奥出雲町議会 > 2021-12-17 >
令和 3年第4回定例会(第4日12月17日)

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  1. 奥出雲町議会 2021-12-17
    令和 3年第4回定例会(第4日12月17日)


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    令和 3年第4回定例会(第4日12月17日)   ──────────────────────────────────── 令和3年 12月(定例)奥 出 雲 町 議 会 会 議 録(第4日)                          令和3年12月17日(金曜日) ────────────────────────────────────             議事日程(第4号)                    令和3年12月17日 午前9時30分開議  日程第1 議案第75号 奥出雲町過疎地域持続的発展特別事業基金条例制定について  日程第2 議案第76号 奥出雲町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第3 議案第79号 奥出雲町過疎地域持続的発展計画の策定について  日程第4 陳情第4号 一般県道木次横田線道路改良工事の要望書      (日程第1〜第4 総務経済常任委員会委員長報告)  日程第5 議案第77号 奥出雲町国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について  日程第6 議案第78号 奥出雲町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について      (日程第5、第6 教育福祉常任委員会委員長報告)  日程第7 議案第81号 令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第8号)提出について  日程第8 議案第82号 令和3年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号)提出について  日程第9 議案第83号 令和3年度奥出雲町介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第10 議案第84号 令和3年度奥出雲町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第11 議案第85号 令和3年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)提出について
     日程第12 議案第86号 令和3年度奥出雲町仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第13 議案第87号 令和3年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第2号)提出について      (日程第7〜第13 予算決算特別委員会委員長報告)  日程第14 陳情第5号 仁多地域統合小学校建設候補地における現三成小学校敷地の見直しと三成市街地町有地の有効活用を求める要望書      (日程第14 学校再編・再開発特別委員会委員長報告)  日程第15 議案第88号 令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第9号)提出について  日程第16 閉会中の継続審査及び継続調査の申し出について    ───────────────────────────────            本日の会議に付した事件  日程第1 議案第75号 奥出雲町過疎地域持続的発展特別事業基金条例制定について  日程第2 議案第76号 奥出雲町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について  日程第3 議案第79号 奥出雲町過疎地域持続的発展計画の策定について  日程第4 陳情第4号 一般県道木次横田線道路改良工事の要望書      (日程第1〜第4 総務経済常任委員会委員長報告)  日程第5 議案第77号 奥出雲町国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について  日程第6 議案第78号 奥出雲町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について      (日程第5、第6 教育福祉常任委員会委員長報告)  日程第7 議案第81号 令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第8号)提出について  日程第8 議案第82号 令和3年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号)提出について  日程第9 議案第83号 令和3年度奥出雲町介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第10 議案第84号 令和3年度奥出雲町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第11 議案第85号 令和3年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)提出について  日程第12 議案第86号 令和3年度奥出雲町仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について  日程第13 議案第87号 令和3年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第2号)提出について      (日程第7〜第13 予算決算特別委員会委員長報告)  日程第14 陳情第5号 仁多地域統合小学校建設候補地における現三成小学校敷地の見直しと三成市街地町有地の有効活用を求める要望書      (日程第14 学校再編・再開発特別委員会委員長報告)  日程第15 議案第88号 令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第9号)提出について  日程第16 閉会中の継続審査及び継続調査の申し出について   ───────────────────────────────              出席議員(13名)     1番 高 橋 恵美子君     2番 北 村 千 寿君     3番 糸 原 文 昭君     4番 内 田 裕 紀君     5番 小田川 謙 一君     6番 田 食 道 弘君     7番 糸 原 壽 之君     8番 景 山 利 則君     9番 内 田 雅 人君     10番 石 原 武 志君     12番 内 田 精 彦君     13番 大 垣 照 子君     14番 藤 原 充 博君   ───────────────────────────────              欠席議員(1名)     11番 川 西 明 徳君   ───────────────────────────────              欠  員(なし)   ───────────────────────────────             事務局出席職員職氏名 局長 ───── 石 原 重 夫君  企画員 ──── 石 原 達 也君   ───────────────────────────────           説明のため出席した者の職氏名 町長 ───── 勝 田 康 則君  副町長 ──── 藤 原   努君 教育長 ──── 松 田 武 彦君  総務課長補佐── 糸 原 和 弘君 商工観光課長 ─ 本 山 宏 人君  企画財政課長 ─ 江 角   啓君 健康福祉課長 ─ 杠   康 彦君  農業振興課長 ─ 荒 川 佳 史君 水道課長 ─── 千 原 明 浩君 地域づくり推進課長 ───────────────── 高 尾 昭 浩君 教育魅力課長 ─ 永 瀬 克 己君  農林土木課長 ─ 秋 田 和 浩君 結婚・子育て応援課長 ──────────────── 吉 川 明 広君 福祉事務所長 ─ 森 田 近 子君  病院事務長 ── 中 西 修 一君 建設課長 ─── 松 原 三 美君  会計管理者 ── 田 中   修君 町民課長 ─── 石 原 和 夫君  税務課長 ─── 岡 田 光 弘君   ───────────────────────────────             午前9時50分開議 ○議長(藤原 充博君) おはようございます。  新型コロナ、小学校、木次線など、いろいろあった1年でございましたが、今日が今年最後の本会議となりました。終わりよければ全てよしとも申します。今年1年を締めくくる、実りある質疑をお願いいたします。  ただいまの出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  総務経済常任委員会委員長より、先般実施された行政視察研修について報告したい旨、申出がありますので、これを許します。  10番、石原武志総務経済常任委員会委員長。 ○総務経済常任委員会委員長(石原 武志君) 総務経済常任委員会行政視察報告をいたします。報告書を朗読し、報告といたします。  令和3年12月奥出雲町議会定例会総務経済常任委員会行政視察研修報告。令和3年12月17日。奥出雲町議会議長、藤原充博様。総務経済常任委員会委員長、石原武志。  1、視察日程、令和3年11月4日から11月5日、2日間でございます。  2、初日の視察先、邑智郡美郷町役場・おおち山くじら研究所。  3、参加者、総務経済常任委員会委員7名、議長、地域づくり振興課長農業振興課長、同課担当者議会事務局長、計12名であります。  4としまして、視察内容・感想でございます。美郷町は県の中央部に位置し、中国山地沿いで江の川が貫流する本町に似た環境の町であります。害獣被害は本町同様に多い。特にイノシシの駆除・被害対策においては特徴的な手法を採用。以前より麻布大学と連携を図り、生態研究を捕獲に生かした害獣対策の取組を実行しておられます。  実情を学び、本町の駆除対策に生かすべく視察をいたしました。短い時間ではありましたが、内容は専門的で、イノシシの習性や生態を熟知し対策に生かしておられ、質問も活発に行われました。本町の状況とは全く異なり、まさに目からうろこが落ちる研修内容でございました。  特徴として以下4点上げます。  1として、被害者、農業者でございますが、それによる駆除班を組織し、狩猟免許を取得している。猟友会と一線を画し、駆除と狩猟を区別し、狩猟に頼らない害獣駆除方法を採用しております。  2つ目、防護柵、10センチ角のメッシュを使用しているということでございます。うちらのほうは15センチというふうに思っております。また、イノシシの習性を生かした箱わなも活用している。  3として、駆除肉、いわゆるジビエでございますが、これの資源化を図り、まちおこしに利用している。製品としておおち山くじらの缶詰や、残渣を加工し飼料として商品化している。  4として、対策費・補助金の削減、これは、役場が何とかしてくれる、猟師が駆除すればいいとの依存意識から、被害者である農業者が主体となって駆除するという意識改革を実践しているということでございました。  感想でございます。これは委員の感想でございますが、被害対策と狩猟のすみ分けができている。行政も住民も意識改革が必要であると思う。そして、イノシシの習性・生態に合わせた駆除対策が施されている。対策用資材の研究も同様に行っている。捕獲された肉等が資源化され、まちおこしに利活用できている。それと、ぜひとも江口所長、山くじら研究所の所長ですが、これと連携し、本町の害獣対策を促進していきたい。奥出雲町も官民一体となった施策が必要で、何よりまず人づくりが肝要と思う。それと、猟友会と協調し、狩猟免許の獲得や、わな等の購入助成、研修会の開催の検討を希望するという意見がありました。  次に、2日目の視察先でございます。鹿足郡吉賀町役場、むいかいち温泉ゆ・ら・ら、このむいかいち温泉ゆ・ら・らについては初日の夕方視察をしております。  視察参加者でございますが、総務経済常任委員会の委員7名、議長、地域づくり振興課長議会事務局長の10名でございます。  視察内容・感想では、吉賀町、これは旧柿木村と六日市とが合併した町でありまして、県の西端に位置し、山口県、広島県と接し、中国自動車道のインターチェンジを有し、西の玄関口と呼ばれています。デマンド交通温泉施設活性化に取り組まれ、その先進的な事業運営を学びに伺いました。  デマンド交通は、町から委託を受ける2社により運営され、スクールバスも同様に運営されています。デマンド便ドア・ツー・ドアを基本に、高齢者や交通弱者に配慮した運行に、その役割を果たしている実情を学びました。運営する2社のバランスを保ち、既存運送事業者の経営を圧迫しない形で運行・運営されていることに関心を持ちました。  温泉施設の活性化では、本町と同様に指定管理で委託され運営されています。また、吉賀高校について、魅力化・活性化事業で、このままでは学校がなくなってしまうという危機感からサクラマスプロジェクトなどを取り組み始め、地域の子供たちを大きく育てて地域に返すという教育モデルを目指している運動には関心を持ちました。  感想といたしまして、デマンド交通は既存の2社による事業者が担っていて、複雑な問題が少ないようである。デマンド交通でのよい点、予約による不定期運行の導入など、本町にも検討が必要だ。吉賀高校の地元をよく知る地域学習は、横田高校と比較して多いように感じる。サクラマスプロジェクト、再び生まれた川に戻ってくるのネーミングがすばらしいと。そして、中学校では部活の終了時に別便でドア・ツー・ドアにて運行する便もあるということに感銘を受けたなどの意見がありました。  次に、2日目、視察2番目、午後でございますが、津和野町役場、これは旧日原町にございます。それと津和野日本遺産センターを訪ねました。視察参加者は同様でございます。  3、視察内容・感想につきまして、津和野町役場は旧日原共存病院を改修した庁舎で、沖田議長にお迎えいただき庁舎内を案内していただきました。病院を改修した造りで、その特徴・苦心がうかがえました。  日本遺産センターは津和野の町なかにあり、このところ観光客は以前のように戻りつつあるということでございます。平成27年に江戸時代の町の風景を描いた百景図を基にした「津和野町今昔〜百景図を歩く〜」が文化庁による日本遺産制度の認定を受け、以来観光スポットとしてその拠点となっております。案内の方により、当時の町の状況が分かりやすくしのばれる仕組みとなっている、よい印象を受けました。  感想として、センター内には常に説明者がおられるとのことで、観光地としての印象が大変よかった。また、百景図は視覚に訴え理解しやすく、日本遺産をより生かしている。本町にも応用が必要である。また、当時の町並みが残っていて町の魅力に貢献している。町全体を理解するのに必要な施設となっている。百景図を新旧の魅力を持ったまちづくりに生かしている。観光客を呼ぶ魅力が理解できた。以上が感想であります。  今回の視察は、コロナ禍という状況下において視察を受け入れていただいた自治体や施設には大変感謝いたします。また、特筆すべきこととして、執行部の担当課長に同行いただいたことであります。以前は議員のみでの視察でございました。このたび同行いただいたことは、情報の共有ができ、今後の議会運営や提案・審議等に非常に有効であると思っております。多忙の中ではあったと思いますが、時間の工面をいただきました。今後とも同様に願いたく思っております。  以上をもって視察報告といたします。 ○議長(藤原 充博君) それでは、ここでしばらく休憩いたします。ちょっとお待ちください。            午前10時03分休憩   ───────────────────────────────            午前10時05分再開 ○議長(藤原 充博君) それでは、再開いたします。  教育福祉常任委員会委員長より、先般実施された行政視察研修について報告したい旨、申出がありますので、これを許します。  7番、糸原壽之教育福祉常任委員会副委員長。
    教育福祉常任委員会副委員長(糸原 壽之君) 糸原でございます。川西委員長が都合により欠席でございますので、代わりまして行政視察報告をいたします。報告書を朗読いたしまして報告と代えさせていただきます。  令和3年12月奥出雲町議会定例会教育福祉常任委員会行政視察研修報告。令和3年12月17日。奥出雲町議会議長、藤原充博様。教育福祉常任委員会委員長、川西明徳。  視察目的、邑南町の元気館を活用した健康づくり子育て支援若者定住を核としたまちづくりを学ぶ。視察先、島根県邑智郡邑南町。視察日、令和3年11月19日金曜日。参加者、教育福祉常任委員会6名、議長、議会事務局長、計8名。  内容でございますが、元気館といいますのは建物がございまして、健康づくりのために中にちょっとしたプールと、それからアスレチック器具、用具を置いて、そこらで体を鍛えるというような建物でございます。  それでは報告いたします。邑南町は島根県の中部に位置し、農業を基幹産業とする人口1万212人、世帯数4,770世帯の町です。これは令和3年11月30日現在であります。邑南町には料理愛好家も大絶賛する年間限定200頭の未経産黒毛和牛、いわゆる石見和牛を生産する業者、牛舎を持たない完全自然放牧に取り組む酪農家、チョウザメ養殖業者、ピオーネ、サクランボ、ブルーベリー農家など、小規模ながら特色のある生産者が点在しています。  邑南町は、平成16年10月1日に、旧羽須美村、旧瑞穂町、旧石見町の三町村合併により新しく誕生。夢響きあう元気の郷づくりをテーマに、新しいまちづくりがスタートしました。  当日は、よう、きちゃんさって邑南町へと、邑南町議会の石橋議長から歓迎の挨拶で迎え入れられました。  午前中は元気館で、土崎保健課長らから元気館を活用した健康づくりについてお話を伺いました。国保の受診率は、奥出雲町が41.4%、県平均が45から46%の中、邑南町では56.2%と高い受診率を維持しておられるとのことです。日曜日の受診勧奨集団検診個別検診フォローの進め方、特定健診は単独で実施していることなどについて実情を聞きました。  午後からは邑南町役場本庁で、子育て支援若者定住を核としたまちづくりについて、地域みらい課の田村課長からお話を伺いました。介護人材の受入れはどうしているかと質問すると、就労人口は2割が医療、介護関係。矢上高校の進学先も医療系が多い。医療、福祉関係の取得に関しては奨学金を出している。資格取得して町内に就職すると奨学金の返還が免除される。学校再編はやらないと聞くがと尋ねましたら、町長は、何人になったら合併を実行するとか、そういう議論はしない。まずは定住移住対策をとことんやる。例えば、鳥取県の智頭町の森のようちえんをまねして園外保育を充実させ、人数の多い幼稚園から人数の少ない幼稚園に通園を勧めた。4名の幼稚園が10名に増えたとのことでした。  以下、邑南町での視察研修における委員の感想を申し上げます。  元気館は町民の健康づくりの象徴として建設され、今では多くの利用者があり定着していると感じた。このような施設は、かつて多くの自治体が検討した経緯がありますが、ランニングコストの多さと建設に当たって補助金がないことで建設を見合わせたが、邑南町は町民のコンセンサスを十分図り建設されていた。今ではそれが元気な地域づくりの基礎となって、行政が町民の信頼を得、各種の施策推進の基礎となっていると感じた。また、国保の受診率向上に向けた取組は、健康増進への意識レベルが高いことを感じた。保健師さん自身が運動健康指導師としての資格を持ち、町民に丁寧に当たっておられると思った。新鮮に感じたのは、地域公民館へ積極的に出向き、一人一人の健康状況の個別対応でした。また、ここまでいかないにしても、奥出雲にも施設の充実を求めたいと感じた。  集団検診受診勧奨方法として、申込書の配付・回収を集落保健衛生委員さんが行い、積極的な受診の呼びかけをお願いされていることに感心した。個別検診においても、かかりつけ医からの受診勧奨も積極的に行われていた。受診後のフォローがしっかりと行われていた。  元気館の施設については、設備や機器の充実した施設であることに感心した。開館時間が長く9時半から21時まで、時間帯によって利用者の年代が異なっていた。指導者が運動処方について相談に応じていた。95歳のおばあさんが利用しておられ、非常に元気そうであったのには驚いた。  日本一の子育て村構想の開始前データと開始後データにおいて、その人口予測において増加していることに驚きを感じた。また、あらゆる資料が分かりやすく丁寧に作成されており、日々の業務がしっかりと遂行されていると強く感じた。事前に提出した質問事項に対して、分かりやすく丁寧に資料に従って説明がありました。  矢上高校への進学状況については、平成28年度に1年生の定員が120名から90名に減ったが、令和3年度に95名に増えた。矢上高校への町内中学校からの進学率は60%強である。支援策として、通学費用の支援、あるいは県外からの入学促進対応として寮の整備が取り組まれており、横田高校でも参考にできるのではないかと思料する。具体的な学校教育等の質問に対しては、教育委員会より文書にて回答をいただいており感謝する。  参考となる取組は、正しい行政情報、自治会、学校、公民館情報をいかに町民に分かりやすく伝えていく努力をしていた。町民に分かりやすい目標の設定と取組と、そのKPIの設定と検証がなされていた。  子育て支援若者定住を核としたまちづくりについては、出産から子育て、そして高校までの教育について、日本一の子育て村を目指して、子育てするなら邑南町でいうキャッチフレーズのとおり、充実して行き届いた制度や多くの予算を充て、将来をしっかり見通して、説得力ある理論を組み立て取り組んでいた。  また、高校生が減り、学校存続の話になりかねないとき、地元矢上高校生が東大生から教わっている話を聞き、アイデアだなと感じた。別に東大が最高というわけではないが、魅力化ということでは学生は勉強が本分。また、同校産業技術科では畜産を勉強している。仁多牛のある横田高校でなぜできないかと不思議である。  また、学校再編等教育行政質問については、当日担当者不在のため、事前に文書回答をいただきました。その一部を報告いたします。  まず、小・中学校における児童生徒数の減少に伴う学校再編の検討はという質問に対しまして、令和元年度に300人委員会や1000人委員会を開催し、参加者の方から様々な意見をいただき、翌年は学校区単位、地域単位、学校単位を設定し、地域の子供たちにどのように育ってほしいのか、何を実現していくのかというビジョンを共有し、地域、学校、家庭とが一緒になって取り組むことを目的としてモデル地域を設定し、地域の住民や行政、学校・PTAが主体的・創造的な対話を行いながら、一体となって子供たちを育む、地域とともにある学校づくりの取組を進めましたという回答でございます。  また、複式学級の今後についての質問に対しまして、現在、複式学級がある学校は、全8小学校のうち5校。今後児童数の減少が予測され、完全複式校が増えていくことが予想される。複式校における教育課程はA・B年度方式学年別指導で行っている。特に算数科は、直接指導と間接指導の組合せによって行うため難しさがある。現在、算数の授業改善を見据えた2つの授業モデルの実践を行ったり、ガイド学習が形式的にならない授業展開の工夫を行ったりしているというお話でございます。  また、1人1台のタブレットを使った教育指標における学校間での平準化は可能かという質問に対しまして、令和2年度に小・中学校全学年にタブレット端末を整備し、令和3年度には小学校2校、中学校1校のモデル校を設定し、タブレットを使った学習や学習ソフトなどを検証している。また、各学校にICT支援として教員を指名し、学校で使用方法など横の連携等を取りながら活用方法を研究しているというお返事でございました。  また、スクールバスドライバーの雇用条件についての質問に対しましては、車両の運転に当たっては、道路交通法に規定する大型第二種免許を所有する者、または大型第一種免許を所有し、かつ国土交通大臣が認定する講習を修了した者に運転させるものとしている。また、運転者の年齢は70歳未満の者。ただし、運転者の採用が困難な場合、満70歳以上の者は運転を開始する日の1年以内に健康診断及び運転適性検査を受け、異常がなかった場合、新たに1か年度運転者登録する。また、65歳以上の者には国土交通大臣が認める適性診断を義務づけているとのお返事。  ドライバーを確保する上での採用手段についてという質問に対しまして、運行委託業者の方針により採用されているということでした。  また、スクールバスでの通学となっているが、現在の運行状況を知りたいという質問に対しまして、体制は現在、地元運行業者2社に委託し、各学校のスクールバスを運行しているということでございました。  以上が視察概要でございますが、最後に、結びに、学校再編等の特に取り組むべき点として以下の7点を上げ、ここに提言するとした。2年前の教育福祉常任委員会行政視察研修報告を様々な点において本町に生かせることを学んだことを再確認します。提言でございます。  1つ、児童生徒や保護者、住民の不安と不信感を払拭するために、丁寧な説明を重ねること。  2つ、再編計画は、中学校も含め全町的な視野に立った教育方針に基づくものにする必要があること。  3つ目、再編計画に通学や放課後児童クラブに対しての考え方を盛り込むこと。  4つ目、再編計画に基づき、推進していく組織体制が必要であること。  再編の進め方において、校区ごとの意見交換に加え、再編対象校の保護者や地域住民が合同で検討できる機会が必要であること。  6つ目、再編の合意形成は、保護者との意見交換で不安解消を図り、保護者の意向を踏まえて地域説明を行うなど、段階を経て進めていく手順の工夫が必要であること。  最後、7番目、議会として現状把握と研究を行い、住民との対話の場を積極的に設けること。  多くの項目が現在の検討の指針になっていることを確信しました。議会はもとより、一層奥出雲町の子供たちにどんな学びを保障していくのかの責務を果たせるかが求められていることを自覚しました。  以上、教育福祉常任委員会行政視察研修報告を終わります。 ○議長(藤原 充博君) 次に、広報公聴常任委員会委員長より、先般実施された行政視察研修について報告したい旨、申出がありますので、これを許します。  7番、糸原壽之広報公聴常任委員会委員長。 ○広報公聴常任委員会委員長(糸原 壽之君) 広報公聴委員会、糸原でございます。それでは、引き続きまして私になりますけども、広報公聴常任委員会の視察研修報告をさせていただきます。  令和3年12月奥出雲町議会定例会、広報公聴常任委員会視察研修報告。令和3年12月17日。奥出雲町議会議長、藤原充博様。広報公聴常任委員会委員長、糸原壽之。  1つ、視察日程、令和3年11月18日木曜日。  2つ目、視察地及び視察目的、島根県浜田市議会、はまだ市民一日議会の視察を行いました。  3つ目、視察者、奥出雲町議会広報公聴常任委員会委員7名、議長、そして議会事務局長、9名で視察を行いました。  4つ目、内容でございます。奥出雲町議会は本年より、議会だよりを作成してきた広報特別委員会を、これからは以前にも増して町民の皆様の多くの声を聞き、議会及び町政に反映していく公聴の分野を一層充実していくため、広報公聴常任委員会として新たにスタートしました。  そこでまず、事業実施の具体的な参考に、島根県浜田市議会が今年取り組まれました、はまだ市民一日議会について視察を行いました。  御承知のように、浜田市は令和3年4月1日現在、人口5万2,145人、世帯数2万5,973世帯、市制は1市3町の合併で、平成17年10月1日施行であります。県内3番目の人口で、浜田商魚港、島根県立大学、石州和紙ユネスコ無形文化遺産登録などがあります。一方、議会は、議員数22名で4会派、総務文教、福祉環境、産業建設の3つの常任委員会と予算決算委員会と議会広報広聴委員会があり、活発に活動されています。平均年齢は61歳です。  広報広聴委員会は10人で、市民の声を第一に聴くことから始めようを基本として、議会活動を推進しておられます。  そこで、市民が議場で思いを述べるをキャッチフレーズに、市民が議会の議場で意見を述べ、それを議員が聞く、はまだ市民一日議会を本年7月11日に開催されました。  視察に当たっては、浜田市役所におきまして浜田市議会、笹田卓議長の歓迎の御挨拶をいただいた後、説明は同市議会、三浦大紀広報広聴委員会委員長、同じく村武まゆみ副委員長、そして議会事務局主事の3人に対応していただき、3人の方からそれぞれ説明を受けました。  浜田市議会の広聴は、市民の声を聞き政策に反映させるための具体的な情報の収集方法として、1つ、収集情報の増量のため地域協議会との意見交換の実施、はまだ市民一日議会の開催、議会だより読者アンケートの実施をする。2つ目、市民の声の議会への反映度の向上のため、各常任委員会での取扱いの向上を図る政策討論会の実施、政策形成サイクルの定着化を検討する。  また、広報におきましては、議会が情報をどのように扱ったかを市民に知らせるための情報提供として、1つ、提供情報の増量のため、議会だよりの増刊、各議員のウェブサイト等をリンクさせる。また、情報の平明化のため、議会だよりのリニューアル、提供情報の整理、新企画、ウェブとの連動などを行っているとのことでありました。  そこで、こうしたことの推進に当たって検討した結果、コロナ禍で議会報告会などの開催を見送る中、議会の広聴機能を低下させないために、市民の声を議場で全議員が聞く、はまだ市民一日議会の開催に至ったとのことでありました。開催までの経過は、はまだ市民一日議会の実施については近年、議会報告会、市独自の取組である地域井戸端会議の広報広聴活動への市民の出席者が減っていることなどを踏まえ、これを広報広聴委員会で取り組むこととした。これが令和2年9月7日でございます。そして、以来、一日議会開催の令和3年7月11日まで、議員の共通認識の醸成、開催要項などを協議決定のため、委員会13回、議員全員協議会を7回開き、十分な意思統一を図ったとのことであります。  一日議会開催要領は、まず、発言者は浜田市内在住、在勤もしくは在学生とする。発言内容は市政や議会に関することとし、1人1テーマとして、発言時間は1人5分以内、意見を述べる方は10人を募集することとしたとのことでありました。そして、開催後の発言者の対応としては、議員全員協議会で意見を協議し、対応結果を本人に知らせる。取材や報道はユーチューブで録画配信、報道機関へは撮影や取材を許可した。議会だよりにも掲載し市民に周知するなどの要領で実施することとされたそうです。  意見発表者の募集周知は、大人、子供用に分けてチラシを作成し、市内各所に貼った。また、議員が出演しCATV、有線テレビで告知放送をし、参加募集した。また、公用車へ募集チラシを貼るなど、十分な宣伝募集を行ったそうです。  結果、18人、うち女性約半分の8人の方に発言してもらうこととし、予定10人を8人もオーバーしましたが、18人全員に意見を述べてもらったとのことであります。  意見の内容は、小学生のサッカー場整備の要望から、子供に優しいまちづくり、自然保護、環境保護や整備、地域間交流の推進、国際交流(地方の外交)、地域イベントの開催、介護福祉施策、健康増進、人権・性教育、観光推進、労働環境、少子高齢化対策など、多岐にわたる意見が述べられたとのことでした。  その後、意見は全員協議会で協議し、委員会所管とするもの、議員個人扱いとするもの、議会全体での対応とするものに仕分けし、発言者へ協議結果を知らせ、その経過はウェブや議会だよりで報告を行い、対応は随時推進中とのことであります。なお、意見発表者の年齢、性別、参加のきっかけ理由、参加への満足度など、また、一日議会傍聴者の年齢、性別、傍聴の満足度などの割合をグラフにして公表し、継続性につなげ、市民に浸透を図ったとのことです。  以上が浜田市議会広報広聴委員会で主管して行われた、議会の広聴機能の充実を図る見地で実施の、島根県では例のない、はまだ市民一日議会の概要です。  以上、広報公聴常任委員会の浜田市議会視察の報告を終わります。 ○議長(藤原 充博君) 以上で諸般の報告を終わります。  これより議事に入ります。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第1 議案第75号 から 日程第4 陳情第4号 ○議長(藤原 充博君) 日程第1、議案第75号、奥出雲町過疎地域持続的発展特別事業基金条例制定について、日程第2、議案第76号、奥出雲町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について、日程第3、議案第79号、奥出雲町過疎地域持続的発展計画の策定について、日程第4、陳情第4号、一般県道木次横田線道路改良工事の要望書、以上の4議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  本案につきましては、去る12月6日の本会議におきまして、総務経済常任委員会へ付託をいたしております。その審査結果について、会議規則第77条、第94条第1項及び第95条の規定により、委員長から報告を求めます。  10番、石原武志総務経済常任委員会委員長。 ○総務経済常任委員会委員長(石原 武志君) 10番、石原でございます。  令和3年奥出雲町議会12月定例会、総務経済常任委員会委員長報告。令和3年12月17日。奥出雲町議会議長、藤原充博様。総務経済常任委員会委員長、石原武志。  令和3年奥出雲町議会12月定例会、12月6日の本会議において、当委員会に付託になりました議案第75号、議案第76号、議案第79号の3議案及び陳情1件について、会議規則第77条、第94条第1項及び第95条の規定により報告いたします。  1、常任委員会開催日、令和3年12月9日木曜日。出席委員、7名。説明出席者、総務課長、企画財政課長商工観光課長農業振興課長地域づくり推進課長農林土木課長建設課長会計管理者、農業委員会事務局長、税務課長、議会事務局長。  審査案件及び審査概要と審査結果。議案第75号、奥出雲町過疎地域持続的発展特別事業基金条例制定について。審査概要は、奥出雲町過疎地域持続的発展特別事業基金を設置するものであり、質問・意見等については特にございませんでした。  審査結果は、全会一致、原案可決であります。  次に、議案第76号、奥出雲町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定について。審査概要は、過疎地域自立促進特別措置法の失効及び過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の施行に伴い所要の改正を行うもので、委員会での質問・意見等は特にございませんでした。  審査結果、全会一致、原案可決であります。  次に、議案第79号、奥出雲町過疎地域持続的発展計画の策定について。審査概要では、奥出雲町過疎地域持続的発展計画を策定するものであり、質問あるいは意見等については特にございませんでした。  審査結果、全会一致、原案可決であります。  次に、陳情第4号、一般県道木次横田線道路改良工事の要望書。審査概要、本路線は町道改修工事路線と交差する道路で、継続して拡張工事を行っている。3工区ある要望で、主要地方道及び大型農道等とも交差する通学・通勤などの多数の町民が利用する生活路線で、早期完成を望むものであります。陳情に至る経過や付近の状況など詳細に確認いたしました。また、陳情者の組織等についても確認をいたしました。  審査結果、全会一致、採択であります。  以上、総務経済常任委員会委員長報告を終わります。 ○議長(藤原 充博君) 以上で委員長報告を終わります。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  議案第75号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第76号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第79号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、陳情第4号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。  これより討論を行います。  初めに、議案第75号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第75号について討論を終わります。  次に、議案第76号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第76号について討論を終わります。
     次に、議案第79号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第79号について討論を終わります。  陳情第4号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。  日程第1、議案第75号、奥出雲町過疎地域持続的発展特別事業基金条例制定についてを採択いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第75号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第2、議案第76号、奥出雲町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第76号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第3、議案第79号、奥出雲町過疎地域持続的発展計画の策定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第79号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第4、陳情第4号、一般県道木次横田線道路改良工事の要望書を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、採択であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、陳情第4号は、委員長報告のとおり採択されました。  ここでしばらく休憩といたします。11時5分に再開いたします。            午前10時53分休憩   ───────────────────────────────            午前11時04分再開 ○議長(藤原 充博君) ただいまの出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第5 議案第77号 及び 日程第6 議案第78号 ○議長(藤原 充博君) それでは、日程第5、議案第77号、奥出雲町国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について、日程第6、議案第78号、奥出雲町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について、以上の2議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  本案につきましては、去る12月6日の本会議におきまして、教育福祉常任委員会へ付託をいたしております。その審査結果について、会議規則第77条の規定により、委員長から報告を求めます。  7番、糸原壽之教育福祉常任委員会副委員長。 ○教育福祉常任委員会副委員長(糸原 壽之君) 糸原ですけども、川西委員長が、先ほども申しましたように所用で欠席でございますので、代わりまして副委員長、糸原、私が報告をさせていただきます。  令和3年12月17日。令和3年奥出雲町議会12月定例会、教育福祉常任委員会委員長報告奥出雲町議会議長、藤原充博様。教育福祉常任委員会委員長、川西明徳。  令和3年奥出雲町議会12月定例会、12月6日の本会議において、当委員会に付託されました下記議案について、会議規則第77条の規定により報告いたします。  1つ、常任委員会開催日、令和3年12月10日金曜日。  2、出席委員、6名。  3、説明出席者、健康福祉課長水道課長教育魅力課長、結婚・子育て応援課長福祉事務所長病院事務長、町民課長、以上でございます。  それでは、審査案件及び審査の概要と審査結果であります。  まず、議案第77号、奥出雲町国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について。審査概要、出産育児一時金として40万4,000円を出してたのを、改正して40万8,000円に。必要があると認めるときは3万円を上限として加算するとのことの説明を求めますと、条例で定める額と、規則で定める額を合わせて42万円支給するということになっている。規則で定める額は産科医療補償制度。これに係る掛金分を規則のほうで定めて、一時金として出す。このたび補償制度の掛金が4,000円引下げとなったが、国の審議会で決まった子育て支援の観点から総額は確保し、総額を変えないように支給差額分を条例で引き上げるものだとの答弁でありました。  審査結果、全会一致、原案可決であります。  続きまして、議案第78号、奥出雲町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について。審査概要、放課後児童健全育成の運営に関する基準を定める条例では令和2年3月31日になっているがとの質問に対しまして、令和元年に省令の改正を行い、その時点では職員の配置ができていたが、今年になって、まだ研修が終わっていない職員と今後職員として配置する方の研修が終わっていなかったので遡及させていただいたとの説明、答弁でありました。  審査結果、全会一致、原案可決であります。  以上、教育福祉常任委員会の議案審査の報告を終わります。 ○議長(藤原 充博君) これより委員長報告に対する質疑を行います。  初めに、議案第77号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第78号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。  これより討論を行います。  初めに、議案第77号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第77号について討論を終わります。  次に、議案第78号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第78号について討論を終わります。  これより採決を行います。  日程第5、議案第77号、奥出雲町国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第77号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第6、議案第78号、奥出雲町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第78号は、委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第7 議案第81号 から 日程第13 議案第87号 ○議長(藤原 充博君) 続きまして、日程第7、議案第81号、令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第8号)提出について、日程第8、議案第82号、令和3年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号)提出について、日程第9、議案第83号、令和3年度奥出雲町介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第10、議案第84号、令和3年度奥出雲町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第11、議案第85号、令和3年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)提出について、日程第12、議案第86号、令和3年度奥出雲町仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について、日程第13、議案第87号、令和3年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第2号)提出について、以上の7議案につきましては、会議規則第37条の規定により、一括して議題といたします。  本案につきましては、去る12月6日の本会議におきまして、予算決算特別委員会へ付託しております。その審査結果につき、会議規則第77条の規定により、委員長から報告を求めます。  8番、景山利則予算決算特別委員会委員長。 ○予算決算特別委員会委員長(景山 利則君) 予算決算特別委員会委員長報告を行います。報告書を朗読し、これに代えさせていただきます。  令和3年12月17日。令和3年奥出雲町議会12月定例会、予算決算特別委員会委員長報告奥出雲町議会議長、藤原充博様。予算決算特別委員会委員長、景山利則。  令和3年奥出雲町議会12月定例会、12月6日の本会議において、予算決算特別委員会に付託されました下記議案の審議経過及び審査の結果について、会議規則第77条の規定により報告いたします。  記。開催日、令和3年12月9日木曜日、14日火曜日。審査付託議案、7議案。議案第81号、令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第8号)提出について、議案第82号、令和3年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号)提出について、議案第83号、令和3年度奥出雲町介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第2号)提出について、議案第84号、令和3年度奥出雲町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について、議案第85号、令和3年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)提出について、議案第86号、令和3年度奥出雲町仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について、議案第87号、令和3年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第2号)提出について。  出席委員数、12月9日、13人、12月14日、13人。  審議経過について。当委員会では、去る12月9日に執行部全課かい長出席の下、全体質疑を行い、その後、各小委員会へ審査を付託しました。12月14日に再度委員会を開催し、各小委員会委員長より一般会計の分割審査並びに特別会計の結果報告を受けた後、全体での審議を行い、予算決算特別委員会として7議案について採決を行いました。  2、審査の内容、概要であります。  議案第81号、令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第8号)提出について。本議案の一般会計補正予算額は4億3,376万5,000円であり、補正後の予算総額は156億4,877万8,000円となっております。  主な補正内容については、ふるさと応援寄附関連経費1億945万7,000円、子育て世帯臨時特別給付金8,000万円、新型ほだ木導入に係る生産支援事業5,513万7,000円、事業継続特別給付金1,800万円、豪雨災害に係る災害復旧費の農業用施設災害復旧事業3,090万円、農地災害復旧事業2,060万円、林地災害復旧事業1,666万円、林業施設災害復旧事業321万円、公共土木施設災害復旧事業560万円等が計上されております。  12月9日の全体質疑においては、一般会計補正予算に関する説明書により歳入は一括して行い、歳出は款別に質疑を行いました。  歳入では、次の質疑がありました。  子育て世帯臨時特別給付金給付事業補助金8,000万円の現金・クーポン券の給付割合と対応、災害復旧費県補助金2,925万円の内容、ふるさと応援寄附金7,240万円の寄附者の別、教育振興寄附金1,000万円の使途内容等について確認が行われました。  歳出では、次の質疑がありました。  総務費では、佐白温泉経営安定化助成金300万円に係る補助金総額、横田コミュニティセンター管理費4万1,000円の内容、国県補助金等返還金1,238万8,000円の内訳等について。
     民生費では、障害児通所給付費127万2,000円、児童生徒医療費助成事業470万9,000円、幼児用室内遊具購入費100万円、業務委託料220万円の内容等について。  衛生費では、感染症予防費56万5,000円、健康管理システム改修費551万6,000円の内容、最終処分場施設基本構想等策定費、減額1,190万2,000円に係る減額内容等について。  農林水産業費では、水田農業経営安定推進対策事業25万円の内容、農地利用集積協力金529万円の集積面積、新型ほだ木導入に係る生産支援事業5,513万7,000円のほだ木の本数と補助先等について。  商工費では、事業継続特別給付金1,800万円の給付実態等について。  土木費では、急傾斜地崩壊対策事業100万円の内容等について。  教育費では、学校プール管理費、減額290万円、小学校施設管理費242万5,000円、特別支援学級開設費352万円、中学校教室改修費214万円、地域学習拠点施設運営費57万4,000円の内容、開発予定地埋蔵文化財発掘調査事業291万2,000円の進捗状況、三成公園プール管理費、減額250万円に係る減額内容等についてなど、詳細な質疑が行われました。  債務負担行為では、一般社団法人奥出雲町農業公社が行う事業に係る貸付資金損失補償限度額、減額1,000万円に係る減額内容について詳細な質疑が行われました。  12月14日に招集した予算決算特別委員会では、各小委員会委員長より審査報告がありました。  総務経済小委員会からは、歳入については特になかったこと。歳出については、総務費では財産管理費、役場庁舎施設感染症対策改修事業345万3,000円について、工事内容はトイレの洋式化やフラッシュ弁の自動化への取組による感染症対策であること等を確認したこと。  企画費、ふるさと応援寄附関連経費、寄附金の増による積立金等1億945万7,000円について、11月末現在8,500件で1億9,300万円の寄附がある。頂いた寄附金は積立金に、返礼品費用とその他PR費用を含めた返礼品経費は、積立金を使わず一般財源で対応していることを確認したこと。  情報通信管理費、CATV施設等支障移転費670万円について、支障移転が必要になった中国電力柱に共架した情報ケーブルの移転費用等の経費の補正であることを確認したこと。  ダム対策費、佐白温泉経営安定化助成金300万円について、指定管理に出している温泉施設への支援であり、他の指定管理施設も同様にコロナ禍の厳しい現状にあると思われるので、公平な支援をすべきとの意見に対し、今後、三セクも含め、状況を見極め検討する旨を確認したこと。  諸費、国県補助金等返還金31万3,000円について、中山間地域等直接支払交付金令和2年度過年度分において、一部耕作できなかった、また、公共用地に変わったとかの理由で返還が生じたものであることを確認したこと。  農林水産業費では、農村交流促進事業費、玉峰山荘設備修繕費165万円について、前年工事の対象外で、修理項目には組み込まれていなかった浄化槽のブロア修繕であることを確認したこと。  農道整備事業費、農道維持管理費80万円について、三沢鴨倉農道の落石対策の簡易防護柵40メートルの工事であることを確認したこと。  ため池整備事業費、農村地域防災減災事業55万円について、県が事業主体の耐震強度不足の防災重点ため池工事に対する負担金であることを確認したこと。  特用林産振興費、新型ほだ木導入に係る生産支援事業5,513万7,000円について、入替え支援目標は5割で、そのうち4割は12月から3月にかけて入れ替えする。残りの1割は来年度以降になることを確認したこと。  商工費では、商工業振興費、事業継続特別給付金1,800万円について、事業者支援分として追加交付になった地方創生臨時交付金で、基本的には町の事業対応となることを確認したこと。  土木費では、橋梁管理費、スサノオ大橋橋梁点検35万円について、場所と内容を確認したこと。  災害復旧費では、農業用施設・農地・公共土木等の災害復旧工事について、年度内の工事発注が急がれるが、県下での災害箇所は膨大なものがあり、県の査定が追いつかない状況にあること。また、農災については農業者の収入に直結するので、その点は十分考慮して発注していくこと。また、事業者の工事施工能力や事務手続等により、一挙に全部の工事発注はできないことから、残りの部分は次年度の当初予算で計上予定であることを確認したことなど、詳細な審議の結果が報告されました。  教育福祉小委員会からは、歳入については特になかったこと。歳出については、総務費では諸費、国県補助金等返還金、過年度超過交付分精算返還金について、令和元年度の繰越分であり、令和2年3月末までに購入したものについての国県補助金であることを確認したこと。  民生費では、児童福祉総務費、子育て世帯臨時特別給付金8,000万円について、対象児童は約1,500人で、令和3年12月27日に1人につき5万円の先行支給することを確認したこと。  保育所費、保育所障がい児保育事業158万4,000円について、障害のある児童の保育に必要な保育士の配置をした場合に要する費用であることを確認したこと。  衛生費では、健康増進事業費、健康管理システム改修費551万6,000円について、マイナンバー制度を活用し、自身や協会けんぽ等の検診結果等が閲覧できるよう改修していくことを確認したこと。  じんかい処理費、最終処分場施設基本構想等策定費、減額1,190万2,000円について、広域化は令和14年を想定、奥出雲町の最終処分場の処理能力は令和11年ぐらいを想定している。処理できない間は、民間委託も考えられることを確認したこと。  土木費では、公共下水道費、公共下水道事業特別会計繰出金26万3,000円について、今後、石油が上がれば電気料にも影響が出てくる。今回の補正は3月末までのものであることを確認したこと。  教育費では、小学校教育振興費、教育用ICT機器整備事業ゼロ円、教育振興寄附金充当に伴う財源更正について、活用については初年度であり十分ではないが、試行錯誤しながらやっていること。環境については、ある程度対応できていることを確認したこと。  教育指導費、学びのサポート事業ゼロ円、教育振興寄附金充当に伴う財源更正について、以前は各学校に司書が配置されていたが、現在は学びのサポーターを配置し、生徒のフォローアップをしているということについて確認したことなど、詳細な審議の結果が報告されました。  議案第82号、令和3年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号)提出について。教育福祉予算決算小委員会委員長から、小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  議案第83号、令和3年度奥出雲町介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第2号)提出について。この施設は古い施設で老朽化しており、地震に不安がある。施設の検証・検査はきちんとしてあるのかということについて、専門家にも意見を聞き、改修の話はずっと進めてきた。運用している仁多福祉会とも協議を重ねているが、議論の焦点は、現在81床の規模について、今後の高齢者人口の推移を見極めながら適正規模について話し合っている状況であるという説明を受けたことなど、教育福祉予算決算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  議案第84号、令和3年度奥出雲町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)提出について。教育福祉予算決算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  議案第85号、令和3年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)提出について。汚泥引き抜き量が今後も増えるのではということについて、汚泥は木次クリーンセンターで一括処理している。現在、合併浄化槽の抜き取った汚泥は、農業集落排水処理施設の前処理槽に入れて一緒に処理している。公共下水道、農業集落排水とで去年が5,900万円の負担だが、今年度、令和3年度の負担金は4,520万円で約500万円の経費削減になるとの説明を受けたことなど、教育福祉予算決算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  議案第86号、令和3年度奥出雲町仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出について。総務経済予算決算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  議案第87号、令和3年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第2号)提出について。教育福祉予算決算小委員会委員長から小委員会における審査報告を受けた後、全体審査を行いました。  3、審査結果。議案第81号、議案第82号、議案第83号、議案第84号、議案第85号、議案第86号、議案第87号は、いずれも全会一致で原案可決としました。  以上、今期予算決算特別委員会に付託されました7議案の審査概要と審査結果を述べ、報告といたします。 ○議長(藤原 充博君) 以上で委員長報告を終わります。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。  初めに、議案第81号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第82号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第83号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第84号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第85号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第86号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、次に、議案第87号について質疑を行います。質疑はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。  これより討論を行います。  初めに、議案第81号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第81号について討論を終わります。  次に、議案第82号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第82号について討論を終わります。  次に、議案第83号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第83号について討論を終わります。  次に、議案第84号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第84号について討論を終わります。  次に、議案第85号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第85号について討論を終わります。  次に、議案第86号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第86号について討論を終わります。  次に、議案第87号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第87号について討論を終わります。  これより採決を行います。  日程第7、議案第81号、令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第8号)提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第81号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第8、議案第82号、令和3年度奥出雲町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第3号)提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第82号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第9、議案第83号、令和3年度奥出雲町介護老人保健施設事業特別会計補正予算(第2号)提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第83号は、委員長報告のとおり可決しました。  次に、日程第10、議案第84号、令和3年度奥出雲町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。
     委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第84号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第11、議案第85号、令和3年度奥出雲町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第85号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第12、議案第86号、令和3年度奥出雲町仁多発電事業特別会計補正予算(第1号)提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第86号は、委員長報告のとおり可決されました。  次に、日程第13、議案第87号、令和3年度奥出雲町水道事業会計補正予算(第2号)提出についてを採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第87号は、委員長報告のとおり可決されました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第14 陳情第5号 ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第14、陳情第5号、仁多地域統合小学校建設候補地における現三成小学校敷地の見直しと三成市街地町有地の有効活用を求める要望書を議題といたします。  この陳情につきましては、去る12月6日の本会議におきまして、学校再編・再開発特別委員会へ付託をいたしております。その審査結果について、会議規則第77条、第94条第1項及び第95条の規定により、委員長から報告を求めます。  5番、小田川謙一学校再編・再開発特別委員会委員長。 ○学校再編・再開発特別委員会委員長(小田川謙一君) 学校再編・再開発特別委員会委員長報告を行います。報告書を朗読してこれに代えます。  令和3年12月17日。令和3年奥出雲町議会12月定例会、学校再編・再開発特別委員会委員長報告奥出雲町議会議長、藤原充博様。学校再編・再開発特別委員会委員長、小田川謙一。  令和3年奥出雲町議会12月定例会、12月6日開催の本会議において、当委員会に付託になりました案件について、会議規則第77条、第94条第1項及び第95条の規定により報告いたします。  1、特別委員会開催日、令和3年12月14日火曜日。  2、出席委員、13名。  3、審査案件及び審査概要と審査結果。陳情第5号、仁多地域統合小学校建設候補地における現三成小学校敷地の見直しと三成市街地町有地の有効活用を求める要望。  審査概要。要望内容は2点あり、1点目は、当初商工会等へ説明のあった小中一貫校として現中学校隣接地に建設するという構想から、現三成小学校敷地に建設に変更され、現在校区別協議会に諮られていることにつき、教育委員会にて予定されている教育版タウンミーティングを早期に開催し、広く意見を聴取し、他の候補地への見直し協議を望むもの。  2点目は、奥出雲町総合計画に基づき、奥出雲町まち・ひと・しごと創生総合戦略との整合性を図り、三成小学校跡地等、三成市街地の町有地を多目的施設等の有効活用を図る計画の策定とその実行を望むものであります。  令和3年12月定例会の一般質問においても、多くの議員から同様の質問や要望がありました。早期に町民の意見を広く聴取することは重要であり、陳情は採択すべき内容と判断いたしました。  審査結果。賛成多数で採択であります。  以上、学校再編・再開発特別委員会の委員長報告を終わります。 ○議長(藤原 充博君) 以上で委員長報告を終わります。  これより、委員長報告に対する質疑を行います。  陳情第5号について質疑を行います。質疑はございますか。               〔質疑なし〕 ○議長(藤原 充博君) ないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。  これより討論を行います。  陳情第5号について討論を行います。  討論がございましたら、この陳情に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、陳情第5号について討論を終わります。  これより採決を行います。  日程第14、陳情第5号、仁多地域統合小学校建設候補地における現三成小学校敷地の見直しと三成市街地町有地の有効活用を求める要望書を採決いたします。  陳情第5号に対する委員長報告は、採択であります。  委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、陳情第5号は、委員長報告のとおり採択されました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第15 議案第88号 ○議長(藤原 充博君) 日程第15、議案第88号、令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第9号)提出についてを議題といたします。  それでは、提案理由の説明を求めます。  江角企画財政課長。 ○企画財政課長(江角 啓君) ただいま上程をいただきました議案第88号について、議案を朗読し、御説明をいたします。             〔企画財政課長説明〕   ───────────────────────────────  議案第88号 令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第9号)提出につい        て   ─────────────────────────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。質疑はございますか。  2番、北村議員。 ○議員(2番 北村 千寿君) 連日テレビ等でこのニュースは出ております。対象の方も、町民の方多くいらっしゃると思いますので、詳細とスケジュール等の説明を求めます。 ○議長(藤原 充博君) 吉川結婚・子育て応援課長。 ○結婚・子育て応援課長(吉川 明広君) ただいまの御質問にお答えをいたします。  子育て世帯臨時特別給付金でございます。これにつきましては、コロナ克服新時代改革のための経済対策において、新型コロナの影響が長期化する中で、児童を養育している者の年収が960万円以上、これは扶養親族等が児童2人と配偶者の場合になりますが、この世帯を除き、ゼロ歳から高校3年生までの児童1人当たりに対して10万円相当の臨時特別給付金を支給するものでございます。先ほど財政課長申しましたように、補正予算第8号で初日のほうでは現金5万円の先行給付について提案をさせていただきましたが、その後、国が現金一括給付を認めたため、本町でも現金一括10万円の支給をすることとし、本日、補正予算第9号にて追加の5万円分の支給について上程のほうをさせていただきました。  給付額につきましては、対象児童1人当たり10万円、現金の一括支給でございます。基準日については、令和3年9月30日でございます。  支給対象児童でございます。まず、児童手当、本則給付の令和3年9月の対象となる児童。そして、基準日において支給対象者に養育される高校生と。なお、児童手当の所得制限以内の方に限ります。平成15年4月2日から平成18年4月1日生まれの児童が対象となります。また、基準日において里親等へ委託され、または障害児入所施設等へ入所もしくは入院している高校生の施設入所等の児童、基準日の翌日、9月30日の翌日から令和4年3月31日までの間に出生した児童、以上が支給対象児童になります。  申請につきましては、申請の不要な方と申請が必要な方とに分かれます。まず、申請不要、いわゆるプッシュ型ですが、これにつきましては令和3年9月分の児童手当受給者、対象児童につきましては中学生以下の児童。また、児童手当支給口座を活用できることから、中学生以下の兄弟がいる高校生等についても申請不要といたします。次に、申請が必要な方でございます。児童手当受給者が公務員の方、高校生等のみ養育している方、中学生以下の兄弟がいない高校生です、と、出生により令和3年12月1日以降に児童手当認定請求をした児童手当受給者になります。  支給の予定時期でございます。1回目につきましては、令和3年12月27日。これにつきましては、対象は申請不要のプッシュ型の方のみとなります。次に、申請が必要な方につきましては、令和4年1月、来月、1月下旬を支給予定としております。なお、支給が必要な方につきましては、来週中のところで該当と思われる方に申請書等をお送りさせていただき、また、ホームページ等でアップのほうをさせていただきます。1月14日までに申請のほうをいただければ、1月下旬の2回目の支給に間に合うと思われます。  以上、子育て世帯臨時特別給付金について説明のほうをさせていただきました。 ○議長(藤原 充博君) 子育て以外の分の給付金がありますが。  森田福祉事務所長。 ○福祉事務所長(森田 近子君) 御質問にお答えいたします。住民税非課税世帯等臨時特別給付金についての内容を御説明いたします。  この給付金は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、様々な困難に直面した方々が速やかに生活、暮らしの支援を受けられるよう、住民税非課税世帯等に対して1世帯当たり10万円の現金をプッシュ型で給付するものです。給付額は1世帯当たり10万円になります。  対象者と申請内容について御説明いたします。  1つ目は、世帯全員の令和3年度分の住民税均等割が非課税である世帯、これは収入によって住民税が課税されていない方のみの世帯ということになります。ただし、住民税が課税されているものの、扶養親族等のみから成る世帯を除くとありまして、これは例えば奥出雲町に高齢の御両親がいらっしゃる方、または学生さんなど、町外の住民税が課税されている方の扶養になっている世帯は除くとなっております。この方は、システムのほうから確認書というのがプリントアウトされまして、そこに口座番号と扶養に取ってもらっていないっていうチェック欄があります。それに確認を、チェックを入れていただきまして、扶養に取っていないというそれを確認をいたしますし、口座のほうは町で把握しております世帯主の方の口座番号が記入してありまして、これでよろしいかという確認になります。もしその口座でない口座がいいということでしたら、確認書の下の欄のほうに新しい口座番号を記入する欄がありますので、そこに記入していただきます。  2番目には、先ほどの住民税均等割で非課税世帯でない方で、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変した方で、非課税世帯と同様の事情にあると認められる世帯ということで、家計急変世帯と呼びます。この方は申請が必要になりまして、令和3年の1月以降に1か月の収入が非課税世帯と同等の水準になったという方に対して、給与証明など、1か月の収入が新型コロナウイルスの感染症で給与が下がったっていう証明を確認をさせていただきまして支給をさせていただきます。  令和4年度に入ってからは、この申請をする場合は、令和4年度の住民税非課税が確定された以降は令和4年度の税情報で支給をいたします。この方に対しましては申請が必要ですので、広報等情報の文字放送や有線放送、またホームページと、窓口に相談に来られました方にはチラシや口頭で説明をして申請を促したいと思っております。  基準日のほうは令和3年の12月10日でして、この時点、奥出雲町に住所のある方が対象となります。それ以降に転入された方につきましては、12月10日に住所のあった自治体のほうからの支給になります。  支給予定ですけれども、様々な作業を考慮した結果、2月上旬を予定しておりまして、その後は申請状況を見ながら、大体月2回程度、支給をいたしたいと思っております。以上が概要です。 ○議長(藤原 充博君) ほかに質疑はございますか。  6番、田食議員。 ○議員(6番 田食 道弘君) 先ほど福祉事務所長から説明していただきましたけども、対象者の2つ目のところの給与収入が減っている者については給与明細書等ですぐ証明ができると思うんですけども、個人事業、自営業の方、農業の方、あるいはフリーランス、こういった方はどういった判定をするようになるのか。その点について考え方がもう定まっておるかどうか、説明をお願いしたいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 森田福祉事務所長。 ○福祉事務所長(森田 近子君) 御質問にお答えいたします。  この確認書にチェックを入れていただきまして、基本、本人の申出になりますので、そこまでは資料がなければ求めないというふうな方針になっておりますが、フリーランスの方、何か給与証明みたいなのがありましたら出していただきたいと思いますし、事業主の方は確定申告ですかね、青色申告書などあれば出していただければと思いますが、なければそこまでは求めず、本人の申出というのが基本になっております。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  9番、内田議員。 ○議員(9番 内田 雅人君) 閉会間際っていいますか、非常に迅速にいい決断をされたなと思っておりますけども、これについて、財源についてお聞きしますけども、国庫支出金ということになっておりますが、この子育て世帯の特別給付金については、この補正予算7,757万4,000円ですか、これ全額でないにしろ、まだ国のほうから入らないと思いますけども、年末に支給するというスケジュールで、町の財源で立替えということになるのではないかなと思いますが、そこら辺をちょっと確認したいと思います。 ○議長(藤原 充博君) 江角企画財政課長。 ○企画財政課長(江角 啓君) 質問にお答えをいたします。  国庫補助金につきましては、当面の間入ってこないということになりますので、町が立て替えるという形になろうかと思います。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) 9番、内田議員。 ○議員(9番 内田 雅人君) もう1点お聞きします。当初、政府の方針として1月以降にクーポン券という方針でしたが、それが変更されて、今回年末に現金一括でということです。クーポン券であったり、奥出雲町では商品券って言ったほうが分かりやすいと思いますが、それにしないことによって経費がどれだけ削減となるのか。奥出雲町の場合ですね、それが分かれば教えていただきたいと思います。
    ○議長(藤原 充博君) 江角企画財政課長。 ○企画財政課長(江角 啓君) 先ほどクーポン券にした場合の経費ということでございます。クーポン券につきましては、当初は予定をしておって、国会審議が終わり次第、次の交付に備えてクーポン券の準備もというふうなこともあったわけですけども、これがなくなっておりますので、クーポン券による経費がどのぐらいかかるかというところまでは試算はいたしておりません。以上でございます。 ○議長(藤原 充博君) ほかにございませんか。  ないようでございますので、質疑を終わります。  これより討論を行います。  議案第88号について討論を行います。  討論がございましたら、本案に反対の方から発言を許します。討論はございますか。               〔討論なし〕 ○議長(藤原 充博君) 討論なしと認めます。よって、議案第88号について討論を終わります。  これより採決を行います。  日程第15、議案第88号、令和3年度奥出雲町一般会計補正予算(第9号)提出についてを採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。               〔賛成者挙手〕 ○議長(藤原 充博君) 挙手全員と認めます。よって、議案第88号は、原案のとおり可決されました。   ─────────────・───・─────────────  ◎日程第16 閉会中の継続審査及び継続調査の申し出について ○議長(藤原 充博君) 次に、日程第16、閉会中の継続審査及び継続調査の申し出についてを議題といたします。  お諮りをいたします。会議規則第75条の規定により、閉会中の継続審査及び継続調査の申出があっております。  申出のとおり、閉会中の継続審査及び継続調査とすることに御異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤原 充博君) 異議なしと認めます。よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査及び継続調査とすることに決しました。   ─────────────・───・───────────── ○議長(藤原 充博君) 以上で本定例会に付議されました議案の審議は全て終了いたしました。  これにて令和3年奥出雲町議会12月定例会を閉会といたします。御苦労さまでした。また来年もコロナに負けず頑張りましょう。             午後0時10分閉会   ───────────────────────────────...