• "執行残"(/)
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  1. 立山町議会 1998-09-01
    平成10年9月定例会 (第1号) 本文


    取得元: 立山町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-17
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   午前 9時00分 開議            開 会 及 び 開 議 の 宣 告 ◯議長(古川喜與兵君) ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、これより平成10年9月立山町議会定例会を開催いたします。         ─────────────────────────            諸       報       告 2 ◯議長(古川喜與兵君) 直ちに本日の会議を開きます。  地方自治法第121条の規定により、議場に出席を求めました者の職・氏名並びに事務局職員の氏名は、お手元に配付しております一覧表のとおりでありますので、ご了承お願いいたします。         ─────────────────────────            議 事 日 程 の 報 告 3 ◯議長(古川喜與兵君) 次に、本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  議事の運営につきましては、格段のご協力をお願いいたします。         ─────────────────────────            会議録署名議員の指名 4 ◯議長(古川喜與兵君) これより日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により議長において、8番 藤井忠則君、20番 岡本宣宏君を指名いたします。         ─────────────────────────            会   期   の   決   定 5 ◯議長(古川喜與兵君) 次に、日程第2 会期の決定についての件を議題といたします。  お諮りいたします。今定例会の会期は、8月31日開催の議会運営委員会において決定されました本日から9月24日までの15日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯議長(古川喜與兵君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月24日までの15日間と決定いたしました。         ─────────────────────────            議案第71号から議案第83号まで 7 ◯議長(古川喜與兵君) これより日程第3 議案第71号 平成10年度立山町一般会計補正予算から議案第83号 除雪トラック購入変更契約についてまで、以上13件を一括議題といたします。            提 案 理 由 の 説 明 8 ◯議長(古川喜與兵君) 町長より、提案理由の説明を求めます。  町長 冨樫清二君。   〔町長 冨樫清治君 登壇〕 9 ◯町長(冨樫清二君) 皆さん、おはようございます。  ただいまから提案理由の説明を申し上げます。  本日ここに9月町議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には公私ともに多用の折にもかかわらずご出席をいただき、ご審議いただきますことに深く感謝申し上げるものであります。  さて、7月下旬から8月を通して停滞した梅雨前線により、8月の平年降水量が、176.6ミリメートルに対して730.5ミリメートルと記録的な降水量でありました。特に、7月30日、8月7日、12日、13日の断続的な集中豪雨により、昭和44年以来の大きな被害を本町にもたらしました。  9月1日現在把握されている被害の概況は、栃津川護岸の決壊及び欠所10カ所、虫谷川護岸の欠所5カ所、道路への土砂崩落、冠水などによる一時通行止め9路線、床上浸水7戸、床下浸水404戸、農地農業施設450カ所、林道85カ所、公共土木施設61カ所に及ぶ甚大な被災状況であります。さらに今後、収穫の時期を迎え、天候不順による農作物への影響も心配されるところであります。  本町では、人命が損なわれず、居住用財産全半壊などの被害がなかったことは、まことに不幸中の幸いであったと申せましょう。  この定例会では、一般会計など補正予算に喫緊の災害対策費を計上いたしました。被害に遭われた町民の皆様に一日も早い安穏な生活を取り戻していただくために、全力で復旧に当たりたいと考えております。  それでは、本定例会に提案いたしました案件についてご説明申し上げます。  本日提案いたしました案件は、予算に関するもの6件、条例の制定及び一部改正に関するもの2件、決算の認定に関するもの2件、工事請負変更契約及び財産の購入変更契約に関するもの3件合わせて13件であります。  次に、提案しております議案の概要について説明申し上げます。  議案第71号 平成10年度立山町一般会計補正予算につきましては、8月豪雨による災害復旧費と国の経済対策に伴う各事業費の追加が主なものであり、歳入歳出それぞれ5億7,332万7,000円を追加計上して、予算の総額を120億2,609万5,000円としております。  災害につきましては、今月末から国による査定が予定されておりますが、工事を早期発注するため事業費などを概算計上し、査定が終わり次第発注する予定にしております。  歳入の主なものといたしましては、町税で特別減税の追加措置により町民税8,800万円を減額し、固定資産税で当初見込みより土地の評価総額が増えたことなどにより3,130万円を追加しております。  普通地方交付税の確定に伴い、地方交付税で4,758万3,000円、国庫支出金で、公園事業公共土木施設災害復旧事業補助金など1億414万5,000円、県支出金で、農地農業施設林道災害復旧事業棚田地域等緊急保全対策事業、県単土地改良事業補助金など1億2,086万8,000円、繰入金で財政調整基金繰入金8,000万円、諸収入で中小企業融資資金元利収入など2,771万2,000円、町債で減税補てん債災害復旧費公園事業債など2億3,170万円をそれぞれ追加計上しております。  歳出の主なものといたしましては、総務費では10月1日から一部路線バス運行休止に伴う地域交通対策費172万8,000円、町税還付金600万円、民生費では在宅重度身体障害者住宅改善費補助金168万円、障害者の更生支援施設入所措置費955万円、保育所広域措置費委託料560万6,000円、衛生費では保健福祉施設整備基本構想策定費100万円を追加計上しております。  農林水産業費では、県単土地改良事業費2,090万1,000円、棚田地域等緊急保全対策事業費3,012万1,000円、グリーンパーク吉峰施設整備費630万円、治山事業費740万円、商工費では中小企業への融資資金預託金2,500万円、土木費では町単道路改良事業費1,700万円、先の豪雨による水防活動事業費205万円、前沢・榎線街路事業費3,000万円、総合公園建設事業費4,714万5,000円、前沢中央公園整備事業費8,717万3,000円、教育費では日中上野小学校屋内運動場改築工事実施設計委託料419万円をそれぞれ追加計上しております。  災害復旧費では、公共土木災害復旧事業費6,709万6,000円、農地農業施設災害復旧事業費9,611万6,000円、林道災害復旧事業費6,500万円をそれぞれ追加し、財源調整のため予備費で1,188万5,000円を減額しております。  また、債務負担行為補正につきましては、富山国際大学の地域学部新設に対し、平成11年度において199万5,000円を負担するためのものであります。  次に、議案第72号 平成10年度立山町国民健康保険事業特別会計補正予算につきましては、老人加入者率の変更が、国の法律改正の遅れたことによる老人保健医療費拠出金の追加と療養給付費の9年度分の精算に伴う交付金の返還金を追加しており、歳入歳出それぞれ1,219万2,000円を追加計上し、予算の総額を15億5,306万7,000円としております。  次に、議案第73号 平成10年度立山町墓地公園事業特別会計補正予算につきましては、墓地公園増設のための遺跡調査費50万円を追加計上しております。  議案第74号 平成10年度立山町農業集落排水事業特別会計補正予算につきましては、国の経済対策により事業費を追加するものであり、歳入歳出それぞれ1億4,056万1,000円追加計上し、予算の総額を3億5,183万1,000円としております。  議案第75号 平成10年度立山町特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算につきましては、西部処理区の事業を中新川公共関連特環事業として変更するために組み替えるものであり、今年度当初予算で計上しておりました補助事業費を減額し、新たに中新川公共下水道事務組合より1,935万円の受託収入を受け入れ、管渠測量設計費を計上するものであり、歳入歳出それぞれ8,050万2,000円を減額しております。  議案第76号 平成10年度立山町水道事業会計補正予算につきましては、収益的収支において、豪雨災害等による復旧費として修繕料で428万4,000円の追加と、資本的収支において、宅地造成に伴う排水管布設工事費で1,000万円、千垣簡易水道設備拡張及び改良費で2,000万円をそれぞれ追加計上しております。  議案第77号 立山町立学校スクールバスの住民利用に関する条例につきましては、路線バスの伊勢屋線が9月30日をもって運行休止となるため、かわりに10月1日からスクールバスを活用した町営バスを運行するための条例の制定であります。  議案第78号 立山町ひとり親家庭等医療費助成に関する条例の一部改正につきましては、国の児童扶養手当法施行令の一部改正により、県の富山県ひとり親家庭等医療費助成事業補助金交付要綱の改正を受けて町条例の一部を改正するものであります。  議案第79号 平成9年度立山町一般会計ほか9特別会計決算認定につきまして、地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものであります。  議案第80号 平成9年度立山町水道事業会計決算認定につきましては、地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものであります。  議案第81号 (仮称)立山町民グラウンド整備工事請負変更契約につきましては、契約金額を変更前の1億1,340万円から1億2,062万1,900円に変更するものであります。  議案第82号 (仮称)立山町民グラウンド舗装工事請負変更契約につきましては、契約金額を変更前の6,226万5,000円から6,483万1,200円に変更するものであります。  議案第83号 除雪トラック購入変更契約につきましては、契約金額を変更前の1,842万7,500円から1,884万7,500円に変更するものであります。  以上、提案いたしました案件について説明申し上げました。  何とぞ慎重ご審議の上、適正な議決をいただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とかえさせていただきます。  どうもありがとうございました。 10 ◯議長(古川喜與兵君) 町長の提案理由の説明が終わりました。            監 査 委 員 決 算 審 査 報 告 11 ◯議長(古川喜與兵君) 次に、議案第79号 平成9年度立山町一般会計、立山町国民健康保険事業特別会計、立山町老人保健医療事業特別会計、立山町墓地公園事業特別会計、立山町芦峅寺スキー場事業特別会計、立山町地域開発事業特別会計、立山町公共用地先行取得事業特別会計、立山町農業集落排水事業特別会計、立山町特定環境保全公共下水道事業特別会計、立山町簡易水道事業特別会計決算認定について、議案第80号 平成9年度立山町水道事業会計決算認定について、監査委員 木曽 進君より審査の報告を求めます。  監査委員 木曽 進君。   〔監査委員 木曽 進君 登壇〕 12 ◯監査委員(木曽 進君) おはようございます。  ご指名がありましたので、私から、地方自治法の定めるところにより、平成9年度立山町一般会計、立山町国民健康保険事業特別会計ほか各事業特別会計及び立山町基金運用状況、並びに地方公営企業法に基づく立山町水道事業特別会計決算審査を終えましたので、皆様のお手元に配付してあります決算審査意見書に沿いましてその要点を申し上げます。  審査は、議会選出の中川議員さんとともに実施し、要領としましては、各決算書をはじめ予算書に基づいて各課の予算、執行状況をあわせて審査いたしました。  それでは、まず一般会計について申し上げます。  財政規模及びその推移は1ページの表1のとおりでありまして、歳入額108億6,485万2,391円、歳出額107億825万260円で、前年度に比べ13.8%と13.9%それぞれ減少したものであります。  また、地方債などの各年度末残高の推移を表2にあらわしておきました。  財政収支の状況は2ページ以下に記載しておりますが、歳入総額108億6,485万2,391円、歳出総額107億825万260円で、差し引き1億5,660万2,131円の剰余金が生じております。そのうち、翌年度に繰り越すべき財源は749万5,000円で、これを差し引いた実質収支は1億4,910万7,131円であります。  なお、この1億4,910万7,131円の実質収支から前年度実質収支を差し引いた単年度収支は607万2,185円の黒字、これに財政調整基金積立金1億4,134万7,388円を加え、同基金取り崩し額1億4,000万円を差し引いた実質単年度収支は最終的に741万9,573円の黒字となっております。表3はこれを表示しております。  次に、財政運営の状況について歳入から順次見てみますと、税外収入の財源には特に問題はないが、一部収入未済額があります。  町の主要な財源でもある税収入については、収納率96.7%で前年度と同率であるが、今後も滞納整理に留意し一層徴収に努力されたいと思います。  歳出については、的確な財政計画のもとに予算が編成され、効率性を十分考慮しつつ執行されております。歳出の性質別決算状況は表4に記載しております。  次に、一般財源の状況について見ますと、税などの実質的な一般財源は、表5のとおり71億3,970万6,000円で、前年度に比べ1億7,350万6,000円増加しました。  なお、当町の財政力指数は0.504で、前年度とほぼ同率でありました。  以上、歳入歳出とも帳簿及び調書類を照合して慎重審査を行ったのであります。その結果は、計数的には正確であることを認め、また非違の経理はなかったと認めました。  以下、歳入から順次検討した結果を申し上げます。  一般会計歳入決算は、予算額109億5,150万6,000円に対し、収入済額108億6,485万2,391円で執行率は99.2%であり、これを調定額111億2,849万3,723円に比較すれば、収入率は97.6%であります。  不納欠損額は980万2,131円、収入未済額2億5,383万9,201円でありました。  審査に当たっては、収入成績予算減額に比べ著しく増減のあったものについてはその理由、違法な収入の有無、未納整理の状況、欠損処分の適否などに留意して行ったところであります。  第1款 町税について見ますと、予算額31億5,906万8,000円に対し、調定額32億9,265万2,580円であり、収入済額31億8,443万7,535円、不納欠損額959万31円、収入未済額9,762万5,014円で、収納率は96.7%で前年度と同率でありました。  町税の収納率の推移及び収納状況は、表7、表8のとおりであります。  不納欠損処分総額は959万31円で、その内訳は、町民税50件378万1,589円、固定資産税51件578万5,242円、軽自動車税5件2万3,200円で、前年度より大幅に増加しましたが、今後も一層滞納整理に努めるとともに、適期・適切に事務処理を進められたいと思います。  その他の収入である第2款 地方譲与税から第19款 町債までの執行状況は、次のページの表9に記載してあります。  国庫支出金県支出金、諸収入及び町債の収入未済額は、繰越事業などにかかるものであります。  分担金及び負担金は、調定額2億9,567万1,334円に対し、収入済額2億9,298万2,313円、不納欠損額21万2,100円で、これは保育所入所児童負担金不納欠損額でございます。  247万6,921円が収入未済になりましたが、この内訳は農地農業施設改良負担金151万9,000円と保育所入所児童負担金未納金が95万7,700円で、中には相当長期間の未納者もおり、これらの整理を一層努められたいと思います。  また、使用料及び手数料は、調定額1億3,661万4,218円に対し、収入済額1億2,418万4,828円で1,242万9,390円の収入未済額があり、これは町営住宅家賃未納金で今後も積極的に整理に努められたいと思います。  次に、9ページの歳出について申し上げます。  歳出審査に当たっては、違法不当の支出がなかったか、予算がその目的に合致するよう執行されたか、執行は適時でかつ効果的であったか、計算は正確で関係帳簿及び証書類と一致しているかなどについて留意し、関係帳簿及び証書類と照合し、担当者から説明を聴取して検討を加えました。  一般会計歳出決算は、予算総額109億5,150万6,000円、支出済額107億825万260円で、予算額に対する執行率は97.8%でありました。  不用額9,515万8,740円は、そのうち多かったのは、総務費1,236万6,513円、民生費1,657万7,647円、農林水産業費1,576万2,616円、教育費1,212万6,558円などで、不用額の内容はおのおの経費の節約や事業の執行残でありました。  歳出予算執行状況は、表10のとおりであります。  なお、不用額欄中の※は、欄外に注記してありますように、農林水産業費の不用額に繰越明許費分6,709万7,000円、土木費8,100万円、繰越合計分1億4,809万7,000円を含んでおります。  一般会計決算の全般を通じて、さらに次の点を指摘し、留意または配慮を願いたいと思います。  地方自治法施行令の規定により、資金前渡により支払いした場合、期日内に精算するとともに、前渡資金整理簿に記載整理されたいと思います。  2番目としましては、補助金の交付に当たっては、その補助効果を調査するとともに、各種団体に対する指導監督を徹底されたい。  3番目としまして、請負工事については、設計・監理についても十分留意し指導されたい。  4番目としまして、物品購入及び請負工事などの発注の入札については、一般競争入札の導入などを検討されたいと思い、これらについて改善策を進められたいと思います。  次に、国民健康保険事業特別会計について申し上げます。  立山町国民健康保険事業特別会計の予算額15億7,488万7,000円に対し、歳入決算額15億6,361万4,088円、歳出決算額14億7,808万3,435円で、歳入歳出差し引き8,553万653円が翌年度へ繰り越されました。9年度末の被保険者は6,823人で、その保険給付費は9億4,632万3,055円に達しております。  歳入の構成比では、保険税が38.5%、国庫支出金が38.6%、その他が22.9%で、合計額15億6,361万4,088円となり、予算額に対し1,127万2,912円の減となりました。  保険税は、調定額6億4,211万5,932円に対し、収入済額6億216万2,958円、収納率は93.8%となっており、不納欠損処分をしたのは21件で287万5,400円でありました。  保険税の収納率は93.8%で前年度より若干低下し、収入未済額は3,707万7,574円で前年度よりも増加しているので、今後一層徴収に努めて収納率の向上が望まれるところであります。  歳出では、支出済額は14億7,808万435円で、予算額に対して執行率は93.9%であり、そのうち保険給付費が予算額10億279万7,000円に対して支出済額9億4,632万3,055円となっております。  次に、老人保健医療事業特別会計について申し上げます。  立山町老人保健医療事業特別会計の予算額33億306万7,000円に対し、歳入決算額31億6,202万9,608円、歳出決算額31億5,669万2,707円で、歳入歳出差し引き533万6,901円が翌年度へ繰り越されました。  歳入では、予算額33億306万7,000円に対し、調定額、収入済額ともに31億6,202万9,608円で、予算額を1億4,103万7,392円下回ったものであります。  収入済額の主なものは、支払基金交付金65.2%、国庫支出金22.5%、県支出金5.7%と一般会計からの繰入金5.8%で構成されています。  歳出では、支出済額31億5,669万2,707円で執行率は95.6%であり、そのうち医療給付費は30億3万7,851円で、なお、被保険者1人当たり医療給付費は78万5,779円でありました。  次に、墓地公園事業特別会計について申し上げます。  立山町墓地公園事業特別会計歳入決算額1,209万2,303円に対し、歳出決算額1,181万4,389円で、歳入歳出差し引き27万7,914円が翌年度へ繰り越されました。  歳入では、予算額1,215万2,000円に対し、調定額1,215万2,303円、収入済額1,209万2,303円で、収入未済額公園管理費負担金6万円であります。
     収入済額の主なものは、墳墓区画29区画の墓地永代使用料821万2,000円、墓地公園管理費負担金171万円と墓地公園事業基金からの繰入金130万5,000円であります。  歳出では、支出済額1,181万4,389円で、そのうち墓地使用料等の積立金956万8,000円が主なものであります。  次に、芦峅寺スキー場事業特別会計について申し上げます。  立山町芦峅寺スキー場事業特別会計歳入歳出決算額3,191万1,436円に対し、歳出決算額3,185万9,899円で、歳入歳出差し引き5万1,537円が翌年度へ繰り越されました。  歳入では、予算額3,190万7,000円に対し、調定額・収入済額ともに3,191万1,436円で、リフト使用料614万4,400円と一般会計からの繰入金2,430万円が主なものであります。  歳出では、支出済額3,185万9,899円で、その主なものは、公債費の償還金及び利子の1,054万7,671円と工事請負費及び修繕料910万669円などであります。  次に、地域開発事業特別会計について申し上げます。  立山町地域開発事業特別会計歳入決算額歳出決算額ともに2,788万1,277円で、翌年度への繰越金はなかったものであります。  歳入では2,788万4,000円に対する予算に対して、調定額・収入済額ともに2,788万1,277円で、これは一般会計からの繰入金であり、歳出は支出済額2,788万1,277円であります。  事業の内容としては、五郎丸遺跡の空中写真測量委託料871万5,840円と、発掘調査にかかる賃金1,192万3,950円及びベルトコンベアなどの使用料625万4,270円が主な支出であります。  次に、公共用地先行取得事業特別会計について申し上げます。  立山町公共用地先行取得事業特別会計歳入決算額歳出決算額はともに422万4,760円で、歳入は予算額422万8,000円に対し、調定額・収入済額ともに422万4,760円で、これは土地開発基金のうち預金・貸付金の利子収入であり、歳出では422万4,760円は土地開発基金として全額積み立てたものであります。  次に、農業集落排水事業特別会計について申し上げます。  立山町農業集落排水事業特別会計歳入決算額5億3,841万5,668円に対し、歳出決算額5億2,583万206円で、歳入歳出差し引き1,258万5,462円が翌年度へ繰り越されました。  歳入では、予算額6億9,397万9,000円に対し、調定額6億9,411万5,668円、収入済額5億3,841万5,668円で、収入未済額1億5,570万円であるが、これは繰越事業にかかる県支出金及び起債分であります。  収入済額の主なものは、県支出金2億807万円、一般会計などへの繰入金4,234万4,000円、町債2億420万円、過年度事業県交付金4,630万円などであります。  歳出では、予算額6億9,397万9,000円に対し、支出済額5億2,583万206円で執行率75.8%であるが、残額の大部分は翌年度への繰越事業費であります。  事業の主なものは、新瀬戸地区、白岩地区の管渠等の工事費3億5,213万800円、新瀬戸地区水道管移設などの補償費6,850万2,100円、減債基金積立金4,640万3,696円などであります。  次に、特定環境保全公共下水道事業特別会計について申し上げます。  立山町特定環境保全公共下水道事業特別会計歳入決算額2,596万745円に対し、歳出決算額2,578万4,860円で、歳入歳出差し引き17万5,885円が翌年度へ繰り越されました。  歳入では、予算額2,596万円に対し、調定額・収入済額ともに2,596万745円で、これは一般会計よりの繰入金2,585万円と前年度からの繰越金であります。  歳出では、予算額2,596万円に対し、支出済額2,578万4,860円で、事業の内容は浅生地区振興助成金1,500万円が主なものであります。  次に、簡易水道事業特別会計について申し上げます。  立山町簡易水道事業特別会計歳入決算額296万8,360円に対し、歳出決算額272万1,505円で、歳入歳出差し引き24万6,855円が翌年度へ繰り越されました。  歳入では、予算額296万3,000円に対し、調定額・収入済額ともに296万8,360円で、収入済額の主なものは、減債基金よりの繰入金211万1,400円、目桑飲料水供給施設使用料57万5,662円などであります。  歳出では、支出済額272万1,505円で、事業の内容としては、目桑地区飲料水供給施設などの地方債償還利子211万1,400円が主なものであります。  次に、立山町基金運用状況に関する審査について申し上げます。  審査の対象として、一般会計分、立山町科学教育奨励基金ほか20基金並びに特別会計分、立山町墓地公園事業基金ほか4基金について審査しましたが、各基金の運用状況の報告書の計数は正確であり、事務の執行は適正であると認められました。  続きまして、立山町水道事業会計に移りたいと思います。  地方公営企業法の定めるところにより、審査に付された決算書類が水道事業の財政状況及び経営成績が適正に表示されているか、また本事業の経営内容を把握するため計数の分析を行い、経済性の発揮及び公共の福祉を増進するよう運営されているかどうかを主眼として審査いたしました。  審査に付された決算諸表は、水道事業の財政状態及び経営成績を適正に表示しているものと認められました。  経営成績について見ますと、収益的収支において総収益4億9,948万578円、総費用4億6,212万4,839円となり、差し引き当年度純利益として3,735万5,739円が計上されているのであります。  資本的収支においては、収入額1億6,730万3,852円に対し、支出額3億859万8,684円で、差し引き1億4,129万4,832円の不足となり、この補てん財源として、今年度までの損益勘定留保資金並びに当年度消費税及び資本的収支調整額で補てんされております。  水道事業の基本である給水状況及び有効率については表2、表3に表示しておりますが、上水道における本年度給水戸数は6,952戸で、前年度に比べると176戸増加し、総配水量は300万6,327立方メートルと、前年度より6,447立方メートルとわずかながら減少しました。  簡易水道における給水戸数は283戸で、総配水量は14万4,363立方メートルで、前年度より給水戸数で1戸増加し、総配水量で7,818立方メートル減少しました。  上水道の有効率、有収率ともに前年度より若干改善されたが、施設の改良などにより、今後もさらに有効率、有収率は改善の余地があるものと認められます。  収益力の推移について見ますと、近年の生活様式の変化によって増加する水道水の需要に対し、安全で衛生的な生活用水を安定的に廉価で供給することを目標に健全運営に努め、また建設改良事業として、配水管の新規布設並びに老朽石綿管の布設替えが引き続き実施されております。  収益力の推移をあらわすため、表4、表5、表6にそれぞれ内容を表示しております。  収益について見ますと、表7に表示しておりますが、総収益は予算額5億3,374万1,000円に対し、収入決算額5億1,543万7,700円となり、前年度収入決算額に対し10.9%も減少しました。  収入の大きな割合を占めるのは給水収益で3億5,480万9,040円、構成比では71.03%で、前年度決算額に対し0.2%の微増となりました。  総収益のうち、受託工事で1億4,068万6,295円は構成比で28.17%となり、前年度決算額に対し32.91%も大きく減少したものであります。  なお、受託工事収益の前年度比較をその表に記載しております。  次、6ページにまいりまして、費用については7ページの表8に内訳を表示しておりますが、支出予算額の執行率は88.2%、支出済額4億7,083万3,766円で、前年度に比べ12.2%減少しております。  費用の主なものは、受託工事費1億3,010万5,748円、減価償却費1億367万3,939円、人件費7,261万7,962円、支払利息5,793万6,121円、動力費・薬品費・修繕費など4,710万6,611円などであります。  前年度に比べると、受託工事の減少により、受託工事費で6,928万7,814円と大きく減少しました。  営業収益に対する人件費の比率は、表8のとおり14.6%で前年度より増加したが、これは受託工事費の減少による相対的な現象であるが、水道事業としてはコストの低減を図るために、今後とも人件費・物件費については引き続き合理化に努められたいと思います。  財政状態、建設改良工事事業及び経営成績については、8ページの7、8、9にそれぞれ記載しております。  以上、審査を通じて種々述べてきましたが、最後に若干意見を申し上げたいと思います。  1番として、水源池、配水池及び上水道管理センターなど水道施設については、町民の衛生管理の面からも引き続き一般保守管理及び環境整備に努められたいと思います。  2番目として、安定供給のためにも、老朽化施設、設備等、特に老朽管の布設替の改良事業は地震、災害などを考慮し、年次計画のもとに推進を図られたいと思います。  3番目として、上水道の有効水量、有収率は表3で示しておりますが、さらに一層有収率の改善に努め、収益の向上を図られたいと思います。  以上、決算審査意見書の要点について申し上げましたが、詳細については意見書をご高覧いただければ幸いに存じます。  終わりに、決算審査の期間中ご協力いただきました町当局に対しまして、この席をかりて御礼申し上げます。  以上で私の報告を終わります。 13 ◯議長(古川喜與兵君) 監査委員の審査の報告が終わりました。  これをもって、本日の日程は全部終了いたしました。         ─────────────────────────            次 会 日 程 の 報 告 14 ◯議長(古川喜與兵君) 次の日程を申し上げます。  明11日及び12日、13日、14日、15日は休会とし、16日午前9時より本会議を開催し、一般質問、質疑を行います。         ─────────────────────────            散   会   の   宣   告 15 ◯議長(古川喜與兵君) 本日はこれをもって散会いたします。   午前 9時49分 散会 Copyright (C) Tateyama Town, All Rights Reserved....