氷見市議会 1996-09-12 平成 8年 9月定例会−09月12日-02号
さらに今後は、新総合体育館の整備やマリノベーション関連事業の推進などの大型プロジェクトが見込まれるほか、高齢化社会への対応などに財政需要の大幅な増大も予想されますから、主要な財政指標である公債費比率でありますとか経常収支比率に十分注意をしてまいりたいと考えております。
さらに今後は、新総合体育館の整備やマリノベーション関連事業の推進などの大型プロジェクトが見込まれるほか、高齢化社会への対応などに財政需要の大幅な増大も予想されますから、主要な財政指標である公債費比率でありますとか経常収支比率に十分注意をしてまいりたいと考えております。
しかしながら、申し上げるまでもなく、長期にわたって安定した行政サービスを展開するためには、財政の健全性の維持が要諦となるものであり、各財政指標の推移を絶えず検討しながら、その弾力性の確保に努めることが重要であります。
自主財源が少なくなってきていることについては全国的な傾向でありまして、不況に伴う税収の落ち込み、それから減税に伴う財源措置を地方債で手当するなど、国の施策によるものが多分にあるわけでありますが、現実の財政指標を見るとき、やはり非常に厳しいものがあると自覚しておるのであります。
しかしながら、本市の財政を取り巻く状況、地方財政を取り巻く状況につきましては、依然として厳しい状況の中にあるわけでございますし、また内外を取り巻く経済環境にも私どもが予見しがたい要素が大変多いことから、今後、公債費比率だとか、あるいは各種財政指標の動向を十分注視しながら、今ほど申し上げました減債基金の充実、活用を図るなど、引き続きこの財政構造の健全化に努めてまいりたいと、このように考えておるわけでございます