高岡市議会 2022-03-05 令和4年3月定例会(第5日目) 本文
高岡市民病院は第二種感染症指定医療機関として、発熱外来診療室の設置など感染症医療全般の機能強化を図り、さらに、高岡医療圏におけるがん治療の拠点病院として、緩和ケア病棟の開設など緩和ケア機能の強化を図ってまいりました。地域住民の皆さんにさらなる安全・安心な医療を提供するために、より一層の機能強化が求められると考えます。
高岡市民病院は第二種感染症指定医療機関として、発熱外来診療室の設置など感染症医療全般の機能強化を図り、さらに、高岡医療圏におけるがん治療の拠点病院として、緩和ケア病棟の開設など緩和ケア機能の強化を図ってまいりました。地域住民の皆さんにさらなる安全・安心な医療を提供するために、より一層の機能強化が求められると考えます。
次に、市民病院事業会計では、新型コロナウイルス感染症に対応するため、発熱外来診療室の設置や新型コロナウイルス感染症患者の受入れ病床の確保などにより、第二種感染症指定医療機関として万全の体制を整えたことを評価する。収支では、4年連続の経常利益を計上したことを高く評価するが、病院経営を取り巻く環境は厳しい状況が続くことが予想される。
本院といたしましては、昨年、病院敷地内に新設した発熱外来診療室や陰圧機能を追加した救急外来診療室を活用し、一般患者さんなどとの動線を明確に区分したほか、入院前の患者さんに対するPCR検査の実施や、入り口に設置したサーモカメラによる体温測定など、患者さんの安全・安心を確保してきたところでございます。
今後は、新設した敷地内の発熱外来診療室を有効活用し、発熱患者の院内における動線を分けること、また、オンライン面会を拡大し、入院患者さん、御家族のニーズに応えることなど、さらなる感染予防対策を継続し、感染症医療体制の強化に努めていく所存であります。 感染症指定病院であります本院といたしましては、感染予防対策に万全を期することが最も重要であると考えております。
〔小森 典地域包括医療ケア部長登壇〕 ◎地域包括医療ケア部長(小森典) まず、南砺市民病院の耐震化工事を行ったところですが、平成26年度に終了しておりますけれども、平成4年に建築いたしました南棟は工事対象とはせず、1階に総合受付、2階に外来診療室、3・4階が入院病棟として機能しております。ただ、築27年が経過いたしまして、老朽化が著しくなっております。
昭和40年の建築当時、外来棟は患者数を600名程度と見込んだわけでありますから、当然のことで、各外来診療室ともスペースも狭く、大変な混雑と実態でありました。外来患者数比率は北陸でも有数の3.2倍近くに伸び超満員、入院したくてもとても入院できる状況ではありませんでした。