令和 4年 第3回定例会 令和4年
大網白里市議会第3回
定例会会議録1.招集期日 令和4年9月2日(金)2.招集場所
大網白里市議会議場3.現在議員 18名でその氏名は次のとおり
土屋忠和議員 引間真理子議員 上代和利議員 中野 修議員 林 正清子議員
山下豊昭議員 森 建二議員
小倉利昭議員 蛭田公二郎議員 小金井 勉議員
北田宏彦議員 石渡登志男議員 田辺正弘議員 秋葉好美議員 堀本孝雄議員 宮間文夫議員 黒須俊隆議員 岡田憲二議員4.説明のため出席した者の職氏名 市長 金坂昌典 副市長 堀江和彦 参事(
総務課長事務取扱) 参事(
社会福祉課長事務取扱) 秋本勝則 中古 稔 参事(
建設課長事務取扱)
秘書広報課長 田邉哲也 林 浩志 財政課長 古内 衛
企画政策課長 飯高謙一
安全対策課長 北山正憲 税務課長 北田和之 市民課長 森川裕之
地域づくり課長 北田吉男
子育て支援課長 糸日谷 昇
高齢者支援課長 鵜澤康治
健康増進課長 齊藤隆廣
農業振興課長 米倉正美
商工観光課長 深山元博 建設課長 大塚 好
会計管理者 小川丈夫
ガス事業課長 板倉洋和
国保大網病院事務長 安川一省
教育委員会教育長 深田義之
教育委員会管理課長 石原治幸
教育委員会生涯学習課長 石井一正
農業委員会事務局長 米倉正美
代表監査委員 古川光夫
監査委員事務局長 糸井陽子5.職務のため議場に出席した
事務局職員の職氏名
議会事務局長 岡部一男 主査 山本卓也 主任書記
鶴岡甚幸----------------------------------- 令和4年9月2日(
金)◯議事日程(第1号) 第1
会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 行政事務の報告 第4 議案第1号 令和4年度大網白里市
一般会計補正予算(第4号) 議案第2号 令和4年度大網白里市
介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第3号 令和4年度大網白里市
病院事業会計補正予算(第1号) 議案第4号 職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第5号
大網白里市議会議員及び
大網白里市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第6号 大網白里市再生土の埋立て等規制条例の制定について 議案第7号 大網白里市
太陽光発電設備と地域環境との調和に関する条例の制定について 議案第8号 大網白里市
小中池公園再
整備基本計画検討委員会条例の制定について 議案第9号 千葉県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の増加及び千葉県
市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議について 議案第10号
損害賠償額の決定及び和解について 議案第11号 大網白里市監査委員の選任につき同意を求めることについて 第5 認定第1号 令和3年度大網白里市各
会計歳入歳出決算の認定について 第6 休会について
-----------------------------------◯本日の会議に付した事件 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 行政事務の報告 日程第4 議案第1号 令和4年度大網白里市
一般会計補正予算(第4号) 議案第2号 令和4年度大網白里市
介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第3号 令和4年度大網白里市
病院事業会計補正予算(第1号) 議案第4号 職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第5号
大網白里市議会議員及び
大網白里市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第6号 大網白里市再生土の埋立て等規制条例の制定について 議案第7号 大網白里市
太陽光発電設備と地域環境との調和に関する条例の制定について 議案第8号 大網白里市
小中池公園再
整備基本計画検討委員会条例の制定について 議案第9号 千葉県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の増加及び千葉県
市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議について 議案第10号
損害賠償額の決定及び和解について 議案第11号 大網白里市監査委員の選任につき同意を求めることについて 日程第5 認定第 1号 令和3年度大網白里市各
会計歳入歳出決算の認定について 日程第6 休会について
----------------------------------- 午前10時00分 開会 出席議員 18名 欠席議員 なし
○議長(
北田宏彦議員) おはようございます。 ただいまの
出席議員数は18人であります。定足数に達しておりますので、これより令和4年
大網白里市議会第3回定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 まず、市長から提出された報告第1号につきましては、お手元に配付のとおりでありますので、ご了承願います。 また、監査委員から提出された
例月現金出納検査の結果報告につきましても、お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 次に、
今期定例会までに受理した陳情は、お手元に配付してあります文書表のとおりであります。所管の委員会に付託をいたしましたので、ご報告を申し上げます。 次に、
今期定例会に説明員として出席報告のありました者の職・氏名につきましては、お手元に配付のとおりでありますので、ご了承願います。
-----------------------------------
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
北田宏彦議員) 日程第1、
会議録署名議員の指名をいたします。
今期定例会の
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、
土屋忠和議員、
岡田憲二議員を指名いたします。
-----------------------------------
△日程第2 会期の決定
○議長(
北田宏彦議員) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の会期は本日から9月29日までの28日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北田宏彦議員) 異議ないものと認めます。 よって、
今期定例会の会期は、28日間と決定いたしました。
-----------------------------------
△日程第3 行政事務の報告
○議長(
北田宏彦議員) 次に、日程第3、行政事務の報告を議題といたします。 市長から行政事務の報告に関する発言を求められておりますので、これを許します。
金坂昌典市長。 (
金坂昌典市長 登壇)
◎
金坂昌典市長 皆さん、おはようございます。 本日ここに令和4年
大網白里市議会第3回定例会を招集し、当面する諸案件について審議をお願いすることといたしました。 今回提案いたしました案件は、補正予算、条例の一部改正など計11議案のほか、決算の認定が1件でございます。 引き続き、大網白里市のさらなる発展に取り組んでまいりますので、より一層のご指導、ご支援を賜りますようお願いを申し上げます。 はじめに、
新型コロナウイルス感染症対策について申し上げます。 国内における
新型コロナウイルスの影響につきましては、7月下旬以降、感染力が非常に強い
オミクロン株BA.5系統を中心とする感染が急速に拡大し、
新規感染者数は1日
当たり最大で26万人を超えました。 本市におきましても、7月に過去最多に並ぶ780人の
新規感染者数を記録したところでございますが、その後も感染者数は減少に転じることなく、8月にはこれを大幅に上回る1,786人の
新規感染者が確認されました。その結果、8月末時点での
累計感染者数は5,469人に達するなど、憂慮すべき状況が続いております。 こうした感染者の急増により、発熱外来を中心に医療関係の負荷が急速に高まっている状況にあり、市では、国の方針に基づき、60歳以上並びに基礎疾患を有している方などを対象とした4回目となる
ワクチン接種を7月から
市内クリニック、
大網病院等にて開始いたしました。 また、引き続き5歳から11歳までの小児への接種を実施するとともに、3回
目ワクチンの接種の推奨に努めているところでございますが、依然として若い世代の方々の接種率が低く、3回目の接種率は市全体で69.4パーセントにとどまっているのが現状でございます。 市といたしましては、今後も国の方針に基づき、希望者が円滑にワクチンを接種できるよう鋭意努力するとともに、新たな感染を極力抑えるためにも、
市ホームページや
防災行政無線、
防災メールを活用し、未接種の方に対し接種の検討を丁寧に呼びかけてまいりますので、市民の皆様におかれましても、引き続き室内の換気やマスクの着用、小まめな手洗いなど、基本的な感染対策をお願いいたします。 一方、
新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、6月補正予算で計上した
子育て世帯生活支援特別給付金は、
ひとり親世帯分として
児童扶養手当を受給する299世帯420人分を6月28日に、
住民税均等割が非課税である170世帯319人分を7月22日に、それぞれ児童1人当たり5万円を申請不要のプッシュ型により支給したところでございます。 引き続き、感染症の影響により家計が急変した世帯や新たに支給対象となった世帯に対しましても、迅速に支給の手続を進めてまいります。 また、同じく6月補正予算に計上した大網白里市
元気回復クーポン券でございますが、10月下旬に世帯ごとに市民1人当たり3,000円分の
クーポン券を発送し、11月1日から市内の
クーポン券取扱店舗にて利用できるよう鋭意準備を進めているところでございます。 コロナ禍において、物価の高騰により大きな影響を受けている市民の皆様の生活を応援するとともに、本
クーポン券が地域経済の回復の一助となることを期待しております。 次に、財政関係について申し上げます。 令和3年度の
一般会計決算につきましては、
歳入決算額が178億2,363万5,834円、
歳出決算額は169億2,851万9,152円で、形式収支は8億9,511万6,682円となりました。この形式収支から翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は、8億5,045万6,682円の黒字となっております。 また、特別会計及び
公営企業会計につきましても、一般会計と同様、黒字の状況でございます。 続いて、
財政健全化法に基づく各指標でございますが、普通会計の健全性を示す
健全化判断比率のうち、
実質赤字比率及び
連結実質赤字比率は、会計収支が黒字のため算出されず、
実質公債費比率及び将来負担比率については、いずれも
早期健全化基準を下回っている状況にございます。 さらに、
公営企業会計に係る
資金不足比率においても、対象となるガス事業、病院事業、
下水道事業の3会計全て黒字のため算出されておりません。 しかしながら、本市の財政事情は、高齢化の進行や人口の減少に伴い、税収の伸びが期待できない中、扶助費などの義務的経費が増加傾向にあるほか、
病院事業会計をはじめとする
公営企業会計への繰出金も高止まり状態にあり、厳しい状況が続いております。 また、財政構造の弾力性を示す
経常収支比率は、
普通交付税の増加により昨年度から5ポイント減少し、94.6パーセントとなりましたが、依然として高い水準にあることに変わりありません。 こうした状況を踏まえ、引き続き、
財政健全化に向けた緊急的な取組についてに基づき、執行段階における歳入歳出の徹底した見直しを図るとともに、令和5年度当初予算編成に当たっても、新たな事業の抑制や
既存事務事業の見直しなどを実施し、総合的に
市民サービスを低下させぬよう持続可能な財政運営に努めてまいります。 次に、防災関係について申し上げます。 7月に入って以降、
線状降水帯の影響により、国内各地で激しい雨による被害が発生いたしました。こうした
ゲリラ豪雨や台風をはじめ、近年全国的に異常気象による災害が多発しております。 本市でも、令和元年9月の台風、その後、同年10月の大雨による被害は記憶に新しいところでございますが、こうした災害に対しては、何よりも日頃からの備えと危険な状況に陥る前の早期避難が重要となってまいります。 こうした中、去る6月18日に、市内全域の
土砂災害警戒区域内にお住まいの方々を対象に実施した
土砂災害避難訓練では、より実践的な内容となるよう、避難情報や
警戒レベルを用いて避難を呼びかけ、
中央公民館、
大網小学校、
大網中学校、
瑞穂小学校、農村ふれあいセンターの各避難施設で避難者の
受入れ訓練を行うとともに、参加者の皆様には各ご家庭での避難場所と適切な避難経路を再確認いただいたところでございます。 また、来る10月23日に予定されている第43回九都県市
合同防災訓練では、参加組織が互いに連携して実施する
救出救助訓練や避難所の設置から避難住民の受入れを行う
避難所運営訓練、
津波避難ビル等へ避難する
津波避難訓練などを行うこととなっております。万一の災害に備えての有効な訓練が実施できるよう、詳細について千葉県や参加団体と引き続き協議を進めてまいります。 次に、総合計画について申し上げます。 令和3年度に策定した大網白里市第6次総合計画も2年目を迎え、現在、
前期実施計画に基づき着実に各種施策を推進しているところでございます。 しかしながら、近年、福祉や子育てなどの様々な需要が増大していることに加え、コロナ禍による新しい生活様式への対応などの新たな課題も生じていることから、今後計画を遂行していくに当たり、こうした需要や課題に対し、市民の皆様が日常生活の中で日々どのように感じているのか、
まちづくり、
人口減少対策なども含め、市民の皆様の考えを伺うための
アンケート調査を実施したところでございます。 この
アンケート結果を基に、市民の皆様の意向等を的確に把握した上で、第6次総合計画に基づく今後の行政運営に生かしてまいります。 次に、包括連携に関する協定について申し上げます。 本市では、民間企業の活力を
まちづくりに積極的に取り入れることで、行政の力だけでは実現が困難な取組や災害時における物資の手配などへの対応を進めているところでございます。 こうした取組の一環として、去る7月12日に、
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社との間で、防災・災害対策や地域の安全・安心の向上に向けた包括連携に関する協定を締結いたしました。 また、同日、
包括連携協定を締結している
三井住友海上火災保険株式会社のご協力の下、SDGsに対する職員の理解を深めるため、副課長職の職員を対象に
SDGs研修を実施したほか、今月16日には
市内事業者・団体の皆様を対象にSDGsに関する
入門セミナーを開催する予定でございます。 今後も、職員のさらなる理解向上と市民や事業者、団体等への普及啓発を推進し、経済・社会・環境が調和した
まちづくりを進めてまいります。 次に、
子育て支援について申し上げます。 本市では、共働き家庭の増加や核家族化の進行により、保育施設の申込者が増加している一方で、
公立幼稚園の利用者数が減少している状況であったことから、平成30年度に
公立幼稚園・
公立保育所のあり方についてを策定し、今後の
公立幼稚園・保育所の再編方針をお示しいたしました。 その後、令和元年10月に幼児教育・保育の無償化がスタートしたことから、増加する保育需要の経過を観察することとしておりましたが、令和3年度から保育施設への申込者数が減少傾向となったことから、改めて
白里幼稚園と
白里保育所の統合に向け具体的な検討を再開し、このたび(仮称)しらさとこども園として設置方針を定めたところでございます。 設置時期につきましては、令和7年4月を予定しているところであり、円滑に開園できるよう今後準備を進めてまいります。 次に、
高齢者福祉について申し上げます。 第8期
高齢者福祉計画・
介護保険事業計画が令和5年度をもって満了となることから、令和6年度から8年度までを計画期間とする第9期計画の策定に取り組んでまいります。 今後、市民の皆様への
アンケート調査を実施し、
介護サービスのニーズや課題等を把握するとともに、
市介護保険運営協議会において計画の内容など様々なご意見やご検討をいただきながら策定作業を進めてまいりたいと考えております。 また、
生活支援体制整備事業の取組として、
市内スーパーマーケットの閉店により買物に行けなくなった方や日頃から買物に不便を感じている方を支援するため、移動販売を推進し、高齢者の買物支援の充実に努めてまいります。 次に、
都市基盤整備について申し上げます。
大網駅東土地区画整理事業につきましては、平成15年の
事業計画決定から18年目を迎える中、事業の最終段階となる換地処分の公告を7月29日に行い、これと併せ事業区域内の土地の町名について、「駒込」から「東駒込」へと変更となりました。 清算金の徴収・交付など一部の事務は今後もしばらくの間継続する予定ではございますが、この
換地処分公告をもっておおむね事業は完了いたしました。事業にご協力いただきました権利者の皆様をはじめ、関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。 一方、
大網駅南地区の
まちづくりにつきましては、地権者の皆様が主体となって将来の
まちづくりを検討する
まちづくり協議会の設立に向けて、地権者を代表する方や地元区長の方々と協議会の目的や関連する規約案、役員案などについて話合いを進めているところでございます。 引き続き、
地元代表者の皆様と市の協働により、協議会の
設立総会開催に向け取り組んでまいります。 このほか、
市街化調整区域における
土地利用方針及び
地区計画運用基準につきまして、同基準に基づく地区計画の提案がございました。 本件は、国道128
号沿道永田地区の
市街化調整区域内において、商業施設の立地を目的とするものであり、これまで必要な手続を進めてきた結果、今月中に
都市計画決定となる見通しでございます。決定後は、地区計画に適合した開発が行われることにより、第6次総合計画の目指す国道128号沿道への商業・業務機能の誘導がなされ、地域の活性化につながるものと期待しております。 次に、
下水道事業について申し上げます。 本年4月から新たな
使用料体系に移行した
下水道事業でございますが、支出面では
維持管理費が年々増加傾向にあることから、いかにして維持管理に係る経費の削減を進めていくかが今後の大きな課題となっております。 本市の場合、汚水処理の形態として、
公共下水道、
農業集落排水、コミュニティ・プラントの3形態が併存していることが経費の増大の一因と捉えられることから、この課題に対する一つの方向性として、過日、これらの各
汚水処理施設の統廃合を主体とした大網白里市
汚水適正処理構想案を作成し、
パブリックコメントを実施いたしました。 今後は、市民の皆様からいただいたご意見を参考にしながら、統廃合の可否を含め効率的な汚水処理の方法を検討してまいります。 次に、
産業文化祭について申し上げます。 市の産業や文化に触れて楽しんでいただくこと、そして人と人との交流を深めていただくことを目的に開催をしております
産業文化祭でございますが、本年度は10月29日に産業の部を、10月29、30日に文化の部を開催することとなりました。 産業の部では、
新型コロナウイルスの影響により、群馬県中之条町の参加は見送られることとなりましたが、
大網白里アリーナ駐車場を会場に、農林・商工関係の各団体による
地場産品等の販売が予定されております。 また、文化の部では、
中央公民館を会場に
公民館教室等における学習成果の展示発表が行われる予定となっております。 産業の部、文化の部ともに
感染症対策を講じた上での開催とし、開会式や催物を中止するなど開催規模も例年より縮小して実施する予定ではございますが、産業の部については3年ぶり、文化の部については4年ぶりとなるこの
産業文化祭を市民の皆様、関係者の皆様とともに盛り上げてまいりたいと考えておりますので、ぜひ多くの方々の参加をお待ちしております。 次に、夏期観光について申し上げます。
新型コロナウイルスの影響により、一昨年、昨年と過去2年間にわたり海水浴場の開設を見送ってまいりましたが、今年は3年ぶりに白里海岸を海水浴場として開設し、7月15日から8月28日までの45日間を開設期間に市内外から多くのお客様をお迎えした結果、約6万5,000人の方々が来遊されました。 なお、期間中は、
夏期観光安全対策本部を設置し、関係機関並びに
各種団体等と協力をして、人命を最優先とした安全対策及び
感染症予防対策に万全を期した結果、水難事故や大きなトラブルもなく、安全・安心な海水浴場を提供することができたものと考えております。 また、
海水浴場開設と併せ、コロナ禍においても実施可能なイベントとして、去る8月11日の山の日に
観光協会主催によるマリンの大抽選会が開催され、約1,000人のお客様に参加いただき、大いににぎわいました。 今夏の海水浴場の開設をきっかけに、本市の観光事業がコロナ以前の活気を取り戻すことができるよう取り組んでまいりたいと考えております。 最後に、大網病院について申し上げます。 7月以降、感染拡大が続いている
新型コロナウイルス第7波の影響により、発熱外来を受け持っている大網病院においても、連日、発熱や喉の
痛みといった症状を訴える方々の問合せが増加しております。 こうした状況を踏まえ、大網病院では、
新型コロナウイルスの感染拡大に対し、より迅速に対処することができるよう、一般内科の午後診療を急患のみの対応とし、発熱外来の診療体制を強化いたしました。 また、
新型コロナウイルス感染症の検査方法につきましても、現在実施している
抗原定量検査に加え、より精度の高い検査を実施するため、補助事業を活用し、
PCR検査装置の購入手続を進めているところでございます。
新型コロナウイルスについては、いまだ先が見通せない状況でございますが、現在鋭意進めておりますワクチンの接種と併せ、引き続き市民病院としての責務を果たしてまいりたいと考えております。 以上、市政の現状につきましてご報告を申し上げました。 議員の皆様におかれましては、引き続き市政の執行にご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げ、事務報告といたします。
○議長(
北田宏彦議員) 以上で行政事務の報告を終結いたします。
-----------------------------------
△日程第4 議案第1号 令和4年度大網白里市
一般会計補正予算(第4号) 議案第2号 令和4年度大網白里市
介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第3号 令和4年度大網白里市
病院事業会計補正予算(第1号) 議案第4号 職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第5号
大網白里市議会議員及び
大網白里市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について 議案第6号 大網白里市再生土の埋立て等規制条例の制定について 議案第7号 大網白里市
太陽光発電設備と地域環境との調和に関する条例の制定について 議案第8号 大網白里市
小中池公園再
整備基本計画検討委員会条例の制定について 議案第9号 千葉県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の増加及び千葉県
市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議について 議案第10号
損害賠償額の決定及び和解について 議案第11号 大網白里市監査委員の選任につき同意を求めることについて
○議長(
北田宏彦議員) 次に、議案を上程いたします。 日程第4、議案第1号から議案第11号までを一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
金坂昌典市長。 (
金坂昌典市長 登壇)
◎
金坂昌典市長 ただいま議題に供されました議案第1号から議案第11号までの11議案につきまして、提案理由をご説明申し上げます。 はじめに、議案第1号 令和4年度大網白里市
一般会計補正予算でございます。 本案は、歳入歳出予算にそれぞれ2億4,942万6,000円を追加し、予算総額を160億9,096万9,000円にしようとするものでございます。 主な内容でございますが、コロナ禍における
子育て支援策として、物価高騰の影響を受ける保育・教育施設に対し、給食費の負担軽減を講じるとともに、
感染症対策として、ICT環境の整備や衛生用品等の購入に必要となる経費を計上するものでございます。 また、高齢者支援策として、外出機会が減少する高齢者の体力の維持向上を支援するため、市内のウォーキング情報や史跡巡り案内を取り入れた介護予防冊子を製作するものでございます。 さらに、事業者支援策として、原油価格や物価高騰の影響を受ける公共交通事業者に対して、
感染症対策及び事業継続の支援金を交付するものでございます。 このほか、津波避難タワーへの円滑な避難を可能とするため、敷地の拡張を目的に隣接地を取得するほか、宮谷市営住宅入居者から住宅払下げの希望があることから、市営住宅のあり方の管理方針に基づき財産処分を進めるために必要となる経費を計上するものでございます。 次に、議案第2号 令和4年度大網白里市
介護保険特別会計補正予算でございます。 本案は、歳入歳出予算にそれぞれ1億9,466万5,000円を追加し、予算総額を47億4,765万7,000円にしようとするものでございます。 その内容でございますが、令和3年度介護保険特別会計の決算額確定に伴い、繰越金や国等への返還金等、所要額を補正計上するものでございます。 次に、議案第3号 令和4年度大網白里市
病院事業会計補正予算でございます。 本案は、令和5年度の当初から開始する業務等について円滑に実施するために、令和4年度中に契約を締結する必要があることから、債務負担行為を設定しようとするものでございます。 次に、議案第4号 職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。 本案は、地方公務員の
育児休業等に関する法律の一部改正により、職員が同一の子について育児休業をすることができる回数が原則1回から2回に緩和されることに伴い、所要の改正を行おうとするものでございます。 次に、議案第5号
大網白里市議会議員及び
大網白里市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてございます。 本案は、公職選挙法施行令の一部改正により、国政選挙における公費負担の限度額が引き上げられたことから、これに準じた改正を行おうとするものでございます。 次に、議案第6号 大網白里市再生土の埋立て等規制条例の制定についてでございます。 本案は、再生土を利用した土地の埋立て等において、周辺の植生への悪影響などの被害が発生しないよう市独自で規制を行うため、新たに条例を制定しようとするものでございます。 次に、議案第7号 大網白里市
太陽光発電設備と地域環境との調和に関する条例の制定についてでございます。 本案は、
太陽光発電設備の設置及び管理に関し必要な事項を定めることにより、災害の拡大防止をはじめ、豊かな自然環境及び市民の生活環境の保全並びに景観の保全など、地域環境との調和を図ることを目的として、これまでのガイドラインに代えて条例を制定しようとするものでございます。 次に、議案第8号 大網白里市
小中池公園再
整備基本計画検討委員会条例の制定についてでございます。 本案は、
小中池公園再整備に当たり、外部有識者等の幅広い意見に基づいた
小中池公園再整備基本計画の策定を目的に、附属機関として大網白里市
小中池公園再整備基本計画検討委員会を設置するため、新たに条例を制定しようとするものでございます。 次に、議案第9号 千葉県
市町村総合事務組合を組織する
地方公共団体の数の増加及び千葉県
市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議についてでございます。 本案は、四市複合事務組合から千葉県
市町村総合事務組合が処理する公平委員会に関する事務を共同処理したい旨の申出があったことから、当該事務組合への加入について関係
地方公共団体と協議するに当たり、議会の議決を求めるものでございます。 次に、議案第10号
損害賠償額の決定及び和解についてでございます。 本案は、市職員が運転する公用車の交通事故に係る人身損害について、相手方との和解協議が整ったことから、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 最後に、議案第11号 大網白里市監査委員の選任につき同意を求めることについてでございます。 本案は、古川光夫監査委員の任期が9月10日をもって満了となることから、再度古川氏を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 古川氏は、平成30年9月から市
代表監査委員を務められ、また、令和2年2月には山武郡市広域行政組合監査委員に就任されるなど優れた識見と経験を備えており、まさに適任であると考えております。 以上で、議案第1号から議案第11号までの提案理由の説明を終わります。
○議長(
北田宏彦議員) 以上で提案理由の説明を終わります。 ただいま議題に供しております案件のうち、議案第10号
損害賠償額の決定及び和解について、及び議案第11号 大網白里市監査委員の選任につき同意を求めることについては、市長から先議の申入れがあり、さきの議会運営委員会において、これを了承いたしました。 お諮りいたします。 ただいま申し上げました案件については、議会運営委員会の決定のとおり、委員会付託を省略し、直ちに質疑、討論及び採決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北田宏彦議員) 異議ないものと認め、さよう決しました。 はじめに、議案第10号
損害賠償額の決定及び和解についてに対し、質疑を許します。 希望者はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北田宏彦議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 次に、討論ですが、希望者はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北田宏彦議員) ないものと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議案第10号
損害賠償額の決定及び和解についてを採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
北田宏彦議員) 起立総員。 よって、議案第10号は原案のとおり可決いたしました。 暫時休憩いたします。 午前10時32分 休憩
----------------------------------- 午前10時33分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし
○議長(
北田宏彦議員) 再開いたします。 次に、議案第11号 大網白里市監査委員の選任につき同意を求めることについてに対し、質疑を許します。 希望者はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北田宏彦議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 次に、討論ですが、希望者はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北田宏彦議員) ないものと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議案第11号 大網白里市監査委員の選任につき同意を求めることについてを採決いたします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
北田宏彦議員) 起立総員。 よって、議案第11号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 暫時休憩いたします。 午前10時34分 休憩
----------------------------------- 午前10時34分 再開 出席議員 18名 欠席議員 なし
○議長(
北田宏彦議員) 再開いたします。 ただいま監査委員の選任につき同意されました古川光夫監査委員から議員各位に挨拶をしたい由の申出がありましたので、これを許します。 古川光夫監査委員。 (古川光夫
代表監査委員 登壇)
◎古川光夫
代表監査委員 議長のお許しをいただきましたので、一言ご挨拶をさせていただきたいと思います。 ただいまの選任議案につきまして、皆様のご同意を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。 監査委員の監査の役割につきましては、市の財務事務の執行、事業の管理が合理的かつ効果的に行われているか、また市の事務の執行が合理的かつ効率的に法令等の定めにより適正に行われたかどうかなどを評価し、透明性を高めることで市行政に対する信頼性を確保することだと思っております。 微力ではございますが、この4年間の経験を生かし、その職責を果たしてまいる所存でございます。 どうか議員の皆様方には、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、挨拶とさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。
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△日程第5 認定第1号 令和3年度大網白里市各
会計歳入歳出決算の認定について
○議長(
北田宏彦議員) 次に、日程第5、認定第1号 令和3年度大網白里市各
会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
金坂昌典市長。 (
金坂昌典市長 登壇)
◎
金坂昌典市長 ただいま議題に供されました認定第1号 令和3年度大網白里市各
会計歳入歳出決算の認定についての提案理由をご説明申し上げます。 企業会計を除く一般会計と5特別会計の
歳出決算額は、令和2年度に比べ37億1,771万7,763円減の274億254万1,333円となりました。令和3年度の財政運営に当たりましては、第6次総合計画前期基本計画の初年度として、当該計画の執行に必要な予算を確保しつつ、経常経費の節減と自主財源の確保に努め、市民生活の安全・安心と活力ある地域づくりを目指し、住みたい、住み続けたいまちの実現に向けた各種施策に引き続き取り組んでまいりました。 主要事業といたしましては、保健・福祉の充実、教育・文化の充実、都市基盤の整備、安全・安心の確保、産業・観光の振興など、8項目を中心に据えて、その実現に鋭意取り組んだ結果、各施策はおおむね所期の目的を達成することができたと考えております。 なお、一般会計の執行状況を申し上げますと、
歳入決算額は178億2,363万5,834円で、予算に対して98.3パーセントとなりました。一方、歳出につきましては、国の補正予算により措置した住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業などを令和4年度に繰り越したことから、
歳出決算額は169億2,851万9,152円で、執行率は93.3パーセントとなりました。 このほか特別会計及び
公営企業会計におきましても、全て決算を終了したことから、地方自治法第233条第3項及び地方公営企業法第30条第4項の規定により、議会の認定に付すものでございます。 以上が認定第1号の提案理由でございます。
○議長(
北田宏彦議員) ただいま議題に供しております案件に対し、質疑を許します。 希望者はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北田宏彦議員) ないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題に供しております案件については、7人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上審査をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北田宏彦議員) 異議ないものと認めます。 よって、認定第1号については、7人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上審査をすることに決定いたしました。 お諮りいたします。 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、議会委員会条例第7条第1項の規定により、
土屋忠和議員、
引間真理子議員、中野 修議員、
山下豊昭議員、森 建二議員、
石渡登志男議員、
黒須俊隆議員の以上7人を指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北田宏彦議員) 異議ないものと認めます。 よって、決算特別委員会の委員は、ただいま指名のとおり決定いたしました。
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△日程第6 休会について
○議長(
北田宏彦議員) 次に、日程第6、休会についてを議題といたします。 お諮りいたします。 明3日から6日までの4日間について、休日及び議案調査のため休会といたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
北田宏彦議員) 異議ないものと認めます。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 なお、14日に議案に対する質疑を予定しております。質疑のある議員は、7日午後5時までに発言通告書を提出するようにお願いいたします。 また、7日は定刻より会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 どうもお疲れさまでした。 午前10時41分 散会...