議案第71号 令和4年度立山町
一般会計補正予算についてのうち当
委員会所管分についてであります。
教育委員会所管に係る
小学校施設建設等整備事業については、貼付予定の
断熱フィルムの効果についての質疑がありました。夏場は屋外からの熱流入を約36%、冬場は屋内からの熱放出を約23%低減させるものであるとの答弁がありました。
総務課所管に係る
財産管理事業については、登記・
土地鑑定評価委託の概要についての質疑がありました。対象となる国立立山青少年自然の
家職員宿舎跡地の面積は約1,542平方メートルであり、売却に向け、これに含まれる道路部分とその他を分割するために
不動産鑑定等を行うものであるとの答弁がありました。
企画政策課所管に係る
企画一般管理事業については、事業の進め方についての質疑がありました。
デジタル化への第一歩として、
秘書政策係執務室内に保有する約4万枚の文書について仕分と同時に電子化を行うものであり、効果を検証しながら全庁的な実施を検討したいとの答弁がありました。
次に、議案第75号 立山町職員の定年等に関する条例等の一部を改正する条例について、定年延長による新規採用への影響についての質疑があり、
定年引上げ後も、全体の年齢構成や様々な実態を踏まえ、一定数の新規採用を行っていく予定であるとの答弁がありました。
最後に、議案第76号 立山町
地方活力向上地域における
固定資産税の課税免除又は不均一課税に関する条例の一部改正について、免除等の対象となるものについての質疑があり、家屋や構築物、その敷地である土地などが対象であるが、雑種地や森林は対象外であるとの答弁がありました。
採決の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第73号 立山町職員の給与に関する条例及び立山町長、副町長及び教育長の給与に関する条例の一部改正について、議案第74号
立山町議会の議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正について、以上の2つの議案については特段の質疑はなく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、
総務教育常任委員会の
委員長報告を終わります。
6 ◯議長(
岡田健治君) 以上をもちまして、
総務教育常任委員会の
委員長報告を終わります。
産業厚生常任委員会委員長 髪口清隆君。
〔
産業厚生常任委員会委員長 髪口清隆君 登壇〕
7
◯産業厚生常任委員会委員長(
髪口清隆君)
産業厚生常任委員会における審査の経過並びに結果について、ただいまよりご報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案第71号 令和4年度立山町
一般会計補正予算についてのうち当
委員会所管分、議案第72号 令和4年度立山町
水道事業会計補正予算の2件の議案であります。
これらの案件につきましては、慎重審議の結果、お手元に配付しております
委員会審査結果のとおり決しました。
それでは、審査の概要について申し上げます。
議案第71号 令和4年度立山町
一般会計補正予算についてのうち当
委員会所管分についてであります。
健康福祉課所管に係る乳児・
妊産婦健康診査産後ケア事業では、
伴走型子育て支援に係る
オンライン相談体制の詳細を問う質疑がありました。
母子手帳アプリ「母子モ」に機能を追加し、随時または
ネット予約で
オンライン相談を受けられるようにするとの答弁でありました。
住民課所管に係る
環境センター運営事業では、
リサイクル収集袋の購入理由を問う質疑がありました。経年劣化したものの交換と、来年度から
リサイクル収集回数が月3回から2回へ変更することから1回当たりの収集量が増えることへの対応のためとの答弁でありました。
商工観光課所管に係る
グリーンパーク吉峰等施設整備事業では、
オートキャンプ場再整備の内容について問う質疑がありました。令和2年度策定の
立山グランドデザインに基づき現在策定中の基本構想内で検討しているもので、詳細は未定だが、現在の
コテージ棟と
オートキャンプ場をよりグレードの高い施設として再整備する予定であるとの答弁でありました。
美しい
まちづくり推進室に係る地域脱炭素移行・再
エネ推進事業では、
公共施設照明LED化対象の施設について問う質疑がありました。公衆便所や
青少年ホームのほか、公民館では
大森公民館、
利田公民館、
新瀬戸公民館、
新川公民館を予定しているが、その他の公民館等の施設も順次LED化に取り組んでいくとの答弁でありました。
以上、採決の結果、議案第71号 令和4年度立山町
一般会計補正予算のうち当
委員会所管分については、原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案第72号 令和4年度立山町
水道事業会計補正予算では特段の質疑はなく、採決の結果、全て原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、
産業厚生常任委員会の
委員長報告を終わります。
8 ◯議長(
岡田健治君) 以上をもちまして、
産業厚生常任委員会の
委員長報告を終わります。
以上をもって、各
常任委員会委員長の審査結果の報告が終わりました。
委 員 長 報 告 に 対 す る 質 疑
9 ◯議長(
岡田健治君) これより、ただいまの各
常任委員会委員長の審査報告に対する質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
10 ◯議長(
岡田健治君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
討 論( 議 案 第 7 1 号 )
11 ◯議長(
岡田健治君) これより討論に入ります。
議案第71号について討論の通告がありますので、発言を許します。
13番
後藤智文君。
〔13番
後藤智文君 登壇〕
12 ◯13番(
後藤智文君) 議案第71号 令和4年度立山町
一般会計補正予算について反対討論を行います。
今予算に
物価高騰対策児童生徒就学援助事業として、
小中高校生の
新入学児童生徒に対して、たてポで1万ポイントを支給するとされています。
食品だけでなく全ての製品が値上げされている物価高騰に対して、
小中高校生の新入学における費用の負担を軽減するために、
子育て支援としてたてポに1万ポイントを渡すことの取組に関しては大変よいことだと思っています。
物価高騰対策であれば、素直に
児童生徒595人全員に対して支払うべきだと思います。国の予算であり、何の条件も設ける必要はないと思います。
しかし、
マイナンバーカードを取得しないと支払いはできないということに対して反対をいたします。
反対の理由は、
マイナンバーカードをひもづけると支援される、されないの
児童生徒が生まれるのではないかということです。国は
マイナンバーカードを6年間かけてきても半分も満たしていないことから、カードを取得したら2万ポイントをあげるキャンペーンをと、なりふり構わず国民に迫ってきています。国は来年3月まで約4か月で100%に近づけようとしていますが、ニンジンをぶら下げても、そんなに交付率は上がっていません。今朝の
北日本新聞の記事によりますと、11月末で県では55.4%、立山町は58%となっています。
なぜ国民は
マイナンバーカードをつくらないのでしょうか。それは、いろいろな情報が1枚のカードに集約されることに対する不安だと思います。このカードに、個人番号、住所、氏名などの個人情報に、
健康保険証、
運転免許証、そしてその先には銀行口座までひもづけしようとしています。個人の病気や銀行の預金まで丸ごと分かることになり、国が全てを把握するということになります。
万が一紛失したら再発行まで1か月以上かかると言われ、もし
健康保険証や
運転免許証をひもづけていれば、病院や車の運転ができない状況になることが予想されます。何よりも国に対する不信感があるからの理由ではないでしょうか。お金をばらまいても、取得しない国民もたくさんいます。
何よりも
マイナンバーカード取得は任意であり、義務ではありません。今回、こうして
マイナンバー取得を条件とすると、
マイナンバーカードが任意でなくなり、義務化される危惧を持ちます。そして、入学する
児童生徒が支援される、されないといった事態も生まれるのではないでしょうか。
これまでの議会で、私は
マイナンバーカード自体には反対でしたが、普及の予算が国から来たものに対して賛成をしてきました。それは、
マイナンバーカード取得はあくまで町民の任意であり、町職員も頑張っていることから賛成してまいりました。しかし、今回の新入学時支援に対して
マイナンバーカードを取得条件にすることには反対をいたします。
SDGsに「誰一人取り残さない」という言葉があります。原文は「誰一人取り残されない」と書かれています。その言葉のように、
新入学児童生徒に対して支援の手が届きますよう、町の対応をお願いし、反対討論を終わります。
13 ◯議長(
岡田健治君) 以上で後藤議員の討論を終わります。
これをもって、討論を終結いたします。
採 決
14 ◯議長(
岡田健治君) これより、採決をいたします。
まず、議案第73号及び議案第74号を一括採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
15 ◯議長(
岡田健治君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
議案第73号 立山町職員の給与に関する条例及び立山町長、副町長及び教育長の給
与に関する条例の一部改正について
議案第74号
立山町議会の議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正
について
以上の案件に対する
総務教育常任委員会委員長の報告は可決であります。
以上の案件は
総務教育常任委員会委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
16 ◯議長(
岡田健治君)
起立全員であります。よって、以上の案件は原案のとおり可決されました。
次に、議案第71号を採決いたします。
議案第71号 令和4年度立山町
一般会計補正予算について
本案に対する各
常任委員会委員長の報告は可決であります。
本案は各
常任委員会委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
17 ◯議長(
岡田健治君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第72号を採決いたします。
議案第72号 令和4年度立山町
水道事業会計補正予算について
本案に対する
産業厚生常任委員会委員長の報告は可決であります。
本案は
産業厚生常任委員会委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
18 ◯議長(
岡田健治君)
起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第75号及び議案第76号を一括採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
19 ◯議長(
岡田健治君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
議案第75号 立山町職員の定年等に関する条例等の一部を改正する条例について
議案第76号 立山町
地方活力向上地域における
固定資産税の課税免除又は不均一課
税に関する条例の一部改正について
以上の案件に対する
総務教育常任委員会委員長の報告は可決であります。
以上の案件は
総務教育常任委員会委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
20 ◯議長(
岡田健治君)
起立全員であります。よって、以上の案件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
議案第77号から議案第80号まで
21 ◯議長(
岡田健治君) 日程第2 町長より追加提案されました議案第77号 令和4年度立山町
一般会計補正予算についてから議案第80号
児童用端末機器の取得についてまで、以上4件を議題といたします。
提 案 理 由 の 説 明
22 ◯議長(
岡田健治君) 町長より提案理由の説明を求めます。
町長 舟橋貴之君。
〔町長
舟橋貴之君 登壇〕
23 ◯町長(
舟橋貴之君) 本日、議案4件につきまして、追加提案させていただきました。
補正予算に関するもの1件、契約に関するもの1件、土地の取得に関するもの1件、財産の取得に関するもの1件の、合わせて4件であります。
それでは、順次説明いたします。
議案第77号 令和4年度立山町
一般会計補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ791万3,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を134億9,719万9,000円としております。
歳出では、6月
補正予算で計上しておりました
物価高騰対応省エネ型住宅設備切替支援事業補助金につきまして、補助要件としておりました
統一省エネラベルの基準が本年10月に変更となったことに伴い、新しい基準では
補助対象外となってしまうケースが発生することから、要件を見直し、所要の予算を追加するものです。このほか、
原油価格高騰の影響を大きく受ける
運送事業者に対する補助金を新たに計上しております。
歳入では、これらの事業の財源として
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を計上しており、予算総額を予備費で調整しております。
議案第78号
立山IC産業用地造成第1工区
工事請負契約の締結につきましては、12月15日付で
野沢工業株式会社代表取締役 野沢 貢と契約額1億7,468万円で仮契約を締結しましたので、
地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。
議案第79号 土地の取得につきまして、
立山IC産業用地造成事業の用地を取得するため地権者7名と土地売買仮契約を締結しましたので、
地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。
議案第80号
児童用端末機器の取得につきましては、12月12日に
株式会社エージェント代表取締役 四宮浩二と契約額1,889万4,867円で仮契約を締結しましたので、
地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。
以上、追加提案いたしました議案につきまして、慎重にご審議賜りますようお願いいたします。
24 ◯議長(
岡田健治君) 町長の提案理由の説明が終わりました。
質 疑
25 ◯議長(
岡田健治君) これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
26 ◯議長(
岡田健治君) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第77号から議案第80号までの4件については、
立山町議会会議規則第38条第3項の規定により、
委員会付託を省略し、直ちに討論・採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
27 ◯議長(
岡田健治君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
討 論 ・ 採 決
28 ◯議長(
岡田健治君) これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので、採決をいたします。
議案第77号 令和4年度立山町
一般会計補正予算について
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
29 ◯議長(
岡田健治君)
起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第78号及び議案第79号を一括採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
30 ◯議長(
岡田健治君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
議案第78号
立山IC産業用地造成第1工区
工事請負契約の締結について
議案第79号 土地の取得について
以上の案件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
31 ◯議長(
岡田健治君)
起立全員であります。よって、以上の案件は原案のとおり可決されました。
次に、議案第80号を採決いたします。
議案第80号
児童用端末機器の取得について
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
32 ◯議長(
岡田健治君)
起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────
閉会中における各
常任委員会及び
議会運営委員会
並びに各
特別委員会所管事務の
継続審査について
33 ◯議長(
岡田健治君) 日程第3 閉会中における各
常任委員会及び
議会運営委員会並びに各
特別委員会所管事務の
継続審査についての件を議題といたします。
本件については、
立山町議会会議規則第74条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の
所管事務の
継続審査の申出があります。
お諮りいたします。各
常任委員会委員長及び
議会運営委員会委員長並びに各
特別委員会委員長から申出のとおり、閉会中の
所管事務の
継続審査とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
34 ◯議長(
岡田健治君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
─────────────────────────
閉 議 の 宣 告
35 ◯議長(
岡田健治君) 以上をもちまして、今期定例会における提出議案の議事が全て終了いたしました。
今期定例会中、終始熱心にご審議いただきました議員各位に対し、また町長はじめ執行部のご協力に対し深く敬意を表するとともに、厚くお礼を申し上げます。
─────────────────────────
町 長 の 挨 拶
36 ◯議長(
岡田健治君) 町長より挨拶の申出がありますので、これを許可します。
町長 舟橋貴之君。
〔町長
舟橋貴之君 登壇〕
37 ◯町長(
舟橋貴之君) 今月7日から始まりました12月町議会定例会が本日閉会するのに当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
議員各位におかれましては、いずれの議案にも慎重にご審議をいただきまして、併せて、提案いたしました全ての議案につきまして、原案のとおり可決をしていただきまして、誠にありがとうございます。
一般質問では、のどの調子が悪くて大変皆さん方にご迷惑をおかけいたしました。その後、私、実はクリニックのほうに参りまして、保険証ではなく
マイナンバーカードを提出して診療してもらい、そして薬を処方してもらって、このように、今すっきり元気になったところでございます。
今回、
マイナンバーカードについていろいろご異論等ございましたけども、やはり私のように免許証を持っている人間は、顔写真つきで、しかも住所も入っている。そういった証明書を持つことができますが、免許証を持ってない人間、それは高齢者の方だけでなくて、例えば中学生、高校生だったら、学校によっては顔写真つきの、いわゆる学生証は交付されるかもしれませんが、小学生になろうという子どもたちだったら、実は学生証もなければ、そして免許証もないわけであります。
これからは、もうしばらくすれば、私は免許証、保険証じゃなくて、今も持っておりますが、
マイナンバーカードをずっと持ち歩くことによって便利になりますが、できるだけ多くの方々にこの便利さを享受していただければありがたいというふうに思っております。
また、新聞報道によりますと、普通の保険証ではなくて
マイナンバーカードを提出することによって診療報酬が下がるということでございますので、そういったこともありがたいなと思っております。
ところでなんですが、話題は変わりまして、世界の小麦輸出量の1割を占めていたウクライナ産の小麦がロシアの侵攻により輸出ができなくなって、小麦を主食とするアフリカ諸国をはじめ、世界中で食糧不足、食糧危機に陥ったことは、皆さん、ご存じだろうというふうに思っております。
ところが、問題は来年の春なんだそうであります。来年の春の収穫量は、前年春の3割から5割にとどまるという見通しだという報道を先日目にしたところでございます。これもロシアの侵攻によりまして、各地の農場が危険にさらされている上、人手不足やそして燃料の高騰などにより、種まきができていないんだそうであります。つまり、世界中の1割を占めていたウクライナ産の小麦の半分が、実は生産されない可能性が高いということになります。
振り返って、我が国の小麦の輸入量は85%。つまり、我が国は85%も小麦を輸入しております。戦前は輸出をしていたと聞いてびっくりいたしましたが、お金を積んで無理やり小麦を輸入しようとすれば、つまり世界中の小麦の高騰を招き、アフリカをはじめとする途上国の食糧危機に我が国が加担するようなものであろうというふうに私は思ってしまうところであります。
一方、私たちが主食とする米は、乱暴な言い方をすれば、余るほど国内にあります。こうしたときこそ小麦の消費量をできるだけ減らし、代わりに米を消費すればいいのであります。
立山町の学校給食では、月に米粉パンが1回、そして小麦のパンを3回提供しておりましたが、11月からは米粉のパンを月に3回、そして小麦のパンをやめて、残り米飯に変更しております。そして、ご家庭でもお米を食べていただきたいと思います。
このたび、アルプス農業協同組合さんほか農事組合法人の皆さんのご協力をいただきまして、町内の小学校と中学校の
児童生徒に立山町産のお米2キロとみそ600グラムを順次配布することにいたしました。社会福祉協議会の皆さん方にもご協力をいただいております。
ただし、みその製造の都合上、今月から2月にかけて、中学校、あ、もしくは次の小学校、ある小学校という形で順次配布していただきますので、ご理解を賜るようお願いしたいと思います。
終わりになりますが、議員各位におかれましては、ますますご健勝でご活躍いただきますようお祈りいたしまして、私からの閉会のご挨拶といたします。
本日は誠にありがとうございました。
─────────────────────────
閉 会 の 宣 告
38 ◯議長(
岡田健治君) これをもちまして、令和4年12月
立山町議会定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
午後 2時22分 閉会
上記記述の会議録は相違ないことを認め、ここに署名する。
令和4年12月21日
立山町議会議長 岡 田 健 治
立山町議会議員 広 島 秀 一
立山町議会議員 坂 井 立 朗
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