかのようです。 また、ついでに申し上げるとすれば、ごみ処理建設基金も1億円の積立てをやめております。幾らごみ処理施設の残土汚染問題があったとしても、基金積立てはするべきです。それとも建設しないのでしょうか。経年的に見ますと5年間の人件費、公債費、扶助費、この義務的経費は上がり続けており、今回の新型コロナのような緊急事態に、国の支援が来るまですぐに対処できないような状況ではないのでしょうか。 また、令和元年度は総合計画後期基本計画の最初の年でありましたけれども、大型事業とする大きな柱があり、それを中心に様々な施策がなされておりますが、昨年の大型台風により公共施設、道路の陥没などが市内あちこちで見られ、市民生活にも影響があった年でした。すぐにでも応急処置をしなければならないところや、すぐにできないところもあり、お金のやりくりができない状況なのかと市民の方々からのお叱りのお声をたくさんいただきました。昨年やっと中期財政見通しを策定されましたけれども、今後の財政状況を考えるときに、災害にも緊急時にも対処できるようにもう一度見直しが必要に思います。 都市計画道路3・3・1号線が令和3年3月開通されるとの見通しですけれども、後期基本計画には第2工区が入っており、当初の試算で70億かかります。ほとんどが橋梁であり、今回の第1工区の800メートルの橋の上部工の工事1つとっても3億2,000万円かかりました。お金のかかる橋は、公債費として次の世代が支払うことになり、これはやめるべきです。 そして、庁舎建設を中断したことで、当初オリンピックが終わってから考えるとのことでしたが、オリンピックは延期です。来年考えるということなのでしょうか。庁舎建設はどうなってしまったのか、不安の声を職員や市民からも寄せられました。今回の新型コロナ感染拡大防止の施策の1つに、本庁舎、第二庁舎だけでも48か所あるトイレ、手洗い水栓の自動化を講じましたが、これまで以上に一人一人が清潔に使用することの努力をすることが、まず大切なのではないか。本当に必要なのは何かということ、どこまでこの市庁舎建設の話が進んでいるのか、疑問に思います。 また、国民健康保険特別会計の歳入では、対前年増減額はマイナス4,207万5,000円、基金繰入金マイナス5,769万3,000円などで、マイナス1億8,519万1,000円の89億7,692万4,000円の歳入になります。被保険者数は、この5年間で4,046人も減っており、現在令和元年度では2万469人です。一方、歳出のほうでは、国民健康保険事業費納付金は511万円増え、26億1,562万1,000円を県に納めています。徴収
対策の取組では、収納員の1名削減と納付誓約の指導のご報告もありましたけれども、収入未済額、徴収し損なった額については、再度の
対策を講じていただきたい。以上のことと令和元年度予算時に反対しているため、決算も認定できません。 また、ついでに申し上げますと、市営住宅使用料については、驚くことに収入未済額29.7%増加しており、519万8,000円で23人分と伺いましたが、昨年発覚した算定ミスにより使用料についての説明と丁寧な指導を要望いたします。 主に以上のようなことから不認定とさせていただきます。 次に、議案第6号 四街道市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について。議案第6号は、令和3年4月1日から施行される国保税の
基礎課税額61万円を63万円、介護給付金課税額16万円を17万円と引き上げる条例改正を提案するものです。先ほどの議案第12号の不認定の理由で述べた内容と同様ですが、あえて申し上げるなら国が示す令和2年度の国保税の課税限度額の在り方には、中間所得層と高所得層の引上げ幅の公平性を図るという被保険者の負担に配慮しておりますが、国保財政の構造的な問題が解決がなされない中において、多子世帯への国保料引上げにつながるものと考えます。また、令和2年度の保険者努力支援制度において、赤字解消計画の策定状況や法定外繰入れ等の有無などを評価する一方、市町村指標の策定状況によってマイナス評価を導入するなどの細分化された評価指標が示されました。ますます市町村の事務や事業の取組に課題が山積しています。令和3年度も新型コロナの影響は続くと思われ、事業の廃業や仕事や家族を失った方など、依然非常に厳しい状況である中においての値上げには反対とします。 以上の理由から、議案第12号、議案6号の反対討論といたします。
○
森本次郎議長 ほかに討論はありませんか。 広瀬義積さん。 〔広瀬義積議員登壇〕
◆広瀬義積議員 議席番号14番、広瀬義積です。議案第12号、令和元年度一般会計歳入歳出決算に反対の立場で討論します。 その理由は、1つ、次期ごみ処理施設建設や庁舎の建て替えなど、大型事業が大幅に遅れているにもかかわらず、平成元年度中における取組など、議会や市民への詳しい説明や今後の計画が示されていないこと。2つとして、中期財政見通しが出され、四街道市の財政の厳しさを示したものとなっていますが、これに対する対処指針や改善策などが的確、具体的に示されておらず、元年度中に対する取組が十分でないこと。3つとして、令和元年度において行財政改革推進計画が作成されました。我が市の現状を踏まえると、さらに大胆な改革が必要であり、型どおりとも言える内容となっていること。以上です。 さて、決算審査をする上、心得ておかなければならないことは、1つとして、予算執行の結果を確認し検証することで、予算効果と行政効果を客観的に判断する。2つとして、認定制度があることで、市長や
会計管理者に対する事前統制と事前監視の役割を果たす。3つとして、住民に対して実態を知らせて理解と納得を得ることを通し、財政民主化を徹底するなどと言われます。しかし、本委員会の審査は、個々の事業の取組結果を聞くことが多く、本来実施すべき総括的な視点での検証が不十分と言わざるを得ません。庁舎建設についても議会の議決で先送りになったにもかかわらず、議会としても令和元年中においても特別委員会の設置もなく、
常任委員会での集中的な審議も十分に行われてこなかった結果、今後の取組を明らかにすることもできなかったことはとても残念です。 また、吉岡地区次期ごみ処理施設に搬入された汚染土砂の処理に伴う経費や過剰に搬入された土砂の搬出に関わる経費、新しい清掃工場建設に伴う造成工事など、汚染土壌が搬入されたことによって、今後調査結果は明らかになると思いますが、その受けた損害は100億を超えるという試算もあります。佐渡市長は、前年踏襲、問題先送り、自分に都合の悪いことは矛先を変える、自分に都合のいい意見は聞くが、苦言は
排除するなど、リーダーとしての資質は皆無と言っても過言ではありません。四街道市の現状や市民の生活、問題の本質を理解しようとせず、市長の立場を悪用して特定業者への優遇と利益誘導、不正を続けてきました。そして、市の最高責任者である佐渡市長は、その失態や犯罪と言える行為や怠慢を職員や他に押しつけ、市長の立場を守るために必死になっています。このような中で平成元年度の取組においては、これらの課題の説明責任等が十分に果たされていないことに憤りすら感じます。佐渡市長、あなたは市長の資格もなく立場を守ることはできません。即刻議長に辞表を出してくださいと最後に申し上げ、議案第12号に対する反対討論とさせていただきます。
○
森本次郎議長 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
森本次郎議長 討論なしと認めます。 以上で討論を終結します。 次に、採決を行います。 議案第1号 四街道市
生産緑地地区の区域の規模に関する条例の制定について採決を行います。 本案に対する
都市環境常任委員会委員長報告は可決です。本案は、
都市環境常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立全員〕
○
森本次郎議長 起立全員。 よって、議案第1号については原案のとおり可決しました。 議案第2号 四街道市
手数料条例の一部を改正する条例の制定について採決を行います。 本案に対する
総務常任委員会委員長報告は可決です。本案は、
総務常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立全員〕
○
森本次郎議長 起立全員。 よって、議案第2号については原案のとおり可決しました。 議案第3号 四街道市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について採決を行います。 本案に対する
教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、
教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立全員〕
○
森本次郎議長 起立全員。 よって、議案第3号については原案のとおり可決しました。 議案第4号 四街道市
ひとり親家庭等医療費等助成条例の一部を改正する条例の制定について採決を行います。 本案に対する
教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、
教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立全員〕
○
森本次郎議長 起立全員。 よって、議案第4号については原案のとおり可決しました。 議案第5号 四街道市
特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について採決を行います。 本案に対する
教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、
教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立全員〕
○
森本次郎議長 起立全員。 よって、議案第5号については原案のとおり可決しました。 議案第6号 四街道市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について採決を行います。 本案に対する
教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、
教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立多数〕
○
森本次郎議長 起立多数。 よって、議案第6号については原案のとおり可決しました。 議案第7号 令和2年度四街道市
一般会計補正予算(第4号)について採決を行います。 本案に対する各
常任委員会委員長報告は可決です。本案は、各
常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立全員〕
○
森本次郎議長 起立全員。 よって、議案第7号については原案のとおり可決しました。 議案第8号 令和2年度四街道市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について採決を行います。 本案に対する
教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、
教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立全員〕
○
森本次郎議長 起立全員。 よって、議案第8号については原案のとおり可決しました。 議案第9号 令和2年度四街道市
介護保険特別会計補正予算(第2号)について採決を行います。 本案に対する
教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、
教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立全員〕
○
森本次郎議長 起立全員。 よって、議案第9号については原案のとおり可決しました。 議案第10号 令和2年度四街道市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について採決を行います。 本案に対する
教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、
教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立全員〕
○
森本次郎議長 起立全員。 よって、議案第10号については原案のとおり可決しました。 議案第11号 令和2年度四街道市
水道事業会計補正予算(第1号)について採決を行います。 本案に対する
都市環境常任委員会委員長報告は可決です。本案は、
都市環境常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立全員〕
○
森本次郎議長 起立全員。 よって、議案第11号については原案のとおり可決しました。 議案第12号 令和元年度四街道市一般会計歳入歳出決算の認定について採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員会審査報告は認定です。本案は、決算審査特別委員会審査報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立多数〕
○
森本次郎議長 起立多数。 よって、議案第12号については原案のとおり認定しました。 議案第13号 令和元年度四街道市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員会審査報告は認定です。本案は、決算審査特別委員会審査報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立多数〕
○
森本次郎議長 起立多数。 よって、議案第13号については原案のとおり認定しました。 議案第14号 令和元年度四街道市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員会審査報告は認定です。本案は、決算審査特別委員会審査報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立多数〕
○
森本次郎議長 起立多数。 よって、議案第14号については原案のとおり認定しました。 議案第15号 令和元年度四街道市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員会審査報告は認定です。本案は、決算審査特別委員会審査報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立多数〕
○
森本次郎議長 起立多数。 よって、議案第15号については原案のとおり認定しました。 議案第16号 令和元年度四街道市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員会審査報告は可決及び認定です。本案は、決算審査特別委員会審査報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立全員〕
○
森本次郎議長 起立全員。 よって、議案第16号については原案のとおり可決及び認定しました。 議案第17号 令和元年度四街道市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について採決を行います。 本案に対する決算審査特別委員会審査報告は可決及び認定です。本案は、決算審査特別委員会審査報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立全員〕
○
森本次郎議長 起立全員。 よって、議案第17号については原案のとおり可決及び認定しました。 議案第18号 財産の取得について採決を行います。 本案に対する
教育民生常任委員会委員長報告は可決です。本案は、
教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立全員〕
○
森本次郎議長 起立全員。 よって、議案第18号については原案のとおり可決しました。 請願第3号 「
義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願書について採決を行います。 本請願に対する
教育民生常任委員会委員長報告は採択です。本請願は、
教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立多数〕
○
森本次郎議長 起立多数。 よって、請願第3号については採択することに決定しました。 請願第4号 「国における2021年度
教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願書について採決を行います。 本請願に対する
教育民生常任委員会委員長報告は採択です。本請願は、
教育民生常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立多数〕
○
森本次郎議長 起立多数。 よって、請願第4号については採択することに決定しました。 ◇
△議案第19
号~議案第21号の上程、説明、採決
○
森本次郎議長 日程第2、議案第19号から議案第21号までを一括議題とします。 提出議案の説明を行います。 議案第19号から議案第21号までの提案理由の説明を求めます。 市長、佐渡斉さん。 〔市長 佐渡 斉登壇〕
◎市長(佐渡斉) それでは、本日提出させていただきました追加議案について、提案理由の説明を申し上げます。 議案第19号 教育委員会委員の任命について。本案は、教育委員会委員、府川雅司氏が令和2年3月31日をもって退職されたことに伴い、新たに池田肇氏を委員として任命するため提案するものであります。 続きまして、議案第20号 固定資産評価審査委員会委員の選任について。本案は、固定資産評価審査委員会委員、渡部洋一氏が令和2年11月30日をもって任期満了により退職されることに伴い、新たに嶋田典明氏を選任するため提案するものであります。 続きまして、議案第21号 固定資産評価審査委員会委員の選任について。本案は、固定資産評価審査委員会委員、森尉氏が令和2年11月30日をもって任期満了により退職されることに伴い、新たに髙橋靖明氏を選任するため提案するものであります。 以上でございます。ご審議の上、ご同意くださるようお願いを申し上げます。
○
森本次郎議長 以上で提案理由の説明を終わります。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第19号から議案第21号までについては、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
森本次郎議長 ご異議なしと認め、そのように決定します。 これより採決を行います。 議案第19号 教育委員会委員の任命について採決を行います。 本案に同意することに賛成の方はご起立願います。 〔起立全員〕
○
森本次郎議長 起立全員。 よって、議案第19号については同意することに決定しました。 議案第20号 固定資産評価審査委員会委員の選任について採決を行います。 本案に同意することに賛成の方はご起立願います。 〔起立全員〕
○
森本次郎議長 起立全員。 よって、議案第20号については同意することに決定しました。 議案第21号 固定資産評価審査委員会委員の選任について採決を行います。 本案に同意することに賛成の方はご起立願います。 〔起立全員〕
○
森本次郎議長 起立全員。 よって、議案第21号については同意することに決定しました。 ◇
△発議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決
○
森本次郎議長 日程第3、発議案第4号を議題とします。 提出議案の説明を行います。 発議案第4号の提案理由の説明を求めます。 3番、阿部百合子さん。 〔阿部百合子議員登壇〕
◆阿部百合子議員 議席番号3番、日本共産党の阿部百合子です。発議案第4号の説明をいたします。核兵器禁止条約への賛同と署名を日本政府に迫る意見書を議会で採択することについてです。 戦後75年の今年、被爆75年でもあります。被爆者の平均年齢は83歳を超えています。被爆者の人生は、体調の優れない中で私たちのような被爆者を二度とつくってはならないという信念の下、核兵器廃絶に向けての粘り強い取組を続けてきました。昨年11月、ローマ教皇が日本を訪れ、長崎の爆心地でメッセージを発信しました。「核兵器は私たちを守ってくれるものではない。人道的にも環境的にも核兵器の使用がもたらす壊滅的な破壊があるだけです。核兵器から開放された世界こそ平和な世界であり、この理想を実現するには全ての人の参加が必要です」と述べています。1983年、当時の斉藤悌市市長の決断で、核兵器廃絶の平和都市宣言が四街道でなされました。千葉県で2番目に早い宣言でした。その後、5年ごとに記念行事を組み、市も共催として参画し、核兵器の恐ろしさを市民に広げる、その取組を続けてきました。25周年以降は毎年12月に平和のつどいとして開催しています。子供たちに伝えたいという意味合いを込めて、市内小学校の合唱部の参加や中学生の広島、長崎派遣の発表なども組み込んで進めてまいりました。他市の住民からは、四街道はすごいことができていると高い評価の言葉をいただいています。また、11年前には核兵器廃絶の署名を、当時の小池市長はじめ教育長、市議会議員全員の賛同もいただき、署名活動に取り組みました。当時住民8万7,000人のところ半数に近い4万2,000人筆を達成し、この署名を佐渡市長から被爆者友愛会の皆さんに渡し、国連に持参していただきました。こういった草の根の運動が2017年の国連で122か国の賛同を得て、核兵器禁止条約の採択という快挙が達成されたのです。現在その批准国が45か国になっています。批准国が50か国に達すると、この法律は3か月後から発効、つまり国際法としてスタートするのです。その中に唯一の被爆国日本が参加していません。秋の国連総会がこれから開催されますが、それを機に批准国が相次いで今年中に50か国に達するのではと、ノーベル平和賞をもらったICANのスイス本部のコメントがあります。 私のおじは、原爆で一家全滅、1人だけ取り残され親戚に預けられて生き延びてきました。80歳を過ぎていますが、原爆の話は、私たちに話そうとはしません。祖父は、爆心地から25キロの我が家の縁側から、おかしげな雲じゃのう、広島で何かあったんじゃろうか、午後になってから男か女か分からない姿の人が皮膚を垂らして歩いてきて、そして力尽きて倒れていく。祖父は救護に当たりました。ほとんどの人がその日のうちに亡くなっていったそうです。私は、戦後復員してきた兵隊の子供ですが、結婚するとき夫は、私が広島出身であったため、原爆との関連を意識したと言っていました。放射能は遺伝子を破壊する恐ろしい病気です。今コロナの危機で人の命や私たちの住んでいる地球を守ることの大切さ、そして世界が連帯することの大切さを痛感しています。唯一の被爆国の我が国がリードし、この核兵器禁止条約に賛同、批准することは、この運動を大きく前進させることになります。広島、長崎の被爆者の悲願である、被爆者の生きているうちに核兵器禁止条約の実現に力を貸していただきますよう、議員の皆様のご賛同をお願い申し上げます。
○
森本次郎議長 以上で提案理由の説明を終わります。 これより発議案第4号について質疑を行います。 質疑は通告を省略し、直ちに行います。 なお、発言時間については、答弁を含め60分以内としますので、ご了承願います。 質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
森本次郎議長 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっています発議案第4号については、委員会付託を省略し、討論、採決を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○
森本次郎議長 ご異議なしと認め、そのように決定します。 これより討論を行います。 討論は通告を省略し、直ちに行います。 討論の発言時間は20分以内としますので、ご了承願います。 討論はありませんか。 暫時休憩します。 休憩 午後 2時09分 再開 午後 2時10分
○
森本次郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 討論はありませんか。 西塚義尊さん。 〔西塚義尊議員登壇〕
◆西塚義尊議員 議席番号10番、会派公明党の西塚義尊です。発議案、核兵器禁止条約に署名・批准するよう求める意見書に対して、反対の立場で討論を行います。反対の立場と申し上げましたが、現段階では賛成しかねる立場が、ニュアンスとしては正確です。 まず初めに、戦後75年を迎えた本年、広島、長崎で行われた平和記念式典を通じて、改めて核廃絶へ向けての強い新たな決意を持ったということを申し上げさせていただきます。ICANの推進による核兵器禁止条約によって、核兵器を絶対悪であるとする理念が示された意義は深く、核兵器廃絶に向けての国内外の議論が深まっていることは、長期的、大局的な視野から歓迎すべきものであり、ICANの核兵器廃絶への行動には、核廃絶の思いを同じくする立場から敬意を表するとともに、核兵器禁止条約は日本の国是である非核三原則に通ずるものであり、その原則を国際規範に高めたものと評価いたします。だからこそ核兵器廃絶を叫ぶとともに、核を持つ国と持たない国が対立しているだけでは、現実の核廃絶は進みません。1970年に発効し、日本も批准している核拡散禁止条約は、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国の5か国を核保有国として認め、それ以外の国の核保有を禁じました。同時に保有5か国には、核軍縮義務を課しています。これに対して核兵器禁止条約は、初めて核兵器は国際法違反との規範を確立しています。核保有5か国は、安全保障環境が厳しい現在、核の抑止力が必要と主張し、一方核禁止条約を推進した非保有国は、核兵器による被害者の救出は不可能であり、被爆の苦痛は世代を超えて続き、環境も破壊する事実を突きつけて非人道性を糾弾し、核保有も核抑止も反対しています。核廃絶への方法も保有5か国の着実な核軍縮が現実的だと主張する一方、非保有国は、核拡散禁止条約は生ぬるく、核を違法化し一気に廃絶するしかないとの考えで、双方に大きな隔たりがあります。このような対立の膠着状態が続けば、核保有5か国の核軍縮の意欲もそがれます。そうならないために唯一の戦争被爆国である日本は、双方の橋渡し役となるための努力を続けています。その重要なステップが、保有国と非保有国双方の有識者から成る核軍縮の実質的な進展のための賢人会議の設置です。賢人会議は、核保有5か国と非保有国の対立を乗り越えるために、1、信頼醸成のための核に関する透明性の確保、2、核廃絶実現に必要な検証体制の構築、3、核抑止論など困難な問題に取り組むための対話型討論の必要性の3点を提言し、賢人会議の準備会合、議長サマリーで紹介され、実現への取組を歓迎すると記載されました。このことは、日本が橋渡し役として一定の役割を果たしてきた成果です。 改めて申し上げますが、核兵器廃絶は世界中の人々が待ち望んでいる悲願です。その達成のためのアプローチで分断を起こさせてしまうことは、誰も望んでいないでしょう。保有国と非保有国の間に分断が生じようとしている現実を見ると、今の段階で日本が核兵器禁止条約を批准することには賛成いたしかねます。現実的に核軍縮を推進してきた核拡散禁止条約での賢人会議の議論を粘り強く継続していくことこそ、現段階での核兵器廃絶への堅実で着実な道ではないでしょうか。 以上、私の反対討論といたします。
○
森本次郎議長 ほかに討論はありませんか。 保坂康平さん。 〔
保坂康平議員登壇〕
◆
保坂康平議員 議席番号9番、れいわ輝、保坂康平、反対の立場から討論させていただきます。 まずは、先ほどの西塚議員と同じく核兵器を根絶したいという本条約の崇高な理想並びに提出者の思いは、私も共有しております。しかし、北朝鮮のミサイル発射、拉致問題、中国の尖閣諸島への領海侵犯をはじめとして、我が国は核保有国とも安全保障上の問題を抱えております。本条約への署名・批准が核保有国を安心させ、こうした問題をさらに大きく誘発してしまう可能性は否定できません。一方のみが譲歩を続けるというのは、平和共存ではなく、支配と服従です。自立した国家同士がお互いを尊重し合うことで平和は成り立ちます。そのためにも国の自立と国民の生命、財産を守ることが、真の平和を築くための必要条件となりますが、残念ながら我が国をめぐる国際情勢は、その条件を得るに至っておらず、条約への署名・批准ができる状態にはないと考えております。このたびは賛成できず誠に残念ですが、今後粘り強い対話を重ねることで、安全保障上の懸念を抱える国々との信頼関係が生まれ、全ての核保有国と我が国が同時に本条約に署名、批准できる日を、私も世界平和を目指す政治家の一人として祈っております。 以上でございます。
○
森本次郎議長 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
森本次郎議長 討論なしと認めます。 以上で討論を終結します。 次に、採決を行います。 発議案第4号 核兵器禁止条約に署名・批准するよう求める意見書の提出について採決を行います。 本案は、原案のとおり決することに賛成の方はご起立願います。 〔起立少数〕
○
森本次郎議長 起立少数。 よって、発議案第4号については否決しました。 ◇
△市民からの
四街道市議会議員に対する告発内容に関する
調査特別委員会 の中間報告の件
○
森本次郎議長 日程第4、市民からの
四街道市議会議員に対する告発内容に関する
調査特別委員会の中間報告の件を議題とします。
地方自治法第117条の規定により、山本裕嗣さんの退席を求めます。 暫時休憩します。 休憩 午後 2時17分 〔山本裕嗣議員退席〕 再開 午後 2時18分
○
森本次郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 本件に関し、会議規則第45条第2項の規定により、同委員会より中間報告を行いたいとの申出がありますので、これを許可します。 市民からの
四街道市議会議員に対する告発内容に関する
調査特別委員会委員長、阿部百合子さん。 〔阿部百合子市民からの
四街道市議会議員に対する告発内容に関する
調査特別委員会委 員長登壇〕
◎阿部百合子市民からの
四街道市議会議員に対する告発内容に関する
調査特別委員会委員長 市民からの
四街道市議会議員に対する告発内容に関する
調査特別委員会中間報告。市民からの
四街道市議会議員に対する告発内容に関する
調査特別委員会の調査経過について、中間報告をいたします。 本委員会は、令和2年2月23日実施の
四街道市議会議員選挙により新たに選出された各市議会議員に対して、元指定
暴力団住吉会の稲毛三代目を名のる市民から、現職の市議会議員と思われる人物が、指定
暴力団住吉会の稲毛三代目襲名披露宴に出席したことを示す証拠写真と一緒に、3月3日消印の「告発書」、3月12日消印の「告発書に元ずく証人直訴」、「四街道市
暴力団排除条例の一部、及び吉岡残土超過の関連疑惑」と題した一連の告発文書が送付されたことを受け、これらのいわゆる「市民からの
四街道市議会議員に対する告発内容」を調査することを目的として、令和2年3月30日の議決により、
地方自治法第100条第1項及び同法第98条第1項の権限を付与された特別委員会として設置されました。 それでは、これまでの本委員会の調査経過について申し上げます。 まず、5月12日に第1回委員会を開催し、正副委員長の互選を行い、6月18日の第2回委員会においては、令和2年度の委員会経費及び一連の告発文書の提出者である佐々木政治さんを
地方自治法第100条第1項に基づく証人として出頭を求めることを決定しました。 7月8日の第3回委員会においては、佐々木政治さんの証人尋問を行い、一連の告発文書の対象議員とは山本裕嗣議員のことであるとの証言が得られたため、7月27日の第4回委員会では、山本裕嗣議員を
地方自治法第100条第1項に基づく証人として出頭を求めることを決定しました。 8月18日の第5回委員会においては、一連の告発文書や佐々木政治さんの証言に関して、山本裕嗣議員の証人尋問を行い、9月25日の第6回委員会においては、実施したお二人の証人尋問の検証と中間報告について協議したところです。 以上が、これまでの本委員会が実施した調査経過の概要であります。 次に、本委員会が7月8日と8月18日に実施した、お二人の証人尋問によって判明した主なものを要約してご報告いたします。 まず、山本議員の
暴力団その他の反社会勢力との関わりについてです。1番、山本議員が、佐々木さんの指定
暴力団住吉会の稲毛三代目襲名披露宴に出席した写真や、山本議員が中国大連市内の北朝鮮料理店で佐々木さんと共に写っている写真が事実であること。 ②、山本議員が、平成11年に佐々木さんとほかの
暴力団の忘年会で知り合って以降、共に反社会勢力の忘年会に参加したりゴルフを行うなど、様々な交際があったこと。 ③、山本議員が、佐々木さんの下で行われた賭けマージャンに度々参加していたこと。 ④、山本議員は、「結果的に」と述べていますが、市内の事業所建設に対して佐々木さんへ依頼し、佐々木さん配下の
暴力団組員と一緒に建設反対運動を行ったことなど、山本議員と
暴力団その他の反社会勢力との関わりがあったことについて、2人の証言はほぼ一致し、山本議員が
暴力団その他の反社会勢力と関わりがあったことについては、事実であると判明しました。 次に、山本議員が、市が提訴した事業者である大谷総合都市計画事務所や建設機構に出入りし、両者と長年にわたり交際していたこと及び市の次期ごみ処理施設用地への汚染及び過剰な残土埋立てに関与していたかどうかの件についてです。 まず、第1点目の「長年にわたる交際」について、山本議員は、大谷総合都市計画事務所や建設機構とは昔から付き合いがあり、頻繁に大谷総合都市計画事務所へ出入りしていたことに関しても間違いない事実であって、平成12年の指定
暴力団住吉会の稲毛三代目襲名披露宴には3人で一緒に出席したことも認めています。 次に、2点目の市の次期ごみ処理施設用地への汚染及び過剰な残土埋立てに関しては、大谷総合都市計画事務所が残土を入れたことなど、この残土埋立ての内容や経緯をご自身が、「分かっているといえば分かっている」人物であることを認め、「入れないほうがいいよ」、「あれ1メートル以上になってしまったからちょっと問題だよ」という意見を関係者に伝えたことも証言していることから、山本議員が次期ごみ処理施設用地への汚染及び過剰な残土埋立てに関して、その内容や経緯、関わりある人物や事業者などを把握している人物であることは事実であると判明しました。しかしながら、山本議員は、ご自身の次期ごみ処理施設用地への残土搬入や土壌汚染への直接的関与及び顧問契約している事業者を通じての関与などについては、完全に否定する旨の証言をしております。 また、市が提訴した大谷総合都市計画事務所などの事業者との癒着や残土搬入代金の前渡金の分配の件についても完全に否定する証言をしていることから、これらの件についてお二人の証言は一致しませんでした。 本委員会としては、今回の問題に対する市民の方々の関心が非常に高く、多くの傍聴者があったこと、また傍聴できなかった市民の方々に対しましても、この間の調査の経過をお伝えするべく、本日中間報告をさせていただきました。 調査すべき点は多く残っておりますが、可能な限り早期に事実関係が明らかになるよう、引き続き委員会として取り組んでまいりたいと考えております。 以上、本委員会の中間報告といたします。
○
森本次郎議長 以上で市民からの
四街道市議会議員に対する告発内容に関する
調査特別委員会委員長の報告を終了します。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。 委員長の報告に対する質疑に当たっては、通告を省略します。 なお、発言時間については、答弁を含めて60分以内としますので、ご了承願います。 質疑はありませんか。 久保田敬次郎さん。
◆久保田敬次郎議員 今阿部委員長のほうから報告がありまして、確かに阿部委員長の言うとおりだと思うのですよ。私が言いたいのは、私もやっぱり建設業やっていましたので、やっぱりやくざといいますか、そういう方と親しくしていたのですけれども、その前に親しくなっているのですよね。後で気づいたらそういう方だったということで、非常に苦労した覚えがあるのですけれども、今反社会勢力から訴えられてですね、我々がペナルティー課すというのも非常に難しいところだと思うのですよ。これがもしペナルティー課した場合、また次の事件が起こると思いますよ。要するに……
○
森本次郎議長 暫時休憩します。 休憩 午後 2時28分 再開 午後 2時28分
○
森本次郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 久保田敬次郎さん。
◆久保田敬次郎議員 今阿部委員長が言われましたとおり、途中報告なのですけれども、これを最終報告でもうちょっと詰めて言っていただければ、我々も非常に理解しやすいと思うのです。 〔何事か言う人あり〕
○
森本次郎議長 という質問ですか。
◆久保田敬次郎議員 そうです。 〔何事か言う人あり〕
○
森本次郎議長 暫時休憩します。 休憩 午後 2時29分 再開 午後 2時29分
○
森本次郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ほかにありませんか。
大越登美子さん。
◆
大越登美子議員 よろしくお願いいたします。本当にこれを詰めるまでに大変なご苦労があったかと思いますけれども、私から2点お尋ねしたいのですが、確認したいことです。今回の中間報告は、市民からの告発内容に山本氏が
暴力団とのつながりを認めたということで確認したいのですが。
○
森本次郎議長 阿部百合子さん。
◎阿部百合子市民からの
四街道市議会議員に対する告発内容に関する
調査特別委員会委員長 私たち百条委員会のメンバーは、認めたというふうに認識しております。
○
森本次郎議長 大越登美子さん。
◆
大越登美子議員 分かりました。今後のスケジュール、分かりましたらお教えください。
○
森本次郎議長 阿部百合子さん。
◎阿部百合子市民からの
四街道市議会議員に対する告発内容に関する
調査特別委員会委員長 メンバーの中では、引き続き尋問とか審査はやるつもりです。まだ分からないところがいっぱいありますので。めどとしては、12月議会までにはまとめていけるように進めていきたいというような大枠な感じです。それぐらいしか今の段階では言えません。
○
森本次郎議長 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う人あり〕
○
森本次郎議長 質疑なしと認めます。 以上で市民からの
四街道市議会議員に対する告発内容に関する
調査特別委員会委員長の報告に対する質疑を終結します。 以上で日程第4、市民からの
四街道市議会議員に対する告発内容に関する
調査特別委員会の中間報告の件を終了します。 山本裕嗣さんに対する除斥を解除します。 山本裕嗣さんの入場を求めます。 暫時休憩します。 休憩 午後 2時31分 〔山本裕嗣議員入場〕 再開 午後 2時31分
○
森本次郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◇
△閉会の宣告
○
森本次郎議長 以上で本定例会に付議された議案の審議は全て議了しました。 令和2年第3回
四街道市議会定例会はこれにて閉会します。 閉会 午後 2時32分...