山武市議会 > 2021-09-10 >
令和3年第3回定例会(第3日目) 名簿 開催日: 2021-09-10
令和3年第3回定例会(第3日目) 本文 開催日: 2021-09-10

  • プログラミング(/)
ツイート シェア
  1. 山武市議会 2021-09-10
    令和3年第3回定例会(第3日目) 本文 開催日: 2021-09-10


    取得元: 山武市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-30
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯議長(能勢秋吉君) おはようございます。ただいまの出席議員は18名です。定足数に達しておりますので、本日の会議は成立いたしました。  これより、本日の会議を開きます。  日程に入る前に、報告いたします。  本日、齋藤昌秀議員から、体調不良による欠席の連絡と、併せて一般質問通告の取下げの申出がありましたので、御報告いたします。  なお、職員による議場内の写真撮影を許可しております。  報告は以上です。               午前10時00分 開議   ──────────────────────────────────── 2 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第1 一般質問を行います。  一般質問は、議事運営の能率を図る上から、発言者は質問事項をなるべく簡明に示すとともに、答弁者は明確な答弁をされますよう、改めてお願いいたします。  はじめに、11番、並木幹男議員の個人質問を許します。  並木幹男議員、御登壇願います。  並木議員。 3 ◯11番(並木幹男君) おはようございます。11番、並木幹男です。市民と日本共産党を代表いたしまして、一般質問を行います。  通告順に従いまして、はじめに、新型コロナウイルス感染対策について伺います。  東京都は、2日、新型コロナウイルス感染症の状況を分析するモニタリング会議を開き、新規陽性者数が再び増加に転じることが、危惧されると評価しました。  また、入院患者数と重症者数が過去最多を更新し、医療提供体制の深刻な機能不全が、継続しているとしました。自宅療養者や入院、宿泊療養などを調整中の人は、依然として、著しく多く、自宅療養中の死亡者が、8月24日から30日までの1週間で、10人報告され、深刻な事態が続いているとしています。  千葉県では、8日現在で、感染者数610人で減少はしてきていますが、現在、感染者数は1万941人で、入院中902人、自宅療養者8,904人という状況で、この間、自宅療養されていた方が、5人、亡くなっています。  新型コロナウイルス感染拡大で、保健所の業務が激増し、職員が疲弊をしています。陽性になった人たちへの連絡が遅れたりする事態も起きています。自宅療養をしている新型コロナウイルスの感染者が、全国で10万人を超えました。入院できなくて、亡くなる人も出ています。  保健所は本人の体調をはじめ、同居家族の有無、勤務先、発症日2日前から現在までの行動確認をします。聞き取った情報を基に、必要に応じて、勤務先や学校などに連絡をして、濃厚接触者を特定して検査につなげます。
     今、各地で、検査数が頭打ちになっています。首都圏の保健所の多くが、このような危機的な状況になってきています。この状況を解消するためには、医療機関を増やす、患者数を減らすの両方が、必要となっています。  また、臨時の医療機関をつくることも、早急に求められているのではないでしょうか。  そういう中で、昨日の質問と重複しないように、何点か質問をさせていただきます。  山武市内の感染者の状況ですが、昨年同時期と比べて、また、年齢別の感染者数はどうなっているのか、最初に伺います。 4 ◯議長(能勢秋吉君) 市長、御登壇願います。 5 ◯市長(松下浩明君) おはようございます。  並木幹男議員新型コロナウイルス感染症対策について、新型コロナウイルス感染者数が増加しており、昨年と比較して、どのくらい増加しているのか、また、年齢別の感染者数はどうかということで、御質問にお答えさせていただきます。  令和3年1月から8月までの感染者の累計は392名で、昨年の同時期は15名ですので、377名増加しております。  また、令和3年9月2日現在の年齢別感染者数は、10歳未満が23名、10代が46名、20代が73名、30代が70名、40代が63名、50代が64名、60代が46名、70代以上が55名の累計で、440名となっております。  私からは以上でございます。 6 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 7 ◯11番(並木幹男君) 次に、千葉県新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、ホテル療養の方、自宅療養の方の基準について定めているわけですが、その基準について伺います。 8 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 9 ◯保健福祉部長小川雅弘君) 千葉県のホームページにおきましては、ホテル療養の基準は、原則、20歳から64歳の者、無症状または軽症の者である等となっております。  また、自宅療養を認める人の基準については、無症状または軽症の者であること、年齢が60歳未満であること等となっております。 10 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 11 ◯11番(並木幹男君) 分かりました。  昨日も答弁の中にありましたけれども、これは質問ではないんですが、山武市内の自宅療養者の状況は、質問の中でもありました。保健所の対応だけで、市町村への連絡等はないということで、保健所の対応そのものが、今はかなり逼迫している現状にあると思うんですけれども、その辺で、県に対しても、自宅療養者の支援を行っていけるような体制づくりを要望していっていただきたいと思います。これは、質問ではないです。  続きまして、ワクチン接種の状況について伺います。  新型コロナウイルスワクチン接種の対象者への優先順位の変更がないか、どうかを伺います。 12 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 13 ◯保健福祉部長小川雅弘君) 新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、年齢の高い方から順に接種を実施しており、現在では40歳以上の方へ接種券を送付済みでございます。  なお、8月1日より、市内の小中学校、高校、こども園や保育園などに勤務し、ワクチン接種を希望する教職員や保育士に優先接種をしたところでございます。  また、8月24日に、妊婦及び妊婦と同世帯の御家族で、接種を希望する方へ接種券を発送しております。  今後の発送につきましては、子どもの感染が増加していることから、学校での感染予防のため、9月13日頃に18歳から12歳までの方へ接種券を送付する予定です。  なお、30代後半の方には、9月15日頃に、30代前半から19歳までの方については、順次、9月中、今月中に送付する予定でございます。 14 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 15 ◯11番(並木幹男君) 優先順位については、分かりました。  ワクチン接種の最後です。当初、9月頃に、ワクチンの入庫が危ぶまれるという状況もあったわけですけれども、今後のワクチンの入庫見通しについて、最後に伺います。 16 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 17 ◯保健福祉部長小川雅弘君) ワクチンの入荷状況でございます。  9月7日に、4箱、約4,000回分が届いております。  今後については、9月21日頃に、7箱、約7,000回分が届き、その後、箱数は未定ですが、2週間に1回程度、届く予定となっております。 18 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 19 ◯11番(並木幹男君) 分かりました。  次に、3番目のPCR検査の拡大について伺います。  東京都の新型コロナウイルス感染対策モニタリング会議で、専門家は、検査が追いつかず、無症状感染者が感染を広げていると指摘をしています。  都内の新規陽性者数は、約2か月ぶりに減少しましたが、陽性率は20%台と、高止まりしています。  一方、広島県では、陽性率は3%台で、全国最少水準人口当たりで、東京の2倍以上の大規模PCR検査を行うなど、無症状感染者を捕捉してきた効果が現れています。  同県では、民間検査機関も活用をし、県内各地でのPCR検査スポットに加え、8月1日からは、駅や空港、高速道路のサービスエリアで、PCR検査を実施、事業所で1人でも感染者が出たら、同じく空間にいた全ての人を対象に、県がPCR検査キットを送付するなど、幅広い検査を続けています。  このような取組により、県下第2の都市、福山市では、8月24日に81人の陽性者数を確認しましたが、このうち、20%、16人の無症状感染者を捕捉しています。  同県の担当者は、幅広い検査が陽性率を低く抑えているとして、この取組を、9月以降も続けたいと話をしています。  東京都のモニタリング会議でも、検査を受けられない多くの無症状感染者が潜在している可能性があるとして、検査体制の整備を求める声が出ています。東京など、首都圏でも、いつでも、どこでも、何度でもできる大規模検査の実施を行っていくことが必要と考えます。  このような行政検査を行っていくためには、県で実施を決める必要がありますが、市として、PCR検査の必要性をどのように考えているのかを伺います。 20 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 21 ◯保健福祉部長小川雅弘君) 現在、さんむ医療センターをはじめ、発熱外来やPCR検査を実施している医療機関においては、感染者の増加により、一般の外来を制限しなければならない状況に陥っています。  このため、無症状の方に行政検査を実施することは、医療機関の一層の疲弊を招くことになると考えております。 22 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 23 ◯11番(並木幹男君) 現在、PCR検査をできる体制がないということで分かりました。  もちろん、全員とは言わないんですが、ぜひ、やってほしいと思っていることが、小中学校の教職員やこども園、幼稚園の保育士への定期的なPCR検査を行っていくことが必要ではないかと思っているんですが、その辺はいかがでしょうか。 24 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 25 ◯保健福祉部長小川雅弘君) 本市におきましては、市内の小中学校、高校、こども園、保育園などに勤務する教職員や保育士に希望調査を行い、山武市でのワクチン接種を希望する方、281名については、夏休み期間中から、ワクチン接種を行い、感染対策として、対応してまいりました。  現在のところ、先ほどもお答えを申しましたが、定期的なPCR検査の実施については、考えておりません。 26 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 27 ◯11番(並木幹男君) ワクチン接種を優先して行っていくと、分かりました。  最後に、高齢者施設通所介護施設の従事者は、ワクチン接種は終わっているわけなんですけれども、特に高齢者施設等は、今後もPCR検査を行っていく必要もあるのかなと思うんですが、その辺については、いかがでしょうか。 28 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 29 ◯保健福祉部長小川雅弘君) 高齢者施設等のスタッフの定期的なPCR検査につきましては、県や日本財団で、無料での検査が受けられるようになっております。各施設で、利用されると聞いております。 30 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 31 ◯11番(並木幹男君) 介護施設やその関係は、検査を続けていくということです。分かりました。  4番目の医療機関の現状と財政支援について伺います。  新型コロナウイルス対策で、国が設けた総額3兆8,700億円の緊急包括支援交付金(医療分)ですけれども、それをめぐって、2020年度は4割超えの1兆6,420億円が余って、使われなかったことが分かりました。  大半が2021年度分に繰り越されたものの、遅々として、現場に行き届いていません。不十分な支援の下で、病床逼迫などが深刻化しています。全国の医療現場では、ボーナスカットの動きも続いています。  コロナ前からの国の診療報酬総額削減による経営困難や、コロナ禍の経営悪化を改善をする医療機関本体への経営支援が、不十分になっています。  交付金をめぐっては、1次から3次などと、小出しにしての国の通知が膨大に出されて、都道府県が担う交付作業で、医療機関での申請作業が煩雑過ぎる、コロナ患者を受け入れられずいる医療機関には、感染対策の費用補填に限定するなど、使い勝手が悪いなど、問題が指摘されています。  2021年度も、この状況は改善されていません。都道府県に交付決定された1兆990億円のうち、現場に届いているものは、7月末時点でも、交付金に充てる主要7事業で、計1,740億円にすぎません。  日本病院会など3団体による経営調査では、交付金を加えても、2020年度の医業利益率がマイナスで、赤字に陥っている病院が、全体の半数近くに達しています。  このような状況がありますが、さんむ医療センターの経営状況は、どのようになっていますか。 32 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 33 ◯保健福祉部長小川雅弘君) さんむ医療センターにおきましては、新型コロナウイルス感染症患者入院受入れ病床を開設するため、一部、病床を閉鎖いたしております。  それに伴い、入院患者数の減少により、本年7月末現在で、当期純損益で9,200万円の赤字となっております。前年同期と比較しますと、5,900万円ほど、悪化している状態です。 34 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 35 ◯11番(並木幹男君) ただいま、去年、2020年度は赤字ということです。  その補填についてですけれども、さんむ医療センターやそのほかの医療従事者へのコロナ対策としての支援の状況は、どのようなことが行われているのかを伺います。 36 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 37 ◯保健福祉部長小川雅弘君) 昨年度、県から医療機関等で働く医療従事者、事務職員、派遣労働者及び業務委託受託者の従事者に対し、千葉県新型コロナウイルス感染症対策従事者慰労金として、1人当たり20万円が支給されております。 38 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 39 ◯11番(並木幹男君) 分かりました。  これは要望です。全日本民主医療機関連合会は、政府に対する2月の要望書で、国民の命と健康を守るための安定的医療経営の実現が必要だと強調をしています。交付手続の簡素化とともに、全医療機関に収益規模に応じた経営支援金を一律交付をし、感染拡大に伴う減収に補填することを求めています。  市といたしましても、このような状況の中、交付金手続の簡素化とともに、医療機関への経営支援金を、ぜひ国へ求めていっていただきたいと思います。  以上で、この質問は終わります。  5番目の中小企業への経済支援ですけれども、昨日の質問と同様の内容ですので、これについては、取りやめます。  最後に、小中学校における新型コロナウイルス対策について、何点か伺いたいと思います。  小中学校の新学期が始まりました。これまでの新型コロナウイルスとレベルの違うデルタ株は、子どもの感染をめぐる状況も大きく変えました。これまで感染しにくいとされてきた子どもへの感染が、顕著に増えていることです。10代以下の新規陽性者が、7月半ばから4週間で、6倍になったことは軽視できません。  その中心は高校生ですが、小中学生の学習塾や保育園、学童保育でのクラスターも増えています。感染は大人から子どもに伝播するとされてきましたが、子どもから大人に伝播するという新たなパターンも少数ですが、報告されています。現在、各地で災害レベルの状況になっています。しかも、保護者世代は、ワクチン接種が間に合っていないという問題も書かれています。  こうした状況で、新学級を迎えているわけですが、市内の小学校での感染対策については、昨日の質問でもございましたので、内容が重複しない点で、何点か伺います。  1つ目に、教室でのエアロゾル感染防止で、短時間での全換気と不織布マスクを重視することが、重要とされています。  教室で、子どもたちが、一定時間、集まって、会話をし、給食を取る学校では、エアロゾル感染に、特に注意する必要があります。  デルタ株は、従来株の半分の時間で感染すると言われています。短時間で、空気を入れ替える常時換気とマスクの着用は重要であると考えます。  そのため、教室の換気については、どのように行っているのかを伺います。 40 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 41 ◯教育部長(小川宏治君) 教室の感染対策、特に換気についての御質問をいただきました。  議員からお話しいただいたとおり、各学校においては、換気につきましては、2方向の窓を同時に開け、常時換気に努めております。常時換気が難しい場合につきましては、30分に1回程度、開けることを実践しています。  学校の授業のやり方等につきましても、見直しをしまして、緊急事態宣言中の学校においては、合唱、調理実習等の感染リスクの高い活動については行わないなどの対応をしています。  以上です。 42 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 43 ◯11番(並木幹男君) 2つ目に、文部科学省は、8月27日、各地で新学期の授業が本格化することを受けて、校内で新型コロナウイルス感染者が出た場合、臨時休校の可否を判断する際の基準となる指針を、各自治体に通知しています。  また、文科省は、今回の通知で、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が適用されている地域の学校では、あらかじめ臨時休校を行う範囲や条件も検討し、公表するよう呼びかけているわけですが、山武市の対応について伺います。 44 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 45 ◯教育部長(小川宏治君) 休校の基準についての御質問でございます。
     学校において感染者が発生し、学校の全部または一部の臨時休業を行う必要性については、通常、保健所の調査や学校医の助言等を踏まえて、校長と教育委員会とで協議し、判断しております。  現在では、8月31日に、県から新型コロナウイルスの感染が確認された場合の対応ガイドラインが示され、新たな基準により判断しております。  具体的には、同一の学級において、複数の児童生徒等(教職員も含む)の感染が判明した場合、感染者が1名であっても、周囲に未診断の風邪等の症状を有する児童生徒が複数いる場合、同一の学級内で感染が広まっている可能性が高い場合については、学級閉鎖を行います。  複数の学級を閉鎖するなど、単一の学年で感染者が判明した場合、同一の学年内で感染者が広がっている可能性が高い場合は、学年閉鎖を行います。  複数の学年を閉鎖するなど、複数の学年で感染者が判明した場合、学校全体に感染が広がっている可能性が高い場合には、学校全体の臨時休業を実施するといった基準になってございます。 46 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 47 ◯11番(並木幹男君) 分かりました。  最後に、子どもたちは、長い間、我慢を強いられて、様々な不満を募らせています。新型コロナウイルスと感染の仕組みを学び、受け身ではなく、自分の頭で考え、納得して行動し、部活動もこれなら可能ではといった、自分たちの学校生活の前向きな話合いを行うことこそ、この時期に欠かせない学びではないでしょうか。  そうした学びの保障を行っていくことは必要だと考えますが、いかがでしょうか。 48 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 49 ◯教育部長(小川宏治君) お答えいたします。  新型コロナウイルス感染症の感染予防のために、楽しみにしていた学校行事等が延期もしくは中止になってしまったケースがございますが、新型コロナウイルスについての正しい知識を学んだ上で、学校・学年行事等をどのような形で行うことができるか、授業を含めた学校生活をどのように送ったらいいかなど、できる範囲のことを子どもたちが自ら考え、納得して、進めていけるよう、学校全体で取り組んでおります。  今後も、感染予防対策を強化しながらも、できるだけ子どもたちの健やかな学びを保障していくために、子どもたちが正しい判断や行動を取ることができるような支援・指導を継続していきたいと考えております。  以上です。 50 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 51 ◯11番(並木幹男君) ぜひ、よろしくお願いいたします。  次に、大きい2番目の住環境の整備について伺います。  最初に、通学路の安全対策について伺います。  八街市の通学路で起こった、児童5人が死傷する痛ましい事故を繰り返さないためにも、子どもたちの通学路の安全対策の抜本的強化が、今、求められています。  そこで、緊急点検を行ったということで、具体的なことは、昨日、答弁がございましたので、関連して、2点ほど伺いたいと思います。  現在、日向小学校では、登下校時にスクールバスを運行しているわけですが、送迎中の安全対策ですが、バス4台利用ということで、それぞれのルートについてのバス停、バスの停車時の安全対策は、どのように行っているのかを伺います。 52 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 53 ◯教育部長(小川宏治君) スクールバスの安全対策ということでの御質問でございます。  日向小学校のスクールバスの導入に当たっては、地域の皆様の御理解をいただき、広い土地が確保できるように進め、乗降箇所も児童が車道に出ないで、乗降できる箇所を基本とし、その中には、道路脇の広い敷地にバスを乗り入れ、児童の乗降をしている箇所もございます。  また、停車時にバスの陰に児童が遮られないよう、見通しのいい場所や横断歩道との位置も含め、乗降箇所を選定してございます。  児童へは、バスの乗り方教室などを通し、乗り方の指導を行い、待機や歩くときには、一列に整列して通学する指導をしております。  以上です。 54 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 55 ◯11番(並木幹男君) スクールバスは大型バスですので、道路幅がないところも、かなりございますので、ぜひ、交通安全対策に力を入れていっていただきたいと思います。  2番目に、昨日もありましたが、全体的なことで、通学路沿いの雑草等の草刈りが必要な箇所も、多く見かけられるわけですが、その対策については、どのように行っているのかを伺います。 56 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 57 ◯教育部長(小川宏治君) 道路脇の雑草等の対応でございます。  雑草によって、通学路沿いで妨げになっている箇所につきましては、学校や保護者、市民からの連絡が情報源となってございます。  窓口として、教育委員会、土木課、環境保全課等で連絡を受けて、情報を共有したり、関係機関につなげたりしております。  県道や市道など、道路を管理する担当課と連携を強化し、対策のスピード化を、今後も意識して取り組んでまいりたいと考えております。  以上です。 58 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 59 ◯11番(並木幹男君) 夏場の除草等は、ぜひ早めに行っていっていただきたいと思います。  これの最後に、全員協議会等でも説明はあったんですけれども、市では、第2次山武市交通安全計画を作成しているわけですが、この計画について、第1次と比べて、特に力を入れていく施策については、どのようなことを考えているのかを伺います。 60 ◯議長(能勢秋吉君) 総務部長。 61 ◯総務部長(石橋和記君) 今後の交通安全対策の方向といたしましては、従来の交通安全対策を基本としつつ、特に新型コロナウイルス感染症による市民のライフスタイル、交通行動の変化や交通事故発生状況、事故防止対策の影響について注視するとともに、必要施策を臨機に検討をしてまいります。  交通事故防止は、自身の問題として考え、行動することが何よりも重要であることから、市民一人一人の交通安全意識の高揚を図るため、山武警察署と連携いたしまして、職域における適切な安全運転管理と事故防止の徹底を図るとともに、各事業所等に対しまして、各種交通安全情報等を発信してまいります。  また、全国的に大規模な災害が発生している状況から、災害に備えました道路交通環境の整備を図ってまいります。 62 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 63 ◯11番(並木幹男君) 交通安全計画については、分かりました。  住環境整備の2番目で、道路拡幅、歩道整備が必要な箇所の進捗状況について伺います。  最初に、県道日向停車場極楽寺線の雨坪地先において、難航していた用地交渉が解決し、工事が始まりましたが、その進捗状況について伺います。 64 ◯議長(能勢秋吉君) 建設環境部長。 65 ◯建設環境部長(今関正典君) お答えします。  現在、事業実施中の県道日向停車場極楽寺線の道路整備の進捗状況につきまして、千葉県山武土木事務所へ確認したところ、用地確保後、道路排水の流末を確保するための周辺排水路の整備が完了し、今後、車道の拡幅と歩道整備の工事に着手すると聞いております。  市といたしましては、当該道路整備事業の早期完了について、要望してまいりたいと考えております。 66 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 67 ◯11番(並木幹男君) この場所なんですけれども、8月で、一旦、工事は終わっております。現在の状況だと、工事前よりも、道路の幅が狭くなっているような状況がありまして、車同士が擦れ違えないような状況も生まれているわけなんで、ぜひ、早急に県へも要望していただいて、早急な工事を行っていってほしいと思うんですが、市長、いかがでしょうか。 68 ◯議長(能勢秋吉君) 市長。 69 ◯市長(松下浩明君) 雨坪地先の件でございますけれども、昨日、私も現地を視察してまいりました。議員おっしゃるとおり、車が擦れ違えないようになって、一応、8月末で、工事が終わっているということで、非常に残念だなと思いました。  議員おっしゃるとおり、県のほうにも、事故防止も含めて、しっかりと要望してまいります。ありがとうございます。 70 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 71 ◯11番(並木幹男君) 市長、ぜひよろしくお願いいたします。  2番目で、県道日向停車場極楽寺線の日向幼稚園付近から、JR日向駅までの区間は、道路幅員も狭く、歩行者の安全確保が急務と思われます。  この路線に対する安全対策などの要望も行っていると聞いていますが、その後の進捗状況について伺います。 72 ◯議長(能勢秋吉君) 建設環境部長。 73 ◯建設環境部長(今関正典君) 御質問箇所の県道日向停車場極楽寺線の椎崎地先と雨坪地先については、議員御質問のとおり、安全対策等の要望を行っているところでございます。  千葉県山武土木事務所へ確認したところ、本年度事業といたしまして、雨坪区間の外側線やグリーンベルトなどの引き直しを行う予定と聞いております。  事業化に向けて、引き続き、要望を実施してまいります。 74 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 75 ◯11番(並木幹男君) 日向駅利用者の方、歩行者の方が、特に危ないと思われているのは、この道路沿いの線路際の道路は、一部狭い箇所がありまして、そこが大変危険だと、その辺について、早急に県に要望していただいて、工事を行っていっていただきたいと要望します。  3番目で、県道千葉八街横芝線の埴谷地区寺ヶ台周辺について、道路整備の要望を行ってきた経緯がありますが、その後の進展があれば、お聞かせください。 76 ◯議長(能勢秋吉君) 建設環境部長。 77 ◯建設環境部長(今関正典君) 県道千葉八街横芝線の埴谷地区寺ヶ台周辺についての道路整備については、議員の御質問のとおり、要望を行っているところでございます。  当初、路線全体に歩道の設置を目的とした要望を行っておりましたが、道路排水の整備により、路肩部分を広げる内容に切り替え、要望を実施しております。  御質問の区間の整備着手までには、時間がかかると思われますが、継続的に要望を行ってまいります。 78 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 79 ◯11番(並木幹男君) この道路については、睦岡小学校の通学路でもございますので、見通しの悪いカーブ等があるところもありますので、早急に工事を行えるように、引き続き要望していっていただきたいと思います。  続きまして、大きな3番目で、自然災害対策について伺います。  9月1日は、防災の日でした。今年の夏も、記録的な大雨によって、土砂災害や河川の氾濫などの大きな被害が、各地で起きました。人命が失われ、暮らしとなりわいに大きな打撃を受け、困難を抱える被災者への支援強化が急務です。  気象災害の激甚化が顕著になる中で、これからの本格的な到来が想定される台風への警戒も、怠ることはできません。災害から国民の命を守る政治にしていくことが、重要になっています。  気候変動を背景に、水害の激化が予測される中、ダムの機能など、ハード面に頼る治水に限界があると指摘されています。流域全体で、関係者の全員参加による貯水施設の整備や危険な場所に住まないなど、工夫をしながら、被害の軽減を目指す流域治水が、各地で試みられています。  このような状況の中で、河川整備は急がれます。県の山武市内河川への予算づけですが、作田川の整備予算を増やすよう、要望を行ってきていると思います。  作田川の河川改修の進捗状況について、上流部の調節池の工事及び日向橋の下流部のしゅんせつ工事の進捗も含めて、伺います。 80 ◯議長(能勢秋吉君) 建設環境部長。 81 ◯建設環境部長(今関正典君) はじめに、作田川改修事業の進捗状況でございますが、千葉県により、二級河川作田川水系河川整備計画に基づき、事業を進めているところでございます。  現在、成東堰橋の上部工の工事を行っており、この工事の完成には、あと数年の期間を要すると、県より聞いております。  次に、源川調節池のしゅんせつ事業は、もともとの池の深さを回復させる工事になりますが、この工事に伴う現地踏査が終了し、8月中旬より現場着手していると、県より聞いております。順調に進んだ場合、10月には、しゅんせつ工事が完了するものと思われます。  最後に、作田川の河道掘削は、川幅の区域を掘削する工事ですが、継続的に実施されている状況にあります。作田川を管理する千葉県山武土木事務所へ確認しましたところ、緊急しゅんせつ推進事業により、実施されており、昨年度は、日向駅から成東寄りにある弓手踏切近くの新殿内橋の上流部を実施し、今年度については、昨年の続きを実施する予定と聞いております。 82 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 83 ◯11番(並木幹男君) 作田川の全体的な工事については、何十年先というようなことも言われていまして、ぜひ、県へも予算づけをもっと増やしてもらえるように、要望をお願いします。  2番目の土砂災害のおそれのある急傾斜地の対策について伺います。  梅雨前線の影響による大雨が続く中で、7月3日に発生した静岡県熱海市の大規模土石流は、土砂災害のすさまじさを改めて見せつけました。大量の土砂が市街地をのみ込み、128棟の建物被害が出ました。26人の死亡が確認され、1人が行方不明です。約170人が、避難生活を今も続けています。  8月中旬の記録的な大雨でも、土砂災害で犠牲が出ました。長野県岡谷市で住宅に土砂が流れ込み、母子3人が亡くなった土石流は、土砂災害警戒区域内でした。市は、当時、避難指示を出していませんでした。どのタイミングで、住民に避難情報を発令するのか、危険箇所を示したハザードマップを住民に分かりやすく示すとともに、安全に早く避難できる仕組みの強化が急がれます。  ハザードマップを各戸に配布しておりますけれども、土砂災害時のおそれのある地域への避難指示の対応については、どのように行っていくのかを伺います。 84 ◯議長(能勢秋吉君) 総務部長。 85 ◯総務部長(石橋和記君) まず、地域が土砂災害特別警戒区域や土砂災害警戒区域に指定されている場合、県の山武土木事務所から、該当する方に対しまして、通知が行われておりまして、住民の方への周知は図られているものと考えております。  避難情報の発令につきましては、気象庁の防災気象情報を参考といたしまして、市内を細分化した地域ごとの現在までの降水量や今後の降雨状況等によりまして、市が判断をして、発令いたしております。その際の避難指示につきましては、該当する地域を小学校の学区ごとに発令いたしております。  令和元年の房総半島台風、東日本台風では、この同様の要領におきまして、避難勧告を発令いたしております。 86 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 87 ◯11番(並木幹男君) 分かりました。  2番目で、土砂災害特別警戒区域に指定されている場所への対策として、具体的な崖崩れの対策工事を行う場合ですけれども、どのような対策事業があるのかを伺います。 88 ◯議長(能勢秋吉君) 建設環境部長。 89 ◯建設環境部長(今関正典君) お答えします。  急傾斜地の崩壊防止対策は、個人所有の土地であれば、個人の責任で行うことが原則ですが、崩壊防止工事の施工は、多額の費用と高度な技術力を必要とするため、土地所有者または被害を受けるおそれのある者が、工事を行うことが困難な場合、県が所有者等に代わって、対策工事を行う場合がございます。
     これは急傾斜地法に基づく急傾斜地崩壊対策事業で、被害想定区域内の人家が5戸以上で、急傾斜地の高さが10メートル以上であることや、工事費に対して、受益者負担金の負担が可能なことなど、県が行うための条件が幾つかございます。  また、県が代行して行うといった趣旨から、用地買収や物件補償がないなど、通常の公共工事とは違う部分がございます。 90 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 91 ◯11番(並木幹男君) 現在の状況だと、崖下に5戸以上ということは、なかなか難しいのかと思いますし、その事業に当てはまるものが少ないと思いますけれども、いずれにしても、危険な場所はあると思いますので、使える事業をもう少し精査していただいて、工事ができるようにしていっていただきたいと思います。  最後になりますけれども、避難所の運営について伺います。  現在、災害時の避難所の開設・運営については、市の職員が主体となって行っていることが実情であると認識しておりますけれども、地域の住民が主体となった避難所運営委員会による開設・運営が有意義であると耳にします。  山武市の避難所開設・運営の現状について伺います。 92 ◯議長(能勢秋吉君) 総務部長。 93 ◯総務部長(石橋和記君) 近年は災害が頻発いたしまして、避難所の開設・運営の機会も増加傾向にございます。  また、新型コロナウイルス感染症対策で、密防止の観点から、多くの避難所の開設を求められている状況でございますが、現状は、市の職員をもって、避難所の開設・運営を行っております。  令和元年の東日本台風では、12か所の避難所を開設いたしましたが、市の職員総出で対応したということが現状でございまして、本来の行政の災害における任務でございます、被災後の応急復旧や復興を行うための体制が、十分に保持できていたかと言われれば、必ずしもそうではなかったと言わざるを得ない状況でございました。  今後、東日本台風と同等の勢力の台風が、新型コロナウイルス感染症対策を実施中に接近するようなことがあれば、現状といたしましては、避難所の開設・運営か、その後の応急復旧のどちらかを重視するのかという判断を迫られることも、懸念されております。  また、実際の避難所の開設・運営に当たりましては、避難所担当職員は、避難所の開設・運営を担当する部課等から、それぞれ選出いたしますから、必ずしも地元に精通していないこともございます。  今後、避難所の開設・運営を市の職員が主体となって実施することが、災害対応の大きな問題となると考えております。 94 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 95 ◯11番(並木幹男君) 今の御説明で、市の避難所の開設・運営を、職員の方だけが主体として行うことについては、市の職員の負担もありますし、今のコロナの状況等もありますので、これまでの教訓を踏まえて、必要とされる避難所運営委員会なんですけれども、住民参加が望ましいとは思います。  避難所運営委員会は、どのような組織で、どのような役割を果たせるのかについて伺いたいと思います。 96 ◯議長(能勢秋吉君) 総務部長。 97 ◯総務部長(石橋和記君) 内閣府によります「避難所運営ガイドライン」、千葉県によります「災害時における避難所運営の手引き」等による避難所運営委員会の構成員でございますが、区長、自主防災会といった組織の代表者や役員、学校長等の施設管理者、地域のPTAやボランティア団体等の代表者や役員、市職員となっておりまして、地域に精通した人員による組織となります。  避難所の現状でございますが、避難所では、早い者勝ち、押しの強い者勝ちが一般的で、高齢者が通行者の多い場所に位置したり、小さな子どもがいる家族が廊下の片隅に避難するなど、災害弱者が避難所で遠慮する状況も見受けられております。  このような状況におきまして、避難所運営委員会の設立のメリットでございますが、まずは、主要な構成員が地域の住民であることから、知っている住民が集まり、まず、住民の個々の状況を、ある程度、承知した上で、避難所を運営できることで、災害弱者を支援できる体制を保持できることがございます。  続きまして、避難所の開設・運営を前提に組織されていることから、事前の役割分担がなされておりまして、任務が付与され、それに基づく行動について、訓練により周知できることから、急な避難所開設においても、十分な対応が可能となると考えております。  また、地域の住民で構成される組織であることから、避難所に関する事前のルールを作成することで、避難所運営の統制が可能となりまして、避難所における犯罪の防止等にもつながると考えております。 98 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 99 ◯11番(並木幹男君) 地域の住民で組織された避難所運営委員会の有効性は、分かりました。  災害時に地域住民の方の協力を求めることや組織の設立については、積極的に取り組んでいくべきだと考えます。  しかし、これそのものは、山武市でもできていない状況ですので、今の近隣行政の状況や、市のこれからの避難所運営委員会設立への取組等に関する考えについて伺いたいと思います。 100 ◯議長(能勢秋吉君) 総務部長。 101 ◯総務部長(石橋和記君) まず、千葉県の現状でございます。千葉市では、270か所が設立されております。そのほか、成田市では12か所、松戸市で3か所、流山市、市原市、四街道市、八千代市、茂原市で、それぞれ1か所が設立されております。  このように、県内におきましては、避難所運営委員会の設立に力を入れている市町村は、まだまだ少ないということが、現状でございます。  市といたしましては、令和元年の一連の風水害の状況を踏まえまして、避難所における災害弱者等に対するきめ細かな対応、迅速かつ的確な避難所の開設、健全で安全な避難所運営の観点から、避難所運営委員会設立の必要性を強く感じております。  このことから、昨年より避難所運営委員会の設立につきまして、学校運営委員会等の集まりの場において説明いたしましたり、避難所運営委員会の設立をお願いをしているところでございます。  まずは、1か所目の避難所運営委員会の設立に向けて、取り組んでおります。 102 ◯議長(能勢秋吉君) 並木議員。 103 ◯11番(並木幹男君) これから、避難所運営委員会等の設立の必要性は感じております。コロナの状況もありますので、すぐに皆さんを集めて会議ということは、なかなか難しいとは思いますけれども、モデル的な地域、すぐにでもできるような自主防災組織があるような地区では、ぜひ検討していただいて、広めていっていただきたいと思います。  それを要望しまして、私の一般質問を終わりにします。ありがとうございました。 104 ◯議長(能勢秋吉君) 以上で11番、並木幹男議員の個人質問を終わります。  ここで暫時休憩いたします。再開は午前11時5分といたします。              (休憩 午前10時52分)              (再開 午前11時02分) 105 ◯議長(能勢秋吉君) 再開します。休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、3番、玉置美津恵議員の個人質問を許します。  玉置美津恵議員、御登壇願います。  玉置議員。 106 ◯3番(玉置美津恵君) 議席番号3番、玉置美津恵です。  ただいま議長のお許しをいただきましたので、通告書に従い、個人質問をさせていただきます。  政府は、7月20日、令和2年度の「文部科学白書」を公表しました。特集部分では、新型コロナウイルスへの対応をまとめてあり、臨時休業となった学校について、「人と安全・安心につながることができる居場所・セーフティーネットとして身体的、精神的な健康を保障するという福祉的な役割をも担っていることが再認識された」と評しています。  これから、小学生の35人学級化などにより、個々の子どもが抱える問題への対応や保護者との連携強化など、学校の負担が増すことが心配されます。  教育行政について伺います。  第2次総合計画、施策5-1、学校教育の充実、基本事業名1、確かな学力の向上と生きた学力の推進とあります。  2019年度に総合計画が策定され、2年たちます。対策の一つである学力推進指定校が4校ありましたが、残念ながら、今期は2校と減ってしまいました。予算の関係で仕方がないのでしょうが、残りの学校に対しては、どのような対策を取っているのでしょうか。伺います。 107 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 108 ◯教育部長(小川宏治君) お答えいたします。  教育部内の予算の関係もございますが、本年度の学力向上推進校は、本年度統合した学校と新校舎建て替え中の学校でございます。学習環境の変化が大きいことから、教育環境の整備とともに、学習支援、学力向上の取組を推進していきます。  学力向上に向けての取組として、学力向上推進校も含め、市内小学校全校に、市及び県採用の少人数講師、学習サポーターを配置しております。  また、NPO法人教育サポートGAAに委託し、各学校からの依頼に対し、学習支援、相談支援、教職員研修、不登校未然防止などの学校支援活動を行っております。  さらに、1人1台端末の環境が整ったことから、ICT支援員の人数を増やし、充実を図っております。  以上です。 109 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 110 ◯3番(玉置美津恵君) これからも各学校の要望に応えられるように協力をお願いします。  武蔵野大学中学校・高等学校、日野田さんという民間の校長先生に関する新聞記事を紹介します。2021年5月24日、教育新聞の記事です。  2014年、大阪府立箕面高校の校長先生として着任され、普通の高校から、世界ランキング上位を含めた海外の30大学に、36人の生徒を送り出すという学校改革をされました。平成30年からは、現任校で、箕面高校と同様のマインドで改革を進めています。  改革といっても、勉強法などではなく、組織づくりに取り組み、先生方を元気にすることだそうです。先生方が元気に仕事をしていたら、必ず生徒に伝わり、学校にわくわく感が出てくるということです。  学校に限らず、うまくいっていない組織は、風通しが悪く、毎日、どこかでマウンティング大会が行われているのではないでしょうか。そんな組織の中では、学校経営は、うまくいきません。学校には管理職、ベテランの先生、若手の先生など、幅広い層の先生がいますが、それぞれに不安や悩み、多少の不満もあるかと思います。  私の小学校五、六年生担任の恩師に聞いた話です。当時1学年に4クラスありましたが、クラス担任の先生同士、とても仲がよかったと言われました。今日の授業は失敗してしまった、学校行事はどうやっていこうかなど、何でも相談ができて、皆でアイデアを出し合い、子どもたちのためにどうすればよいのか、4クラスを4人で共有して考えていたそうです。どんなことでも話せて、とてもよい人間関係でした。退職しても、仲よく付き合っていますと話してくれました。  さきに述べた日野田校長のイメージも、昭和の学校経営だそうです。  かつて学校は、今よりも穏やかな雰囲気があり、温かさがありました。授業が終われば、自然と教職員が集い、悩みを雑談の中で語って、よい人間関係が築けていたということです。  学校内での人材育成、人間関係について伺います。 111 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 112 ◯教育部長(小川宏治君) 学校内における人材育成、職員間の人間関係づくりの取組について、答弁させていただきます。  山武市では、20代、30代の教職員の割合が、全体の46.8%を占め、若い教職員の資質向上が課題となっております。先輩や同僚の授業を計画的に参観する相互授業参観や校内研究授業の実施等、校内において授業実践のスキルアップに努めております。  また、講師を招いての教育相談や生徒指導等の専門的知識を高めるための校内研修を年度当初に位置づけ、人材の育成に努めております。  職員間の人間関係づくりにおいては、各学校で組織されているモラルアップ委員会が中心となって、不祥事だけにとどまらず、士気を高めるために、風通しのいい職員間の人間づくりに取り組んでおります。  以上です。 113 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 114 ◯3番(玉置美津恵君) ありがとうございます。  一つ提案をさせていただきます。2年前に聞いた講演会についてお話しさせていただきます。  「世界一のクラスを作り上げる先生が教える!児童・生徒のやる気を引き出すには?」「教育現場の改革」というタイトルの講演でした。講師の東京学芸大学附属世田谷小学校教諭、沼田先生が話し始めて、間もなく、「皆さん、私の言っていることが理解できたら、うなずいてください。そうしないと、私は、このまま話してよいのか分かりません。皆さんのうなずきが少ないと、話し方を変えたり、もっと分かりやすい言葉に変えるなどして、話さなければならないからです」と言われました。  先生の授業でも、うなずきを取り入れています。うなずきだけで、よく聞いてくれているか、どのぐらいの子どもが理解しているのか、見て、分かるそうです。うなずきが少ないと、もっと分かりやすく話す、それでも駄目なら、次の授業に持ち越すそうです。  そんなことは既にやっているという先生もいらっしゃるでしょうが、やっていない先生は、ぜひ試してみてください。  ICT教育の実践について伺います。  本年度から、GIGAスクール構想により、1人1台の情報端末を活用する授業が始まりました。端末をどのように扱っているのか、1日の流れを伺います。 115 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 116 ◯教育部長(小川宏治君) お答えいたします。  今年度から活用がスタートした1人1台端末ですが、教材、教具や学習ツールの一つとして、手元に置き、積極的に活用しながら、学習を進めているところでございます。  1日の流れといたしましては、登校し、充電保管庫から端末を取り出して、授業で活用しております。  授業で活用していないときは、置き場所を決めて、端末を管理している学校や、一旦、保管庫に戻す学校、机の中にしまわせている学校など、学校によって対応は異なりますが、必要なとき、すぐに活用できるようにしております。  使い終われば、充電保管庫の決められた位置に端末をしまい、下校する。  これが、1日の流れとなってございます。 117 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 118 ◯3番(玉置美津恵君) 端末の大きさを教えてください。 119 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 120 ◯教育部長(小川宏治君) 端末の大きさでございます。端末の大きさは、縦18.5センチメートル、横25センチメートルで、B5判の紙のサイズとほぼ同じ大きさとなってございます。 121 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 122 ◯3番(玉置美津恵君) 鉛筆や消しゴムのように、道具の一つとして、調べ物があれば、そのタイミングで、端末を自由に使えるように、子どもたちの机の上には端末があるとのことですが、机の上には教科書、資料、ノート、筆箱でいっぱいではないでしょうか。うっかりして、手や肘が当たり、端末を落としてしまうと、故障の原因にもなりかねません。  調べたところ、工夫をして、100均のファイルボックスを机の横のフックにかけて、端末を収納している学校、机に天板を取付け、机面積を広くしている学校などもあるようですが、山武市では、何かお考えでしょうか。伺います。 123 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 124 ◯教育部長(小川宏治君) お答えいたします。  教育委員会から、1人1台端末の使い方のルールを示し、学校で指導しております。机の上に置くときに、落下しないように、できるだけ手元に近い場所に置いて使用するようにしています。  各学校でも、授業規律として、机の上の整理整頓や端末の使い方について指導しております。
     以上です。 125 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 126 ◯3番(玉置美津恵君) ありがとうございます。  現在、ICT支援員が各学校を回っていますが、パソコンに詳しい先生がいると、いないのでは、地域格差、学校格差があると言われています。学校だけではなく、クラス単位での格差が出ているのではないかと心配になります。  クラス格差が出ないように、どのような対応策が取られているのかを伺います。 127 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 128 ◯教育部長(小川宏治君) お答えいたします。  端末を活用した学習指導について、市では、夏季休業中に、端末の利活用研修として、プログラミングソフトを用いた授業例を紹介したり、実習を計画的に行うことにより、教員のスキルアップを図りました。  また、専門的な知識・技能を持ったICT支援員を、ICT機器の操作支援など、授業でのサポートとしても活用していきます。  今年度、日向小学校をICT教育推進校に指定し、ICT機器の活用を進めており、日向小学校での取組を各学校へ広げていくとともに、各学校の情報教育担当者で構成している学校の情報化推進委員会でも、各学校の活用状況や取組について、情報共有をしていきます。  以上です。 129 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 130 ◯3番(玉置美津恵君) いじめ問題について伺います。  小中学校におけるいじめの実態について伺います。 131 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 132 ◯教育部長(小川宏治君) いじめの実態についての御質問でございます。  1学期に実施したいじめアンケートの結果になりますが、市内16校全ての小中学校で、いじめを認知しました。小学校のいじめ認知件数が270件、中学校のいじめ認知件数が44件、合計314件のいじめ認知件数が報告されております。  以上です。 133 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 134 ◯3番(玉置美津恵君) いじめは、相手に精神的、身体的な苦痛を与える犯罪行為、あるいはハラスメント行為であり、文部科学省の定義においては、一定の人間関係のある人物から、心理的もしくは物理的な攻撃を受けたことにより、精神的苦痛を感じているものとされています。  最近は、ぶつかる、たたく、蹴るといった、暴力を伴ういじめは減少しています。増加傾向にあるものが、仲間外れ、無視、陰口など、暴力を伴わない、他の人が気づきにくい、いじめです。そのような非暴力的ないじめであっても、発見しなければなりません。毎日、児童生徒を見ている先生なら、挨拶程度でも、今日はふだんより元気がない、目を合わせないなど、子どもの変化が分かると思います。  先生方は、子どもたちと、どのようにしてコミュニケーションを取っていますか。伺います。 135 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 136 ◯教育部長(小川宏治君) お答えいたします。  学級担任はもちろんですが、学校職員全員で、児童生徒を見守っております。学級担任でなくても、児童生徒の様子で気になることがあれば、積極的に声をかけるようにしており、職員間で情報共有もしております。  また、職員とは違う立場で、心の教室相談員やスクールカウンセラーを配置し、児童生徒が相談できる体制も整えております。 137 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 138 ◯3番(玉置美津恵君) 教職員が児童生徒の変化に気づいたときの情報の流れは、明確になっていますか。いじめが発生したとき、担任と学年主任だけで、問題を処理せずに、学校全体の問題として、考えることが必要だと考えます。  いじめが分かったときの学校の対応を伺います。 139 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 140 ◯教育部長(小川宏治君) いじめを発見したときの学校の対応についての御質問でございます。  各学校では、いじめ防止基本方針を作成しております。いじめを発見した際には、いじめ防止基本方針に基づき、対応しています。校内にいじめ防止対策の委員会が組織されており、担任だけでなく、管理職や生徒指導担当、養護教諭等も含め、情報共有をし、組織的な対応をしています。  以上でございます。 141 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 142 ◯3番(玉置美津恵君) 細かな4点を伺います。  1、いじめられている子どもへの対応、2、いじめている子どもへの対応、3、その他、知っているけど、何もしない子どもへの対応、4、いじめられていた子ども、いじめていた子どもへのその後の対応を伺います。 143 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 144 ◯教育部長(小川宏治君) お答えいたします。  いじめられている子どもへの対応といたしまして、事実確認とともに、まず、つらい気持ちを受け入れ、共感することで、心の安定を図ります。そして、最後まで守り抜くこと、秘密を守ることを伝え、必ず解決できる希望が持てることを伝えていきます。  いじめている子どもへの対応といたしまして、いじめていた気持ちや状況などについて、十分に聞き、子どもの交友関係や生活態度に向け、指導をしていきます。心理的な孤立感、疎外感を与えないようにするなど、教育的配慮の下、いじめが、人として決して許されない行為であることや、いじめられる側の気持ちを理解させるように指導します。  その他、知っているけれども、何もしない子どもへの対応として、当事者だけの問題にとどめず、学級や学校の問題として考え、いじめの傍観者から、いじめを抑止する、仲裁者への転換を促すよう指導していきます。  その後の対応として、いじめが解決した、解消したと見られる場合でも、引き続き、十分な観察を行い、折に触れて、必要な指導を継続的に行います。  また、いじめられた子ども、いじめた子ども双方に、スクールカウンセラーや関係機関の活用を含め、心のケアに当たっていきます。  以上です。 145 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 146 ◯3番(玉置美津恵君) 細かな対応をありがとうございます。  今のいじめは、他人に分からないような陰湿ないじめが増えています。探すことも大事ですが、児童生徒の発信力を高めることが必要ではないでしょうか。  学校では、児童生徒が安心していじめを発信できるために、何か取り組んでいますか。伺います。 147 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 148 ◯教育部長(小川宏治君) お答えいたします。  校内の相談体制として、教員とは違った立場で、児童生徒に寄り添える心の教室相談員や専門的な知識を持つスクールカウンセラーを配置しています。定期的に教育相談週間を設けたり、相談箱の設置や日常生活での声かけなど、児童生徒が日頃から気軽に相談できる環境づくりに努めるとともに、生活ノートや日記を、交友関係や悩みの把握にも活用しております。  また、いじめアンケート調査を毎学期実施しており、現状の把握に努めております。  市ホームページ「さんむしキッズ」のページには、いじめ問題メール窓口があり、新入生に配付している「安心ホッとカード」に他の相談窓口とともに掲載し、周知を図っております。  中学生には、SNSを活用した、いじめ相談アプリ、「STOPit」も導入しております。  長期休業前には、児童生徒へ、様々な相談窓口の周知を図っております。  以上でございます。 149 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 150 ◯3番(玉置美津恵君) さいたま市は、6月をいじめ撲滅強化月間としており、多くの学校では、いじめについて、校長講話を行っています。  さいたま市立鈴谷小学校、大森恵美子校長の講話が新聞に掲載されていましたので、紹介します。  私は、各教室を回って、皆さんが協力している姿、それを楽しんでいる姿を見るのが、大好きです。学級会では、多くのクラスで、友達ともっと仲よくなるために、何ができるかということを話し合っていましたね。  廊下を歩いていると、「いじめゼロ宣言、YONO(与野)」というものを見つけました。Y、よいところを見つけましょう。O、思いやりがある言葉遣いをしよう。N、仲間や大人を信じて相談しよう。O、大きな声と笑顔で挨拶しよう。すばらしいですね。  今月はいじめ撲滅強化月間です。各クラスで、いじめ撲滅のポスターや標語をつくったりすると思います。大事なことですので、一人一人が、しっかりと真剣に考えてください。  私も、皆さんがこんなふうだったら、すてきだなと思えることを考えてみました。  まず、一、二年生、クラスのみんなと仲よく過ごしましょう。友達が困っていたら、助けてあげてね。  次に、三、四年生、友達が頑張ったり、できるようになったりしたことを、みんなで褒め合いましょう。  そして、五、六年生、自分と考えの違う人、立場の人とどう付き合っていくか、考えてください。  いじめとは、嫌なことを言ったりすることだけではありません。それらを見たり、聞いたりしても、知らないふりをするのも、いじめの一つです。自分はやっていなくてもです。いじめを許してはいけません。いじめを見たら、勇気を出して、駄目だよと注意をしたり、先生や大人に教えたりしてください。  今月はいじめ撲滅強化月間ですので、特に考えて行動してほしいです。自分が善いと思ったことを続ければ、それが当たり前になり、自然にできるようになります。  市内全校で一斉に行われる校長講話は、子どもの心に響き、兄弟姉妹がいれば、年齢が違っても、家庭で話題になるのではないでしょうか。  山武市でもいじめ撲滅強化月間があれば、先生、児童、生徒、保護者、地域住民が関心を持ち、いじめを起こさせない、いじめをなくすことにつながるのではないでしょうか。  いじめ撲滅強化月間の導入ができますか。伺います。 151 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 152 ◯教育部長(小川宏治君) 山武市のいじめ撲滅の取組についてお答えします。  千葉県では、4月をいじめ防止啓発強化月間と定めており、いじめの問題や命の大切さについて考える、命を大切にするキャンペーンを実施しており、各学校で取り組んでおります。  その取組の中には、児童生徒が安心して悩みなどを相談できるよう、SOSの出し方に関する教育も行っております。  また、児童生徒が中心となり、いじめゼロの集会を行うなどの取組をしている学校もございます。  以上です。 153 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 154 ◯3番(玉置美津恵君) 先生や保護者は、子どもが相談に来たら、問いただすのではなく、話を聞いてあげてください。相談するだけでも、勇気が要ることです。そのことも褒めてあげてください。  栄養教諭配置について伺います。  栄養士は、ほとんどの人が御存じだと思いますが、私は、今回調べるまで、山武市に栄養教諭がいることを知りませんでした。今の時代、買物に行けば、調理済みの中食やファストフードがあり、画一化された味に慣らされてしまった人や、食材の顔や名前を知らないまま成長して、そのことに不自由を感じないで暮らしている人もいます。  平均寿命が延びた今、健康寿命を延ばすために、健康につながる食習慣を広げるには、家庭での食育のほかに、学校給食を通じた食育が重要になっています。  食生活を取り巻く環境の変化で、偏った食生活や身体活動の低下などによる肥満、美容を意識する過度の痩せ、夜型生活習慣などの理由で、朝食を抜く、家庭内の生活時間が擦れ違って、1人で食べる孤食などが問題になっています。  全国で約3万校の小中学校で、約930万人の子どもが給食を食べているのですから、教育に関する資質と栄養に関する専門性を併せ持つ、専門職である栄養教諭の配置をしてくださった教育委員会には感謝しています。  栄養教諭が何のために配置されているのか、どのような仕事をされているのかを伺います。 155 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 156 ◯教育部長(小川宏治君) お答えいたします。  山武学校給食センターには1名、成東学給食センターには2名の栄養教諭が配置されております。  この3名の栄養教諭は、各給食センターの食材の管理、給食の作業管理、味つけ等の確認及びセンター内の衛生管理、各学校への配送管理などをしております。  また、各学校での食育に関する栄養指導等を行うほか、毎月の献立、給食メモ、給食だよりを通じた食育指導も行っております。  昨年からのコロナウイルス感染症により、各学校に栄養指導に行くことができてはおりませんが、所属校での指導はしております。  昨年から、地産地消等の動画を作成し、各学校へ配付し、活用していただいているという取組をしてございます。 157 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 158 ◯3番(玉置美津恵君) 栄養教諭の仕事は、多岐にわたります。調味料の配合、食べたときの食感、冷めてもおいしいなど、給食のおいしさ、安全で安心できる給食には、衛生管理、新鮮な地元の食材を使う地産地消、一口でも食べてもらえるように、切り方を変えたり、味つけを変えたりして減らす残食、食べる意欲につながる情報発信、自然な形でおいしく食べられる減塩、GIGAスクール構想に対応した教材作成などのICT教育、教科の指導に時期に合わせた献立作成などの教科との連携など、いろいろあると思います。  どれが重要だと決めることはできない内容ですが、山武市では、一番力を入れている内容は何でしょうか。伺います。 159 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 160 ◯教育部長(小川宏治君) お答えします。  どれが一番ということは、なかなか言いづらいところではございますけれども、2つの給食センターのため、同じ給食のおいしさを提供できるように努力をしています。3名の栄養教諭の連携により、おいしい給食を基本として、衛生管理、地産地消、減塩等、全ての職務を、栄養教諭による毎月の定例会で共有し、よりよい給食提供に努めているという状況でございます。  以上です。 161 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。
    162 ◯3番(玉置美津恵君) 例えば、地産地消ですが、山武市の誰々さんの野菜ですなど、生産者の名前が分かることにより、子どもが親しみを持ってくれて、苦手なピーマンを食べてみようかなどと思うかもしれません。  また、地域の特産物を知ることにより、子どもたちの興味が広がり、いろいろな分野の知識を身につけることができると思いますが、生産者の表示をすることは可能でしょうか。伺います。 163 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 164 ◯教育部長(小川宏治君) お答えいたします。  現在、学校給食センターでは、毎年1月に賄い材料説明会を実施しております。その説明会に参加していただいた業者から、入札方式により、農産物等を契約し、最低価格の業者から購入しております。  野菜につきましては、山武市産の旬の野菜を使用するように心がけ、地産地消を推進しております。  現時点では、成東学校給食センターが約2,200食、さんむ学校給食センターが約1,200食の使用量分を、大量に納品していただいているため、個々の生産者の表示をすることは、難しい状況でございます。  このようなことから、個々の生産者をお伝えするということはできませんが、毎日提供しております給食は、山武市ホームページのトップ画面のお知らせに、今日の給食として、写真と使用した野菜の産地を掲載しているほか、児童生徒、保護者には献立表でお知らせしている取組の中で、地産地消の地元産の農産物の関心を高めるという取組をしてございます。  以上です。 165 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 166 ◯3番(玉置美津恵君) 学校給食実施基準の改正により、ナトリウム(食塩相当量)が、6歳児から7歳児で、1.5グラム未満、10歳児から11歳児で、2グラム未満と、前回改正より、さらに引き下げられました。  関西出身の私からすると、山武市は砂糖としょうゆの濃いめの味つけが好まれるように感じます。  減塩を意識した献立に変わっていくことに対して、児童生徒にどのように伝えているのかを伺います。 167 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 168 ◯教育部長(小川宏治君) お答えいたします。  改正された塩分量にすぐ対応してしまいますと、食べ残しが増えてしまうため、だし、酸味などを利用して、薄味の献立を徐々に作成し、工夫しております。  また、減塩を意識した献立に変わっていくことに対しては、給食メモ、献立表、給食だより、授業等で、PRをしていっているところでございます。 169 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 170 ◯3番(玉置美津恵君) 平成17年度に、全国で34人からスタートした栄養教諭ですが、児童生徒の減少とともに、教員の数が減る中で、令和2年5月1日現在、6,652人に増えているということは、食育教育が重視されているのではないでしょうか。  できれば、栄養教諭の取組等に関する情報を、学校だけではなく、地域にも発信していただき、減塩等についてなど、家庭でも取り組むことにつなげていただければありがたいです。  防災教育について伺います。  以前、地域自主防災組織について質問させていただきましたが、現在、どのくらいの組織がありますか。件数は増えていますか。伺います。 171 ◯議長(能勢秋吉君) 総務部長。 172 ◯総務部長(石橋和記君) 現時点では、前年度末よりも2組織増の87組織が組織されておりまして、そのほかに、3組織の設立が予定されておりますので、本年度末には、90組織になる見込みでございます。 173 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 174 ◯3番(玉置美津恵君) かなりの自主防災組織がありますが、実際に運営はされているのでしょうか。伺います。 175 ◯議長(能勢秋吉君) 総務部長。 176 ◯総務部長(石橋和記君) 現在、87組織が設立されているところでございますが、当初から設立されている地区におきましては、組織の体制が形骸化しているところも見受けられております。  このため、活動の活性化を図るために、令和元年に補助金の交付要綱を改正いたしまして、年度の活動実績に対して、補助金を交付することといたしております。  現状では、新型コロナウイルス感染対策のため、各組織としての活動が滞っているところでございますけれども、今後とも組織の適切な運営をサポートしてまいりたいと考えております。 177 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 178 ◯3番(玉置美津恵君) 近年、様々な大規模災害があり、報道のインタビュー等でも、今まで経験したことがない災害だと話されている住民の姿を目にします。  千葉県長生村立長生中学校では、今年6月、中学生から防災意識を高め、10年、20年後の村の安全性を目指すという目的で、防災部ができました。防災部は、全校生徒331人のうち、66人が入部しています。1年をかけて、救急法、避難場所の運営、消防訓練などに取り組み、ジュニア防災検定に挑戦するそうです。  同時に、長生村内の小学校3校でも、防災クラブを立ち上げ、消火器やAEDの使い方訓練などを実施し、中学校の活動につなげていく方針だそうです。  東京都でも、児童生徒が自ら考え、行動する防災教育に取り組んでいます。子どもを通すことで、家庭の防災意識を高めることも期待されています。  山武市は人口減少、少子高齢化が進んでいます。生徒が災害発生時に自分自身の命を守るために、自主的に避難行動が取れる、災害者の避難所運営に協力し、災害ボランティアに参加するなど、防災意識を高める防災教育として、何か取り組む予定はありますか。伺います。 179 ◯議長(能勢秋吉君) 教育部長。 180 ◯教育部長(小川宏治君) 防災教育の教育委員会の取組でございます。  防災教育につきましては、災害時、特に想定外の状況が起きても、主体的に判断し、行動する姿勢と力を、児童生徒一人一人に育成できるよう、推進しているところでございます。  各学校における防災教育や防災訓練として、学期に1回の避難訓練や月1回のワンポイント避難訓練などがあります。  学校では、このような学校の防災教育や防災訓練について、保護者に向けた情報発信を、手紙の配付やホームページのアップで行っております。  また、訓練時、児童生徒には、校外で災害が起きた場合についてどのように行動するのか、中学生には、避難所となる学校でサポートできることがあれば積極的に取り組むことなどを指導しております。  教育委員会では、防災教育の充実がなされるために、今後とも学校と地域との連携が図れるよう、支援していきたいと考えております。  以上です。 181 ◯議長(能勢秋吉君) 総務部長。 182 ◯総務部長(石橋和記君) 防災担当部局といたしましても、教育部、保健福祉部と協力いたしまして、様々な事業を実施いたしております。  主な取組といたしましては、平成28年度からは、消防団の女性部が、市内こども園での防災紙芝居や避難訓練を行っております。  また、平成30年度からは、小学生に対する防災教育、令和元年の山武中学校での災害シミュレーション訓練、令和2年の学童保育における防災教育、令和3年の山武中学校での「マイ・タイムライン作成」のための防災教育などの機会をいただきながら、学校と協力いたしまして、防災教育を実施してまいりました。  今後も、児童学童に対する防災教育の実施に努めてまいりますとともに、学校や周辺の住民との「自助」「共助」を重視した、地域のコミュニケーションへの積極的な児童・学童の関与につきましても、追求してまいりたいと考えております。 183 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 184 ◯3番(玉置美津恵君) 地域と連携して、防災教育を行うことで、学校と地域の結びつきになり、避難場所となる学校をよく知る生徒は、自主的に行動できる戦力となります。小さな取組から、始めていただけることをお願いいたします。  一般行政について伺います。  成東駅前ロータリーの交通状況について。成東駅には、乗降場スペースが2か所で、4台分ありますが、混雑時の状況を教えてください。 185 ◯議長(能勢秋吉君) 市長、御登壇願います。 186 ◯市長(松下浩明君) 玉置美津恵議員の一般行政について、成東駅前ロータリーの交通状況について、混雑時の状況ということでございます。JR成東駅南口駅前広場は、平成30年度にリニューアルが完成いたしました。事業面積、約3,600平方メートルの交通広場でありますが、駅前広場から国道126号へのアクセス道路であり、都市計画道路成東駅南口線の整備について、千葉県で事業を実施中でございます。  現在、暫定での供用をしているところでございます。  詳細は、都市整備課長から、お答えをさせていただきます。 187 ◯議長(能勢秋吉君) 都市整備課長。 188 ◯都市整備課長(遠藤和彦君) 混雑時の状況についてお答えいたします。  JR成東駅南口駅前広場の乗降場は、身障者用が1台分、一般車用が3台分ありますが、朝夕の通勤、通学時間帯や雨天時等において、送迎車等により、一時的に交通混雑が発生することがあると認識しております。 189 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 190 ◯3番(玉置美津恵君) 夕方には、乗降場のほか、横断歩道の上や駐輪場の前まで、また、新しくできる道の空きスペースに車が止まっています。この10台以上の待機車両を、どうすればよいと考えていますか。 191 ◯議長(能勢秋吉君) 都市整備課長。 192 ◯都市整備課長(遠藤和彦君) お答えいたします。  一般の送迎車の待機場所につきましては、先ほど申し上げました、一般車乗降場のほか、駅前広場の北西側にある駐輪場脇に、7台程度の待避所を設けており、こちらを御利用いただければと考えております。  なお、空間に限りのある待避所は、混雑時には不足が生じることもあり、御不便をおかけしますが、御理解、御協力のほどよろしくお願いいたします。 193 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 194 ◯3番(玉置美津恵君) 朝は送迎車が集中するので、危険で事故が起きそうという市民の声があります。  成東駅前には3か所のバス停があります。ちばフラワーバスと基幹バスが、2台、止まっているのを見たことはありますが、なぜ3か所のバス停が必要なのでしょうか。伺います。 195 ◯議長(能勢秋吉君) 都市整備課長。 196 ◯都市整備課長(遠藤和彦君) お答えします。  成東駅南口駅前広場のバスバースは、大型バス用が1バース、中型用が2バースの合計3バースがございます。大型バス用のバースは、現在、千葉駅行きの高速バスが使用しており、中型バス用のバースは、路線バスが方面別に、それぞれ使用しております。  なお、この3バースは、交通事業者との協議の結果、配置したものでございます。 197 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 198 ◯3番(玉置美津恵君) 予約のタクシー、整形外科の送迎車は、毎日、時には、家庭の迎えの車が、長い時は20分以上、止まっているときがあります。  駐車スペースを把握していない人が多く、バスが3か所に、ばらばらに停車するため、バスの前後に、時間を争う送りの車が止まり、市民の声のとおり、朝の時間帯はとても危険です。  バス停を2か所にすると、駐車スペースが広く取れ、危険性が減ると考えられますが、バス停を減らすことは可能でしょうか。 199 ◯議長(能勢秋吉君) 都市整備課長。 200 ◯都市整備課長(遠藤和彦君) お答えします。  成東駅前広場は、市の玄関口となる重要な交通結節点であり、快適でにぎわいのある空間の創出や安全性、バリアフリーに配慮しており、車道や乗降場などの自動車走行空間は、バスやタクシー、一般車が安全で円滑に走行し、発着が可能なように、乗降場の配置をしております。  そのため、駅前広場内の乗降場は、駅舎出入口側に公共交通用や身障者用を、南側に一般車用を配置しているところであり、公共交通や身障者用の乗降場の間に、一般車の乗降場のスペースを取ることによって、かえって、一般車との錯綜により、公共交通の運行や身障者の利用に支障を来す可能性があるため、現状では、バスの乗降場を減らすことは、困難と考えます。  駅前広場の利用のルールについて、今後も周知を図っていきますとともに、駅前広場の混雑等の実態については、注視していきたいと考えておりますので、御理解、御協力をよろしくお願いいたします。 201 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 202 ◯3番(玉置美津恵君) 今回質問することにより、利用する側も、時間に余裕を持って送迎する、駅前ロータリーに入るときには減速をする、乗降場スペース、一般車両待避所が空いていれば、利用するなど、安全を心がけて利用しなければならないと改めて思いました。  また、行政の方も、駅前の整備について、現場を見て、随時、安全対策を考えていただきたいと思います。  コロナワクチン接種について伺います。  新型コロナウイルスワクチン接種の説明書、予診票が日本語で書かれていますが、日本語が分からない方への手続と対応について伺います。 203 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 204 ◯保健福祉部長小川雅弘君) 新型コロナウイルスワクチン接種についての説明書及び予診票については、英語、中国語、韓国語等、18か国語を用意して、対応しているところです。 205 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 206 ◯3番(玉置美津恵君) 予約が取れても、接種会場では言葉が通じません。  接種会場での対応を聞かせてください。 207 ◯議長(能勢秋吉君) 保健福祉部長。 208 ◯保健福祉部長小川雅弘君) 外国人の方の接種数も増加しており、言葉が分からない方については、分かる方と一緒に、接種会場に訪れることが多い現状にございます。  また、そういう方がいない場合については、翻訳機を使用して、対応しているところでございます。 209 ◯議長(能勢秋吉君) 玉置議員。 210 ◯3番(玉置美津恵君) 感染力の強いデルタ株により、山武市でも感染が広がっています。そのため、早期のワクチン接種が望まれていますが、ワクチン接種を希望するにもかかわらず、言葉の壁などにより、接種ができないような人が出ないように、これからも行政として、支援をしていただきたいと思います。  丁寧な御答弁をありがとうございました。  以上で、質問を終わらせていただきます。 211 ◯議長(能勢秋吉君) 以上で3番、玉置美津恵議員の個人質問を終わります。
     これで、予定した一般質問は全て終了いたしました。   ──────────────────────────────────── 212 ◯議長(能勢秋吉君) ここで暫時休憩いたします。そのままでお待ちください。              (休憩 午前11時48分)              (再開 午前11時49分) 213 ◯議長(能勢秋吉君) 再開します。休憩前に引き続き、会議を開きます。   ──────────────────────────────────── 214 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第2 議案第3号ないし議案第17号を一括議題といたします。  これから、議案に対する質疑を行います。  はじめに、議案第3号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 215 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第3号の質疑を終わります。  次に、議案第4号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 216 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第4号の質疑を終わります。  次に、議案第5号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 217 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第5号の質疑を終わります。  次に、議案第6号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 218 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第6号の質疑を終わります。  次に、議案第7号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 219 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第7号の質疑を終わります。  次に、議案第8号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 220 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第8号の質疑を終わります。  次に、議案第9号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 221 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第9号の質疑を終わります。  次に、議案第10号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 222 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第10号の質疑を終わります。  次に、議案第11号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 223 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第11号の質疑を終わります。  次に、議案第12号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 224 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第12号の質疑を終わります。  次に、議案第13号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 225 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第13号の質疑を終わります。  次に、議案第14号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 226 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第14号の質疑を終わります。  次に、議案第15号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 227 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第15号の質疑を終わります。  次に、議案第16号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 228 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第16号の質疑を終わります。  次に、議案第17号について、質疑に入ります。  質疑はありませんか。               (「なし」と言う者あり) 229 ◯議長(能勢秋吉君) 質疑なしと認めます。  これで、議案第17号の質疑を終わります。  以上で議案質疑を終了します。   ──────────────────────────────────── 230 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第3 常任委員会議案付託を議題とします。  議案第3号ないし議案第9号の7議案については、お手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託いたします。  また、議案付託表に誤りがあった場合は、議長が処理することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) 231 ◯議長(能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。   ──────────────────────────────────── 232 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第4 常任委員会陳情付託を議題とします。  本定例会までに提出された陳情は、既に配付の陳情文書表のとおり、陳情第6号及び陳情第7号の2件であります。  これより陳情を付託いたします。  申合せにより、陳情文書表のとおり、陳情第6号を総務常任委員会に、陳情第7号を文教厚生常任委員会に付託いたします。  なお、各常任委員会の開催については、議案付託表に併記の常任委員会開催一覧表により、開催日の通知といたします。   ──────────────────────────────────── 233 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第5 決算審査特別委員会の設置及び議案付託を議題とします。  お諮りいたします。
     議案第10号ないし議案第17号は、8人の委員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託して、閉会中の継続審査にしたいと思いますが、御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) 234 ◯議長(能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。よって、議案第10号ないし議案第17号は、8人の委員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託して、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。  次に、ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任を行います。  決算審査特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長が指名いたします。  決算審査特別委員会委員には、1番、齋藤昌秀議員、2番、戸村勝敏議員、3番、玉置美津恵議員、4番、深沢誠議員、6番、北田守議員、8番、長谷部竜作議員、15番、大川義男議員、19番、高知尾正義議員、以上の8人を指名いたします。  ここで暫時休憩いたしますので、決算審査特別委員会を開催し、委員会条例第9条第2項の規定により、正副委員長の互選を行い、議長まで報告願います。場所は、正副議長室を御使用ください。  10分後の再開を目安に、暫時休憩いたします。              (休憩 午前11時55分)              (再開 午後 0時04分) 235 ◯議長(能勢秋吉君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。  決算審査特別委員会の正副委員長が決定いたしましたので、報告します。  委員長に長谷部竜作議員、副委員長に戸村勝敏議員、以上のとおり決定されました。  また、議案第10号ないし議案第17号は、配付の議案付託表のとおり、決算審査特別委員会に付託し、併せて開催日の通知といたします。   ──────────────────────────────────── 236 ◯議長(能勢秋吉君) 以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。  次の会議は、9月24日、定刻までに御参集願います。  本日はこれにて散会といたします。御苦労さまでした。               午後 0時05分 散会 Copyright © Sammu City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...