松川村議会 2008-03-12
平成20年第 1回定例会−03月12日-02号
平成20年第 1回定例会−03月12日-02号平成20年第 1回定例会
平成20年
松川村議会第1回
定例会会議録
〔第2号〕
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│招集年月日 │ 平成20年3月12日 │
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│招集場所 │ 松川村役場議場 │
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│開閉会日時 │開 会│平成20年 3月12日 午前10時00分│議 長│甲斐澤 明│
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│及び宣告 │散 会│平成20年 3月12日 午前10時48分│議 長│甲斐澤 明│
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│ 応(不応)招議員及び │議席d氏 名│ 出欠 │議席d氏 名│ 出欠 │
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│ 出席並びに欠席議員 │ 1
│甲斐澤 明│ ○ │ 7 │新 村
久仁男│ ○ │
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│ 出席12名 欠席 0名 │ 2 │平 林 源
起│ ○ │ 8 │河 内 國
治│ ○ │
│ ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│ 凡例 │ 3 │榛 葉 良 子
│ ○ │ 9 │矢 口 弦八
郎│ ○ │
│ ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│ ○…出席を示す │ 4 │渡 邉 尚 省
│ ○ │ 10 │白 澤
富貴子│ ○ │
│ △…欠席を示す ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│ ×…不応招を示す │ 5 │平 林 寛
也│ ○ │ 11 │井 上 直
昭│ ○ │
│ △公…
公務欠席 ├───┼───────┼───┼───┼───────┼───┤
│ │ 6 │横 沢 喜
造│ ○ │ 12 │佐 藤 節 子
│ ○ │
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│会議録署名議員 │ 11番 │井 上 直 昭│ 12番 │佐 藤 節 子│
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│職務のため出席した者
│事務局長 │丸 山 正 芳│書記 │西 澤 なつみ│
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│ │村長 │平 林 明
人│総務課統括課長│白 澤 繁│
│ │ │ │補佐 │ │
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│ │副
村長 │奥 野 勝
久│環境福祉課統括│白 沢 庄 市│
│ │ │ │課長補佐 │ │
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│法第121条により
説│教育長 │綱 島 幸
男│ │ │
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│明のため出席した者の
│総務課長 │西 澤
勇│ │ │
│ ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│職・氏名
│会計管理者兼 │鈴 木
智│ │ │
│ │会計課長 │ │ │ │
│ 全員出席 ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│ │環境福祉課長 │平 林 秀
夫│ │ │
│ ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│ │経済課長 │伊 藤 勇 二
│ │ │
│ ├───────┼───────┼───────┼───────┤
│ │建設水道課長 │茅 野
英太郎│ │ │
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│ │公民館長 │後 藤 拓
男│ │ │
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│議事日程 │ 別紙のとおり │
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│会議に付した
事件 │ 別紙のとおり │
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│会議の経過
│ 別紙のとおり │
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本日の会議に付した事件
日程第1 平成20年度各
会計予算総括質問
議案第16号 平成20年度松川村
一般会計予算
議案第17号 平成20年度松川村
国民健康保険特別会計予算
議案第18号 平成20年度松川村
老人保健特別会計予算
議案第19号 平成20年度松川村
後期高齢者医療特別会計予算
議案第20号 平成20年度松川村
公園墓地造成事業特別会計予算
議案第21号 平成20年度松川村
地域特別賃貸住宅特別会計予算
議案第22号 平成20年度松川村
特定環境保全公共下水道事業特別会計予算
議案第23号 平成20年度松川村
水道事業会計予算
日程第2
特別委員会の設置、付託
議案第24号
予算特別委員会の設置について
日程第3 請願・陳情の
委員会付託
午前10時00分 開議
○議長(甲斐澤明君) おはようございます。ただいまの
出席議員数は12名全員です。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、平成20年度各会計予算に対する総括質問、
特別委員会の設置及び付託、並びに請願・陳情の
委員会付託です。
直ちに議事に入ります。
△日程第1 平成20年度各
会計予算総括質問
○議長(甲斐澤明君) 日程第1 平成20年度各会計予算の総括質問を行います。
初めに、議案第16号 平成20年度松川村
一般会計予算について総括質問を行います。
なお、ページ等を明示しながらはっきりとお願いをいたします。
それでは、質疑はありませんか。
平林寛也議員。
◆5番(平林寛也君)
地方交付税、歳入についてお伺いをしたいと思いますが、一応、当初予算案の概要という中で、
地方交付税については12億4,300万ということで見込んであるということで、その中に
地方再生対策費、これ新たに創設をされたものだということで、総務省の方から約4,000億規模の
交付税特別枠で設けるということで、今年からになるかどうかというのはわかりませんが、今年はどうも見込めるというような中で、村にですね、実際にはどのくらいの額で村は見込めるのか。
それとまた、当然骨格予算でありますので、
地方交付税、昨年度予算よりも減額で見てありますけれども、最終的にはどのくらい見込まれているか。
2つを足してですね、どのぐらいの額になるかあたり、見通しとしてお伺いをしたいと思いますが、お願いします。
○議長(甲斐澤明君) 総務課長。
◎総務課長(西澤勇君)
地方再生対策費につきましては、総務省の試算が出ております。その中で、松川村につきましては5,900万円という数字が出ております。ただ、これあくまでも試算ということですので御理解をいただきたいと思います。
それから、6月補正につきまして、投資的経費の関係で補正をしていくという関係になっておりまして、その折に実施計画等お示しをして、6月補正に臨みたいというふうに村長の方考えておりますので、その金額につきまして、今いくらということは大変申しわけございませんが、申し上げられないということで御理解いただければと思います。
交付税総額につきましては、19年度13億1,900万が
普通交付税という額になっております。今の5,900万円という
地方再生対策費の分がございますけれども、全体的には1%強という関係。それから臨財債を含めて総額で2.3というような数字が出ておりますので、現実的には19年度の交付税額を超えるとは思っておりますけれども、現状では細かい交付税の算定の数字、それから段階補正、
事業費補正、それから単位費用をどのようにやるかというものが示されておりませんので、19年度を超えるということで御理解いただければと思います。
○議長(甲斐澤明君) 井上議員。
◆11番(井上直昭君) それでは、ページで77ページお願いしたいと思いますが、観光費の関係でございますが、これは骨格予算とはいえ、観光費が減額しているということの中で、昨年、観光協会が20年度から商工会へ業務委託になるということの中で、村長の今回の公約の中でも、観光と農業ということをうたっております。そういうことの中で、実際、これから本当に自立のむらづくりしていく中で、観光に適した松川村もいろいろなところがあります。そういうことの中で、計画としては6月に出てくるのか、それとも今年はこの予算で行くのか、ちょっとその辺をお聞きしたいと思います。
○議長(甲斐澤明君) 村長。
◎村長(平林明人君) 観光協会の中で115万8,000円マイナスになっておりますけれども、これは次の78ページのですね、村観光協会の補助金260万ということで落としてあります。この減額でありまして、事務局を商工会の方へ委託をするということの中で、商工会との話の中で減額をさせていただいておりますので、事業を縮小したということではありませんので、御理解をいただきたいと思います。補助金の減額です。
○議長(甲斐澤明君) 井上議員。
◆11番(井上直昭君) 補助金ということでございますが、昨年は360万、約100万増だったんですよね。それが今回260万ということの中で、あれでしょうかね。
○議長(甲斐澤明君) 村長。
◎村長(平林明人君) 事業を落とすとじゃなくての減額でありますので、これは人件費が今まで観光協会2人雇っていたというか、来ていただいていたのを、商工会の方が兼務をしていただけるということの中での減額ですので、事業を落としているわけじゃありませんので、そこら辺のところを御理解いただきたいと思います。
○議長(甲斐澤明君) 井上議員、いいですか。井上議員。
◆11番(井上直昭君) その辺はよくわかるんですが、先ほど言ったように、事業というものに対してはどう考えているか。村長の公約でもあります、観光ということに力を入れていきたいということの中で、事業としては昨年と同じという考えですか。
○議長(甲斐澤明君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今この場所で言えるのは、昨年となから同じものをやっていきたいと。事業を落としているわけじゃなくて、人件費を落としているというか、補助金を落としているということだけでありますので、そこら辺のところ御理解をいただきまして、事業について、これからまた観光協会の中でいろいろ出てくる。そしてまた村の経済課との話し合いの中でいろいろ出てくるものにつきましては、6月補正の中で対応を考えてまいりたいというふうに思います。
○議長(甲斐澤明君) 井上議員。
◆11番(井上直昭君) その次に、111ページ
文化財保護費の関係でございます。昨年、
公有財産購入費の中で1,000万、この間の、昨日の補正で落としたわけですよね。それで、いい補助金があればという話ですが、ここ落とした理由の中では、何か補助金でいい面があったかどうか、ちょっと先にお聞きしたいと思いますが。
○議長(甲斐澤明君) 総務課長。
◎総務課長(西澤勇君) 現実的には、今のところ青写真といいますか、具体的な計画がないということですけれども、現実的に事業着手となった折に、ある一番有利な補助事業を導入すると、1つの想定が出てきます。その中で用地費について、
土地開発基金からの買い戻しについて、その用地費として
補助対象事業になる可能性があるという部分が考えられるということで、それは100%の話ではないですけれども、補助事業を入れて、もし用地費が対象になった折には、その方が有利であろうと。また、有利な起債等があった場合についても、その方が用地費に対して
交付税措置等がある可能性があるものですから、今回は
土地開発基金からの買い戻しは見送ったという内容でございます。
○議長(甲斐澤明君) 井上議員。
◆11番(井上直昭君) そういうことになれば、いつになるかということは、本当に白紙だと思いますが、特に私も昨年ちょっと質問した中で、21世紀の
むらづくり委員会の答申の中で、遺跡公園の周辺をどう進めていくかということの中で、いろいろお願いした点があるわけなんですが、21年度に
国営アルプスあづみの公園が開園になるということの中で、隣の市の大町市は対策係を設置したという話を聞きました。やはり21年度に向かっての開園に向かっての取り組みしていると思います。そういうことの中で、用地交渉や周辺整備、それから審議会も立ち上げたという話を聞いています。村としては、この開園に対してどう取り組んでいくのか。その周辺の整備等も含めて、村長、考えがあったらお聞きしたいと思います。
○議長(甲斐澤明君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今言われました21むらづくりの答申を受けていることは十分承知をしておりますので、これから21年の開園に向けてということも含めながら、考えてまいりたいというように思います。係をつくるとか、委員会をつくるとかというものにつきましてもですね、私ども職員80名まで減員をしなければいけないというような条件の中で、いろいろつくってもやる人は同じなんです。ですので、そういう係がなくても、そういう中で対応をしていかなければ、どっちにしてもできませんので、そういう中でまた考えさせていただきたいというように思います。
○議長(甲斐澤明君) 井上議員、いいですか。
ほかに質疑はありますか。河内議員。
◆8番(河内國治君) それでは、
一般会計歳入歳出の一覧表の中で、歳出の目的別という9ページをお願いしたいと思います。ここのところで、実は商工費についてお伺いをしたいわけですけれども、商工費については、過去さかのぼって状況を調べてみて強く感じることはですね、平成17年が16年に比べて10倍ぐらいのアップになっている。これにつながりまして、ここ4年、今年度の10.5%という構成比率を見ましても、非常に他の長野県の市町村に比較しても高い率を示しているわけです。
ちなみに長野県全体のですね、ものを調べるには、17年度までしかちょっと今は出ていないもので、17年度見るところによりますと、松川村では17年度は11.9という数値が出ているわけですけれども、県下で2番目に商工費が多いというような現状です。一番多いところが、このところでは岡谷市だったんですけれども、松川村、駒ヶ根というような形で、非常に商工費が多くなっていく。その原因は何だろうかというような形の中で、今後も観光についてやっぱり力を入れていかなきゃ、松川村の施設のメーンでもあるという形の中では、ある程度わかることはわかるんですけれども、やっぱり全体の比率ということを考えたときに、この辺のところは何でこうなったかというところをちょっとお聞かせ願いたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
○議長(甲斐澤明君) 村長。
◎村長(平林明人君) 予算を見ていただければわかりますけれども、寄って停の事業費、温泉施設の事業費、こういうものがこの商工費の中に入っているわけです。ですので、今言われました、その長野県で2番目に高いというように言われますけれども、そういう予算が含まれておりますのでこういうようになっておりますので、ちょっと78ページから79ページの、78ページの
交流施設総務費、それから温泉施設の管理費、次の79ページ、それから次の82ページの寄って停まつかわ管理費等が含まれておりますので、御理解をいただきたいというように思います。
○議長(甲斐澤明君) 河内議員。
◆8番(河内國治君) 今、含まれているという話はお聞きしましたが、その辺のところの負担額が非常に大きくなってきているところから、こういう現象が起きたかとは思われるんですけれども、いずれにしても、このままで商工費を、状態を維持していくことが、逆に言えばある部分では難しいかと。もっと考えようによっては、やはり重くのしかかっているものを少し軽くしていかなきゃいけないんじゃないかという部分が非常に考えられますので、寄って停、それからすずむし荘、セピア、こういった観光の目玉を含めまして、じゃあ今後それを全体の県レベルの一般的なものに持っていけるかどうか。一般的というと、大体1%前後というような部分が比較的多いんですけれども、その辺のところどうでしょうか。
○議長(甲斐澤明君) 村長。
◎村長(平林明人君) それぞれの町村には、予算にも独特なものがあっていいというように私は思います。ただですね、この支出も多いですけれども、今言われましたものは収入も多いわけです。黒字になっているくらいの収入になっているわけですので、そこら辺のところをぜひ御検討をいただけたらというように思います。
そしてまた、このまま行ってもいいかどうかということにつきましては、今後十二分に検討させていただきます。
○議長(甲斐澤明君) 河内議員。
◆8番(河内國治君) ただいま収入も多いという話ですけれども、全体、一括して独立採算性的に計算をしていくと、いろいろな部分でほかのところから出ているものもあるかと思われますので、そういったことも含めまして、確かに、寄って停については収入のことはよくわかります。でも、じゃあセピアをこれからどうしていくかということを考えていったときに、収入源はありませんし、そういった部分も含めて、やはりこれから考えていくべきかと、そういうふうに思いますので、その辺のところを、今どうのこうの、すぐという話ではありませんけれども、十分検討をしていただき、よい方向に導いていただければと、そういうふうに考えておりますので、村長の手腕を期待しておりますので、よろしくお願いします。
○議長(甲斐澤明君) 村長。
◎村長(平林明人君) 1つだけお話をしておかなければいけないわけですけれども、セピアにつきましては、つくられた目的がですね、あそこを収入源にするということでつくられたわけではありません。駅前整備の中で、あそこを松川村の何というんですかね、村の顔というかですね、あそこを村のインフォメーション的なものにしたいということの中で、補助金等をいただいてつくったわけでありますので、ぜひあそこを、もうけの施設というように考えないで、ぜひ村の顔になる施設だということでもって考えていただきたいというように思います。
○議長(甲斐澤明君) 河内議員。
◆8番(河内國治君) そのことは私も十分承知しておりますけれども、有効利用という形の中で、お金はある程度かかっても仕方ないけれども、やはり村民が利用は大いにできる場所であり、また大糸線の乗客がおりて、非常にいい箇所で、いろいろなことが聞いたり、尋ねられることができると、そういったみんなに喜ばれる場所につくり上げていってほしいなあと。そんなようなことで、
自転車置き場等もありますけれども、なかなかあのところも雑然として整理が行き届かない部分が、非常に見ていて残念に思います。そんなことも含めまして、今後の課題として、ぜひ検討をお願いしたいと思います。以上です。
○議長(甲斐澤明君) ほかに質疑ありますか。白澤議員。
◆10番(
白澤富貴子君) 少し雑然としてくるかと思いますけれども、村長、ごあいさつの中でも村民参加の村政の推進、それから村民参加の行政運営というところに大変力を入れておられるというふうに感じているわけなんですけれども、それは1期目のときから、そういう方向で
ワークショップ等進めてこられたし、そういうことは村民も十分感じてはいるわけなんですけれども、そういうところで、少し私
たちワークショップ等にも参加させていただきながら、全部任せておくというような状況をちょっとこう進め方の中で、もう少しあそこの
ワークショップに出てこられない人の意見をどう酌み上げるかとか、そういうような視点を変えた考え方も、そこに織りなしていかないと、村政運営にはちょっと村長のおっしゃっておられる清潔と公正の、公正の部分が少しこうまだ意見の集約できないんじゃないかなあなんて思うんですけれども、今回この予算に向けて、一応骨格予算ではありますが、総体的には村長としてのお考えも相当に入っていたということで、こうなってきたというふうに感じておりますので、村民参加の村政の推進とか、行政運営という分野で、本当に心を砕きながら、こうしていきたいというふうに思われた点をお聞きしたいと思いますが、お願いします。
○議長(甲斐澤明君) 村長。
◎村長(平林明人君) 今言われた、その
ワークショップに出てこない人の意見はどう酌み取るかとかですね、そういうものについてはですね、区長会等の中で区の
行政懇談会等をお願いをしておりますし、これからもお願いをしてまいりたいと。水飲み場までは連れていけるけれども、無理やりに水を飲ませることができないというような、何か昔のことわざがありましたよね。ですので、私たちはそういうように、そういう施策というか、そういう機会を多くやっていきたいという考え方は今までどおり持ってまいりますので、ぜひ一緒に参加をしていただくようなことを、今度は村の人たちに考えてもらう。これができないというならば、何でできないかということもですね、また考えなければいけないですけれども、区の懇談会等には、区の皆さんが一番出やすい曜日とか日を選んでほしいというようにもお願いをしておりまして、やっていただいておるわけですので、これからもその中でやっていきたいというように思いますし、村民の意見を酌み取るためには、公募委員をふやしていかなければいけないということも思っておりますので、そんなことをこれから徐々にやりながら、予算をしっかりと執行してまいりたいというように思います。
○議長(甲斐澤明君) 白澤議員。
◆10番(
白澤富貴子君) 今まで続けてきているこの村政の中で、今年度上程されております平成20年度に対する予算に、そのようなところで村長が意を含めて考えておられた点等ありましたらお願いします。
○議長(甲斐澤明君) 村長。
◎村長(平林明人君) 多目的施設等につきましては、今年完成というような中で、骨格予算でありながらすべての予算を盛っております。
それから、行政区の関係の予算等につきましてもですね、区の方へお払いするというか、やっていただく費用については減らさないという考え方の中で、今までどおり配分をさせていただいておりますので、そんなことで何というんですか、村の方針を出させていただいております。
○議長(甲斐澤明君) 白澤議員。
◆10番(
白澤富貴子君) もう村の人たちはついていけないほど、いろいろ医療の大きな改革とか、それから農業施策の改革とか、本当に難しいものが山積していますし、それぞれニーズもこういろいろふえておりますので、そういう中で、やはり区を大事にされながら、区へ向けての方向性をされていくということいいんですが、協働のむらづくりという内容の中では、一番大事なことは、やっぱりそういうことを考えている村の行政を、村の人たちが理解してくださるということ、そういう方向を考えるということ大事なので、村長がそこに意を注いでおられるということなんですけれども、区の中の、区の組織に入らないとか、隣組にも入らない、それからお年寄りお1人の家庭が多いとか、そういうことを、本当に村の中も変わってきていますので、その辺については、何か意を注いで今度やっていこうというようなお考えはありますか。
○議長(甲斐澤明君) 村長。
◎村長(平林明人君) 前からもずっと言っているわけですが、隣組組織に入らない人には、ぜひ入ってほしいということをしょっちゅうお願いをしておりますし、この間、ルーラルまつかわの皆さんとの話し合いの中でも、あの中で隣組に入っていない方がいると。その買ったときの条件に違反するんじゃないかというようなお話も聞いておりますので、この間全部の、全員の方にぜひ隣組に入ってほしいというような通知も出させていただいておりますし、村として、そういうことにPRもしてまいりたいというように思っております。
ですので、これは隣組に入れば役員が回ってくるからだめだ、隣組に入ったって何も変わったことないじゃないかという考え方じゃなくて、一緒になって松川村をつくってもらいたいというように考えてもらわないと、何もできないわけでありますので、今後十二分にPRもしてまいりたいというように思います。
○議長(甲斐澤明君) 白澤議員。
◆10番(
白澤富貴子君) 自主財源の確保ということが、一番今大きなウェートを占めてきているわけなんですけれども、やはりその中で、あるものをなるべく皆さんの御理解をいただきながらやっていかなきゃいけないという、その支出の面での工夫もいろいろな場所に見えてはいますが、やはり具体的に言いますと、地域づくり活動活性化支援事業、この500万をまた盛り込んでありますが、このことについて、もう少しこう精査しながら、例えば響岳太鼓の方に、村の活性化にもいろんな面で相当努力をして活動しているんですが、そういう形のものも、こういうところからまたやっていっていただくようなこととか、見直しなんかも、やっぱりもう少し検討された方がいいんじゃないかなと思う面がありますが、その辺についてはお考えはどうですか。
○議長(甲斐澤明君) 村長。
◎村長(平林明人君) 担当の総務課長に答弁させます。
○議長(甲斐澤明君) 総務課長。
◎総務課長(西澤勇君) 地域づくり支援金につきましては、500万という予算を計上させていただきました。PR不足とか、応募が少ないというような御指摘を今までいただいております。その中で、地域づくりの委員さんの中にもそういう御意見いただきまして、本年度募集のやり方といいますか、一律100万円というのは非常に高価で、非常にしり込みするとか、いろんな御意見がいただいております。地域づくり委員会の中でも、もう少し要項とか、それから趣旨に反しないという部分を考えて、募集とか、そういうことを考えていきたいということは出ております。
ただ、これはあくまでも自主的に松川村をこういうふうにしていきましょう、地域づくりのためにこういう事業をしましょうというのが基本ですので、ある団体にこういうことをというような、具体的な参加を求める場合もありますけれども、現実的には、ただ一律補助を出すというような内容ではございませんので、よろしくお願いをしたいと思います。
○議長(甲斐澤明君) 白澤議員。
◆10番(
白澤富貴子君) いろいろ相当の大きな事業をみんなで進めていくわけですが、そういうところ、一律ではないとか、配慮をしながらという言葉を聞いたので、そんなふうにこの予算、ぜひ進めていっていただく姿勢というものも相当大事になると思いますので、その都度精査しながらやっていっていただきたいということをお願いしたいと思います。
○議長(甲斐澤明君) ほかに質疑はありますか。矢口議員。
◆9番(矢口弦八郎君) 歳出の中の性質別で、普通建設事業費約8,000万ばかしマイナスになっているわけですが、これは骨格予算という中で、実際に実施していけばこれが復活されてくると思うんですけれど、実際に今現在ある松川村の実施計画に載っているような道路改良工事、そんなようなものを上乗せすると、この8,800万円が復活してチャラくらいになるのかどうかということが1つと。
それから、村長、話の中で職員を80名にする、盛んに80名、80名というようなことを言うんですけれど、昔は100人に1人というようなことで定数を決めてきている中で、実際、今、本当に細かいところへ気を配りながら、村民の話を聞いたりいろいろしていかなきゃいけない時代の中で、実際この80名ということになると、職員も大変だと思うし、村民に本当に行き届いたサービスというようなことが欠けてくる可能性もありはしないかというようなことの中で、人事配置的なものというようなものをどういうように考えておられるか、この2点をお伺いします。
○議長(甲斐澤明君) 村長。
◎村長(平林明人君) 投資的費用につきましては、6月補正で最大限努力をさせていただきます。
それから、確かに昔は100人に1人ということで、松川村100人いてもいいわけであります。しかし、自立のむらづくり検討委員会ですかね、18年の3月31日に答申をいただいたのには、80名ということが明記をされております。そういう中に向かって進むのが、答申を受けたものとしての務めだというように思います。しかし、サービスを低下させるということはできませんので、現在は80名に向かってやっていきたいということで、これがどうしてもだめなときには、それなりきの考え方をさせていただきます。
保育士とかですね、保健師とか、そういう方を減らすわけにはまいりません。子供がふえている状況の中で、保健師も精いっぱい皆さんに努力をしてもらって、いっぱい人数を受け持っていただいているわけでありますけれども、これも限度があります。そういう中で、保育士をふやすと一般行政職が減ってくると。80名ということをいつまでも言っておりますと、そういうことになってまいりますので、現在は答申を尊重しながら、できるだけのことをしてまいりたいという考え方であります。
○議長(甲斐澤明君) ほかに質疑はありますか。渡邉議員。
◆4番(渡邉尚省君) 村長の2期目のスタートが切られたわけですが、その中で掲げられている地産地消の推進と観光農業の振興という柱があります。4つの柱の1つです。私は、これは大変大きな柱ではないかというふうに考えております。それで、村長の腹づもりを伺いたいのですが、この柱は私は大変すばらしいというか、ぜひともこれはやらなくちゃいけないことだというふうに思っていますが、これのビジョンといいますか、構想といいますか、非常に注目、期待をしているところですが、この辺の具体的な発表といいますか、いつごろになるのか、その辺の腹づもりありましたらば、ぜひ伺いたいのですが。
○議長(甲斐澤明君) 村長。
◎村長(平林明人君) 観光協会との話し合いも、理事会との話し合いもありますし、また庁内での調整もございます。できるだけ早い機会に、細部についても発表をしていきたいというように思いますし、多分この議会の中で、一般質問の中で、だれかが御質問をされるんじゃないかなあというように思っておりますので、できるだけの準備はしてまいりたいというように思いますので、きょうのところはこの答弁でお願いしたいと思います。
○議長(甲斐澤明君) ほかに質疑はありますか。
(「なし」の声あり)
○議長(甲斐澤明君) 質疑がありませんので、以上で、平成20年度松川村
一般会計予算についての総括質問を終わります。
続いて、議案第17号 平成20年度松川村
国民健康保険特別会計予算について総括質問を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(甲斐澤明君) 質疑がありませんので、以上で、平成20年度松川村
国民健康保険特別会計予算についての総括質問を終わります。
続いて、議案第18号 平成20年度松川村
老人保健特別会計予算についての総括質問を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(甲斐澤明君) 質疑がありませんので、以上で、平成20年度松川村
老人保健特別会計予算について総括質問を終わります。
続いて、議案第19号 平成20年度松川村
後期高齢者医療特別会計予算について総括質問を行います。
質疑はありますか。白澤議員。
◆10番(
白澤富貴子君) ちょっと具体的なところに入りますが、これ新しい制度なので、ぜひこのことについて、広報まつかわでも知らせてありますけれども、ぜひこの運営が円滑にできていくようにしていただきたいというのと、それから、きのうの説明の中で1,400人が該当というお話でしたが、この中で国民健康保険に入っている後期高齢者の中で1,400人の内訳、ちょっとお知らせいただければお聞きしたいと思います。
○議長(甲斐澤明君) 環境福祉課長。
◎環境福祉課長(平林秀夫君) すみません、内訳につきましては手持ちの今資料がございませんので、後日お知らせさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(甲斐澤明君) 白澤議員、いいですか。
◆10番(
白澤富貴子君) はい。
○議長(甲斐澤明君) ほかに質疑はありますか。
(「なし」の声あり)
○議長(甲斐澤明君) 質疑がありませんので、以上で、平成20年度松川村
後期高齢者医療特別会計予算についての総括質問を終わります。
続いて、議案第20号 平成20年度松川村
公園墓地造成事業特別会計予算について総括質問を行います。
質疑はありますか。
(「なし」の声あり)
○議長(甲斐澤明君) 質疑がありませんので、以上で、平成20年度松川村
公園墓地造成事業特別会計予算について総括質問を終わります。
続いて、議案第21号 平成20年度松川村
地域特別賃貸住宅特別会計予算について総括質問を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(甲斐澤明君) 質疑がありませんので、以上で、平成20年度松川村
地域特別賃貸住宅特別会計予算についての総括質問を終わります。
続いて、議案第22号 平成20年度松川村
特定環境保全公共下水道事業特別会計予算について総括質問を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(甲斐澤明君) 質疑がありませんので、以上で、平成20年度松川村
特定環境保全公共下水道事業特別会計予算についての総括質問を終わります。
続いて、議案第23号 平成20年度松川村
水道事業会計予算についての総括質問を行います。
質疑はありますか。
(「なし」の声あり)
○議長(甲斐澤明君) 質疑がありませんので、以上で、平成20年度松川村
水道事業会計予算について総括質問を終わります。
以上で、各会計予算についての総括質問を終わります。
△日程第2
特別委員会の設置、付託
○議長(甲斐澤明君) 日程第2
特別委員会の設置及び付託を行います。
議案第24号として、平林源起議員ほか2名から提出されました
予算特別委員会の設置についてを議題とし、事務局に朗読させます。事務局長。
(事務局朗読)
○議長(甲斐澤明君) 提案者の説明を求めます。平林源起議員。
◎2番(平林源起君) 提案説明を行います。
別紙をごらんいただきたいと思いますが、
予算特別委員会の設置について
平成20年度松川村一般会計及び各特別会計予算について審査するため、下記のとおり
松川村議会委員会条例第5条の規定によって、
特別委員会を設置するものする。
記
1.委員会の名称
松川村議会平成20年度
予算特別委員会
2.委員の定数 12名
3.設置の期間 会期終了の日まで
以上であります。
○議長(甲斐澤明君) 以上で説明を終わります。
本案は質疑、討論を省略し、採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(甲斐澤明君) 異議なしと認めます。これより議案第24号について採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。
(起 立 全 員)
○議長(甲斐澤明君) 起立全員。よって本案は原案のとおり可決されました。
それでは、ただいま可決されました
予算特別委員会委員に、
松川村議会委員会条例第6条の規定により、議長において全議員を指名します。
ここで、暫時休憩をいたします。
午前10時43分 休憩
午前10時44分 再開
○議長(甲斐澤明君) 再開をいたします。
ここで、
予算特別委員会の正副委員長の互選結果の報告を求めます。選考委員長。
◎選考委員長(平林源起君)
松川村議会平成20年度
予算特別委員会の正副委員長の互選結果について報告をします。
委員長 新村久仁男議員、副委員長
白澤富貴子議員、同じく副委員長 榛葉良子議員。以上であります。
○議長(甲斐澤明君) お諮りします。議案第16号、議案第17号、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号についての審査を、
予算特別委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(甲斐澤明君) 異議なしと認めます。
よって、以上の件は、
予算特別委員会に審査を付託します。
△日程第3 請願・陳情の
委員会付託
○議長(甲斐澤明君) 続いて、日程第3 請願・陳情の
委員会付託を行います。
お手元に配付の陳情についてを議題とします。
ただいまから陳情を委員会に付託します。
件名 医師・看護師不足を解消し、安心できる地域医療体制の確保を求める陳情書
陳情者 松川村5724−335、全日本年金者組合大北支部 執行委員長 井川恵右、池田町池田安曇病院内、長野県厚生連安曇総合病院労働組合 執行委員長 山内優、大町市掘六日町、大北地区労働組合連合会 議長 赤石好和。
この件を、社会福祉文教常任委員会に。
件名 「鳥獣被害防止特措法」関連予算を、鳥獣捕殺ではなく自然林復元と被害防除に使うこと等を求める意見書提出に関する陳情
陳情者 兵庫県西宮市分銅町1−4、日本熊森協会 会長 森山まり子。
この件を、総務産業建設常任委員会に。
件名 老人医療費給付事業の継続を求める陳情書
陳情者 長野市鶴賀629−1長野東口ビル、長野県医療団体連絡懇談会 県保険医協会 会長 鈴木信光 他3団体。
この件を、社会福祉文教常任委員会に。
件名 保険業法から共済制度の適用除外を求める陳情書
陳情者 茅野市湖東笹原1142、長野県勤労者山岳連盟 会長 清水馨 他3団体。
この件を、総務産業建設常任委員会に。
件名 農地政策の見直しに関する要請
陳情者 松川村76−5、松川村農業委員会 会長 榛葉良行。
この件を、総務産業建設常任委員会に。
件名 農業委員会の必置規制の堅持に関する要請
陳情者 松川村76−5、松川村農業委員会 会長 榛葉良行。
この件を、総務産業建設常任委員会に。
それぞれ付託したいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(甲斐澤明君) 異議なしと認めます。
よって、以上の件は各常任委員会に審査を付託します。
以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
これにて散会をいたします。
御苦労さまでした。
午前10時48分 散会...