○議長(
斎藤定男君) 日程第4、町長の
提出議案の説明を求めます。 町長。 〔町長 見
形和久君登壇〕
◎町長(見
形和久君) おはようございます。 それでは、平成29年第6回
塩谷町議会定例会に提出いたしました各議案の概要につきましてご説明申し上げます。 今回提出いたしました
議案等は、専決2件、条例6件、予算3件の合計11件であります。 それでは、各議案につきましてご説明申し上げます。 議案第1号は、
地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成29年度塩谷町
一般会計補正予算(第3号)について
専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、議会の承認を求めるものであります。 この
補正予算は、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,000万円を追加し、
予算総額を48億9,000万円としたものであります。 歳入の主な内容としましては、
県支出金は
委託金に
衆議院議員総選挙及び
最高裁判所裁判官国民審査執行に対する
交付金の計上。
繰入金は
基金繰入金に
財源不足として
財政調整積立基金、
繰入金を計上したものであります。 また、歳出の主な内容としまして、
総務費は
選挙費に
衆議院議員総
選挙費の計上、
消防費は
消防行政無線修繕費を増額したもので、いずれも喫急に実施する必要があったものであります。 議案第2号につきましても、
地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成29年度塩谷町
一般会計補正予算(第4号)について
専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により議会の承認を求めるものであります。 この
補正予算は、規定の
歳入歳出の予算の総額にそれぞれ560万円を追加し、
予算総額を48億9,560万円としたものであります。 歳出につきましては、
商工費にささつな
文学賞開催業務委託料を計上し、その財源は
地方交付税の
特別交付税として措置されるものであります。 次に、議案第3号 塩谷町
課設置条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本案は、近年の急激な
高齢化社会の進行による
制度内容の煩雑化及び
権限移譲事務の増加、並びに
高齢者人口の増加に伴う
住民要望の
多種多様化により、事務量が膨大となってきていることから、現在、
保健福祉課高齢対策担当で所管している事務につきまして、平成30年4月1日から新たに
高齢者支援課を設置し、事務の効率化並びに事業の充実化を図るものであります。 次に、議案第4号
塩谷町議会委員会条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本案は、平成30年4月1日から新たに設置する
高齢者支援課の
塩谷町議会常任委員会における所管を
教育福祉常任委員会内と定めるものであります。 次に、議案第5号 塩谷町
情報公開及び
個人情報保護に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本案は、
個人情報の適正かつ効率的な利活用の配慮と個人の権利・利益を保護する趣旨から改正された
個人情報の保護に関する法律、これに準じて所要の改定を行うものであります。主な内容としましては、
個人情報の定義の明確化、要
配慮個人情報に関する規定の新設でありますが、これらの定義を定めることにより、一層の
個人情報の適切な取り扱いが確保できるものであります。 次に、議案第6号 塩谷町職員の
育児休業等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本案は、
地方公務員の
育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、
非常勤職員または
当該非常勤職員の
配偶者がその養育する子が1歳6カ月に達する日において
育児休業をしている場合であって、継続的な勤務のために必要と認められる場合には、当該子が2歳に達する日まで
育児休業ができることとすることと、
育児休業の取得について特別な事情に係る規定の整備を行うものであります。 次に、議案第7号 塩谷町
奨学金条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本案は、
経済的理由により就学することが困難である本町に住所を有する学生に貸与する、学資を拡充化するものであります。内容としまして、
専門学校、短期大学、大学及び大学院に在学する
自宅通勤者の月額2万5,000円以内、
自宅外通学者の月額3万5,000円以内としていたものを、一律月額8万円以内と改めるとともに、
奨学金の
返還期間を貸与した期間の2倍の期間内から20年以内とし、学業に専念できるよう、利活用しやすくするものであります。 次に、議案第8号 塩谷町
放課後児童クラブ室設置及び管理に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本案は、
保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校の1学年から3学年の児童の健全な育成を図るために設置している
放課後児童クラブ室について、室内の面積が十分に確保できる場合には、4学年から6学年の児童も
利用対象とし、児童の健全な
育成支援を拡充化するものであります。 次に、議案第9号 平成29年度
一般会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。 今回の
補正予算は、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,350万円を追加して、
予算総額を49億3,510万円とするものであります。 歳入の主な内容といたしまして、各事業の実施による国・
県支出金の調整、
財源不足として
財政調整積立金繰入金の計上であります。 次に、歳出の主な内容としましては、各款項で
職員費の組み替え、
総務費は
総務管理費に、
町有施設修繕工事費の増額、
民生費は
社会福祉費に、
障害者自立支援扶助費の増額、
農林水産業費は
農業費で
農業者支援費補助金の減額であります。 次に、議案第10号 平成29年度塩谷町
介護保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。 今回の
補正予算は、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ170万円を追加して、
予算総額を13億4,990万円とするものであります。 歳入の主な内容としまして、
介護保険制度改正に伴う
システム改修及び
介護保険認定審査支援システム改修による
国庫補助金及び
一般会計繰入金の増額であります。 次に、歳出の主な内容としましては、
介護保険制度改正に伴う
システム改修及び
介護保険認定審査支援システム改修業務委託料の増額であります。 次に、議案第11号 平成29年度塩谷町
水道事業会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。
収益的収入及び
支出予算でありますが、
収入支出ともに454万1,000円を増額し、総額を3億3,079万8,000円とするものであります。収入につきましては、
営業費用の増額に伴う
一般会計からの
補助金の増額であります。 また、支出につきましては、原水及び
浄水費が
玉生水源浄水場の残塩計の
修繕費の増額、配水及び
給水費が
給配水管漏水等による
修繕費の増額及び富沢川弥平橋かけかえ工事に伴う
水道管賃借料の増額であります。 次に、
資本的収入及び
支出予算でありますが、収入につきましては、企業債の
借入起債額を500万円減額し、総額を1億6,481万6,000円とするものであります。 支出につきましては、
浄水施設等整備費の
鳥羽新田浄水場自動弁、濁
度系交換等による
工事請負費550万8,000円を増額し、総額を3億9,446万8,000円とするものであります。 以上が、今回提出いたしました全議案の概要でありますが、何とぞ
慎重審議の上、ご承認、可決くださいますようよろしくお願い申し上げまして、
提出議案の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(
斎藤定男君) 以上で町長の
提出議案の説明を終わります。
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△議案第1号の質疑、採決
○議長(
斎藤定男君) これより
議事日程に従い、
議案審議に入ります。 日程第5、議案第1号 平成29年度塩谷町
一般会計補正予算(第3号)の
専決処分の承認を求めることについてを議題とします。 これから質疑を行います。 9番、
橋本巖議員。
◆9番(
橋本巖君) 歳出のところの10ページなんですが、私が
新聞折り込み手数料ということで質問をして、
総務課長のほうから内容を聞いたんですが、計算が合わない部分があるんでね。例えば、3,700個に1部当たり20円で
折り込みます。そして、
プラス消費税ということになりますと、7万9,920円になるんですね、合計すると。そうすると、この7万4,000円というのは数字が合わないし、例えば、1部当たり19円50銭にすると、7万3,926円になって、大体ほぼこの金額になるんですが、これはどういうことでしょうか。細かいような話ですが。
○議長(
斎藤定男君)
総務課長。
◎
総務課長(
田代好弘君) 私の
メモ書きが間違っていたかもしれません。単価20円は税込みの単価で計算しております。
◆9番(
橋本巖君) そうすると、1部
当たり幾らになりますか。
◎
総務課長(
田代好弘君) 税込みで20円。
◆9番(
橋本巖君)
プラス税と書いてあったから、私はこの部数に対して
消費税を掛けたら7万9,920円になったから、これはおかしいんじゃないかということです。わかりました。 それともう一つ。この3,700個に、これは部数だと思うんですよね。そうすると、今現在、新聞をとっていない方、かなり多いんですね。そうすると、要するに投票率との関係なんかもいろいろこれから影響してくるんでしょうけど、新聞の
折り込みで3,700枚だって、例えば、
下野新聞だとか読売新聞だとか毎日新聞、朝日新聞、併読しているところには全部行くんですよね。 そして、実際新聞読んでいない方のところには行かないんですよ。こういう人たちに対する、言ってみれば周知をするという点で、今後どういう考え、例えば、回覧で回すとかそういうことでもしないと、実際に届かないという部分がかなりあると私は思っているんです。私も自分の
塩谷民報3,600枚入れているんですが、やっぱり新聞読んでいない方がかなり多いということで、新聞屋さんのほうからも随分指摘はされたんですが、その辺、どのように考えますか。
○議長(
斎藤定男君)
総務課長。
◎
総務課長(
田代好弘君) 確かに新聞を購読されていない世帯というのは多くなっているかと思いますが、現時点では、役場のロビーですとか公民館などに置いておきまして、自由に持っていける体制にはしております。 これから先、どうするのかということになりますと、例えば、先ほど申されました班の回覧ですと、
選挙広報自体が県から来るのが告示になってからしか来ませんので、
選挙期間が短い選挙ですと班回覧しても選挙までに回り切らないということもあるかと思います。 そのような点をるる勘案しながら、改善できる点というのは改善していきたいとは考えております。
○議長(
斎藤定男君) ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
斎藤定男君) 質疑なしと認めます。 本案について討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
斎藤定男君) 異議なしと認めます。 これから議案第1号 平成29年度塩谷町
一般会計補正予算(第3号)の
専決処分の承認を求めることについてを採決いたします。 お諮りします。本案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。 〔
挙手全員〕
○議長(
斎藤定男君)
挙手全員。 よって、議案第1号 平成29年度塩谷町
一般会計補正予算(第3号)の
専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第2号の質疑、採決
○議長(
斎藤定男君) 次に、日程第6、議案第2号 平成29年度塩谷町
一般会計補正予算(第4号)の
専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。 これから質疑を行います。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
斎藤定男君) 質疑なしと認めます。 本案について討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
斎藤定男君) これから議案第2号 平成29年度塩谷町
一般会計補正予算(第4号)の
専決処分の承認を求めることについてを採決いたします。 お諮りします。本案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。 〔挙手多数〕
○議長(
斎藤定男君) 挙手多数。 よって、議案第2号 平成29年度塩谷町
一般会計補正予算(第4号)の
専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△議案第9号の質疑、採決
○議長(
斎藤定男君) 次に、日程第7、議案第9号 平成29年度塩谷町
一般会計補正予算についてを議題とします。 これから質疑を行います。 9番、
橋本巖議員。
◆9番(
橋本巖君) それでは、12ページの
委託料、それから
償還金及び利子及び割引料ということで質問しますが、
委託料の中で100万ちょっと減額しているんですが、
社会保障税、
税番号制に伴う
システム開発業務ということで、減額補正しているんですが、9月の補正で
マイナンバーシステム開発業務421万円の計上しているんですが、これは要するに余りというか、要するに421万円を使わなくて残りだけ減額になったのかということですね。 それから、18節の
備品購入の中で、
地デジ受信センター機器予備分ということで、これは9月補正で
増幅機予備ユニット購入費として129万上げているんですが、これはどういう違いが、地デジの
受信センター機器予備分というのは一体どういうものなのか。9月に上げた分、
増幅機予備ユニットとの関係というのはどういう関係にあるのかということ。 それから、23節の
償還金の中で、
個人番号カード交付事業補助金ということでなっていますが、実際に塩谷町で
カードの
発行枚数というのは大体どのぐらいになっているのか。当然、生まれた赤ちゃんからお年寄りまで、全てが
個人番号が付されるわけですが、その中で実際に
カードの交付というのは一体どのぐらいあって、
発行率というかはどのぐらい。県平均に対して町ではどのぐらいの
カードの
発行率になっているのかということをまずお聞きいたします。
○議長(
斎藤定男君)
企画調整課長。
◎
企画調整課長(柿沼肇君)
企画調整課長。 それではまず、
委託料でございます。これは議員ご指摘ありましたとおり、当初予定していた金額より最終的な
見積もりの中で下がったということで、純粋な減額でございます。 それから次に、
備品購入費の関係ですが、これにつきましては、9月の議会の際に補正をさせていただいたんですが、その保守を担当している会社のほうと詳細な打ち合わせを確認したところ、故障しやすい部分について再度、実際の発注に当たって見直したところ、若干それでは足りないということで、この部分を増額させていただきました。 中身についても、手持ちではあれですが、予備を用意する部分が若干コースが変わっております。ただ、それは最低これがないとということなんで、実際の被害があったときに稼働になるように構成を若干再度見直しした関係でございます。 それから、
償還金でございますが、これにつきましては、再交付した場合にかかる経費について、国のほうの補助が関係するところがあるんですが、その
計上誤りが見つかったということでの
償還金でございます。 以上でございます。
○議長(
斎藤定男君)
住民課長。
◎
住民課長(
鈴木啓市君) ただいまのご質問の
マイナンバーカード発行件数なんですが、細かい何件までの数字は申しわけありません、今現時点で把握しておりません。おおよそで750枚程度が今、申請発行されている状況です。 なお、申請率に関して、今、持っている方の率としますと、6.数パーセント程度となっている状況でございます。起債、今、現時点でのお話、至急調べまして、最新のお手元の資料をまた提示していければと思います。 以上です。
○議長(
斎藤定男君) 9番、
橋本巖議員。
◆9番(
橋本巖君) いろいろ
見積もりの関係で下がった、間違って多くなったというのはわかるんですが、実際にこういう形で、要するに9月の補正では
マイナンバーシステム開発業務という形で計上して、今度は
社会保障全般に伴う
システム。そうすると、結局これが新たなのか、それとも、やっぱり私が指摘したように9月の補正で上げた名目でやっているのかということが全くわからないんだよね。 だったら、何で9月の補正でこういう形で計上したならば、そういう形での記述の仕方しないと、我々全くわからないんですよね。地デジの受信センターの機器もそうですよ。予備ユニットの購入費と上げておいて、今度は受信センター機器予備軍なんていったって、実際にやっぱり予算で計上したらば、やっぱりそれを減額したり増額するなりあったらば、そういう名目できちんとやってもらわないと、私は全然理解できないんだよね。 そういう点で、何でこんなに名前を変える必要があるのかね。だったら、ちゃんと9月の補正でこれを上げたんだけど、こういうことで減額だというならわかりますよ。新たなあれで起きたのかということに勘違いしますよ。 そういう点で、非常に私は間違っている、もっと丁寧なやり方をしてもらわないと、我々も
補正予算を審議するといったって、わからないですよ、9月の補正、ひっくり返してみないと。そういうことはやっぱり十分に気をつけてもらいたいということと、
カードの
発行枚数が750枚は6.9%というんだけど、それも余りにもちょっとあれで、この前
下野新聞に出たのは、もちろん枚数までちょっとあれだったんですが、県の平均が8.5%なんで、町は5.5%なんです。そんなに急に、つい最近出たばっかりだからね。それで、こんなに一挙に5.5%が6.9%に上がるもんなのかと。多分11月の何日だったですよ、
下野新聞に報道されたのは。それは事実なのかどうかということが1つ。 それと、社会保障と
税番号制が伴う
システム開発ということなんですが、これは結局どういうふうに運用していかれるんですか。
マイナンバーシステム開発業務から今度は
社会保障税番号に伴うということで、新しく今度はマイナンバーがもっと広く運用されるというか。それから、社会保障と税に関する問題で今度はマイナンバーが利用されると。だから、かなり大きく情報が、町にしてみればいろんな形で情報取得しやすいですけど、我々国民からするといろんな点で情報が今度は外に出るわけ。 そういう点での
システムのセキュリティーというのはちゃんとなるんですか。だから、具体的に社会保障で言うと、例えば、生活保護の受給者の管理だと。税番号というのはどういう形で運用されていくのかということを聞きたいんですね。 それから、15ページの農業振興費の中で経営体
育成支援事業ということで900万減額してありますね。これ、当初予算に同じ名目で900万円計上しているんだよね。そっくり減額しているということは、一体どういうことなのか。実際に予算に計上しておきながらそっくり減額するということは、全くこの事業がでたらめだったというか、言ってみれば見込みながらこういうことをやったということは、一体どういうことなのかと。予算を当初予算に計上するということは、言ってみれば予算の先取りなんで、そしたら今度はこれが実際に900万円減額したということになると、この分も本来なら別のところに予算を回せるはずなのに、こういうことをやっていたんでは、全く予算に対するあれがないんだと私は思っているんですよ。その辺、どうなのかということと、何回か聞きますけどね。 それであと、17ページの防災費なんですが、この中で100万ぐらいになるんですが、町防災行政無線設備基地局、中継局撤去工事ということなんですが、これはもう役割は終えたんで撤去することになったのか、それともほかのものに代替をするんでこの基地局、中継局はもう要らなくなったのか。その辺はどうなのかということと、それから、同じ17ページの教育費の負担金、
補助金の中で、適応指導教室、8万2,000円増額してあるんですが、当初予算が70万計上しているんですが、どういう理由で増額になったのかということを聞きます。
○議長(
斎藤定男君)
企画調整課長。
◎
企画調整課長(柿沼肇君) それではまず、補正の説明の点につきましては、なるべくわかりやすいように努めていきたいと……
◆9番(
橋本巖君) わかりやすいというよりも、9月の補正で項目上げて、それで今度の12月の補正はこういう形でしょう。我々は別物だと思っちゃうよね。 だから、一緒だったら9月の補正で上げた項目ね、減額するなり増額するというなら話わかります。そういうふうにやってもらいたいと私は思っているんだけど。
◎
企画調整課長(柿沼肇君) わかりました。そのようにしたいと思います。 それで、社会保障のこれからどういう形でということなんですが、一番わかりやすいのは各種の申請、行政手続をするときに、例えば、住民票を添付してくださいというものが要らなくなるというようなことが一番わかりやすくなる狙いかと思うんですけど……
◆9番(
橋本巖君) 具体的に聞いているんだ、俺。 例えば、社会保障、その生活保護費の申請費とかね。そういういろんなあれがあるでしょう。そういうのを具体的にどういうあれなんだと聞いているんですよ。そのとき、住民票の提出が省かれるとかはわかりますよ。マイナンバー示せば。だけど、具体的に。税の関知するもの、社会保障に関するものは具体的にこういうものが今度はこのマイナンバーに適用されるんですよということを聞きたかったんです。
◎
企画調整課長(柿沼肇君) 非常に逆にそうすると多いんで……
◆9番(
橋本巖君) 具体的に何個かあるわけですよね。
◎
企画調整課長(柿沼肇君) 福祉のほうで言えば、所得証明が条件になっているものについては、例えば、税のデータがそちらへ自分で所得証明なりを持っていかなくても入ると。そういうことになるかと思うんですけど。
◆9番(
橋本巖君) わかりやすく。
◎
企画調整課長(柿沼肇君) 行政が持っているデータの中で、以前は自分で証明書をとって、申請に添付した住民票をつけた、所得証明をつけた、それがマイナンバーの
カードがわかれば、それで自分でとらなくても行政側で自分で調達できるというふうなことですので、逆に、何がというとかなりの数になると思うんで、それは逆に資料でお示しするようにします。
◆9番(
橋本巖君) 具体的に教えてください。
◎
企画調整課長(柿沼肇君) そういうことでお願いします。
○議長(
斎藤定男君)
住民課長。
◎
住民課長(
鈴木啓市君) 先ほどのパーセンテージ、大変失礼いたしました。 私の認識不足のところもあるかと思うんですけど、6.9ではなくて6.数%程度というお示しをしたんですが、確かに報道機関のほうでは5.5強ということで、申請件数その他と実質的に持っている方の違いもあるかと思います。 いずれにいたしましても、正確な数字を今議会中にお示しできるかと思います。すみません。よろしくお願いします。
○議長(
斎藤定男君)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(和氣剛君) 15ページの経営体
育成支援事業費の900万円の減額なんですが、これは3経営体分の
補助金の助成分でございます。年度当初、昨年度計画しました3経営体分の
育成支援に関して事業のほうの申請を行ったんですが、国のほうで不採択になってしまいまして、900万円の減額という形にさせていただいております。
○議長(
斎藤定男君)
総務課長。
◎
総務課長(
田代好弘君) 8款1項4目、防災費のうちの防災行政無線設備基地局、中継局撤去工事でありますが、こちらにつきましては、消防団が携帯しておりました移動系の簡易無線、こちらが廃止になりまして、新たにIP無線が導入されました。これによって、基地局、中継局が不要となったことから、今回撤去費として計上したものであります。
○議長(
斎藤定男君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(寺田正君) 17ページの9款の教育費、19節の負担金につきましては、適応指導教室、矢板市にあるチャレンジハウスですね。不登校の生徒・児童に対してのチャレンジハウスの負担金の増額によるものであります。
◆9番(
橋本巖君) いや、わかりますよ。 だから、当初予算が70万組んで、今回が8万2,000円の増額になったというのは、一体どういう理由があってなのかなということなんですよ。例えば、実際に施設を運営していくところで費用がかかっていると。それで、それぞれの自治体でそれぞれの負担をして増額になったのか。それとも、塩谷町の子供が1人ふえたのか。そういうことでふえたのか。増額になったというのはこれ見ればわかるんだよ。
○議長(
斎藤定男君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(寺田正君) それぞれの市町での負担金の増であります。
◆9番(
橋本巖君) これは来年からはまた78万円になるわけですか。当初予算が70万だったでしょう。それに今度は8万2,000円加わって、これからずっと8万2,000円に負担金としてなっているんですか。
○議長(
斎藤定男君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(寺田正君) ずっとなっていく予定であります。
◆9番(
橋本巖君) 本当なんですかね。
◎
学校教育課長(寺田正君) はい。
○議長(
斎藤定男君) 9番、
橋本巖議員。
◆9番(
橋本巖君) 経営体
育成支援事業ということで申請をしたんだけれども、不採択になったということで、当初予算には3団体に対して
補助金を出すんだということでの900万を計上したんだよね。その3団体のものが全て採択になったのか。 それで、その3団体がどういう目的というかで申請をして、国からもう不採択ですよとなったのか。その辺の理由づけというか、全くこちらにはわからないんで、その辺はどうなのかということと、それからあともう一つ、18ページの教育費の小学校費と中学校費の中なんですが、扶助費の中で要・準要保護児童就学援助費ということで、小学校の場合、3万2,000円なんですが、それから、中学生の場合は52万2,000円、増額されているんですが、実際に増額になった要因はどうなんだということと、それから、3万2,000円と52万2,000円の内訳、要するに要保護がどのぐらいで準要保護がどうなんだというところで、内訳として比率というか、どういうふうになっているのかということを聞きたいと思います。
○議長(
斎藤定男君)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(和氣剛君) 3経営体の事業内容なんですが、3経営体ともに機械器具の導入事業の申請を行いました。 結果、県のほうで進達をしていただいて国のほうに上がったんですが、国で3経営体とも不採択になったという結果になっております。
◆9番(
橋本巖君) 理由は。
◎
産業振興課長(和氣剛君) 理由につきましては、申し込みが多いということで、国の予算枠からほかの経営体のほうが優先されたということです。
○議長(
斎藤定男君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(寺田正君) 18ページの2目の教育振興費の扶助費につきましては、玉生小学校の学用品、新入生の分のもので増額になったものであります。 9の教育費、2款教育振興費の中の準要保護生徒就学援助につきましては、入学用品の単価値上げによるものです。8人おりまして、値上げ金額につきましては、2万3,850円というようなことであります。 それで、これから支出予定があると見込まれますので、一応不足としまして52万1,410円ということで、今回の52万2,000円の補正を行ったというところであります。
○議長(
斎藤定男君) 9番、
橋本巖議員。
◆9番(
橋本巖君) これ、入学の用品ですよね、玉生小も中学校もね。入学準備金ということなのかな。来年の予算ではないはずなんだよね、
補正予算だから。だから、普通なら入学準備金というのはもう4月以前に本当は支給しなくちゃならないんですよ。それを今になって入学準備金を後払いみたいな形で出しているということ自体が私はおかしいと。 この前は、さくら市ではさくら市の市長が進入学用品の支給を、入学前に今度は支給すると。これはもう全国的な流れの中で、何で入学前に準備金を支給してくれないんだということがずっと上がってきて、さくら市の市長は今度の予算では入学前に支給を決めたと新聞に出ていました。これは小学校でいうと4万6,000円、中学でいうと4万7,400円を支給する。 だから、町として来年度の入学する人の入学準備金なのか、今年度支給するというか、ことしもう入学しちゃった。その後払いの残額というか、そのあれとして今度の補正で上げたのか。その辺はどうなんでしょう。
○議長(
斎藤定男君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(寺田正君) 4月に入学した児童については、もう既に学用品等は……
◆9番(
橋本巖君) 来年ね。
◎
学校教育課長(寺田正君) ええ、来年度であります。
◆9番(
橋本巖君) 来年、中学で次になります。来年度ね。 それは3月から支給するの。何月から支給するの、来年度の。来年の話。
○議長(
斎藤定男君)
学校教育課長。
◎
学校教育課長(寺田正君) これから12月から各児童数がはっきりしてくるかと思うんで、年明け早々になるかと思います。
◆9番(
橋本巖君) 12月の支給分ね。後でまたゆっくり聞きますよ。
◎
学校教育課長(寺田正君) 支給につきましては、今回補正が通って1月になろうかと思います。
○議長(
斎藤定男君) ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
斎藤定男君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 本案について討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
斎藤定男君) 異議なしと認めます。 これから議案第9号 平成29年度塩谷町
一般会計補正予算(第5号)についてを採決いたします。 お諮りします。本案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。 〔挙手多数〕
○議長(
斎藤定男君) 挙手多数。 よって、議案第9号 平成29年度塩谷町
一般会計補正予算(第5号)については、原案のとおり可決されました。
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△議案第10号の質疑、採決
○議長(
斎藤定男君) 次に、日程第8、議案第10号 平成29年度塩谷町
介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。 これから質疑を行います。 9番、
橋本巖議員。
◆9番(
橋本巖君) 8ページなんですけど、賃借料ということで介護事業所開庁管理
システムという
システム利用ほかとなっているんですが、これは町の介護事業所というのは大体幾つくらいあるもんなんですか。 それと、町民が利用する町外の事業所数というのは大体どのぐらいあるのかね。台帳を整理するというのをやるんでしょうけど、だからその辺は私たちもよくわからないんで、町の介護事業所というのは幾つあって、現在ね。町民が今、利用している町外の事業所数というのは、大体どのぐらいあるものなのかということと、それから、介護認定審査会の中でいろいろ
システム改修費ということなんですが、どんなものの改修をしていくのか。 それと、認定審査会の
システムが今度は変わるのか。これは3年に1回の介護保険事業計画をつくるんですけど、町長の説明だと介護保険法の改正に伴う
システムの改修だというんですが、具体的に例えばその認定、介護認定審査会の支援
システムとか、それから、介護認定事務支援
システム、認定事業支援
システムサーバーの構築というんですが、実際にどういうふうにこの
システムが今度は介護保険法の改正で変わって、どんな改修をするのか。それを聞きたいんですが。
○議長(
斎藤定男君)
保健福祉課長。
◎
保健福祉課長(星育男君) まず、1点目の介護事業所の件数につきましては、今、細かな数字をお持ちしていませんので、ここで間違った数字を言ってしまうといけないもんですから、これにつきましては、後ほど細かい数値を調べた上で提供させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 そして、そのあとの
システムの内容の改築についてなんですが、今回、介護保険の改正によりまして、
システムそのものは変わりません。その内容的な部分でまず、高額介護サービス費の見直し、いわゆる自己負担限度額、この辺の変更がありますので、それに関する
システムの内容の改修。あとは、調整
交付金の年齢区分の細分化がありますので、その改修。あとは、更新認定有効期間の上限の延長の関係と。あとは、介護保険適用除外施設における住所地特例の見直しに関するもの。あとは、介護報酬の改定、所要の改善の加算を含むんですが、こちら、主に5つの分が改修になってまいります。 それとともに、サーバーのお話があったと思うんですが、これは一緒に出しておりますアイラビットのほうとも関係するんですが、今、2つの
システムが動いていまして、その中のデータのやりとりというのも、USBというものを使って保存したりしていたところもあるんですね。それではUSBを使うと一時的に情報が外に出るということで、非常にセキュリティーが問題視されていました。 どちらの
システムも実はTKCの
システムなんで、その両方に絡むサーバーというものを立ち上げると、うちの電算室にそのサーバーを入れれば、その
システム2つがくっつくんですね。そうしますと、
個人情報を一時的に外に持ち出しをして違う
システムに入れるということをしなくても済むもんですから、今回、そのセキュリティーの向上を図るためにサーバーのほうを立ち上げることにしました。 今まで使っていた幾つかの
システムを廃止することによりまして、その事業費で大体賄えるということで、そういう相殺の中でやらせてもらっております。
補正予算のほう、組ませてもらっています。 以上です。
○議長(
斎藤定男君) 9番、
橋本巖議員。
◆9番(
橋本巖君) 私、メモを書くのを忘れちゃったんですが、介護認定審査の
システム改修の中で5つぐらいあげたと思うんですが、高額サービス費の見直し、それから、調整
交付金云々、それから、介護認定の方針の後から介護報酬の今度は改定が当然、あるんでしょうけど、その辺のあれでもってこの
システムを変えるんだということなんですが、ここの部分について詳しく教えてください。よろしくお願いします。
○議長(
斎藤定男君) ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
斎藤定男君) 質疑なしと認めます。 本案について討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
斎藤定男君) これから議案第10号 平成29年度塩谷町
介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを採決します。 お諮りします。本案について原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。 〔
挙手全員〕
○議長(
斎藤定男君)
挙手全員。 よって、議案第10号 平成29年度塩谷町
介護保険特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。
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△議案第11号の質疑、採決
○議長(
斎藤定男君) 次に、日程第9、議案第11号 平成29年度塩谷町
水道事業会計補正予算(第3号)についてを議題といたします。 これから質疑を行います。 9番、
橋本巖議員。
◆9番(
橋本巖君) 8ページの収入、収益的支出のところなんですが、
営業費用の中で
修繕費、
玉生水源浄水場残塩計修理ということなんですが、我々は専門家じゃないんでわからないんですが、どんなふうな役割をするのか。そして、これは耐用年数が大体どのぐらいあって、修理をするということなんですが、実際に耐用年数の中で行わなかったらもうかえなくちゃならないのかということなのか。それとも、それが検知できなくなったというか、そういうので結局修繕はするのかということですね。 それから賃借料の中で、冨沢川の弥平橋かけかえ工事についてなんですが、これは一応工事がリース期間の満了云々と説明によって県の工事が終了して、リース期間満了となっているんですが、工事前というのは一体どういうふうになっていたのか、賃借料というのは。実際にこれはどこにお金を支払うのか、それが私もよくわからないんですが。 それともう一つは、
資本的収入と支出の中で、鳥羽新田浄水場の自動弁、濁度計交換工事ということなんですが、何回か修繕はしているんだけどもう修繕不可能になったということなんですが、これはそのものがどんな設備なのか。耐用年数はどのぐらいあって、それから濁度計がもし故障した場合にどんな影響があるのか。その辺。お聞きしたいんですが。
○議長(
斎藤定男君)
建設水道課長。
◎
建設水道課長(
森田洋行君) 収益的収支の
修繕費のことですが、
玉生水源浄水場の残塩計、どういうものかといいますと、水道水を殺菌するために塩素を微量ですがまぜている状況でして、まぜている混入量を確認するための計器でございます。年数はということですが、耐用年数的にはもうはるかに過ぎているものでして、経費節減も含めまして壊れるまで使うというような状況にありまして、もう修理せざるを得ない状況になりましたので、修繕をするものでございます。 冨沢川弥平橋かけかえ工事に伴うということですが、工事前は古い壊す前の橋に添架されているものでありました。橋を壊す際に、上流側に仮設管としまして水道管を切り回ししたわけですが、県の工事の終わる時期が具体的な何月に終わるという提示がなかったものですのでそのまま賃借していたわけですが、県工事が12月に終わるということで、仮設管が不要になるということが確定しましたので、賃借料を精算するもので、54万5,000円を計上させていただいたものです。 どこにお金をということですが、これは管の所有者、リース会社がありまして、水道機器類のリース会社、ここにお金を払うことになります。 次に、資本的収支の鳥羽新田、自動弁、濁度計交換ということですが、これにつきましても、メーカーが推奨する耐用年数は既に過ぎているようなものです。現在、水道水をつくる系統が2系統ありまして、交互運転するのが一般的ですが、1つはもう壊れまして、今、1系統で連続運転している状態です。この連続運転している系統が故障発生しますと、給水停止になってしまうものですから、自動弁、濁度計というものを交換するものです。この機器の目的は、水道水の濁度が上がるとひとりでにバルブが閉まって、汚れた水が水道施設内に入らなくなることを目的としている機器でございます。 以上、説明とさせていただきます。
○議長(
斎藤定男君) 9番、
橋本巖議員。
◆9番(
橋本巖君) そうすると、濁った水が入らないようにするということなんですが、その故障によって濁りがもし入った場合に、例えば、今、膜ろ過方式でやっていますよね、浄水をね。その膜ろ過の浄水に影響を与えるというか、2系統というのはどういうものなのかね。濁った水がもし入っちゃった場合に、膜ろ過のあれが故障するというか大変ダメージを受けるということなのか。その辺はどうなんですか。