富山市議会 2011-09-04 平成23年9月定例会 (第4日目) 本文
2007年に発覚した1号機の臨界事故隠しに見られるように、8年間にわたり重大事故を隠ぺいし続けた北陸電力の企業体質、志賀原発周辺の邑知潟断層帯や海底活断層の過小評価など重大な問題を抱えています。
2007年に発覚した1号機の臨界事故隠しに見られるように、8年間にわたり重大事故を隠ぺいし続けた北陸電力の企業体質、志賀原発周辺の邑知潟断層帯や海底活断層の過小評価など重大な問題を抱えています。
北陸電力の志賀原子力発電所では、臨界事故隠しや制御棒誤作動事故など営業運転開始以来、次々と事故を起こしています。志賀原子力発電所は富山市から約50キロメートルですが、もし過酷な事故があれば、風向や風速などにより約1時間ほどで放射性物質は到達するとの指摘もあります。
志賀原発1号機の臨界事故隠しの問題では、北陸電力任せ、国任せで対応を見守るとの当局の姿勢でありましたし、北陸電力との安全協定の締結についても県が締結していないので考えていないと、まさに他人事のようなお答えでありました。
第3に、志賀原発では2007年の臨界事故隠しの発覚、再循環ポンプの異常や非常用発電機のトラブルなどでの原子炉の手動停止の頻発など、事故が多発しています。改めて徹底した総点検と地震、津波対策の要請をすべきと思いますが、いかがでしょうか。 第4に、志賀原発の地震、津波対策について、高岡市民への説明を北陸電力に要請すべきと考えますが、いかがでありましょうか。
臨界事故隠しからの教訓は何だったのか、安全対策に対する考えを改める必要があります。安全・安心のまちづくりを目指す氷見市として、原子力災害に対する災害対策を強化していただくよう質問いたします。 まず1点目は、氷見市はトラブル事故が発生した際、北陸電力に対しどのような対応をされているのか。また、北陸電力のこれまでの氷見市への対応について答弁をお願いいたします。
これまで私は数次にわたりまして、北陸電力の志賀原発の臨界事故隠しの問題点等を指摘をいたしまして、近接する自治体である、そして風下に位置をする高岡市として、市民の安心・安全のためには安全協定の締結や防災計画に原子力災害に対応する計画を盛り込むべきであると、このようなことを申し上げてきたと思っております。
第1に、この間、北陸電力の志賀原発における臨界事故隠しと隠ぺい体質について問題にしてまいりました。昨年の12月にまたまた新たな活断層隠しが発覚をいたしました。それは、志賀原発の沖合にマグニチュード7級の活断層が存在するにもかかわらず、地元自治体や住民に知らせなかった事件であります。もし、安全審査の前に、この過程でこの事実が明らかになっていれば、設置の許可にはならなかったのではないでしょうか。
これは富山県の発表に合わせて質問したわけですが、志賀原発1号機の臨界事故隠しを受け、富山県は県地域防災計画の事故災害編に「原子力災害対策」の章を追加すると発表がありました。現行では、原子力災害を想定した記述は一切なかったということでした。これからは、県において県民の安全のため、迅速な対策を目指すとありましたが、滑川市の原子力災害に対する考え方についてお答えください。
今回の志賀原子力発電所の即発臨界事故隠しと、3月25日に突然発生したマグニチュード6.9の能登半島地震、想定外のところで起こった自然災害、志賀原発では地震計が緊急停止ラインの190ガルを大きく上回る226ガルの揺れを記録していたとのことです。1号機、2号機とも運転停止状態であったのがせめてもの救いでした。 そこで質問いたします。
第4の質問は、志賀原発、志賀原子力発電所の臨界事故隠しの問題です。 たとえちょっとした操作の誤りであったとしても、結果的に暴走事故につながると多大な被害が出る、これが原子力発電所だと私は理解しております。長年にわたって臨界事故があったことが隠されてきた。きわどい事故があったことを率直に明らかにせず、住民の安全よりも会社の利益が優先した。
また、北陸電力原子力発電所における8年間にわたる臨界事故隠しは、県民の信頼を著しく損なったものであり、言語道断であります。県民は社員に対して、信頼と尊敬の念を持って「北電マン」として一目置いてまいりました。しかし、この姿を見ると、今後は二度とこのようなことを起こさないよう、襟を正して再発防止と信頼の回復に全社挙げて取り組むことを期待するものであります。