立山町議会 2023-03-01 令和5年3月定例会 (第2号) 本文
この計画では、令和3年2月に策定いたしました立山町中心部公共施設再配置計画や、新年度より本格的に動き出す(仮称)防災センター及び児童館の整備も踏まえながら、居住機能や医療、福祉、商業、公共交通等の都市機能を中心部に誘導することにより、コンパクトで持続可能なまちづくりを目指します。
この計画では、令和3年2月に策定いたしました立山町中心部公共施設再配置計画や、新年度より本格的に動き出す(仮称)防災センター及び児童館の整備も踏まえながら、居住機能や医療、福祉、商業、公共交通等の都市機能を中心部に誘導することにより、コンパクトで持続可能なまちづくりを目指します。
立地適正化計画は、市街地において、将来にわたり、一定の人口密度の維持を目指すために、医療、福祉、商業等の身近な地域で必要な生活支援サービス機能を確保していけるよう、居住地での都市機能の維持、集積を図ろうとするものであります。
本市の都市計画については、現在策定中の射水市総合計画では、地域特性を生かし、都市と自然が調和する秩序ある土地利用の推進、また、市都市計画マスタープランでは、新市街地の整備や都市的土地利用について、既成市街地等や周辺自然環境との調和に配慮し、都市機能集積や連携を進めるとしており、この考えを基に進めることにしております。
伏木駅前周辺は、既に都市機能誘導区域として範囲内ではありますが、先日地元で開催したワークショップでは、駅前周辺を観光地周辺地域として追加し、発信することが有用であるとの意見が出されました。地元の熱意の高まりも感じておりますことから、今後、検討に加えていただきますよう要望申し上げますことを付け加えさせていただきます。
令和2年度に策定した立山町中心部公共施設再配置計画において、中心部の暮らしやすさとにぎわいを高めるため、都市機能をコンパクトに維持・集積することとしております。
区域区分の変更、いわゆる市街化区域の線引き見直しにつきましては、本市では現在策定中である市総合計画の地域特性を生かし、都市と自然が調和する秩序ある土地利用の推進及び市都市計画マスタープランにおける新市街地の整備や都市的土地利用について、既成市街地等や周辺自然環境との調和に配慮し、都市機能集積や連携を進めるとしており、この考え方を基に進めることとしております。
本市におきましては、高岡市の都市計画に関する基本方針であります都市計画マスタープランにおいて、都市機能の集約と公共交通網を生かしたコンパクト・アンド・ネットワークを将来都市構造としたまちづくりを進めることとしております。この方針の下、今後目指すべき交通について、まちづくりと一体的に構想し、本市の公共交通の多様な課題に対応するための基本計画として高岡市総合交通戦略を策定しております。
本件については、前項で触れたとおり、今年度から本市におけるまちづくりの羅針盤である総合計画第4次基本計画がスタートしたところですが、その後に開催された6月定例会で、新高岡駅周辺地区の拠点性を高めるための都市機能の誘導に当たり、一つの手法として線引きの見直し、つまり市街化区域と市街化調整区域の区分の見直しを検討していくとの考えが表明されました。
まず、魅力のあるまちの考え方についてでありますが、本市では中心市街地において居住及び都市機能の誘導を図るとともに、現在整備中の(仮称)市民交流センターを通して、若年層支援と人材育成など新たな価値と地域力を創出させ、多様な交流により人々が躍動することで、町なかの魅力を高めることとしております。
立地適正化計画とは、地方において高齢化が進む中で、市街地が拡散して低密度な市街地が形成され、活気がなくなっていくことを防止するため、都市機能、居住機能、公共機能の充実等に向けてのマスタープランを作成し、民間等の都市機能への投資や、居住を効率的に行うための土俵づくりを進めていくものと理解しております。
都市計画マスタープランでは、この地区を「大都市圏と飛越能地域との広域的な交通結節点として、交流・観光機能等を中心とした高次都市機能の誘導を図る」とし、北陸新幹線の開業後も市街化区域を拡大するなど、広域的な都市の拠点機能を高めてきたところであります。
高岡駅を核とする都市機能の集約を念頭に、南北の分断や境界をなくし、一体的かつ効率的なまちづくりを一層推進していただきたいと思います。また、重点エリアの拡大によって、今後、民間の動きが加速することにも大いに期待をしたいと思います。
今年度策定する越中大門駅周辺地区バリアフリー基本構想では、越中大門駅周辺の総合的な都市機能の増進を図るため、バリアフリー化事業を重点的、一体的に行う、重点整備地区に位置づけ、エリア内における高齢者や障害者等が利用する駅やスーパー等を生活関連施設に設定しております。
改めて申しますが、市役所の在り方の検討に際しては、中心市街地の衰退や、過去に再開発事業で整備した御旅屋セリオの利活用をはじめ、今後の人口減に伴う都市管理コスト縮減を図るための都市機能集積や地域交通の維持存続の問題を考慮すべきです。また、財源確保の見通しも立てなければなりません。 なお、ハード整備については、本庁舎以上に市民会館や市民体育館の整備を求める市民ニーズが高いと捉えています。
生活環境の充実につきましては、今定例会に本開発地区土地区画整理事業内に設置する公園整備の概要をお示ししており、民間の資金や企画力を生かした新たな都市機能施設と魅力ある公園を整備し、子育て世代をはじめとする多くの人々が交流することによるにぎわいの創出を図ってまいります。今後、事業者の公募を実施し、令和4年度の公園整備に向けて取り組んでまいります。
本市が取り組むコンパクト・アンド・ネットワークのまちづくりは、都市機能と居住などの集約を目指す拠点と、都市や拠点間を自動車利用のみならず、鉄軌道や路線バスなど地域公共交通手段を通じてネットワーク化することによって全市的に持続可能なまちを構築しようとするものであります。
まちなか再生の観点で言えば、人口減少下における都市機能の集積を図る上で、それに絡む御旅屋セリオの利活用、また、今後生じる学校の再編統合に係る跡地利用、さらには、まちなかと市内各地を有機的に結ぶ地域交通の維持確保にまで話が膨らみます。空き家問題は、これら多岐にわたる課題と連動させ、大局的、総合的に進めるべきものと考えます。
次に、便益を上げる観点での取組についてでありますが、市民交流センターは都市機能の充実と中心市街地の活性化を図り、居住誘導を促すとともに、図書館機能、子育て支援機能をはじめ、生涯学習、市民活動支援機能の融合により、新時代の多様な価値観を認め、新たな文化の創造を促すことで、都市の魅力を高め、選ばれる都市として、本市の価値の向上を目的として整備するものであります。
本市の立地適正化計画によれば、このコンパクト・アンド・ネットワークの実現に向けては、拠点エリアにおける都市機能の集約などによって利便性を高めつつ、本市に移り住もうとする人や住み替えを検討する人に対して、拠点エリアへ緩やかに居住の維持、誘導を進めることとなっております。
この間、北陸新幹線新高岡駅の開業という新たなエポックを開く出来事を契機に、都市機能の集約、都市構造改革が進み、都市の強みを築いてまいりました。また、開町400年で弾みがついた歴史都市づくりが大きく進展し、まちの魅力を磨き上げてまいりました。これら「都市の強み」と「まちの魅力」の確立を通じて、新しい時代への土台を築くことができたと考えております。