姫路市議会 > 2017-02-23 >
平成29年第1回定例会−02月23日-01号

  • 東郷町(/)
ツイート シェア
  1. 姫路市議会 2017-02-23
    平成29年第1回定例会−02月23日-01号


    取得元: 姫路市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-11
    平成29年第1回定例会−02月23日-01号平成29年第1回定例会  出 席 議 員 (46人)      1番  松 浦 國 泰    24番  汐 田 浩 二      2番  塚 本 進 介    25番  井 川 一 善      3番  白 井 義 一    26番  宮 本 吉 秀      4番  中 西 祥 子    27番  西 本 眞 造      5番  常 盤 真 功    28番  宮 下 和 也      6番  竹 尾 浩 司    29番  三 輪 敏 之      7番  妻 鹿 幸 二    30番  阿 山 正 人      8番  三 木 和 成    31番  細 野 開 廣      9番  井 上 太 良    32番  今 里 朱 美     10番  大 西 陽 介    33番  萩 原 唯 典     11番  酒 上 太 造    34番  川 西 忠 信     12番  苦 瓜 一 成    35番  伊 藤 大 典     13番  森   由紀子    36番  谷 川 真由美     14番  牧 野 圭 輔    37番  今 栄 進 一     15番  三 和   衛    38番  梅 木 百 樹     16番  東 影   昭    39番  杉 本 博 昭
        17番  松 岡 廣 幸    40番  西 田 啓 一     18番  坂 本   学    41番  八 木 隆次郎     19番  駒 田 かすみ    42番  蔭 山 敏 明     20番  石 堂 大 輔    43番  山 崎 陽 介     21番  有 馬 剛 朗    44番  木 村 達 夫     22番  川 島 淳 良    45番  八 木 高 明     23番  重 田 一 政    46番  竹 中 隆 一 ───────────────────────────────           欠    員 (1人) ───────────────────────────────    事 務 局 職 員 出 席 者   事務局長   和  田  達  也   次  長   小  林  直  樹   議事課長   上  田  憲  和   議事係長   竹  田  敏  朗   主  任   西  本  雄  太   主  任   萱  原  彰  宏   主  任   浦  上  博  史   主  事   中  村  昇  平 ───────────────────────────────      会議に出席した市長、職員及び委員   市長             石  見  利  勝   副市長            内  海  將  博   副市長            黒  川     優   代表監査委員         中  澤  賢  悟   教育長            中  杉  隆  夫   医監             河  原  啓  二   防災審議監          川  渕  良  郎   水道事業管理者        長  井  元  典   市長公室長          北  川  俊  文   総務局長           舟  引  隆  文   財政局長           山  田  堅  一   市民局長           中  村     寛   環境局長           生  駒  清  之   健康福祉局長         甲  良  佳  司   観光交流局長         釣     雅  典   産業局長           高  馬  豊  勝   都市局長           隈  田  絹  夫   建設局長           佐  野  直  人   下水道局長          井  上  博  晶   会計管理者          三  木  隆  道   消防局長           中  川  勝  正   都市拠点整備本部副本部長   松  本  孝  明 ───────────────────────────────    議 事 日 程 第1日(2月23日(木)) 午前10時開会 〇市長あいさつ議長あいさつ 〇開   会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸 報 告 日程第4 議案第2号〜議案第62号並びに報告第6号及び報告第7号 〇散   会 ───────────────────────────────      議 事 順 序 1 市長あいさつ 2 議長あいさつ 3 開   会 4 会議録署名議員の指名 5 会期の決定 6 諸 報 告 7 議案第2号〜議案第62号並びに報告第6号及び報告第7号   一括上程   所信表明   提案理由説明 8 散   会 △市長あいさつ ◎石見利勝 市長  (登壇)  開会に先立ち、一言ごあいさつを申し上げます。  本日、平成29年第1回姫路市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には、ご参集いただきありがとうございます。  今定例会は、新年度予算案をご審議いただく議会であります。持続可能な財政基盤の堅持が求められる中、29年度の予算編成に当たっては、限られた財源を効果的、効率的に活用するため、「幸せ 感動 夢あるまち」の実現に向けてさらに前進するため、重点的に取り組む分野に重きを置いた予算配分としております。  このほか、補正予算、条例の改正など、合わせて63件の案件を提出いたしております。  議員の皆様方におかれましては、よろしくご審議いただき、原案にご理解とご賛同を賜りますようお願い申し上げます。  以上、簡単でございますが、開会のあいさつといたします。  よろしくお願いいたします。 ────────────────────── △議長あいさつ ○細野開廣 議長   開会に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  本日ここに、平成29年第1回姫路市議会定例会が招集されましたところ、議員の皆様には、ご出席をいただきまして、まことにありがとうございます。  本日提案されます案件は、平成29年度各会計予算を初め、条例の一部改正や契約の締結など、合わせて63件であります。
     いずれも重要な案件でありますので、慎重にご審議いただきますようよろしくお願い申し上げ、簡単ではございますが、開会のごあいさつとします。 ──────────────────────      午前9時59分開会 ○細野開廣 議長   ただいまから、平成29年第1回姫路市議会定例会を開会します。  これより本日の会議を開きます。  これより日程に入ります。  本日の日程は、お手元に配付しております議事日程に記載のとおりであります。 ────────────────────── △日程第1  会議録署名議員の指名 ○細野開廣 議長   まず日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、    汐 田 浩 二  議員    石 堂 大 輔  議員    東 影   昭  議員 を指名します。 ────────────────────── △日程第2  会期の決定 ○細野開廣 議長   次に日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りをします。  今定例会の会期は、本日から3月27日までの33日間としたいと思います。  これにご異議ございませんか。                  (「異議なし」の声あり) ○細野開廣 議長   ご異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。 ────────────────────── △日程第3  諸 報 告 ○細野開廣 議長   次に日程第3、諸報告であります。  お手元に配付のとおり、監査委員から監査の結果について、また包括外部監査人から外部監査の結果について報告がありました。  次に、2月15日までに受け付けました陳情は、お手元に配付の陳情文書表のとおりであります。  以上で諸報告を終わります。 ────────────────────── △日程第4  議案第2号〜議案第62号並びに   報告第6号及び報告第7号 ○細野開廣 議長   次に日程第4、議案第2号から議案第62号まで並びに報告第6号及び報告第7号をまとめて議題とします。  これより理事者に提案理由の説明を求めます。  石見市長。 ◎石見利勝 市長  (登壇)  平成29年度予算案並びにこれに関する諸議案のご審議をお願いするに当たり、市政の基本方針と施策の大要を申し上げ、姫路市民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。  私は、市長就任以来、現在・過去・未来の市民に責任を持てる「共生のまちづくり」を基本理念とし、生きがいと魅力ある姫路のまちづくりに取り組んでまいりました。  昨年は、姫路城の27年度の入城者数が全国の城郭の中で歴代1位となる286万7,000人を記録し、特に海外からの来城者数は初めて30万人を超えるなど、国際観光都市として国内外から多くの観光客をお迎えすることができました。また、長年にわたって早期整備を目指してきた播磨臨海地域道路については、これまでの活動の成果が実り、国により3つの優先区間が選定され、事業化に向けて大きく動き出しました。その一方で、本市職員が相次いで逮捕されるという不祥事が発生し、多大なご心配をおかけした年でもありました。今後、一つ一つの業務を着実に積み重ねていくことが市民の皆様からの信頼回復につながるとの思いで、これまで以上に市民から愛され、信頼される市役所を目指してまいる所存であります。  一方、世界に目を転じますと、英国の国民投票におけるEU離脱の選択や米国の大統領選挙の結果などは、これまでグローバル化を急速に進めてきた世界の経済や秩序のあり方とは異なる方向性を指し示すものであり、今後の国際情勢の行方がわが国に与える影響を注視する必要があります。  そうした先行きが不透明な中にあっても持続可能なまちづくりを目指して、私たちの子や孫、未来を生きる世代のために、姫路の有する多様な資源を最大限に活用して姫路をより活力ある住みよいまちとしていくことこそ、市長としての私に課せられた使命だと考えています。  本市財政については、普通交付税の合併算定替の段階的縮減により一般財源が減少する中、今後も社会保障関係経費をはじめとする義務的経費の増加、大規模投資事業、公共施設やインフラの老朽化対策などに伴う支出に適切に対応する必要があり、持続可能な財政基盤を堅持していくためにはさらに厳しい財政運営が求められています。  そこで、29年度予算編成に当たっては、限られた財源を効果的、効率的に活用するため、「活力と誇りを創る 姫路」、「人とくらしを育む 姫路」、「未来と夢を展く 姫路」の3つの戦略テーマの下、6つの重点施策に積極的に予算を配分することで、「幸せ 感動 夢あるまち」の実現に向けさらに前進していくための予算としました。  各会計予算は、一般会計2,137億円、特別会計(7会計)1,241億円、企業会計(3会計)569億円、総額3,947億円となっております。  以下、順次、29年度の主要な事業について、ご説明申し上げます。  戦略テーマの第1は、「活力と誇りを創る 姫路」であります。  都市基盤の整備によって都市の魅力や利便性を向上させるとともに、観光・産業の振興によって交流人口の拡大や地域経済の活性化を図るため、次の2つの重点施策に取り組みます。  1つ目の重点施策は、「発展を支える都市基盤の整備」であります。  まず、姫路駅周辺の整備については、JR姫路駅の東側に位置するコアゾーンでは、一部施設が夏頃に開業するほか、都市型ホテルや専門学校の整備が進められており、30年春頃には計画した施設が完成します。これに併せ、都心部の利便性や回遊性を高めるため、各施設を結ぶ歩行者デッキの整備を行います。また、イベントゾーンのうち、文化・コンベンションエリアでは、33年度の開設を目指し、文化・交流施設とコンベンション・展示施設の一体的な整備に向けて、引き続き実施設計と管理運営の方針の策定に取り組みます。さらに、医療系高等教育・研究機関の誘致を進めている高等教育・研究エリアでは、中播磨・西播磨圏域で最大規模の高度専門・急性期医療を担う医療機関となる新県立病院と、獨協医科大学大学院サテライト分校等との一体的な整備が検討されています。34年度の供用開始が予定されておりますが、圏域全体の医療機能を強化させることはもとより、高等教育・研究機能を充実させるまたとない好機であると捉え、県や獨協学園と連携して事業を進めてまいります。  大手前通りの再整備については、中心市街地の賑わいの創出や回遊性を向上し、さらなる都市の活性化へつなげるため、姫路城と姫路駅を結ぶシンボルロードにふさわしい、より質の高い都市空間として整備を進めてまいります。「歩いて楽しい、大好きなお城への道」を整備コンセプトに、十二所前線から姫路城前交差点までをそれぞれ特色を持たせる3つのゾーンに区分し、31年度の完成を目指して引き続き整備を行うとともに、良好な景観形成に向けた取り組みを進めてまいります。  計画的な市街地の形成については、市域全体の観点から、居住機能や商業、医療等の都市機能の集積、公共交通の充実により持続可能な都市構造を構築するため、立地適正化計画を策定します。また、JR英賀保駅の北駅前広場の整備を行うなど、市内7地区における土地区画整理事業を進めてまいります。  公共交通の利便性の向上に向けては、路線バス等と一般車両との交通結節機能を強化するとともに、安全な歩行者動線の確保を図るため、30年度の完成を目指して姫路駅南駅前広場の再整備工事に着手します。このほか、昨年6月に策定した鉄道駅周辺整備プログラムに基づき、市内鉄道駅の駅前広場等の整備や駅舎のバリアフリー化などに計画的に取り組んでまいります。また、昨年本格運用を開始したコミュニティサイクル「姫ちゃり」のサイクルステーションを増設し、公共交通で都心部を訪れる市民や観光客の一層の利便性と回遊性の向上を図ります。さらに、近年観光地としても注目を集める家島地域では、海上交通利用者の利便性の向上を図るとともに観光情報発信の拠点とするため、坊勢島における旅客ターミナル施設の整備を行います。  広域交通網の整備については、冒頭で申し上げたとおり、昨年、国により播磨臨海地域道路の整備に向けて3つの優先区間が選定されたところです。今後も、日本有数のものづくり拠点である播磨の経済振興や活性化、ひいては日本の経済成長に大きく貢献する本道路の早期実現に向け、県や関係市町、地元経済界等と一丸となって国に対して要望してまいります。  2つ目の重点施策は、「強みを活かした観光・産業の振興」であります。  まず、魅力的な観光の推進については、現在、姫路城グランドオープン後の状況を分析し、2020年の東京オリンピック・パラリンピック以降をも見据えた観光戦略プランの策定を進めています。29年度は、本プランに基づき、夜まで姫路を楽しんで滞在していただけるようナイト観光の展開を図り、滞在型観光を促進してまいります。また、近年増えつつある外国人観光客向けには、播磨圏域内で体験できる観光資源の掘り起こしやPRなどに取り組み、インバウンド対策を強化してまいります。さらに、MICEの推進としては、現在イベントゾーンで整備を進めている文化コンベンション施設において、多彩な事業を展開できるよう、プロモーション活動等にも一層力を入れてまいります。このほか、かつて姫路城下において江戸末期まで受け継がれていた鷹匠の文化を、新たな観光資源として全国に発信してまいります。  農林水産業の活性化については、農林漁業まつり等の開催に加え、新たに姫路市漁業協同組合が姫路港網干地区に開設する水産物直売所の整備を支援し、地産地消の普及啓発と地元産農水産物のブランド化を進めてまいります。また、本市では46年ぶりとなる第99回兵庫県畜産共進会の開催に合わせて、(仮称)姫路和牛まつりを開催し、畜産業の振興を図るとともに、姫路和牛の普及啓発を行います。  中央卸売市場の移転再整備については、現在、移転予定地における土壌汚染状況調査をほぼ完了したところであり、29年度は必要な用地を取得した上で専門家の意見を踏まえた的確な土壌汚染対策工事に着手するとともに、アクセス道路の整備などにも取り組んでまいります。また、新市場が品質管理の高度化に対応し効果的な集配機能を備えた国内外への流通拠点となり、移転先周辺が市民や観光客に親しまれる播磨地域の食文化の拠点となるよう、場内事業者をはじめとする関連事業者や関連団体等と連携して取り組んでまいります。特に、場内事業者等の主体的な取り組みが不可欠であることから、開設者である市としてもそれらの取り組みをさらに促していくよう必要な支援を行ってまいります。  産業の振興とものづくり力の強化については、引き続き成長分野への参入や販路拡大を目指す地元企業に対し金融機関と連携して支援を行うほか、国内外の展示会への出展や商談会の開催の支援などにより、地元企業におけるものづくり力の向上や新産業の創出を促進してまいります。また、姫路港の振興については、より魅力ある海の玄関口となるよう、同港飾磨地区の再整備に向け、県と連携して港湾機能のあり方に関する基本構想等を策定することとしています。加えて、引き続き姫路港に寄港するクルーズ客船の誘致を促進していくとともに、クルーズセミナーの開催により市民のクルーズへの関心を高めてまいります。  企業誘致と立地支援の展開については、昨年も製造工場や研究所などの設備投資が進みましたが、29年度は新たに播磨圏域内の大規模遊休地の調査を行って工場適地を把握し、新規企業のさらなる誘致や市内企業の投資を促進して地域産業の生産性向上や雇用の拡大を図ってまいります。  戦略テーマの第2は、「人とくらしを育む 姫路」であります。  質の高い子育て支援や魅力ある教育を推進するとともに、高度化、多様化する医療や福祉へのニーズに的確に対応し、災害から市民の暮らしを守るため、次の2つの重点施策を展開します。  1つ目の重点施策は、「健やかな成長を支える子育て・教育環境の充実」であります。  まず、子育て支援体制の充実については、妊娠期から子育て期まで切れ目ないサポートを提供できるよう、新たにワンストップで相談できる子育て世代包括支援センター機能を市内4か所に設けるほか、家事や育児が困難な妊産婦の負担を軽減するため、ファミリーサポートセンター会員を派遣する産前・産後サポート事業を新たに実施し、安心して産み、育てられる環境の充実を図ります。また、待機児童問題の解消に向けては、民間教育・保育施設の整備等の支援を行うほか、市立保育所においては、安富地域や香寺地域の幼保一体化施設の整備を進めるなど、教育・保育の提供体制の確保を図ってまいります。また、質の高い保育人材の安定的な確保に向けては、新たに民間教育・保育施設の保育士等に対する市独自の処遇改善に取り組むとともに、保育士・保育所支援センターを設置して潜在保育士等の就労支援を行うほか、高校生等を対象に未来の保育士応援プロジェクトを展開します。さらに、小学校入学後の子育て支援としては、保護者の就労等により放課後等に家庭で保護を受けられない児童が安全に安心して過ごせるよう、放課後児童クラブについて、専用施設の整備や余裕教室の活用を図るほか、開所時間の延長の取り組みを進めます。  魅力ある教育の推進については、28年度中に策定する学校園消費者教育指針に基づき、消費者被害の防止のみならず、自ら学び、消費生活を通してふるさとの発展や公正で持続可能な社会の実現に寄与できる子どもの育成を目指し、全ての市立学校園において消費者教育を推進してまいります。また、さらなる食育の推進に向けては、中学校での全員給食を林田エリアと家島エリアにおいて4月から開始するほか、学校給食センターの整備を進めている北部エリアにおいても12月から試行を開始します。加えて、南部エリアについても学校給食センターの整備に向けた取り組みを進め、全ての市立中学校での全員給食の実施を目指してまいります。また、27年度から市立の全ての小・中学校、特別支援学校に学校司書を配置し、児童・生徒の確かな学力と豊かな心の育成に力を入れてまいりましたが、29年度は新たに全ての市立高等学校にも学校司書を配置し、学校図書館の充実を図ります。また、ふるさと姫路への愛着を育む教育に関しては、AR技術を活用したふるさとウォークラリーの実施や、デジタル化した郷土資料をインターネットを通じて公開する郷土資料デジタルアーカイブの充実などに取り組みます。さらに、子どもたちが環境について楽しく学べる教育に関しては、生物多様性に係る小学生向け副教材の充実と活用を図るほか、伊勢自然の里・環境学習センターでは、ジャコウアゲハ等を間近に観察できる施設を整備するなど、生物の多様性が体感できる拠点施設として充実を図ります。  2つ目の重点施策は、「安全・安心で快適に暮らせる生活基盤の構築」であります。  まず、地域医療の充実については、必要な救急医療体制の構築に向け、21年に策定した救急医療方策に関する指針を見直すほか、より利用しやすく改正した臨床研修医奨励金制度により、引き続き市内医療機関の医師の確保と定着を図ってまいります。また、離島における医療体制を充実させるため、坊勢島で唯一の医療機関であるぼうぜ医院が老朽化していることから移転新築工事に着手します。さらに、海上救急搬送体制の確保のため、老朽化している救急艇の更新に向けて実施設計を行います。  地域包括ケアの推進については、介護が必要になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けられる地域包括ケアシステムの構築に向け、医療と介護の連携等を進めてまいりましたが、4月から新たな介護予防・日常生活支援総合事業を開始し、より利用者一人ひとりに寄り添った形での介護サービスの提供や介護予防活動を実施してまいります。また、高齢者の暮らしを地域でサポートするための拠点である地域包括支援センターへの指導・支援の強化を図るため、基幹型地域包括支援センターを設置します。  障害者福祉の推進については、秋頃の開設に向け移転新築工事を進めている総合福祉通園センター成人棟において、自立訓練や生活介護、就労継続支援を行っている現在の3園を統合した障害者支援センターを開設し、障害者のニーズの多様化や利用者の高齢化、障害の重度化に対応した総合的な支援を行ってまいります。  災害に備えた取り組みの推進については、大規模災害発生時に優先的に実施すべき業務を特定し、迅速かつ的確な業務執行体制等を定める業務継続計画を28年度中に策定することとしております。29年度は、その計画や熊本地震等の大規模災害での教訓を踏まえ、国や他の自治体、民間企業等からの応援の円滑な受け入れや早期の復旧・復興につなげるため、災害時受援計画を策定します。また、大規模災害等の発生時において消防隊員が円滑に活動を行えるよう、消防指揮隊の3隊運用を開始するほか、地域防災力の中核を担う消防団の活性化を図るため、消防団員の処遇改善や資器材等の充実にも取り組みます。さらに、橋梁の安全性の確保に関しては、本市が管理する市内全2,662橋を対象とする橋梁点検を、30年度の完了に向けて引き続き実施してまいります。そして、既に点検を終えた約1,750橋を対象に道路橋長寿命化修繕計画の見直しに着手するとともに、引き続き本計画に基づく効率的、効果的な橋梁補修工事を実施してまいります。  水害に強いまちづくりの推進については、近年、多発する局地的な大雨や大型台風による浸水被害の軽減に向けて、現在、10年確率降雨に対応した浸水対策施設の整備を順次進めています。29年度は、八家川流域において糸引公園雨水貯留施設の整備に着手するとともに、引き続き汐入川や大津茂川の流域での雨水幹線整備、大井川等の河川整備などに取り組みます。  空き家対策の推進については、市内に点在する空き家の情報を集約したデータベースを整備するとともに、空き家改修支援等により利活用を促進するほか、老朽危険空き家等の対策に関する条例の制定に向けた取り組みを進めるなど、総合的な空き家対策を進めてまいります。  戦略テーマの第3は、「未来と夢を展く 姫路」であります。  2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を見据え、スポーツや文化の振興を通じて、本市の今後の発展につながる新たな魅力の創造を図るとともに、人口減少社会に対応し、誰もが活躍できるまちづくりを推進するため、次の2つの重点施策に取り組みます。  1つ目の重点施策は、「新たな魅力を創造するスポーツ・文化の振興」であります。  まず、東京オリンピック・パラリンピック姫路プロジェクトの推進については、2020年東京大会の開催に向け、スポーツや文化、観光の分野を連動させた総合的な取り組みを展開し、本市の新たな魅力となるレガシーの創造を図ってまいります。  「スポーツ都市・ひめじ」の推進については、4回目となる世界遺産姫路城マラソンの開催や日本スポーツマスターズ2017兵庫大会など大規模スポーツイベントの実施に取り組むとともに、トップアスリートによるフォーラムや指導教室を開催します。また、本市を拠点に活動するシッティングバレーボールの全日本女子代表チームや昨年発足した女子バレーボールチーム「ヴィクトリーナ姫路」に対して練習環境の整備等の支援を行ってまいります。  文化の振興と発信については、東京オリンピック・パラリンピックの開催を見据え、姫路文化プログラムとしてさまざまな文化事業を展開していくことで、世界遺産のあるまちとしての魅力を発信し、国内外の人々との出会いや交流を本市の文化力向上につなげてまいります。特に「音楽のまち・ひめじ」に向けた取り組みについては、ル・ポン国際音楽祭や交響詩ひめじ合唱コンクール等の開催に加え、姫路駅北にぎわい交流広場等の多くの人が集まる場所での演奏会の実施など、音楽に親しめる機会を充実するとともに、これまで培われてきた音楽文化を背景に音楽のまちとしてのイメージを積極的に発信してまいります。  スポーツ・文化拠点の再整備については、手柄山中央公園では、感動と笑顔あふれる憩いの交流空間の創出に向け、1月に策定した基本計画に基づいて具体的な事業化の検討を進めるほか、公園周辺への交通アクセスの改善を図るため、昨年12月にJR西日本と合意したJR姫路・英賀保間新駅の設置に向け、関係機関との協議を進めます。また、名古山霊苑では、魅力的な散策空間として広く利用され、市民が心安らかに憩えるよう、花と緑に包まれた広場の整備等を行います。  2つ目の重点施策は、「人口減少社会でも輝くまちづくりの推進」であります。  まず、3年目を迎えるひめじ創生の推進については、人口減少・超高齢社会における課題に対応し、本市の特性を活かして、活力あるふるさと姫路を維持するため、地域経済の活性化に加え、子育て支援や女性活躍に重点を置いた取り組みを推進してまいります。  本市への移住・定住の促進については、引き続き大都市圏において移住相談会等を開催するとともに、市内の山間地域や島しょ地域での農林漁業体験や文化体験、地元住民との交流などを通じて、本市での暮らしの楽しさを実際に体験していただく移住体験事業を実施します。
     北部地域の活性化に向けた取り組みについては、28年度中に策定する北部農山村地域活性化構想に基づき、今後、「安定した農林業の振興」、「持続可能なコミュニティの形成」、「地域独自の魅力を反映する農山村空間の再生」の3つの視点から特色ある地域づくりの実現に向けた検討を進めていくこととしており、29年度は、夢前や安富に点在する魅力的な地域資源を観光客誘致に活用するため、花街道づくりやモニターツアー等を実施します。  地域夢プラン事業の推進については、これまでに地域住民が主体となって掘り起こした地域資源を活用して、小学生向けに作成した地域資源マップを市内全校に掲示し、子どもたちのふるさと意識の醸成を図ります。また、古代・中世・近世を通じて、活発な人々の往来や交易を支えた、姫路を通過する古来の主要街道を「播磨古道」と称し、その魅力を地域資源と併せて紹介する動画を作成してPRを行います。  女性の活躍に向けた取り組みについては、播磨圏域8市8の女性職員で構成するプロジェクトチームを立ち上げ、現在、播磨圏域政策創造プロジェクトを進めています。圏域単位での課題解決に向けて女性ならではの視点から提案をしていただき、事業化につなげていきたいと考えております。また、本市にゆかりのある女性をパネリストに迎え、女性活躍の実例を紹介するフォーラムを開催するほか、市内の大学や企業と連携して理工系分野に興味を持つ女子中学生の進路選択を応援する理工チャレンジ事業を実施することにより、多様な女性人材の育成につながる取り組みも進めてまいります。  マイナンバーの普及と活用については、市内図書館におけるマイナンバーカードの電子証明書を利用した図書貸出を昨年11月に全国で初めて開始したところです。29年度も引き続きマイナンバーカードの多目的利用を推進して市民の利便性向上を図るため、行政機関が保有する自分に関する情報等を自宅のパソコン等から確認できるマイナポータルへの対応を進めるほか、マイナンバーカードを活用して申請書等への記入を省略するサービスを一部の窓口に試験的に導入します。  持続可能な上下水道の経営については、施設の老朽化や人口減少に伴う料金収入の減少など経営環境が厳しさを増す中で将来にわたって市民に安定的なサービスを提供していくため、水道事業においては、新たな水道ビジョンの策定に着手するほか、引き続き老朽化した水道施設と管路の計画的な更新、耐震化に取り組んでまいります。また、下水道事業においては、長期的な視点で下水道施設管理の最適化を目指すストックマネジメント基本計画を策定するほか、下水道使用料を改定するとともに一層の経営の合理化を図ってまいります。  信頼される市役所づくりに向けては、市が発注する建設工事等の入札手続の透明性と公平性を確保する取り組みの1つとして、最低制限価格等の算出に無作為に生成した係数を導入するなど、対応できるところから改善策をすでに実施しているところです。それに加え、不祥事の原因究明と再発防止策の検討のため設置した職員不祥事調査・再発防止検討専門委員からの報告も踏まえて、さらなる改善策に取り組んでまいります。  2020年東京オリンピック・パラリンピックの開幕までいよいよ4年を切りました。  1964年東京大会は、戦後日本の復興を世界に示し、その後の高度経済成長を遂げる大きな契機となりました。今回の大会では、世界でも類を見ない速度で人口減少・少子高齢化が進むわが国が、今後いかに発展を遂げていくのか。2020年を一つの目標に、経済面での発展だけでない成熟社会としてのモデルを世界に示していくことが期待されています。  また本市においては、いかに姫路城グランドオープン後の勢いを定着させ、地域全体で好循環を創り出していくのか。2020年、そしてその先をも見据え、いま国内外から注目を集める姫路をさらに飛躍させる契機としていかなければなりません。  幕末という激動の時代を生き、明治維新に大きな影響を与えた吉田松陰が「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。」という言葉を残しています。  この言葉は、困難を乗り越えて何かを成し遂げるためには、まず夢や希望をしっかりと持ち、未来を見据えて着実に努力を積み重ねていくことが大切であるということを、現代を生きる私たちに伝えるものであると思います。  私たちの夢や希望は、社会の活力を生み出し、持続可能な未来を実現する原動力になります。本市が目指すまちづくりを実現するためにはさまざまな課題が山積していますが、市民の皆様とふるさと姫路に対する夢や希望を共有し、姫路の有する多様な資源を最大限に活用することで、姫路をより活力ある住みよいまちとしていくことができると確信しております。  持続可能な未来に向けて、2020年、さらにその先をも見据え、市民の皆様がこれまで以上に夢や希望を持てる市政運営に全力で取り組んでまいります。  市民の皆様並びに議員各位のご理解とご協力を心からお願い申し上げ、平成29年度の所信表明といたします。 ○細野開廣 議長   黒川副市長。 ◎黒川優 副市長  (登壇)  ただいま上程されました議案のうち、私からは予算議案についてご説明を申し上げます。  まず、平成29年度姫路市予算につきましては、先ほど市長より編成大綱をご説明申し上げましたので、私からは各議案ごとにその概要を計数的にご説明申し上げます。  平成29年度の予算規模は、一般、特別、企業会計の総額を3,946億9,924万6,000円といたしております。前年度に比べまして26億706万4,000円の減となっております。  一般会計は2,137億円で、前年度に比べ44億円、2.0%の減となっております。  特別会計は卸売市場事業など7会計、総額1,240億9,990万3,000円で、前年度に比べ22億7,725万5,000円、1.9%の増となっております。  企業会計は水道事業など3会計、総額568億9,934万3,000円で、前年度に比べ4億8,431万9,000円、0.8%の減となっております。  それでは、各会計ごとに順次ご説明を申し上げます。  まず、議案第2号、平成29年度姫路市一般会計予算につきまして、歳入予算から順次ご説明申し上げます。  まず、市税は957億円を、税制改正や景気の動向等を勘案して計上いたしております。前年度に比べまして5億円、0.5%の増となっております。  地方譲与税13億1,400万円、利子割交付金8,600万円、配当割交付金5億500万円、株式等譲渡所得割交付金3億900万円、地方消費税交付金90億8,000万円、ゴルフ場利用税交付金6,800万円、自動車取得税交付金3億9,700万円、国有提供施設等所在市助成交付金710万円、地方特例交付金4億700万円は、それぞれの制度や地方財政計画等を勘案して計上いたしたものでございます。  地方交付税は、国の制度改正や市税等の状況を勘案の上、120億円を計上いたしております。  交通安全対策特別交付金は1億500万円を計上いたしております。  分担金及び負担金は、保育所の受益者負担金などで20億7,726万円を、使用料及び手数料は、市営住宅使用料などで57億2,103万5,000円を計上いたしております。  国庫支出金346億1,019万2,000円、県支出金127億8,028万3,000円は、それぞれ法令等に基づき計上いたしたものでございます。  財産収入は、普通財産売払収入など6億1,508万6,000円を、寄附金は、ふるさとひめじ応援寄附金などで6,482万5,000円を、繰入金は、財政調整基金繰入金などで39億8,043万円を計上いたしております。  諸収入は、貸付金元利収入等で86億6,848万9,000円を、市債は252億430万円を計上いたしております。  以上、一般会計歳入予算総額は2,137億円で、歳出予算の見合い財源となっております。  次に、歳出についてご説明申し上げます。  議会費は、議会活動に必要な諸経費で10億4,327万2,000円を、総務費は159億8,819万円を、民生費は、児童、高齢者等の福祉事業費などで838億5,539万4,000円を、衛生費は、じんかい収集に要する経費などで157億3,447万7,000円を、労働費は、勤労者支援に要する経費などで2億1,407万2,000円を、農林水産業費は、農林水産業の経営安定と基盤整備等に要する経費で28億6,659万3,000円を、商工費は、地域経済対策等に要する経費で72億6,239万4,000円を、土木費は271億7,755万2,000円を、消防費は、防災対策に要する経費を含みまして73億8,796万円を、教育費は171億1,911万5,000円を、公債費は216億6,011万7,000円を、諸支出金は、出資団体貸付金などで131億9,086万4,000円を、予備費は2億円を、それぞれ計上いたしております。  以上、一般会計歳出予算総額は2,137億円となっております。  次に、債務負担行為につきましては、起業家支援資金融資などの損失補償、児童福祉施設等整備助成事業費などについて、それぞれ債務を負担すべき期間及び限度額を定めるものでございます。  次に、地方債でございますが、平成29年度に借り入れをいたします長期債252億430万円を起債の目的ごとに区分し、それぞれの起債の方法、利率などを定めるものでございます。  その他、一時借入金の最高額を250億円と定めるほか、歳出予算の流用の範囲を定めております。  以上で、一般会計の説明を終わります。  引き続き、特別会計につきましてご説明を申し上げます。  議案第3号、平成29年度姫路市卸売市場事業特別会計予算は、管理費、施設整備費など総額24億2,499万1,000円を計上いたしております。  議案第4号、平成29年度姫路市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算は、母子父子寡婦の福祉資金貸付事務に要する経費といたしまして、総額7,370万円を計上いたしております。  議案第5号、平成29年度姫路市国民健康保険事業特別会計予算は、医療給付費、後期高齢者支援金、介護納付金などの事業勘定と、家島診療所の施設管理費などの直営診療施設勘定を合わせまして、総額714億6,753万4,000円を計上いたしております。  議案第6号、平成29年度姫路市介護保険事業特別会計予算は、保険給付費、地域支援事業費などで、総額421億1,244万6,000円を計上いたしております。  議案第7号、平成29年度姫路市後期高齢者医療事業特別会計予算は、広域連合納付金、保健事業費などで、総額69億4,256万4,000円を計上いたしております。  議案第8号、平成29年度姫路市奨学学術振興事業特別会計予算は、奨学事業、学術振興事業などに要する経費で、総額3,085万8,000円を計上いたしております。  議案第9号、平成29年度姫路市財政健全化調整特別会計予算は、卸売市場特別会計貸付金などで、総額10億4,781万円を計上いたしております。  以上で、特別会計予算の説明を終わります。  引き続きまして、各企業会計予算につきましてご説明を申し上げます。  議案第10号、平成29年度姫路市水道事業会計予算についてご説明申し上げます。  収益的収入及び支出でございますが、収入におきましては117億218万7,000円、支出におきましては100億9,512万5,000円を計上いたしております。  資本的収入及び支出につきましては、施設・設備の建設改良費などで、66億5,212万2,000円の支出を見込んでおり、その財源といたしましては、企業債、補助金及び出資金等を予定いたしております。  その他、債務負担行為、企業債、一時借入金の限度額、予定支出の各項の経費の金額の流用、議会の議決を経なければ流用することのできない経費、他会計からの補助金、たな卸資産購入限度額について定めております。  次に、議案第11号、平成29年度姫路市都市開発整備事業会計予算についてご説明申し上げます。  収益的収入及び支出でございますが、収入につきましては、姫路駅周辺整備事業用地売却等営業収益及び営業外収益で2億3,228万7,000円と、支出につきましては、土地売却原価、一般管理費等の営業費用及び営業外費用などを合わせまして2億2,715万6,000円となっております。  資本的収入及び支出でございますが、都市開発事業で2億9,305万9,000円の支出を見込んでおります。  その他、予定支出の各項の経費の金額の流用、議会の議決を経なければ流用することのできない経費について定めております。  次に、議案第12号、平成29年度姫路市下水道事業会計予算についてご説明申し上げます。  下水道事業、コミュニティ・プラント事業及び集落排水事業を合わせました収益的収入及び支出でございますが、収入につきましては217億9,278万円を、支出につきましては210億5,694万1,000円を計上いたしております。  資本的収入及び支出でございますが、支出におきましては、施設・設備の建設改良費、企業債償還金などで185億7,494万円の支出を見込んでおり、その財源といたしましては、企業債、補助金及び出資金等を予定いたしております。  その他、債務負担行為、企業債、一時借入金の限度額、予定支出の各項の経費の金額の流用、議会の議決を経なければ流用することのできない経費、他会計からの補助金、たな卸資産購入限度額について定めております。  以上で、平成29年度姫路市各会計の予算の説明を終わります。  引き続きまして、議案第13号、平成28年度姫路市一般会計補正予算についてご説明を申し上げます。  歳入歳出予算の補正は66億8,483万8,000円の増額でございまして、補正後の予算規模は2,277億8,150万1,000円となっております。  それでは、歳出からご説明申し上げます。  総務費につきましては、21世紀都市創造基金積立金10億円を計上いたしております。  民生費につきましては、歳出予算に不足が見込まれます自立支援給付事業費に2億5,547万2,000円を計上いたしております。  衛生費につきましては、環境学習センター整備事業費に3,500万円を計上いたしております。  商工費につきましては、融資預託の減により、金融対策事業費を1億950万円、工場立地奨励事業費を3億2,303万円、それぞれ減額いたしております。  土木費につきましては、国の補助不採択などにより、姫路駅周辺土地区画整理事業費を2億4,800万円、姫路駅周辺整備関連事業を9,600万円、それぞれ減額いたしております。  教育費につきましては、国の補正予算に伴う補助事業費の増により、学校給食整備推進経費に21億9,137万4,000円、小学校費では、校舎整備事業費13億9,345万1,000円、屋内運動場整備事業費1億7,548万2,000円、水泳プール整備事業費1億8,705万9,000円、造成整備事業費1億6,825万6,000円、給食室整備事業費4億3,994万6,000円、付属施設整備事業費4,943万円を、中学校費では、校舎整備事業費9億7,055万2,000円、屋内運動場整備事業費1億3,060万2,000円、水泳プール整備事業費1億5,417万2,000円、造成整備事業費1億96万円、格技場整備事業費9,454万7,000円、付属施設整備事業費6,795万円を、幼稚園費では、園舎整備事業費4,711万5,000円を、それぞれ計上いたしております。  次に、歳入についてご説明を申し上げます。  国庫支出金、県支出金につきましては、歳出でご説明いたしました国の補助事業の財源として制度に基づき計上いたしております。  諸収入につきましては、融資預託金の減に伴います貸付金元利収入の減額を計上いたしております。  市債につきましては、国の補助事業の財源として制度に基づき計上するほか、借換債の発行を取りやめ、市債残高の縮減を図ることといたしております。  また、繰入金、繰越金につきましても、今回の補正に係る所要一般財源として、それぞれ補正しようとするものでございます。  次に、繰越明許費の補正は、財産管理諸経費など54事業につきまして、本年度内に事業の完了見通しが得られないため、これを翌年度に繰り越して執行いたしたく、繰り越しの予算措置をお願いするものでございます。  債務負担行為の補正は、先ほどご説明いたしました小学校屋内運動場整備事業につきまして債務負担行為の設定をお願いするものでございます。  また、地方債の補正は、今回の補正に係る借入限度額の変更をお願いしようとするものでございます。  次に、議案第14号、平成28年度姫路市卸売市場事業特別会計補正予算についてご説明を申し上げます。  繰越明許費は、市場移転整備に伴う用地買収につきまして、本年度内に事業の完了見通しが得られないため、これを翌年度に繰り越して執行いたしたく、繰り越しの予算措置をお願いするものでございます。  以上、平成29年度予算並びに本年度補正予算の説明を終わります。  何とぞよろしくご審議をいただき、原案にご議決賜りますようお願いを申し上げます。 ○細野開廣 議長   内海副市長。 ◎内海將博 副市長  (登壇)  引き続きまして、私からは一般議案並びに報告案件についてご説明申し上げます。  議案第15号、姫路市休養センター・香寺荘条例の一部を改正する条例につきましては、姫路市休養センター・香寺荘の宿泊料及び和室等の占用使用料を引き上げようとするものでございます。  議案第16号、姫路市職員給与条例の一部を改正する条例につきましては、国家公務員の一般職の職員に係る扶養手当の支給額が見直されることに伴い、本市職員の扶養手当についても同様の見直しを行い、子に係る扶養手当の月額を1万円に引き上げるとともに、子以外の扶養親族に係る扶養手当を、行政職9級相当の職員にあっては支給しないこととし、行政職8級相当の職員にあっては月額3,500円に、その他の職員にあっては月額6,500円とするほか、必要な規定整備をしようとするものでございます。  議案第17号、姫路市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例につきましては、国家公務員の医師に対する初任給調整手当が改定されたことを踏まえ、本市職員の医師手当を引き上げようとするものでございます。  議案第18号、姫路市職員の倫理と公正な職務の確保に関する条例の一部を改正する条例につきましては、職員が職務を遂行するに当たり、職員以外の者から要望等を受けた場合の記録の作成について、現在その内容が不当要求行為等に該当する場合のみ記録しなければならないこととしているものを、要望等はすべて記録しなければならないことに改めるとともに、当該記録の件数等を、毎年度市民に公表しようとするものでございます。  議案第19号、姫路市市税条例等の一部を改正する条例につきましては、国において車体課税の見直しが延期されたことに伴い、軽自動車税に係るグリーン化特例の適用期限を1年延長し、平成28年度中に取得した新車をその対象とするとともに、消費税率の引き上げが延期されたことに伴い、個人市民税に係る住宅ローン減税の適用期限を平成33年まで延長するほか、法人市民税法人税割の税率改正の実施時期を平成31年10月まで延期しようとするものでございます。  議案第20号、姫路市個人情報保護条例等の一部を改正する条例につきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴い、実施機関が特定個人情報の提供の求めまたは提供に関する記録の訂正を行った場合の通知先として、新たに本市が独自に個人番号を利用する事務に係る情報照会者及び情報提供者を加えるほか、必要な規定整理をしようとするものでございます。  議案第21号、姫路市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例につきましては、自己搬入される50キログラム未満の家庭ごみの処理に係る処理手数料を10キログラムにつき100円と定めるとともに、し尿くみ取手数料の額を20リットル当たり50円から100円に、浄化槽汚泥処分手数料及びし尿処分手数料の額を100リットル当たり20円から40円に、それぞれ引き上げるほか、手数料の減免規定を整理しようとするものでございます。  議案第22号、姫路市立網干環境楽習センター条例の一部を改正する条例につきましては、姫路市立網干環境楽習センターの多目的工房の使用料を引き上げようとするものでございます。  議案第23号、姫路市すこやかセンター条例の一部を改正する条例につきましては、姫路市すこやかセンターの駐車場について、一定時間を超えて使用する場合の使用料を200円から300円に引き上げようとするものでございます。  議案第24号、姫路市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例につきましては、県が市と共同で実施する老人医療費助成事業を廃止し、高齢期移行助成事業を創設することに伴い、65歳から69歳までの者に対する医療費の助成要件を見直し、従来、市民税非課税世帯の世帯員で本人の年金収入額及び所得額の合計が80万円以下の者として助成の対象となっていた者にあっては、介護保険における要介護2から5までの認定を受けていなければならないこととするほか、高齢期移行助成事業への移行に伴う規定整理をしようとするものでございます。  議案第25号、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例につきましては、新たに創設された高齢期移行助成事業において、医療費の助成要件とされた介護保険における要介護度を確認する必要が生じたことに伴い、市長は、同事業に関する事務を処理するために、特定個人情報である介護保険給付等関係情報を利用することができることとするほか、必要な規定整理をしようとするものでございます。
     議案第26号、姫路市保健所使用料及び手数料徴収条例の一部を改正する条例につきましては、輸出食品の衛生に関する証明書の発行手数料を新設し、その額を1通につき600円と定めるほか、犬及び猫の引き取りに係る手数料を1,700円から2,380円に引き上げようとするものでございます。  議案第27号、姫路市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例につきましては、児童福祉施設等の設備、運営等に関する基準を定める省令等が改正されたことに伴い、姫路市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例ほか2条例を改正し、保育所及び幼保連携型認定こども園並びに家庭的保育事業等における保育士等の配置に関する要件を緩和しようとするものでございます。  議案第28号、姫路市立幼保連携型認定こども園条例等の一部を改正する条例につきましては、平成29年4月から、姫路市立前之庄保育所及び姫路市立前之庄幼稚園を一体化し、新たに姫路市立前之庄こども園を設置しようとするものでございます。  議案第29号、姫路市立学校の学校医等の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例につきましては、姫路市立幼保連携型認定こども園における学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償の範囲、金額及び支給方法等に関し必要な事項を定めようとするものでございます。  議案第30号、姫路キャスパホール条例の一部を改正する条例につきましては、姫路キャスパホールの基本使用料を引き上げようとするものでございます。  議案第31号、姫路市体育施設条例の一部を改正する条例につきましては、本市の体育施設における使用料について、使用時間の単位を「午前」、「午後」、「夜間」等としているものを1時間単位に改め、1時間当たりの使用料を設定すること、旧4の区域に存する体育施設の使用料をおおむね2割引き上げ、旧姫路市の区域に存する体育施設の使用料との整合を図ること、テニスコート、野球場、グラウンド等の使用料を他都市の類似施設の状況を踏まえて見直し、施設ごとに統一した額とすること等の改正を行うとともに、広畑トレーニングルームにおける義務教育終了前の者の利用を制限するほか、必要な規定整理をしようとするものでございます。  議案第32号、姫路みなとドーム条例の一部を改正する条例につきましては、姫路みなとドームの占用使用料及び個人使用料を引き上げようとするものでございます。  議案第33号、姫路市中央卸売市場業務条例の一部を改正する条例につきましては、卸売市場法施行規則が改正され、卸売業者が食品製造業者に対して国内産農林水産物の輸出に係る卸売を行う場合または仲卸業者が輸出のための国内産農林水産物の市場外買い入れを行う場合には、契約において、その対象となる生鮮食料品等の品目、数量の上限等及び当該市場における入荷量等が著しく減少した場合の措置が定められていること及び当該市場の取り引きの秩序を乱すおそれがない旨の開設者の承認を受けていることを要件とするとされたことに伴い、同様の改正を行うほか、売買取引等の運営方法の変更等を行う際には市場取引委員会の意見を聴取することとしているものを、市長が指名する利害関係者の意見を聴取することも可能とすること、市場での売買が禁止される衛生上有害な物品に、食品としての安全性を欠き健康に危害を及ぼす可能性がある物品を加えること等の改正をしようとするものでございます。  議案第34号、姫路市青果地方卸売市場業務条例の一部を改正する条例につきましては、前議案と同様に、市場での売買が禁止される衛生上有害な物品に、食品としての安全性を欠き健康に危害を及ぼす可能性がある物品を加えようとするものでございます。  議案第35号、姫路市工場立地促進条例の一部を改正する条例につきましては、中小企業が工場の新設、更新等を行う場合における奨励金の支給等の奨励措置について、現在当該工場への投下固定資産総額が5,000万円以上であることを要件の1つとし、平成28年度までに限り3,000万円以上に緩和する時限措置を設けていたものを、平成29年度以降も引き続き3,000万円以上とすることとし、中小企業の持続的な設備投資を促進しようとするものでございます。  議案第36号、姫路市勤労市民会館条例の一部を改正する条例につきましては、姫路市勤労市民会館の体育館及び会議室の使用料を引き上げようとするものでございます。  議案第37号、キャスパ地下駐車場条例の一部を改正する条例につきましては、キャスパ地下駐車場の前払式駐車券について、6カ月以上5年以下の範囲内で有効期限を設けることができることとするほか、必要な規定整理をしようとするものでございます。  議案第38号、姫路市建築確認申請手数料等徴収条例の一部を改正する条例につきましては、都市の低炭素化の促進に関する法律による税制優遇措置の対象となる建築物について、市が認定を行う際の基準となる関係省庁の告示の改正等が行われたことに伴い、低炭素建築物の認定申請に係る手数料の額の見直し等を行うとともに、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律が施行され、建築主は同法で定める工事を着手する前に建築物エネルギー消費性能適合性判定を受けなければならないとされたこと等に伴い、これらに係る手数料を新設しようとするものでございます。  議案第39号、姫路市道路附属物自動車駐車場条例の一部を改正する条例につきましては、大手前地下駐車場について、市長または指定管理者が発行する前払式駐車券に6カ月以上5年以下の範囲内で有効期限を設けることができることとするとともに、指定管理者を除く市以外の団体等による前払式駐車券の発行を廃止しようとするものでございます。  議案第40号、姫路市道路附属物自転車等駐車場条例の一部を改正する条例につきましては、姫路市駅前中央地下駐輪場ほか3駐輪場について、市長または指定管理者が発行する前払式駐車券に6カ月以上5年以下の範囲内で有効期限を設けることができることとしようとするものでございます。  議案第41号、姫路市ふれあいの館条例の一部を改正する条例につきましては、船津公園ふれあいの館及び網干南公園ふれあいの館の使用料について、使用時間の単位を「午前」、「午後」及び「夜間」としているものを1時間単位に改め、1時間当たりの使用料を定めるとともに、土曜日、日曜日及び休日の使用に係る割り増し料金を設け、基本使用料の額の2割増しとするほか、必要な規定整備を行おうとするものでございます。  議案第42号、姫路市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例につきましては、平成29年度から岩屋地区及び相坂地区における農業集落排水事業を公共下水道事業に統合することに伴い、これらの農業集落排水事業に係る処理施設を廃止するとともに、本市の集落排水事業の規模及び処理区域を変更しようとするものでございます。  議案第43号、姫路市立学校給食センター条例の一部を改正する条例につきましては、家島学校給食センターが給食業務を行う市立学校に家島中学校及び坊勢中学校を加えるとともに、新たに北部学校給食センターを設置し、増位中学校ほか15中学校の給食業務を行おうとするものでございます。  議案第44号、姫路市立総合教育センター条例の一部を改正する条例につきましては、姫路市立総合教育センターの講堂、会議室等の基本使用料を引き上げようとするものでございます。  議案第45号、姫路市立野外活動センター条例の一部を改正する条例につきましては、藤ノ木山野外活動センターの体育館の基本使用料を引き上げ、和室を廃止するとともに、梯野外活動センターのロッジの使用料を引き上げ、テントの貸し出しを廃止しようとするものでございます。  議案第46号、姫路市立水族館条例の一部を改正する条例につきましては、姫路市立水族館における中学生及び小学生以外の者で15歳以上の者に係る入館料を引き上げようとするものでございます。  議案第47号、姫路科学館条例の一部を改正する条例につきましては、姫路科学館の特別展示室の使用料を引き上げようとするものでございます。  議案第48号、姫路市立美術館条例の一部を改正する条例につきましては、姫路市立美術館の講堂及び会議室の使用料を引き上げるとともに、新たに美術品等の熟覧、模写、撮影等を行う際に徴収する特別観覧料を設けるほか、必要な規定整備をしようとするものでございます。  議案第49号、姫路文学館条例の一部を改正する条例につきましては、姫路文学館の特別展示室、講堂等の占用使用料を引き上げるとともに、新たに洋間を設け、その占用使用料を定めようとするものでございます。  議案第50号、姫路市書写の里・美術工芸館条例の一部を改正する条例につきましては、姫路市書写の里・美術工芸館の一般展示室及び和室の使用料を引き上げようとするものでございます。  議案第51号、姫路市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例につきましては、公職選挙法施行令が改正され、国会議員の選挙における選挙運動用自動車の使用及びポスター等の作成に係る公費負担の限度額が引き上げられたことに伴い、これに準じて市議会議員及び市長の選挙における選挙運動用自動車の使用及びポスターの作成に係る公費負担の限度額を引き上げるほか、必要な規定整備をしようとするものでございます。  議案第52号、姫路市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例につきましては、公職選挙法施行令が改正され、国会議員の選挙における選挙運動用ビラの作成に係る公費負担の限度額が見直されたこと等を踏まえ、市長の選挙における選挙運動用ビラの作成に係る公費負担の限度額を1枚当たり14円から7円51銭に引き下げようとするものでございます。  議案第53号、姫路市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例及び姫路市障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、指定障害者福祉サービスの事業等の設備、運営等に関する基準を定める厚生労働省令が改正され、指定就労継続支援A型事業者は、就労の機会の提供に当たっては、利用者の就労に必要な知識等の向上に努め、その希望を踏まえたものとしなければならないこととするなど、当該事業者が守らなければならない利用者の就労に関する規定が追加されたことに伴い、同様の改正を行うほか、必要な規定整理をしようとするものでございます。  議案第54号、契約の締結につきましては、キャスティ21コアゾーンAブロック西側連絡デッキ工事について、契約金額3億5,830万800円をもって、マルイト株式会社と委託契約を締結しようとするものでございます。  議案第55号、損害賠償額の決定につきましては、通勤途上の相手方が市道を自転車で走行中、アスファルトの盛り上がりによる段差によって転倒し、負傷したもので、損害賠償額を734万773円と決定しようとするものでございます。  議案第56号、包括外部監査契約の締結につきましては、公認会計士八木一法氏と、監査の実施及び監査結果に関する報告を内容とする包括外部監査契約を締結しようとするものでございます。  議案第57号から議案第60号までは、いずれも土地改良事業の計画の概要を定めることについてでございます。  議案第57号は、市内飾東町庄において実施いたします谷田池の整備に係る農村地域防災減災事業の計画の概要について、議案第58号は、市内山田牧野において実施いたします野々堂池及び野々堂下池の整備に係る農村地域防災減災事業の計画の概要について、議案第59号は、市内香寺行重において実施いたします行重新池の整備に係る農村地域防災減災事業の計画の概要について、議案第60号は、市内梅ケ谷において実施いたします行部上池の整備に係る農村地域防災減災事業の計画の概要について、それぞれ定めようとするものでございます。  議案第61号、市道路線の認定及び廃止につきましては、39路線を市道として認定するとともに、5路線を路線認定がえ等により廃止しようとするものでございます。  議案第62号、市川外三ケ市町共有財産事務組合議会議員の選任につきましては、市川外三ケ市町共有財産事務組合議会の議員の任期が本年4月30日をもって満了することに伴い、後任の議員として関係地区の連合自治会長から推薦のありました東郷満弘氏ほか11名を選任しようとするものでございます。  報告第6号及び報告第7号は、いずれも専決処分の報告についてでございまして、市長の専決処分事項に関する条例の規定に基づき、市営住宅の管理上必要な訴えの提起または法律上市の義務に属する損害賠償額の決定につき専決処分いたしましたので、そのご報告をするものでございます。  以上、簡単でございますが一般議案並びに報告案件の説明を終わります。  何とぞよろしくご審議をいただき、原案にご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○細野開廣 議長   提案理由の説明は終わりました。  以上で本日の日程は終了しました。  お諮りをします。  明日24日から3月2日までの7日間は、議案調査等のため休会したいと思います。  これにご異議ございませんか。                  (「異議なし」の声あり) ○細野開廣 議長   ご異議なしと認めます。  よって、そのように決しました。  次の本会議は、3月3日午前10時から再開します。  本日はこれで散会します。  どうもありがとうございました。      午前11時19分散会 ────────────────────── 地方自治法第123条第2項により署名する。   姫路市議会議長      細   野   開   廣   会議録署名議員      汐   田   浩   二      同         石   堂   大   輔      同         東   影       昭...