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氷見市議会
>
2018-03-07
>
平成30年 3月定例会−03月07日-目次
平成30年 3月定例会−03月07日-01号
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氷見市議会 2018-03-07
平成30年 3月定例会−03月07日-01号
取得元:
氷見市議会公式サイト
最終取得日: 2021-05-23
平成30年 3月
定例会
−03月07日-01号平成30年 3月
定例会
平成30年 3 月
氷見市議会定例会会議録
(第1号) ───────────────────────────── 平成30年3月7日(水曜日) ───────────────────────── 議 事 日 程 (第1号) 第1
会議録署名議員
の指名 第2 会期の決定 第3 議案第1号から議案第32号まで、平成30年度氷見市
一般会計予算
ほか31件及び報告第1号、報告第2号、
地方自治法
第179条による
専決処分
についてほか1件 (
提案理由
の説明) ───────────────────────── 本日の会議に付した事件 日程第1
会議録署名議員
の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 議案第1号から議案第32号まで、平成30年度氷見市
一般会計予算
ほか31件及び報告第1号、報告第2号、
地方自治法
第179条による
専決処分
についてほか1件 (
提案理由
の説明) ─────────────────────────
出席議員
及び
欠席議員
の氏名
出席議員
(17人)
1番 稲 積 佐 門 君 2番 越 田 喜一郎 君 3番 濱 井 達 君 4番 萬 谷 大 作 君 5番 正 保 哲 也 君 6番 竹 岸 秀 晃 君 7番 松 原 博 之 君 8番 上坊寺 勇 人 君 9番 山 本 克 己 君 10番 小清水 勝 則 君 11番 阿字野 忠 吉 君 12番 積 良 岳 君 13番 萩 山 峰 人 君 14番 荻 野 信 悟 君 15番 谷 口 貞 夫 君 16番 嶋 田 茂 君 17番 椿 原 俊 夫 君
欠席議員
(0人) ───────────────────────── 職務のため議場に出席した
事務局職員
事務局長
坂 本 博 之 次長 新 井 和 浩 副主幹 西 島 秀 元 主査 横 田 慎 一 ───────────────────────── 説明のため議場に出席した者の職・氏名 市長 林 正 之 君 副市長 前 辻 秋 男 君
市長政策
・
都市経営戦略部長
まちづくり推進部長
藤 澤 一 興 君 山 口 優 君
総務部長
高 橋 正 明 君
市民部長
草 山 利 彦 君
建設農林水産部長
防災・
危機管理監
表 良 広 君 荻 野 直 樹 君
会計管理者
澤 永貢子 君
財務課長
京 田 武 彦 君
教育委員会
教育長
山 本 晶 君
教育次長
荒 井 市 郎 君
監査委員
代表監査委員國
本 嘉 隆 君
事務局長
山 口 和 義 君
消防機関
消防長
川 崎 保 広 君 ───────────────────────── 午前10時00分 開会 △開会の宣告 ○議長(
嶋田茂
君) これより、平成30年3月
氷見市議会定例会
を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。
出席議員
は17名で、全員であります。 また、
今期定例会
における説明員の
出席要求
に対し、
林市長
、前辻副市長、
山本教育長
、國本
代表監査委員
及び
関係管理職員
の出席があります。 ───────────────────────── ○議長(
嶋田茂
君) これより本日の日程に入ります。
議事日程
は、お手元に配付の日程表のとおりであります。 ───────────────────────── △
会議録署名議員
の指名 ○議長(
嶋田茂
君) 日程第1
会議録署名議員
の指名を行います。
会議録署名議員
は、
会議規則
第88条の規定により、議長において、1番
稲積佐門
君及び10番
小清水勝則
君を指名いたします。 ───────────────────────── △会期の決定 ○議長(
嶋田茂
君) 次に、日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会
の会期は、本日から3月20日までの14日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(
嶋田茂
君) 御異議なしと認めます。よって、会期は14日間と決定いたしました。 ───────────────────────── △議案第1号から議案第32号まで及び報告第1号、報告第2号 ○議長(
嶋田茂
君) 次に、日程第3 議案第1号から議案第32号まで、平成30年度氷見市
一般会計予算
ほか31件及び報告第1号、報告第2号、
地方自治法
第179条による
専決処分
についてほか1件を
一括議題
といたします。 △
提案理由
の説明 ○議長(
嶋田茂
君) 市長から
提案理由
の説明を求めます。
林市長
。 〔市長 林 正之君 登壇〕 ◎市長(林正之君) おはようございます。 本日、
氷見市議会
3月
定例会
を招集いたしましたところ、
議員各位
の御出席をいただき、まことにありがとうございます。 初めに、
消防本部
並びに
消防署
における不祥事について申し上げます。 先日の
新聞報道
により、
消防本部
並びに
消防署
の複数の職員が、約10年前まで、ゴルフにおける賭博とみなされる行為を繰り返し行っていたとの事実が発覚いたしました。まことに不適切なことでありまして、深くおわびを申し上げます。 このことにつきましては、これまで氷見市で起きた不適切な
事務処理
について調査・検証を行っている第三者を含む
委員会
において、事実関係を確認していただいた後、改めて
懲戒処分
の
有無等
を含めて厳正に対処したいと考えております。 このような事案はあってはならないことであり、今後は、議員の皆様、市民の皆様の
信頼回復
に向けて、全職員が一致団結して市民のための
市政運営
を行ってまいります。 それでは、今
定例会
の開催に当たり、提案いたしました平成30
年度予算案
及びその他の議案につきまして、その概要を述べ、あわせて
市政運営
について所信の一端を申し上げます。 初めに、第8次氷見市
総合計画後期基本計画
について申し上げます。 氷見市
総合計画審議会
に諮問しておりました第8次氷見市
総合計画後期基本計画
の策定については、去る2月7日に答申をいただいたことから、その
答申内容等
を踏まえ計画(案)を策定したところであります。 今回策定いたしました計画(案)には、「
人口減少対策
」の強化及び「人口が減少しても幸せに暮らせる
まちづくり
」の実現に向け、本市が抱える課題の解決に向けた政策の柱となる「
氷見元気プロジェクト
」を反映させるなど、必要な施策や
取り組み
を盛り込んでおります。 特に優先的かつ集中的に取り組む施策として、「
金沢医科大学氷見市民病院
における
がんセンター
の整備」や「
市街地
における4つの
公共空地
の
利活用
の推進」などを
重点施策
として取り組むこととしており、平成30年度予算(案)では100事業、合計51億3,948万円を計上いたしたところであります。 一方、本市が
持続的発展
を図るためには財政の
健全性確保
は必須であり、去る2月26日には、将来にわたり本市の財政の
健全性
を確保していくために重要な計画である「氷見市
行政改革プラン
(案)」及び「氷見市
公共施設再編計画
(案)」が、氷見市
行政改革推進市民懇話会
において了承されました。 今後は、常に財政の
健全性確保
に留意しつつ、第8次氷見市
総合計画後期基本計画
を着実に実施し、氷見市の大きな成長につながる4年間となるよう取り組んでまいります。 あわせて、その円滑な推進を図るため、新たに
産業振興部
を創設するなど、より市民にわかりやすく、効率的で
実行力
のある組織・機構へと再編いたします。 次に、
市街地グランドデザイン
について申し上げます。 去る3月2日に開催された第4回
市街地グランドデザイン検討委員会
において、
JR氷見
駅からひみ番屋街までの
市街地
における
まちづくり
の方針を描き、
市街地
における4つの
公共空地
と
漁業文化交流センター
の
利活用方針等
を定めた「
氷見まちなかグランドデザイン
」が
取りまとめ
られました。 本計画では、「氷見の人々の
暮らし
を豊かにし、氷見に訪れる人々を温かく迎え、それぞれの活動が
まちなか
で重なり合う」
まちづくり
を進めていくこととしております。
市街地
において
既存資源
と
アクセス性
を踏まえた「
まちなか形成軸
」を
にぎわい
と
魅力づくり
の骨格として位置づけるとともに、これと連携して、「
ゾーンごと
の
まちづくり
」と回遊を促進する「
まちなか交通システム
」を展開するとの方針が示されております。 特に4つの
公共空地
の
利活用方針
については、旧
市民病院跡地
に
文化施設
を核とした“まちの顔となる新シンボル”として「ひみ
文化交流プラザ
」を、旧
市役所跡地
に
まんが
をテーマにした“
まちなか回遊拠点
”として「
氷見まんが広場
」を、
市民会館敷地
に図書館、博物館と一体となった“水とみどりの
憩い空間
”として「ひみ発見館」を、そして旧
朝日丘小学校跡地
に小中高と連携した“総合的な
子育て支援拠点
”として「ひみ
子育て
の杜」、これら4つはいずれも仮称ではありますが、こうした施設を整備することといたしております。 なお、本計画は、今月下旬に予定をしている氷見市
都市計画審議会
を経て正式決定されることとなりますが、今後はこの計画の
具現化
を進め、お
年寄り
から
子育て世代
までが安心して豊かに住み続けられるまち、そして
観光客
にとっては、
にぎわい
と活気にあふれた魅力ある
まちづくり
を進めてまいります。 これらの計画のほか、教育・介護・環境・
男女共同参画
などの各分野の計画が新たにスタートするなど、平成30年度は、
地方創生
に向けてまいた種を、しっかりと芽を出させ育てていく年と考えております。 市長に就任をしてやがて1年になりますが、私の変わらぬ目標は、全国の
地方創生
の
モデル
となるような
まちづくり
を推進し、
子ども
からお
年寄り
まで、みんなが幸せに暮らせる元気な氷見市をつくることであります。 今後とも初心を忘れず、本市の限りない発展と市民の幸福のために、
誠心誠意
、全力を尽くして市政に取り組んでまいりますので、市民の皆様の御支援と
議員各位
の御指導、御協力をお願いいたします。 それでは、平成30
年度予算案
について申し上げます。 平成30
年度予算案
は、急激な
人口減少社会
の到来に的確に対応し、本市の持続的な発展を図るため、第8次氷見市
総合計画後期基本計画
を基本とし、「氷見市まち・ひと・し
ごと創生総合戦略
」に掲げる施策はもとより、将来にわたり持続可能な
まちづくり
を見据えた「
氷見元気プロジェクト
」に掲げる施策を着実に推進し、全ての予算と組織のエネルギーを「
地方創生
」という大命題に振り向けていくことを目標として編成いたしました。 特に、「
人口減少対策
」の強化及び「人口が減少しても幸せに暮らせる
まちづくり
」の実現のため、いのちと
暮らし
を守る「住みたい街」、働く場所を創出する「働きたい街」、氷見で
子ども
を生み育てる「育てたい街」の「
氷見元気プロジェクト
」については最
重点施策
と位置づけ、予算を優先的に配分しています。
一般会計
の
予算規模
は214億9,100万円であり、前年度6月補正後の予算と比べ1.6%の増となっています。 歳入については、市税は、
個人市民税
、
市たばこ税
の減が見込まれるものの、
法人市民税
、
固定資産税
の増が見込まれることから、前年度予算と同程度の収入を確保できるものと見込んでいます。 しかしながら、
普通交付税
は平成27年度国勢調査に基づく
人口減少等
が段階的に反映されることなど、前年度比4.4%の減が見込まれることから、
一般財源総額
が減少するため、
財政調整基金
を4億5,000万円取り崩すことなどにより、
一般財源総額
では前年対比0.6%の減少となっています。 一方、歳出については、「
ストップ・ザ・少子化
」のスローガンのもと、本市における
合計特殊出生率
の増を目指した「
出生祝い制度
」の創設や、
小学校
における
外国語教育
の充実など、引き続き
子育て支援
や
学校教育
の充実に重点を置いた
人口減少対策
を重視するとともに、
緊急浸水対策計画
の策定や
地域商品券
の発行による
地域内消費
の拡大、新
文化施設
の整備などの「
氷見元気プロジェクト
」に掲げる事業へ重点的に予算を配分し、第8次氷見市
総合計画
が目指す「人 自然 食を未来につなぐ
交流都市
ひみ」の実現に向け、総合的な
事業展開
を強力に推進していきます。
事業会計
では、38億2,136万円を計上しており、
水道事業会計
は
老朽管更新事業費
の増、
病院事業会計
は
老朽化
した
MRI装置
の更新や
がんセンター整備事業費
が増となることから、前年度比で8.1%の増となっています。
特別会計
では、139億3,195万円を計上しており、
下水道特別会計
は
下水道施設長寿命化対策事業費
の増、
国民健康保険特別会計
は新年度からは県が
財政運営
の
責任主体
となることによる減、
介護保険特別会計
は
介護サービス
に係る
給付費
が増額となっています。
事業会計
及び
特別会計
の
予算合計額
177億5,331万円を加えた全会計の
予算総額
は392億4,431万円で、前年度比1.2%の増となるものであります。 それでは、新
年度予算案
に計上いたしました主な事業について、第8次氷見市
総合計画後期基本計画
の施策の体系に沿って御説明申し上げます。 第1は、「
暮らしづくり
〜便利で快適な質の高い生活ができるまち〜」であります。 初めに、「安全で安心につつまれた生活の確保」であります。 近年、
活断層
による地震の発生、また、これまでの想定を超える記録的な豪雨が多発していることから、これら災害への備えとして、ふれあい
スポーツセンター
に集中保管している備蓄品の各
指定避難所
への
分散配置
の実施や、各
指定避難所
において
避難所表示板
や災害時
特設電話
を設置するなど各
避難所
の
機能充実
を図り、災害時における迅速な
避難所
の開設や、円滑な運営ができる体制を整備いたします。 また、
地域防災力
の強化を図るため、災害時における
応急対策等
について実践的かつ
実効性
のある総合的な
防災訓練
を県と共同で実施いたします。 さらに、平成29年7月の
豪雨災害
を受け明らかとなった
浸水対策
の課題に対応するため、具体的な対策の立案や実施に向けて調査・検討し、
緊急浸水対策計画
を策定します。また、
県管理河川
の
浸水想定区域
の
見直し
に合わせて、
河川氾濫
時の
危険箇所
や
避難場所
、
避難経路
などを記載した「浸水・
土砂災害ハザードマップ
」を作成し、災害時に住民が適確に行動できるよう、平常時の防災・
減災意識
の向上を図ります。 次に、「健やかで心安らかな
暮らし
の充実」であります。 誰もが住みなれた地域で
社会的孤立
をなくし、住民が互いに支え合う
地域共生社会
を実現するため、新たに氷見、灘浦、上庄谷、南条の4ブロックに
生活支援コーディネーター
を配置するとともに、コミュニティソーシャルワーカーが中心となって、福祉・医療・行政など多機関の協働による
地域包括ケアシステム
を、全世代・全対象で推進いたします。
健康寿命
の延伸については、「第2次氷見市
ヘルスプラン
21」の
基本目標
に掲げる「
働き盛り
の
健康増進
と早世の予防」を実現するため、
胃がん内視鏡検診
の
個人負担額
を一部軽減するなど、
がん検診受診率向上
に向けた
取り組み
を行います。 また、未
病対策事業
を実施し、
地域ぐるみ
の
健康づくり活動
の
体制づくり
を推進し、
糖尿病
、
高血圧等
の
生活習慣病
の予防や健康の
保持増進
の充実を図るとともに、
健康寿命
の延伸に向けて、健康に関する
講演会
や
スポーツ教室等
への参加を促すため、その動機づけとして、
ポイント制度
の導入を検討し、試行的に実施いたします。
地域医療
の充実については、
金沢医科大学氷見市民病院
において、
MRI装置
を更新するなど計画的に
医療機器
の充実を図るとともに、がんの
早期発見
に有効なPET−CTや、がんの治療に効果のあるリニアックを備えた
がんセンター
の設計に着手し、がんに対する包括的な
診療体制
の整備を推進してまいります。 県内各市町村が個別に運営しております
国民健康保険
については、安定的な
財政運営
や効率的な事業の
確保等
を目的として、平成30年度からは県が
財政運営
の
責任主体
となります。本市では、
メタボリックシンドローム該当者
の割合が高く、
医療費
の増加が懸念されるため、
糖尿病性腎症重症化予防事業
などの
保健事業
の実施や、本市における
医療費
を分析することなどにより、被
保険者
の
健康維持
・増進や
医療費
の
適正化
を図ります。 次に、「
利便性
の高い
生活基盤
の整備」であります。 急激な
人口減少
により
市街地空洞化
の拡大や
耕作放棄地
が増加する反面、
能越自動車道
の開通などの
道路交通網
の充実により、
都市構造
が大きく変化しています。 このことから、総合的、計画的な
土地利用
の
方針等
を定め、調和のとれた
土地利用
を推進するため、現行の
都市計画マスタープラン
を
見直し
ます。
見直し
に当たっては、的確な
都市計画
の運用と
各種施策
の展開を図るため、
基礎情報
を把握する
都市計画基礎調査
を行うとともに、4つの
インターチェンジ周辺
の
土地利活用
の
方針等
を検討いたします。 また、
中心市街地
を若年層から
高齢者
までの多世代が魅力を感じる
居住環境
とするとともに、市の発展を牽引する「
にぎわい
・交流・活力」を生み出す場所とするため、
まちなか
の
回遊性
や
来訪者
の移動の
快適性向上
を目指し、自家用車と
公共交通等
との
乗りかえ基地
となる「モビリティステーション」を配置するなどの新たな
まちなか交通システム
の構築に向けた調査・検討を行います。 次に、「自然と調和した
生活空間
の創造」であります。
二酸化炭素排出
が少ない低
炭素社会
への転換を図るため、ふれあい
スポーツセンター
などの
公共施設
の照明、
空調設備
の更新を民間からの
提案事業
を導入して行い、
実行計画
に基づく
二酸化炭素排出削減対策
を推進します。 第2は、「
人づくり
〜多様な人材が生き生きとかがやくまち〜」であります。 初めに、「親子の笑顔がきらめく環境の整備」であります。
次世代
を担う
子ども
の誕生を祝福し、健やかな成長を願うとともに、
子育て世帯
の
経済的負担
を軽減することによる
出生数
の増を目指し、新たに
出生祝い事業
を行い、
氷見商工会議所
が新たに発行する
地域商品券
を贈呈いたします。 また、
子育て世代包括支援センター
を開設し、妊娠・出産・
子育て期
を通じて、地域の
関係機関
が連携して切れ目のない支援を行います。 平成29年度には第2子以降の
保育料
の
無償化
や、家庭で
子育て応援金制度
を創設したところでありますが、平成30年度には、さらに
幼稚園部門
の
夏休み等
の児童の預かり
保育料
の
無償化
を拡充し、
子育て世代
の
経済的負担
の軽減を図ります。 こうした
子育て支援施策
を実施することにより、氷見市が「
子育て
しやすさ日本一の
モデル
」になるよう努めてまいります。 次に、「「生きる力」をはぐくむ教育の充実」であります。
小中学校
において、
児童生徒
が学ぶ意欲を高め、わかる喜びを味わえる授業を目指し、
ICT機器
を活用した
指導力向上
のための
教員研修
を実施するとともに、
学校ICT支援員
による
サポート体制
を充実させます。 また、
外国語教育
の充実を図るため、「小中連携
外国語教育
ひみ
プラン
」や「
ふるさと教材英語版
」を作成するとともに、
小学校英語学習パートナー
の派遣、
外国語指導助手
(ALT)の増員を行い、平成32年度改訂の新
学習指導要領
における
外国語活動
・
外国語科
の授業を、本市では前倒しして、平成30年度から完全実施いたします。 安全で安心な魅力ある
教育環境づくり
においては、
久目小学校
、速川
小学校
及び
明和小学校
について、氷見市
小中学校統合審議会
の答申に基づき、現
西部中学校校舎
を活用した
西部中学校
との施設一体型で
小中一貫教育
が行える学校となるよう調査・研究してまいります。 また、
老朽化
が著しい
学校給食センター
については、氷見市
学校給食センター整備検討委員会
で策定した
整備計画
に基づき、
食物アレルギー対策
や食育、防災などの機能を考慮した
基本設計
を策定し、氷見の
子どもたち
が誇りに思う
学校給食
、
ふるさと
に親しみを感じ、大人になっても懐かしさがよみがえる魅力ある
学校給食
を提供できるよう、新
学校給食センター
の整備を進めます。 このほか、平成30年度から、
市内小中学校
の
夏季休業期間
を5日間短縮して2学期の始まりを8月27日からとし、年間を通じてゆとりのある
教育課程
の編成と、
児童生徒
へのきめ細かな教育の充実を図ります。 次は、「学びによる豊かな人生の創造」であります。
国指定史跡
「
大境洞窟住居跡
」や「
朝日貝塚
」が発見されて100年、同じく
国指定史跡
「
柳田布尾山古墳
」が発見されて20年、さらには
大伴家持生誕
1300年の節目の年であることから、それぞれ周年
記念事業
を開催するなど、
ふるさと氷見
の自然や歴史、
暮らし
、産業を学び、親しむ機会を充実し、
ふるさと氷見
に誇りと愛着を育む
取り組み
を推進いたします。 また、市民が
芸術文化
に触れる機会と活動の成果を発表する機会として、
各種芸術文化事業
を実施し、
芸術文化
の振興を図るとともに、新たな
文化施設
については、
まちなかグランドデザイン
に基づき、旧
市民病院跡地
において
公民連携
により整備することから、
公共施設
の
要求水準書
の
取りまとめ
と
民間事業者
の
参入可能性調査
(
サウンディング型市場調査
)を実施し、その結果を踏まえ具体的な
整備計画
の
取りまとめ
を行います。 第3は、「
元気づくり
〜みんなが集まるにぎやかで活力のあるまち〜」であります。 初めに、「氷見の食・ブランドの確立」であります。
次世代
に継承すべき
伝統農業
や
生物多様性
、農村・
漁村文化
、農業・
漁場景観
などの
地域資源
を保全し、持続的な活用を図ることを目的に、氷見市
農業遺産推進協議会
(仮称)を設立し、
世界農業遺産
及び
日本農業遺産
の認定に向けた
取り組み
を推進してまいります。あわせて、協定を締結した
名城大学農学部
との連携をより強化、深化させ、
地方創生
の
モデル
となるような
取り組み
に発展させて、産学官の連携により新たな産業の創出を図ります。 また、
氷見商工会議所
が実施している
消費拡大プロジェクト
や飲食店による食の
イベント開催等
に加え、新たに取り組む
地域商品券事業
を支援し、
市内経済
の好循環を促進いたします。 次に、「
競争力
の高い魅力ある
観光都市
の形成」であります。
訪日外国人旅行者
(インバウンド)の誘致への
取り組み
については、昨年8月には台湾、本年1月にはシンガポールにおいて
観光プロモーション
を行うなど、主に現地での
情報発信
や
関係づくり
に力を注いでまいりました。平成30年度は、引き続き、台湾をはじめとする
インバウンド市場
における
重要国
・地域の
関係機関
との関係を深めるとともに、新たに
観光事業者
を対象とした
おもてなし研修
の実施や
おもてなし
の手引きを作成するなど、
インバウンド受け入れ環境
の充実に努めます。 また、伝統ある氷見の漁業や
漁村文化
に対する理解を深め、その伝承と
文化的価値
を高める
取り組み
を行うことにより、
世界農業遺産
へ向けた
文化発信基地
ともなり、将来に向けて
漁業文化
の発信と
観光交流事業
の拠点とするため、「氷見市
漁業文化交流センター
」の
整備案
の
具体化
に向けた調査・検討を進めます。 次に、「多様で活発な交流の促進」であります。 新たに制作する氷見の魅力を伝える
プロモーション映像
や、
ライブカメラ
を設置して海越しの
立山連峰
の
映像等
を発信することにより、全国的な認知度やイメージアップを目指すとともに、市民の地域への愛着や誇りの醸成につなげます。 第4は、「持続可能な自治体経営の確立〜地方分権時代に対応した自立したまち〜」であります。 初めに、「誰もが主役の
まちづくり
の推進」であります。 市民一人ひとりの力を生かした協働の
まちづくり
や、多様化する地域課題に対応していくため、新たに地域づくり協議会の運営経費に対して助成制度を設けるなど、人々のきずなを大切にした支え合いのコミュニティ活動を推進する母体となる「地域づくり協議会」を支援いたします。 また、市民自らが
まちづくり
を推進する機運が醸成するよう、気づきや学び合いの場を設けるとともに、市民による地域を活性化する
取り組み
や、自治会等が計画し、実施する施設や道路、水路の補修等の活動を支援するため、地域活力施設等整備支援事業等を拡充いたします。 次に、「スリムでわかりやすい行政の実現」であります。 平成30年度から平成33年度を計画期間とした氷見市
行政改革プラン
に基づき、常に財政収支の均衡が図られるよう中長期的な視点に立って、氷見市
公共施設再編計画
との連携を図りながら、歳入の確保や歳出の
見直し
等に
取り組み
ます。 次に、平成29年度3月補正
予算案
について申し上げます。 補正予算の規模は、
一般会計
で2億7,847万円の減額、
水道事業会計
では1,204万円の増額、
病院事業会計
では997万円の増額、
国民健康保険
など5つの
特別会計
で4億6,253万円の減額となっております。
一般会計
では、国の補正予算を受け、経済対策として朝日山公園整備事業や担い手確保・経営強化支援事業費など6事業を計上したほか、新
文化施設
の建設に向けた教育文化振興基金の積み立てや事業費の確定による減額など所要の補正を行うものであります。 また、
水道事業会計
など7会計について、事業費の確定による減額など所要の補正を行うものであります。 次に、予算以外の議案について申し上げます。 条例関係では、「氷見市行政組織条例の全部改正について」など13件の改正、「氷見市
教育委員会
の職務権限の特例に関する条例」の廃止、そして、条例以外の議案では、「辺地に係る総合
整備計画
の策定」など2件を提案し、また、報告に関する案件として、「
地方自治法
第179条による
専決処分
」など2件を報告するものであります。 以上、提案いたしました諸案件の概要について御説明申し上げましたが、何とぞ慎重審議の上、可決並びに承認いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ───────────────────────── ○議長(
嶋田茂
君) 以上をもって本日の日程は終了いたしました。 お諮りいたします。明8日及び9日は議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(
嶋田茂
君) 御異議なしと認めます。よって、8日及び9日は議案調査のため休会することに決しました。 次会の日程を申し上げます。 明8日及び9日は議案調査のため、また10日及び11日は休日のため、いずれも本会議を休み、3月12日に本会議を再開し、市政一般に対する質問並びに上程全案件に対する質疑を行います。 本日は、これをもって散会いたします。 午前10時40分 散会...
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