富山市議会 2021-03-02 令和3年3月定例会 (第2日目) 本文
このことから、先月新たに山田地域から特産品である啓翁桜などの栽培や農泊事業に従事する地域おこし協力隊員2名の派遣について要望がありました。この事業については本議会で3月補正をお願いしているところであり、議決されれば、早速募集を始め、新たな担い手の確保につなげてまいりたいと考えております。
このことから、先月新たに山田地域から特産品である啓翁桜などの栽培や農泊事業に従事する地域おこし協力隊員2名の派遣について要望がありました。この事業については本議会で3月補正をお願いしているところであり、議決されれば、早速募集を始め、新たな担い手の確保につなげてまいりたいと考えております。
これまでの受入れ実績といたしましては、平成27年10月から2名が山田地域で特産品の啓翁桜やリンゴの栽培管理、加工品の販売などの活動に従事したほか、平成29年4月からは3名が地域の観光資源の発掘や滞在型観光の企画などの活動を行いました。 なお、これら5名のうち4名の方が地域おこし協力隊員としての3年の任期満了後も引き続き市内に居住し、農業や観光関連業務に従事しておられます。
具体的な活動内容としましては、山田地域の農業者と一緒に、地域の特産物であるリンゴ、啓翁桜、エゴマなどの栽培管理や収穫作業を行うとともに、収穫物を使った加工品の販売などに携わってきております。 加えて、山田地域の魅力を多くの方に知ってもらうよう、SNSによる情報発信や地域協力活動として除草・清掃活動や住民運動会、伝統行事である獅子舞などにも参加してきております。
これまで、エゴマ、リンゴ、マコモダケ、啓翁桜などの山田地域の特産物の生産、加工及び販売に関する活動を行っており、農業を通して地元のコミュニティーに溶け込み、地域の幅広い活動に参加しておられます。
山田地域の啓翁桜が初出荷された1月11月には、富山県民にとって、大変うれしいニュースが飛び込んできました。富山第一高校サッカー部のイレブンが、第92回全国高校サッカー選手権大会で、四日市中央工業高校をPK戦で破り、富山県勢初の決勝戦進出を決めてくれたのです。
一方、近年では中山間地特有の気候を生かして、品質性の高い切り花用の花や啓翁桜等の花木及びリンゴの生産に取り組んでおられます。栽培面積の拡大と販路の拡充が今後の課題とされています。 こうした農業の六次産業化を推進するためには、多彩な流通販売ルートの確立などを図っていくことが必要となっています。
222 ◯ 農林水産部長(藤井 敏君) 適地適作の推進につきましては、これまでも機械化による低コスト生産が可能な大麦・大豆や飼料作物、そういうものは平場において推進してきておりますし、中山間地域ではソバや啓翁桜といったものも推進しております。
これまで、中山間地域では砂地を生かした細入地域のラッキョウや、冷涼な気象を生かした山田地域の啓翁桜などが特産物として振興が図られておりますが、現在の特産物に対する生産支援と新たな特産物の取り組みについての考えをお伺いします。
市といたしましては、これらの施策を一体的に進めるとともに、啓翁桜、ラッキョウ、イチジクなどの生産振興を図るなど、地域の特性を生かし、活力に満ちた農業・農村の振興に努めてまいりたいと考えております。 次に、中山間地域の振興策について。 中山間地域等直接支払制度の活用と、中山間地域農業の振興にどのように取り組むのかにお答えいたします。