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06月23日-05号

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  1. 富里市議会 2022-06-23
    06月23日-05号


    取得元: 富里市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-31
    令和 4年  6月 定例会(第3回)         令和4年第3回富里市議会定例会会議録(第5号)                  6月23日出席議員   1番  荒野峰之君          10番  沖田健二君   2番  河田厚子さん         11番  戸村喜一郎君   3番  國本正美君          12番  田口勝一君   4番  藤田 幹君          13番  大川原きみ子さん   5番  井上 康君          14番  布川好夫君   6番  柏崎のり子さん        15番  江原利勝君   7番  岡野耕平君          16番  高橋益枝さん   8番  鈴木英吉君          17番  猪狩一郎君   9番  櫻井優好君          18番  野並慶光君           …………………………………………………欠席議員  なし           …………………………………………………地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名  市長        五十嵐博文君  都市建設部長    相川裕史君  副市長       山根康夫君   教育長       吉野光好君  総務部長      粕谷幸夫君   教育部長      金杉章子さん  企画財政部長    鈴木隆次君   消防長       山室俊夫君  健康福祉部長    森 秀樹君   総務課長      五十嵐信幸君  経済環境部長    長谷川敏彦君  社会福祉課長    池田幸市君           …………………………………………………出席した事務局職員職氏名  議会事務局長    高橋正浩    主査補       関口昌孝  主幹        岡村和宏    主査補       吉田貴一           …………………………………………………議事日程               議事日程(第5号)           令和4年6月23日 午後1時開議 日程第1 議案第1号から議案第4号まで(委員長報告質疑討論・採決) 日程第2 請願の件(委員長報告質疑討論・採決) 日程第3 委員会提出議案第1号及び委員会提出議案第2号(説明質疑討論・採決)       委員会提出議案第1号 国における2023年度教育予算拡充に関する意見書について       委員会提出議案第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について           …………………………………………………本日の会議に付した事件  1 諸般の報告  2 議案第1号から議案第4号まで(委員長報告質疑討論・採決)  3 請願の件(委員長報告質疑討論・採決)  4 委員会提出議案第1号及び委員会提出議案第2号(説明質疑討論・採決)  5 閉会           …………………………………………………             …………………………………              午後1時00分 開議             …………………………………出席議員  18名欠席議員  なし ○議長野並慶光君) これから本日の会議を開きます。………………… △諸般の報告 ………………… ○議長野並慶光君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告を行います。 まず、藤田 幹君から、6月13日の会議における発言について、言い間違いにより、お手元に配付の発言訂正申出書に記載した部分を訂正したいとの申出があり、議長において許可しましたので、報告します。 次に、監査委員から、例月出納検査結果報告がありました。写しをお手元に配付しましたので、御了承願います。 これで諸般の報告を終わります。……………………………………………………… △日程第1 議案第1号から議案第4号まで……………………………………………………… ○議長野並慶光君) 日程第1、議案第1号 富里市立幼稚園預かり保育料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてから、議案第4号 令和4年度富里一般会計補正予算(第4号)までを一括議題とします。 それぞれ所管の常任委員会の審査の経過並びに結果について、委員長報告を求めます。 まず、総務建設常任委員長高橋益枝さん。          (総務建設常任委員長 高橋益枝さん登壇) ◆総務建設常任委員長高橋益枝さん) 御報告申し上げます。 総務建設常任委員会は、6月16日、議場において開催し、委員全員出席、議会から議長市当局から、市長、副市長、担当部課長等、出席の下、本委員会に付託された3議案について、慎重に審査を行いました。 なお、審査に先立ち現地調査を行いました。 以下、審査の経過及び結果について御報告いたします。 議案第2号及び議案第3号、以上2議案は、賛成全員にて、議案第4号は賛成多数にて、それぞれ原案のとおり可決されるべきものと決定しました。 なお、審査の過程において、執行部より詳細な説明があり、質疑等が行われましたが、その主なものについて申し上げます。 まず、議案第2号 財産の取得について。 新規で取得する高規格救急自動車について、現行の3台体制から4台体制とすることによるメリットはとの質疑があり、これまでの新型コロナウイルス感染症対応として、ビニールシート等を張り、養生を行ってから救急出動していたが、今回購入の車両は新型コロナウイルス感染症が疑われる救急事案に対応する装備を備えていることから、搬送にかかる時間の短縮や効率化が図られるとの説明でした。 次に、議案第3号 財産の取得について。 災害対応特殊化学消防ポンプ自動車(Ⅱ型)の購入について、平成11年度に配備した化学消防ポンプ車の更新を行うもの。 水槽付車両保有台数に関する質疑があり、今回購入の災害対応特殊化学消防ポンプ自動車1台のほか、水槽付消防ポンプ自動車2台の合計3台の保有となるとの説明でした。 また、納車時期に関する質疑があり、ディーゼル車に使用する排ガスを浄化する部品に不足が生じており、従来より生産台数が少ない状態であるが、他の部品に遅れはなく、現在の状況では契約納期内に納車できることを確認しているとの説明でした。 次に、議案第4号 令和4年度富里一般会計補正予算(第4号)。 まず、情報システム管理事業1,450万6,000円の増額補正について、オンライン手続申請管理システムの導入による市民への影響はとの質疑があり、主に今回のシステム導入により、転入転出オンライン手続に係る個人情報が自動でデータとして取り込まれるようになるため、行政手続簡素化が図られ、市民の利便性向上につながるとの説明でした。 次に、とみさと元気なまちクーポン事業2億6,466万1,000円の増額補正について、給付額一人当たり5,000円のクーポンについて、市民への発送時期についての質疑があり、令和4年10月1日から令和5年1月31日まで利用可能としているため、9月中下旬頃にクーポンの発送を予定しているとの説明でした。 また、クーポン取扱店舗の募集に関する質疑があり、クーポン取扱店舗一定期間での募集を行うが、募集期間を経過しても随時受け付けし、追加の店舗情報については、市ホームページの活用などにより市民にお知らせしたいとの説明でした。 また、商工振興事業300万円の増額補正について、商店会が実施するポストコロナを見据えた地域の魅力発信のための事業を支援し、商店会活性化地域経済の回復を促進するもの。 一つの商店会への補助上限額についての質疑があり、一つの事業に対する上限額設定はなく、事業実施を希望する商店会が複数の場合は、商店会連合会が取りまとめ、各商店会に配分するとの説明でした。 また、観光推進事業387万6,000円の増額補正について、観光・交流拠点施設末廣農場」を窓口とした市内観光への事業展開着地型観光によるまちづくりを図るため、本市を路線の一部としている高速バス、匝瑳・富里~東京線のうち2台についてラッピングを施し、市内観光資源を周知するもの。 高速バスへのラッピングデザインに関する質疑があり、本市と包括連携協定を締結している日本大学芸術学部へ御協力をいただき進めていきたい。また、市ホームページ観光案内に誘導できるような、とみちゃん、馬、農産物、そして末廣農場別邸公園等の素材を生かしていきたいとの説明でした。 以上、報告を終わります。 ○議長野並慶光君) 次に、文教厚生常任委員長布川好夫君。          (文教厚生常任委員長 布川好夫君登壇) ◆文教厚生常任委員長布川好夫君) 御報告申し上げます。 文教厚生常任委員会は、6月15日、議場において開催し、委員全員出席市当局から、市長、副市長、教育長及び担当部課長等出席の下、本委員会に付託された2議案について、慎重に審査を行いました。 なお、審査に先立ち現地調査を行いました。 以下、審査の経緯及び結果について、御報告いたします。 付託された議案第1号及び議案第4号は、賛成全員にて、原案のとおり可決されるべきものと決定しました。 なお、審査の過程において、執行部より詳細な説明があり、質疑等が行われましたが、その主なものについて申し上げます。 まず、議案第1号 富里市立幼稚園預かり保育料徴収条例の一部を改正する条例の制定について。 浩養幼稚園の預かり保育の拡充に伴う預かり対象についての質疑があり、預かり保育の対象児童は3歳児から5歳児で、定員は20名で設定しているとの説明でした。 また、同幼稚園の3歳児3年保育の受入れを開始したことに伴い、机や椅子等備品等を整備しており、3歳児預かり保育開始の際には、同備品等を適宜使用し、速やかな運営の実施ができるよう想定しているとの説明でした。 また、長期休業期間中の実施日についての質疑があり、夏休み、冬休み、春休みの長期休業期間中について、土日を除き、令和4年度は39日の預かり保育を予定しているとの説明でした。 次に、議案第4号 令和4年度富里一般会計補正予算(第4号)。 児童福祉総務事業子育て世帯臨時特別給付金の実績についての質疑があり、今回の補正は、令和3年度子育て世帯臨時特別給付金支給実績に基づき返還金が生じることから増額補正するものであり、令和3年度12月補正時の対象児童7,200人を見込んでいた中、令和4年3月までに支給した人数が6,387人であり、割合として88.7パーセントの実績との説明でした。 以上、報告を終わります。 ○議長野並慶光君) これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。……質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 まず、柏崎のり子さん。          (柏崎のり子さん登壇) ◆(柏崎のり子さん) 日本共産党柏崎のり子でございます。 令和4年富里市6月定例議会における反対討論をいたします。 まず、6月議会に提案された議案第4号ですけれども、富里一般会計補正予算(第4号)の反対討論といたします。 歳入歳出それぞれ6億9,098万7,000円の追加補正です。新型コロナウイルス感染症の広がりが落ち込んできたとはいえ、対策はまだまだ必要と考えております。 さて、今回の補正予算では三つの支給事業ありますけれども、これがどれも市民生活に直結の支給事業であります。くれぐれも誤りのなきよう速やかに市民のお手元に届くよう指摘しておきたいと思います。 私は今回の補正予算で最も強調したいのは、何といっても情報システム管理事業補正予算1,450万6,000円です。 提案理由は、マイナンバーカード普及キャッシュレス決済利用拡大を図るもの、もう一つは、マイナポイント事業健康保険証の利用申込みや、公金受取口座の登録を行った人にポイントなどの設定支援に関わる経費の増額です。また、マイナポータルからマイナンバーカードを用いて、オンライン手続を可能とするシステム基盤を構築するものとの提案理由でございます。 政府が進めるわけですけれども、この進め方があまりにも強引過ぎることを心から指摘するものでございます。これまで国はマイナンバーカードの取得は任意だとしてきました。にもかかわらず、健康保険証代わりマイナンバーカードを利用できるシステムの導入を原則義務化するためのものであり、また口座のひもつき奨励、推進の追加補正とも言えます。 政府は、来年度までに全国で100パーセントのマイナンバーカード取得を目指しておりますけれども、全国平均を見ても44パーセント台です。また、昨年10月から保険証代わりカード利用読み取り機設置も全国で約19パーセント台です。このような中で強引に進めようとする予算になるわけです。 マイナンバーカード交付率財政需要の算定に反映させると明記しており、普及率の高い自治体財政面で優遇し、普及が進んでいない自治体との格差をつけようとしています。マイナンバーカード取得は任意にもかかわらず、事実上の強制と言えます。 したがって、今回富里市で進める情報システム管理事業は、ますます政府の言いなりになって、また交付税措置を反映させることを考えれば、本当に住民のための説明が十分なのか。また、どんな個人情報の漏えいがあるのかも説明ないまま、国が進めようとしているこの補正予算に対して、反対するものでございます。 以上です。 ○議長野並慶光君) 次に、大川原きみ子さん。          (大川原きみ子さん登壇) ◆(大川原きみ子さん) 公明党大川原きみ子。 議案第4号 令和4年度補正予算賛成討論いたします。 国から、各自治体がその地域に合った対策で取り組める地方創生臨時交付金1兆円を活用し、富里市議会公明党は、物価高から生活を守れとして、地域経済活性化生活者支援を目的としたクーポン券の発行についてほか数項目にわたり、要望書を5月19日五十嵐市長提出いたしました。 令和4年度6月定例会補正予算案において、とみさと元気なまちクーポン事業として、物価高の高騰を受ける約5万人の市民全員に負担を軽減するクーポン券を配布するものとしました。 そのほかに、商工振興事業観光推進事業が計上されました。 市民生活に寄り添い、物価高から市民を守る。しっかりとした政策を進める事業の展開に大いに評価し、賛成討論といたします。 以上。 ○議長野並慶光君) 以上で通告による討論は終わりました。 これで討論を終わります。 これから議案第1号から議案第4号までを採決します。 採決は分割して行います。 まず、議案第1号に対する委員長報告は、可決です。 議案第1号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。          (賛成者起立) ○議長野並慶光君) 起立全員です。 よって、議案第1号は、可決されました。 次に、議案第2号に対する委員長報告は、可決です。 議案第2号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。          (賛成者起立) ○議長野並慶光君) 起立全員です。 よって、議案第2号は、可決されました。 次に、議案第3号に対する委員長報告は、可決です。 議案第3号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。          (賛成者起立) ○議長野並慶光君) 起立全員です。 よって、議案第3号は、可決されました。 次に、議案第4号に対する委員長報告は、可決です。 議案第4号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。          (賛成者起立) ○議長野並慶光君) 起立多数です。 よって、議案第4号は、可決されました。…………………………… △日程第2 請願の件…………………………… ○議長野並慶光君) 日程第2、請願の件を議題とします。 所管の常任委員会の審査の経過並びに結果について、委員長報告を求めます。 文教厚生常任委員長布川好夫君。          (文教厚生常任委員長 布川好夫君登壇)
    文教厚生常任委員長布川好夫君) 本委員会に付託されました請願2件について、御報告申し上げます。 まず、請願第9号 「国における2023年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する請願。 請願者は、千葉市中央区中央4-13-10、千葉県教育会館子どもたちの豊かな育ちと学びを支援する教育機関団体千葉連絡会会長秋田秀博さんです。 紹介議員は、高橋益枝議員です。 本請願について、紹介議員執行部から意見等を聞き、審査を行いました。 本請願は、社会の変化とともに子供たちの取り巻く環境も変化しており、教育諸課題や子供の安全確保等の課題が山積する中、子供たち健全育成を目指し豊かな教育を実現させるためには、子供たち教育環境の整備を一層進める必要があるため、2023年度に向けての教育予算の充実を政府及び関係行政官庁に働きかける意見書提出を求める請願です。 執行部から、本市の公立小・中学校の児童・生徒を取り巻く環境は、長引く新型コロナウイルス感染症の影響により大きく変化しており、本請願はこのような子供たち健康面精神面学習面などへの対策であり、国において子供たちにより良い教育を保障するために制度が維持され、また、改善が図られることにより、本市の子供たち教育環境が整備され、さらに充実されるものであると考えるとの見解がありました。 採決の結果、請願第9号は、賛成多数にて採択されるべきものと決定しました。 次に、請願第10号 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する請願。 請願者紹介議員については、請願第9号と同様です。 本請願についても、紹介議員執行部から意見等を聞き、審査を行いました。 本請願は、教育機会均等と水準の維持向上地方財政の圧迫を防ぐことを目的に、政府及び関係行政官庁に対し、義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書提出を求める請願です。 執行部から、義務教育において、子供たちへの学ぶことへの機会が保障され、また、教育の水準が等しく確保されるためには、本請願により国において制度が堅持されることにより、義務教育の円滑な推進が図られるものと考えるとの見解がありました。 採決の結果、請願第10号は、賛成全員にて採択されるべきものと決定しました。 以上、報告を終わります。 すみません、「教育関係団体」を「教育機関団体」と読んだそうですので、訂正させていただきます。 ○議長野並慶光君) これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。……質疑なしと認めます。 これから討論を行いますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。 これから請願を採決します。 採決は分割して行います。 まず、請願第9号に対する委員長報告は、採択です。 請願第9号を、委員長報告のとおり採択することに賛成の方は、起立願います。          (賛成者起立) ○議長野並慶光君) 起立全員です。 よって、請願第9号は、委員長報告のとおり、採択することに決定しました。 次に、請願第10号に対する委員長報告は、採択です。 請願第10号を、委員長報告のとおり採択することに賛成の方は、起立願います。          (賛成者起立) ○議長野並慶光君) 起立全員です。 よって、請願第10号は、委員長報告のとおり、採択することに決定しました。…………………………………………………………………………… △日程第3 委員会提出議案第1号及び委員会提出議案第2号…………………………………………………………………………… ○議長野並慶光君) 日程第3、委員会提出議案第1号 国における2023年度教育予算拡充に関する意見書について及び委員会提出議案第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書についてを一括議題とします。 提出者から提案理由説明を求めます。 文教厚生常任委員長布川好夫君。 ◆文教厚生常任委員長布川好夫君) 委員会提出議案第1号 国における2023年度教育予算拡充に関する意見書について。 上記の議案を次のとおり、富里市議会会議規則第14条第2項の規定により提出します。 令和4年6月23日。 富里市議会議長 野並慶光様。 文教厚生常任委員長 布川好夫。 以下、朗読をもって提案理由説明と代えさせていただきます。 国における2023年度教育予算拡充に関する意見書。 教育は、憲法・子ども権利条約の精神にのっとり、日本の未来を担う子供たちを心豊かに教え、育てるという重要な使命を担っている。しかし現在、日本の教育は「いじめ」、「不登校」、少年による凶悪犯罪、さらには経済格差から生じる教育格差子供たち貧困等、様々な深刻な問題を抱えている。また、東日本大震災原子力発電所の事故、さらに各地で地震や豪雨、台風などの大規模災害が立て続けに発生した。災害から復興は未だ厳しい状況の中にあると言わざるを得ない。 一方、国際化高度情報化などの社会変化に対応した学校教育の推進や教育環境整備促進、様々な教育諸課題に対応する教職員定数確保等が急務である。 千葉県及び県内各市町村においても、一人一人の個性を尊重しながら、生きる力と豊かな人間性の育成を目指していく必要がある。そのための様々な教育施策の展開には、財政状況の厳しい現状を見れば、国からの財政的な支援等の協力が不可欠である。充実した教育を実現させるためには、子供たち教育環境の整備を一層進める必要がある。 そこで、以下の項目を中心に、2023年度に向けての予算の拡充をしていただきたい。 一つ、災害から教育復興に関わる予算の拡充を十分に図ること 一つ、少人数学級小学校高学年専科を実現するため、公立義務教育諸学校の教職員定数を改善する計画を早期に策定・実現すること 一つ、保護者教育費負担を軽減するために義務教育教科書無償制度を堅持すること 一つ、現在の経済状況を鑑み、就学援助奨学金事業に関わる予算をさらに充実すること 一つ、子供たちが地域で活動できる総合型地域クラブ育成等、環境・条件を整備すること 一つ、安全・安心で、個別最適な学びを実現する施設環境の整備に向け、バリアフリー化や洋式・多目的トイレ空調施設設置等公立学校施設整備費を充実すること 一つ、感染症に伴う臨時休業等の様々な措置により、児童・生徒が健康面学習面で不安やストレスを感じることがないよう財政措置を講じること 一つ、GIGAスクール構想に伴うICT環境の整備促進のために、財政措置を講じること 国においては、教育が未来への先行投資であり、日本の未来を担う子供たちに十分な教育を保障することが国民の共通した使命であることを再確認され、国財政が非常に厳しい状況の中ではあるが、必要な教育予算を確保することを強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書提出する。 令和4年 月 日。 内閣総理大臣様、財務大臣様、文部科学大臣様、総務大臣様。 千葉県富里市議会。 続きまして、委員会提出議案第2号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について。 上記の議案を次のとおり、富里市議会会議規則第14条2項の規定により提出します。 令和4年6月23日。 富里市議会議長 野並慶光様。 文教厚生常任委員長 布川好夫。 以下、朗読をもって提案理由説明に代えさせていただきます。 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書。 義務教育費国庫負担制度は、憲法上の要請として、教育機会均等とその水準の維持向上を目指して、子供たちの経済的、地理的な条件や居住地のいかんに関わらず無償で義務教育を受ける機会を保障し、かつ、一定水準教育を確保するという国の責務を果たすものである。 政府の主導する三位一体の改革の中で、国家財政の悪化から当制度を見直し、その負担を地方に転嫁する意図の下に、義務教育費国庫負担の減額や制度そのものの廃止も検討された経緯がある。 地方財政においても厳しさが増している今、同制度の見直しは義務教育の円滑な推進に大きな影響を及ぼすことが憂慮される。また、同制度が廃止される場合、義務教育の水準に格差が生まれることは必至である。 よって、国において、21世紀の子供たち教育に責任を持つとともに、教育水準の維持向上地方財政の安定を図るため、義務教育費国庫負担制度を堅持するよう強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書提出する。 令和4年 月 日。 内閣総理大臣様、財務大臣様、文部科学大臣様、総務大臣様。 千葉県富里市議会。 以上。 失礼しました。言い間違いがあったということですので。 まず冒頭、「負っている」という部分を、「担っている」というふうに言ったそうです。 それから中段で、「拡充」と言うところを「充実」と言ったので訂正させていただきます。また同じく「充実」と言うところを「拡充」と言ったので訂正させていただきます。 あと、「空調設備」と言うのを、「空調施設」というふうに言ったそうですので、訂正させていただきます。 御迷惑をおかけしましたので、以上……(「2枚目」)、すみません、2枚目もあるようです。 失礼しました。冒頭の委員会提出議案第2号の中盤の「義務教育費国庫負担金」の金、が抜けていたそうです。 また、「同制度が廃止された場合」と言うところを、「同制度が廃止される場合」というふうに読み間違えたそうですので、訂正をさせていただきます。 誠に御迷惑をおかけいたしました。 以上です。 ○議長野並慶光君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。……質疑なしと認めます。 ただいま議題となっています委員会提出議案第1号及び委員会提出議案第2号は、会議規則第38条第2項の規定により、委員会に付託いたしません。 これから討論を行います。 討論はありませんか。……討論なしと認めます。 これから委員会提出議案第1号及び委員会提出議案第2号を採決します。 採決は分割して行います。 まず、委員会提出議案第1号は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。          (賛成者起立) ○議長野並慶光君) 起立全員です。 よって、委員会提出議案第1号は、原案のとおり可決されました。 次に、委員会提出議案第2号は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。          (賛成者起立) ○議長野並慶光君) 起立全員です。 よって、委員会提出議案第2号は、原案のとおり可決されました。 なお、ただいま可決されました意見書につきましては、議長においてしかるべく取り計らいますので、御了承願います。 これで本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 令和4年第3回富里市議会定例会を閉会します。             …………………………………              午後1時40分 閉会             …………………………………地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。               富里市議会議長      野並慶光               富里市議会議員      國本正美               富里市議会議員      藤田 幹...